マツダ・アテンザワゴンの維持費は?実は低燃費で家計に優しい!

マツダ・アテンザワゴンは高級感漂う雰囲気を持ち、大人の男性に人気のステーションワゴンです。ラゲッジスペースが大きく荷物がたくさん積める上、クリーンディーゼルエンジンの低燃費が相まって家族旅行するファミリー層にも需要があります。

子供が居るファミリー層は、何かとお金が必要になるため車の維持費にはシビアです。マツダ・アテンザワゴンは家計にやさしい維持費なのでしょうか?詳しく調べてみました。

マツダ・アテンザワゴンの特徴

現在販売されている3代目マツダ・アテンザワゴンの特徴をご紹介します。

低燃費なエンジン

マツダ・アテンザワゴンには、ガソリンエンジンとクリーンディーゼルエンジンの2タイプがあります。スカイアクティブテクノロジーによりガソリンエンジンは約14.6km/L、クリーンディーゼルエンジンは約18.0km/Lと優秀な燃費性能を誇っています。

それでいて馬力もトルクも申し分なく街中で走る低速域から高速道路を走る高速域までストレスなくドライブが可能です。

広々としたラゲッジスペース

最近は人も荷物もたくさん積めるミニバンに人気が集まっていますが、全高が高く大柄なボディは気軽に運転しにくい面もあります。

その点、マツダ・アテンザワゴンは車高はセダン並み、家族4人でのお泊り旅行レベルの荷物なら必要にして十分なラゲッジスペースを確保していることで、ミニバンは大きすぎるという方には人気の車種です。

スタイリッシュなデザイン

最近のマツダ車に共通している特徴は、スタイリッシュなデザインです。マツダ・アテンザワゴンもその一台です。

ボディデザインに採用されている「魂動(こどう)- Soul of Motion」は、躍動的で生命力あふれるデザインでとても人気があります。マツダ車=カッコいいというイメージを植え付けました。

魂動デザインはボディカラーもデザインの一部という考えを持ち、「匠塗 TAKUMINURI」という塗装技術も取り入れています。魂動デザイン×匠塗のボディカラー「ソウルレッドクリスタルメタリック」の組み合わせは特に人気があります。

充実の安全装備

マツダ・アテンザワゴンの全グレードが、先進安全技術を標準装備し「サポカーS・ワイド」に該当しています。

歩行者などを検知しブレーキを自動制御で衝突被害を軽減してくれたり、ギアの入れ間違い・ペダルの踏み間違いによる誤発進を抑制してくれたり、状況に応じて最適な範囲を照らすヘッドライト、車線を逸脱しそうになったら警告してくれるなどなど。多くの先進安全技術が標準装備されています。

マツダ・アテンザワゴンでかかる維持費は年間どのくらい?

車を所有し続けるには、税金をはじめ保険やガソリン代そして駐車場代など「維持費」がかかります。マツダ・アテンザワゴンを1年間維持するために必要な維持費を項目別に調べ合計したところ約29万円ほど必要だとわかりました。維持費を項目別にご紹介します。

税金

車には「自動車税」と「自動車重量税」という税金が課税されます。それぞれの納税する時期と税額を紹介します。

自動車税

自動車税とは、毎年4月1日現在の自動車の所有者に対してかかる税金のことです。自動車税の税額は排気量や年式、エコカー減税の有無によって決まってきます。クリーンディーゼル車はグリーン化特例により新規登録翌年度の自動車税が概ね75%の減税になります。

マツダ・アテンザワゴンの自動車税額は、クリーンディーゼル車の新規登録翌年度は11,500円で以降45,000円、ガソリン車は排気量2.0Lが39,500円、排気量2.5が45,000円になります。

自動車重量税

自動車重量税とは、新車購入時および車検実施時に必要となり自動車の重量と新規登録から13年および18年超過しているかどうかで税額が決まる税金です。マツダ・アテンザワゴンの車両重量は1,450kg~1,710kgまで存在するため自動車重量税区分は1,500kg以下と2,000㎏以下の二つに分かれます。

エコカー減税によりクリーンディーゼル車は新車購入時と初回の車検では全額免税、ガソリン車は25%減税されます。それぞれの自動車重量税の1年あたりの税額は以下になります。

  • クリーンディーゼル車

・新車購入時~初回車検までの5年間:0円(1,500kg、2,000kgともに)
・6年目以降:15,000円÷2=7,500円(1,500kg以下)、20,000円÷2年=10,000円(2,000kg以下)

  • ガソリン車

・新車購入時~3年間:16,800円÷3年=5,600円(1,500kg以下)、22,500円÷3年=7,500円(2,000kg以下)
・13年未満:24,600円÷2年=12,300円(1,500kg以下)、32,800円÷2年=16,400円(2,000kg以下)
・13年経過:34,200円÷2年=17,100円(1,500kg以下)、45,600円÷2年=22,800円(2,000kg以下)
・18年経過:37,800円÷2年=18,900円(1,500kg以下)、50,400円÷2年=25,200円(2,000kg以下)

保険

自動車を運行する場合、必ず加入しなければいけない「自賠責保険」と自賠責保険だけでは補償しきれないためにさらに加入する「任意保険」があります。現在では自賠責保険だけは万が一の時に十分な補償ができなため任意保険にも加入するのが一般的です。

自賠責保険

自賠責保険は、新車購入時および車検切れの中古車購入時に加入する自動車保険です。自賠責保険は次の車検が来るまでの期間をカバーするような期間設定で作られていますので、新車購入時には3年間(37か月)、中古車購入の場合は2年間(25か月)で加入となります。

1年間では、新車購入時が36,780円÷3年=12,260円、初回の車検以降が26,680円÷2年=13,340円となります。

任意保険

任意保険は、「任意」なので加入しなくても車の購入および運行は可能で車検も受けられます。しかし、自賠責保険だけでは補償しきれない重大な事故を起せば取り返しがつきません。

そのため任意保険にも加入し補償をカバーします。任意保険に加入する場合の補償条件で重要視されるのは対人保険と対物保険を無制限にすることです。これが一番安心です。

任意保険は、その車を運転する人の年齢や過去に保険を適用した回数(事故回数とは異なる)、また保険会社や補償内容で保険料が変動します。マツダ・アテンザワゴンの任意保険料金の一例をご紹介します。

・車種:XD
・保険対象者年齢:30歳以上
・等級:17等級
・免許の種類:ゴールド
・年間走行距離:5,000㎞
・運転者:配偶者限定
・対人賠償:無制限
・対物賠償:無制限
・車両保険:あり

  • 保険料:約67,600円

その他費用

車を日々走らせるためのガソリン代をはじめ駐車場の月々の賃料、そして新車なら3年後で以降は2年後に車検費用などが掛かります。これらの1年間にかかる費用をおおよそで算出してみました。

ガソリン代

年間走行距離を5,000㎞、軽油を130円/L、レギュラーガソリンの価格を150円/L、クリーンディーゼル車は2WD/6EC-AT、ガソリン車は2WDでそれぞれWLTCモード燃費数値とした場合、エンジン別の1年間のガソリン代は以下になります。

  • クリーンディーゼル車

・5,000km×130円/L÷17.8km/L=36,517円

  • ガソリン車

・5,000km×150円/L÷14.6km/L=51,370円

駐車場代

駐車場代は、居住している地域によりばらつきがあります。1か月の駐車場代相場で1番高いのは東京都の31,077円、1番安いのは長野県の4,144円で全国平均は8,288円です。

全国平均の駐車場代をもとに1年間の駐車場代を算出すると、8,288円×12か月=99,456円となります。

車検代

マツダ・アテンザワゴンの車検は新車購入時のみ3年後、以降は2年毎に受ける必要があります。指定工場(民間車検場)に車検を依頼し、交換パーツが無かった場合の一般的な相場をご紹介します。

・車種:XD
・自賠責保険:26,680円
・自動車重量税:20,000円
・印紙代:1,200円
・点検費用:25,000円
・車検代行料:10,000円
・合計金額:82,880円

  • 1年あたりの費用:82,880円÷2年=41,440円

消耗品

マツダ・アテンザワゴンに使用されている消耗品の寿命にはばらつきがあります。1年間の走行距離を5,000㎞としてマツダディーラーに依頼した場合、代表的な消耗品の年間費用は以下になります。

・エンジンオイル:年1回の交換で約4,500円
・ブレーキオイル:車検ごとに交換で約2,500円
・ブレーキパッド:30,000kmごとの交換で約3,000円
・タイヤ:3年ごとの交換で約24,000円
・ワイパーブレード:車検ごとの交換で約1,500円

マツダ・アテンザワゴンの購入時にかかる費用は?

車体価格

マツダ・アテンザワゴンは2012年に発売された3代目が現在も新車で販売されています。初代、2代目はすでに販売終了しているため中古車での購入となります。世代別の本体価格相場は以下になります。

●3代目(新車):2,829,600円~4,190,400円
●3代目(中古車):699,000円~3,852,000円
●2代目(中古車):228,000円~1,098,000円
●初代(中古車):98,000円~980,000円

オプション

新車購入に限り、マツダ・アテンザワゴンに追加料金でオプションを選択して装着することが可能です。

ボディカラーでは一番人気のソウルレッドクリスタルメタリック(プラス75,600円)やヘッドライトの照明を演出するデイライトキット(プラス27,648円)、駐車が安心のパーキングセンサー(プラス26,460円)など自分の好みのオプションを予算内で選択して自分だけのアテンザワゴンにすればさらに愛着が枠でしょう。

自動車重量税

マツダ・アテンザワゴンの自動車重量税は、クリーンディーゼル車とガソリン車で違ってきます。クリーンディーゼル車はエコカー減税により新車購入時と次回の車検時の自動車重量税が免除、その後はエコカーの本則税率に従います。

ガソリン車はエコカー減税により25%減税、その後は通常の税率に戻ります。

  • クリーンディーゼル車

・新車購入時から初回の車検までの5年間:0円
・6年目以降:15,000円(1,500kg以下)、20,000円(2,000kg以下)

  • ガソリン車

・新車購入時:16,800円(1,500kg以下)、22,500円(2,000kg以下)
・新車購入時から13未満:24,600円(1,500kg以下)、32,800円(2,000kg以下)
・新車購入時から13年経過:34,200円(1,500kg以下)、45,600円÷2年(2,000kg以下)
・新車購入時から18年経過:37,800円(1,500kg以下)、50,400円(2,000kg以下)

自動車取得税

マツダ・アテンザワゴンの自動車取得税は、エコカー減税によりクリーンディーゼル車は新車購入時のみ全額免税、ガソリン車は20%減税されます。

自動車取得税は本体価格やオプション代金の合計で計算されますので、支払金額が大きいほどメリットが出ます。中古車の場合は本体価格が50万円以下なら無税となります。

  • クリーンディーゼル車:全グレードで免除となり0円。
  • ガソリン車:全グレードで20%減税。本体価格により自動車取得税額は変動します。

自賠責保険

自賠責保険とは強制保険とも呼ばれ、自動車を購入し運行するために必ず加入しなければいけない保険です。

また次回の車検までの期間をカバーする期間分の保険料を一括払いでかけなければなりません。新車で購入する場合は3年間分(36か月)の35,950円、車検切れの中古車なら2年間分(25か月)の26,680円が必要です。

リサイクル料金

リサイクル料金とは、自動車を解体したあとに出たゴミをリサイクルもしくは廃棄するために必要な料金です。新車購入時に支払います。マツダ・アテンザワゴンの世代別リサイクル料金は以下になります。

  • 初代:12,310円~12,880円
  • 2代目:13,020円~13,590円
  • 3代目:11,200円~12,410円

ディーラー代行手数料

マツダ・アテンザワゴンをマツダディーラーで購入する時の代行手数料は、参考価格の税込み69,100円(マツダ公式サイト参照)になります。内訳は以下の内容になります。車庫証明など自分自身で行なえば、その分費用を安くすることも可能です。

  1. 登録費用
  2. 車庫証明費用
  3. 整備費用
  4. リサイクル法関連費用
  5. 納車費用

マツダ・アテンザワゴンの壊れやすいところや注意するべき点

ターボの故障

マツダ・アテンザワゴンのクリーンディーゼルエンジン車で注意が必要なのが「ターボ」の故障で、故障原因はオイルフィルターだと言われています。オイルフィルターが金属粉を除去しきれず、タービンのシャフトが金属粉で摩耗し異音を発生したりブーストが十分にかからず加速が鈍くなります。

さらに金属粉はバキュームポンプのシャフトも摩耗し、ブレーキのパワーをアシストする負圧を生み出せなくなることでブレーキの効きが甘くなり制動距離がのびるというものです。

しかし、この不具合はリコールが出ており対策もされました。一番の原因であるオイルフィルターは対策品が出されました。

もし、中古車で購入されるのであればこの辺りがリコール済みであるかどうか、オイルフィルターは純正品が使用されているかをしっかり確認しましょう。またオイルフィルターを交換するときには必ず純正品を使用するようにしましょう。もし純正品以外を使用して不具合が出た場合には、自費で修理しなければならなくなるからです。

まとめ

マツダ・アテンザワゴンの1年間にかかる維持費や購入に必要な金額、中古車で購入するときの注意する点をご紹介しました。クリーンディーゼル車を選択すれば低燃費で維持費も安く済みそうです。新車で購入される場合には免税額が大きく金銭的なメリットはとても大きいでしょう。

家族や荷物をたくさん積むけどミニバンは大きすぎて……というファミリーには、マツダ・アテンザワゴンはとてもピッタリな一台だと思います。