ミニバンの維持費は高い?車種別維持費の違い、安いランキングを公開!

「ミニバンを買痛いけれど、維持費はどれくらい?」と思っている方へ。
今回は、【ミニバンの維持費】をはじめ【ミニバン車種別の維持費ランキング】をご紹介します!

ミニバンといってもさまざまな種類がありますし、それに伴ってかかる費用も大きく異なります。ここでしっかりと知識をつけて、素敵なミニバンライフを送りましょう!

ミニバンとはどういう車?

フリード白色

聞きなじみはありますが、いざミニバンについて詳しく説明と言うと「家族向けの大きな車かな?」というなんとなくのイメージしか持てませんね。
そこで、まずは「ミニバンとは一体どんな車なのか?」解説していきます。ミニバンについてもっと詳しくなって、車選びに役立てましょう!

ミニバンに明確な定義はない

結論からいうと、「ミニバンとはこう言う車」という明確な定義はありません。一般的に、後方シートの背面ドアのギリギリのところまで座席を装備している車のことで、いわゆる【ワンボックス】【ツーボックス】と呼ばれるタイプに分類されます。

ミニバンに付いている「バン」とは商用車を意味する言葉です。しかし、実際のところ商用車のような広々とした荷物スペースが備わっているわけではなく、ファミリー向けに装備が充実しているのが特徴です。

車高が高くスムーズで安定した走行をしてくれるのが魅力で、定員は6~8人となっています。ファミリー層向けということで3列シートが取り入れられていますが、3列目は折りたたむことが可能です。そうすると収納スペースとしても活用できます。

ミニバンにはクラスがある

ひとくちにミニバンといっても【クラス】が存在します。クラスとは車両のサイズや排気量によってカテゴリー分けされたもので、大小さまざまなミニバンが出回っています。

SSクラス

ミニバンの中で最小なのが【SSクラス】。全長4,200mm・全高1,700mm程度となっており、コンパクトながらも3列シートが完備されています。一見コンパクトカーのようですが、しっかりとしたミニバンです。

排気量も1,500cc程なので燃費性能も良く、スイスイと走行することができます。中長距離から街乗りまでどんなシーンでも大活躍してくれるでしょう。トヨタのフリード、シエンタなどがあります。

Sクラス

SSクラスよりもやや大きいのがこの【Sクラス】です。全長4,600mm・全高1,600mm程度となっており、車高がやや低めに設定されています。そのためスポーティな走行が可能です。

SSクラスより車内空間は広いため、快適性もさらにアップ。排気量は1,500~2,000cc程で、代表的なものはプリウスα、ウィッシュ、ラフェスタハイウェイスターなどです。

Mクラス

ミニバンの中で中間サイズの【Mクラス】。全長4,685mm・全幅1,695mmに設定されています。全高は1,800mm以上となっており、おそらく多くの人がイメージするミニバンにもっとも近いクラスでしょう。

排気量は車種によってばらつきがあり、1,500cc・1,800cc・2,000ccと多様。中には2,000ccオーバーの車種もあります。Mクラスとなると車内空間にもゆとりが生まれ、3列目シートまで足元に余裕があります。

またボディも小さすぎず大きすぎないため、走りやすさも◎。ヴォクシーやステップワゴン、セレナ、デリカD:5、ノアなどがあります。

Lクラス

ミニバンの中で2番目に大きな【Lクラス】。全長4,800mm程度、全幅1,700mm以上が目安となります。また全高は1,800mm以下とルーフはやや低め。

排気量は2,000ccオーバーとなり、2,400cc・2,500cc程度の車種がほとんどです。車高がそこまで高くないので快適性はMクラスとさほど変わりませんが、その代わりに走行性能がアップしています。エスティマやオデッセイなどがあります。

LLクラス

ミニバンでもっとも大きいサイズの【LLクラス】。全長4,900mm・全高1,800mmオーバーと、見ても分かるほどの大きなボディが特徴です。見た目から想像できるように車内空間も圧倒的で、居心地の良さも◎。

高級感のあるエクステリア&インテリアも魅力的です。それゆえに価格は高く、新車の最安タイプでも300万円以上となります。ハイブリッド車になると400万円超えです。

車体の大きさに比例して排気量も多く、2,500cc・3,500ccのエンジンを搭載。その代わり群を抜いた加速性・走行性能を誇ります。エルグランド、アルファード、ヴェルファイアなどがあります。

ミニバンのメリット

車内スペースが広い

いわずもがなですが、ミニバンは積載量がとても大きいのが特徴。3列シートが標準装備されており、7~8人乗りの車種がほとんどです。荷物スペースいわゆるトランクルームはやや狭くなりますが、車内が広いので問題はありません。

前述したように、3列目のシートを倒せばどんな荷物でもラクラク積めてしまいます。大家族はもちろん企業・団体で使うにはもってこいです。また大容量なのでキャンプなどのアウトドアでも大活躍。バーベキューセットや子供の遊び道具まで余裕で積むことができます。

スライドドアがある

ミニバンにはスライドドアが付いています。一般的な引きドアの場合、ドアを開けたとき隣の車にドアを当ててしまうことがあります。特に子供がいる家庭だと注意したいところですね。

しかしスライドドアの場合、横に開かないので、隣の車にドアをぶつける心配はありません。今ではハンズフリーのスライドドアがほとんどなので、買い物をして荷物が多いときでも大活躍です。

視認性が良い

「視認性の良さ」もミニバンの大きなメリット。というのも、ミニバンは他の車種と比べても全高が高いので、ドライバーが座る位置も高くなります。そのため運転中、遠くにいる人も認識しやすく、事故を未然に防ぐことができます。車体の構造から見てもミニバンは安全性の高い自動車と言えます。

ミニバンのデメリット

燃費が悪い

ミニバンを持つと気になるのが、やはり「燃費の悪さ」です。先述したようにミニバンには重量感があります。大きなボディを動かすために、たくさんのエネルギーが必要となるわけです。そのためたくさんのガソリンを消費してしまいます。

車種にもよりますが、ミニバンのガソリン車であれば実燃費は10km/L程となります。ハイブリッドモデルであれば好燃費が期待できますが、やはりSUVやコンパクトカーと比べると燃費性能は大幅に落ちてしまいます。

小回りが効かない

ミニバンは他の車種と比べて車体が大きいため、小回りが利きにくくなります。小さな道や曲がりくねった道では、やや運転しづらく感じることがあるでしょう。

特に女性の場合、「運転するのが怖い」と思う人も少なくありません。運転に慣れていない人なら、Uターン時などは少し手こずることも。大きな車体を乗りこなすには、ある程度の慣れが必要になります。

ミニバンの維持費

続いてはミニバンの維持費を見ていきましょう。維持費の種類は他の車種を変わりませんが、排気量や車の重量によって支払額は異なります。ミニバンは車体も大きく排気量も多いので、維持費も高くなります。

自動車税

4月1日時点で自動車を所有している人に課せられる税金です。排気量によって納税額が異なります。ミニバンであれば年間34,500~45,000円程となります。

自動車重量税

文字通り「車の重さ」によって納税額が変わる税金です、0.5トンごとに支払い額が高くなります。新規登録時または車検時に支払うのが一般的です。

自賠責保険

車を購入した人すべてに加入義務のある強制保険です。万が一事故を起こしてしまったときに被害者を救済するための保険となります。金額は24ヶ月契約で25,830円です。

任意保険

自賠責保険とは異なり自由加入ができる保険です。強制ではありませんが自賠責保険だけで補償されない分を補うことができます。金額は保険会社によってさまざまですが、年間8万円程度が相場となります。

車検費用

文字通り車検を受けるときにかかる費用です。車検費用の中には法定費用と車検基本料が含まれており、だいたい10万円程度が相場となります。

点検費用

年に1度受ける必要のある【12ヶ月点検】の費用です。金額は排気量によって異なり、相場は1万~2万円程度です。

ガソリン代

ガソリン代も代表的な維持費のひとつです。ガソリン代は走行・燃費性能によって大きく異なります。ミニバンの場合、他の車種と比べても費用がかさみやすい傾向があります。

駐車場代

駐車場を借りるときにかかるお金です。持ち家やマンションなどで最初から駐車場を持っていなければ、近くの月極駐車場を契約する必要があります。場所によって費用はさまざまで、だいたい1万~4万円程です。

メンテナンス費

タイヤやオイル交換にかかる費用です。何度も替えるわけではないので、そこまで費用はかさみません。年間で計算すると数千円~2万円程です。

車種によって維持費は変わる?

ミニバンの車種によっては、維持費にばらつきが。トータルで見ると20万円以上の差になることもあります。

自動車税が異なる

ミニバンは車種によって排気量が異なります。それに伴い【自動車税】の支払額も異なるのです。
ミニバンの場合、SSクラスでも1,500ccの排気量となるため、自動車税が安くても34,500円になります。大きいクラスになるにつれて排気量も増えるので、それに伴い自動車税も上がります。

自動車税の排気量ごとの税額については、同サイト内の記事「自動車税の税金は排気量で決まる!知って得する自動車税のまとめ」をご参考ください。

重量税は「重さ」「エコカー減税の有無」で異なる

自動車重量税は、「車の重さ」をはじめ「エコカー減税の有無」によって支払額が変わります。ひとくちにエコカー減税といっても【25%】【50%】【75%】とさまざま。1万円程度で収まることもあれば、60円を超えることもあります。
自分が購入したいミニバンが「どれくらいの重さなのか?」「エコカー減税対象車なのか?」と確認しておきましょう。

同じミニバンでもガソリン代も大きく異なる

日本国内だけでも多種多様なミニバンがありますが、車種によって燃費性能も大きく異なります。実燃費が10km/L程のミニバンもあれば、20km/Lをゆうに超えるハイブリッドミニバンもあります。燃費性能の良し悪しに伴ってガソリン代も大きく変わるので、購入時はしっかりと燃費性能を確認しておきましょう。

維持費が安いミニバン ランキング

それでは最後に「年間維持費の安いミニバンランキング」をご紹介します。(自動車税・自動車重量税・自賠責保険・任意保険・メンテナンス費用(タイヤ)で計算)

1位 シエンタ(ハイブリッド):282,194

トヨタが誇るハイブリッドミニバン【シエンタ】。フリードに並んで27,2km/Lと優れた燃費性能を誇ります。静粛性や走行性能はもちろん、トヨタ独自の自動ブレーキ【トヨタセーフティセンス】も魅力的。定員は7人です。

自動車税

34,500

重量税

0

自賠責保険

14,010

車検代

20,000

ガソリン代

73,684

駐車場代

120,000

メンテナンス費

20,000

合計

282,194

ガソリン代:実燃費19.0km/L・年間走行距離10,000kmで計算

2位 フリード(ハイブリッド):291,278

ホンダが手がける人気ミニバン【フリード 】。ガソリン車と比べると車両価格は400,000円程高くなりますが、燃費性能においては群を抜いています(最大燃費27,2km/L)。ガソリン代もかなりの節約になりますよ。排気量も1,500ccと低いため自動車税も安くなります。ただ、最大6人乗りと定員数が少ないのがデメリット。

自動車税

34,500

重量税

7,500

自賠責保険

14,010

車検代

20,000

ガソリン代

75,268

駐車場代

120,000

メンテナンス費

20,000

合計

291,278

ガソリン代:実燃費18.6km/L・年間走行距離10,000kmで計算

3位 プリウスα297,512

トヨタの人気車種プリウスをベースに開発された【プリウスα】。ハイブリッドカーとしての機能を高めながら、街乗りから遠出まであらゆるシーンで活躍してくれる車種です。燃費も26,2km/Lと良好。定員は7人です。

自動車税

39,500

重量税

7,500

自賠責保険

14,010

車検代

20,000

ガソリン代

76,502

駐車場代

120,000

メンテナンス費

20,000

合計

297,512

ガソリン代:実燃費18.3km/L・年間走行距離10,000kmで計算

4位 ジェイド(ハイブリッド):301,350

ホンダが手がけるミニバン【ジェイド】。洗練されたデザインが魅力的で、快適性・安全性共にミニバン内でもトップクラスを誇ります。燃費も25,0km/Lと良好。6人乗りとコンパクトなので街乗りにも便利です。

自動車税

34,500

重量税

10,000

自賠責保険

14,010

車検代

20,000

ガソリン代

82,840

駐車場代

120,000

メンテナンス費

20,000

合計

301,350

ガソリン代:実燃費16.9km/L・年間走行距離10,000kmで計算

5位 オデッセイ(ハイブリッド):305,381

ホンダの人気ミニバン【オデッセイ】のハイブリッドモデルです。8人乗りと圧倒的なキャパシティを誇りながらも低燃費・高い走行性を実現(26.0km/L)。車内は開放的かつ上質感にあふれています。家族でのお出かけにはもってこいの車種です。

自動車税

39,500

重量税

10,000

自賠責保険

14,010

車検代

20,000

ガソリン代

81,871

駐車場代

120,000

メンテナンス費

20,000

合計

305,381

ガソリン代:実燃費17.1km/L・年間走行距離10,000kmで計算

まとめ

 

ミニバンの維持費について解説しました。いかがでしたか?ひとくちにミニバンといってもクラスや車種などでさまざまなカテゴリーに分けられるます。それによって維持費も大きく変わってきます。

ぜひ今回の記事を参考にしながら、素敵なミニバンライフを送りましょう!