ラグジュアリーかつ機能的なEクラスワゴン!各グレードの維持費は?

柔らかなフォルムが印象的なEクラスワゴンは、機能性を追求した車です。ユーザーによって非常に役立つ車だと言えますが、維持費はどのくらいかかるのでしょうか。

今回は、Eクラスワゴンの維持費についてご紹介します。

Eクラスワゴンの特徴

Eクラスは言わずと知れた、メルセデス・ベンツのミドルクラスを牽引する人気車種ですが、Eクラスワゴンは、ステーションワゴンならではの実用性を持ちながら、セダンと同様の安全性と乗り心地を両立しているのが特徴です。

基本的な設計はEクラスセダンと共通しますが、ボディタイプが異なることで、Eクラスワゴンはより利便性が高まっています。ステーションワゴンの特徴として、荷物を多く詰めるメリットがありますが、Eクラスワゴンもその長所を存分に発揮して、ユーザーの日常を支えます。

Eクラスはどのボディタイプにおいても、静粛性に優れ高い走行性能で知られていますが、Eクラスワゴンでは開放的な室内空間と、かゆい所に手が届くような利便性が備わっています。

地に足のついたスポーティなフォルムを持ちながらも、どこか柔らかさと親しみを感じるデザインは、奥ゆかしい高級感を感じることができます。インテリアにおいても、ステーションワゴンにありがちな安っぽさは一切なく、上質な空間づくりが行われています。

Eクラスワゴンのディスプレイシステム

Eクラスワゴンの特徴的な機能として、COMANDシステムという高精度で最先端のディスプレイシステムをご紹介します。Eクラスワゴンでは、一体型となった高精細な2枚の12.3インチワイドディスプレイに、必要な情報がわかりやすく表示されます。

また、タッチコントロールボタンによって、ディスプレイ上での上下左右のスワイプ、押すことによる項目の選択が可能で、必要最低限の動きで、様々な情報を得ることができます。

ステアリング左側のボタンでは、COMANDディスプレイのメニューが、右側のボタンでコックピットディスプレイ(メーターパネル)のメニューが操作でき、アイコンメニュー表示や音声認識機能などと併せ、ステアリングから手を離さずにすべての機能がシンプルに操作できる便利さもあります

さらに運転席正面の12.3インチコックピットディスプレイは、3つの表示モードを選択することができ、シーンに応じて表示を変更することができます。最先端のディスプレイシステムにより、ドライバーや同乗者の利便性をさらに高め、ドライブの頼もしい相棒となってくれます。

Eクラスワゴンのボディサイズ

現行モデルのEクラスワゴンは、下記のボディサイズとなります。

  • 全長:4.94m~4.96m
  • 全幅:1.85m
  • 全高:1.47m~1.48m

同じステーションワゴンタイプでは、Cクラスワゴンなどが似た特徴を持ちますが、Eクラスワゴンは一回り大きな仕様となっています。その分車内空間も広く確保され、シートアレンジの自由度や荷室スペースの広さも目立ちますが、取り回しに関しては不自由さを感じません。

視認性の高い設計に加え、高性能な安全装備が備わっていることで、ボディサイズを気にせずに、運転できる車だと言えます。

Eクラスワゴンの走行性能

Eクラスワゴンは、高性能のエンジンによって高い走行性能を持っていますが、その走りを支えるために、ボディの工夫が見られます。

ボディシェルには軽量高強度の超高張力鋼板を採用し、フロントフェンダー・ボンネット・トランクリッド・フロントエンド&リアエンドの大部分に、最適なアルミニウム素材が取り入れられています。

これによって、軽量なボディを維持しつつ高い強度を両立しているので、万が一の衝突にも備えられる安全性とともに、走行時の滑らかなハンドリング・静粛性・振動の少なさを実現しました。

高速道路のインターチェンジのカーブなどでも姿勢は崩れず、ドライバーの意のままに操れる、ボディの安定感があります。そして高速域での走行中も安定性は抜群で、速度を感じさせない安定感と静粛性を車内にもたらします。

Eクラスワゴンにかかる維持費は年間どのくらい?

Eクラスワゴンを所有すると、年間どのくらいの維持費がかかるのか、ご紹介します。

税金

Eクラスワゴンを所有すると、定期的に自動車税と自動車重量税の支払い義務が、発生します。

自動車税

毎年支払う自動車税は、4月1日時点の所有者が対象となります。排気量ごとに課税額が異なる自動車税は、どのくらいかかるのでしょうか。Eクラスワゴンの排気量は1,497~2,996ccと、グレードごとの差が大きいですが、自動車税の税率に換算すると、34,500円~51,000円となります。

重量税

自動車重量税は、車重に応じて課税額が異なる税金です。Eクラスワゴンの車重は、グレードごとに若干異なり1,750kg~2,140kgとなっています。車重が2,000kg未満のグレードは1年あたり16,400円で、2,000kg以上のグレードには1年あたり20,500円の自動車重量税が発生します。

保険

Eクラスワゴンを購入・所有した際には、自賠責保険と任意保険という2種類の保険が必要になります。

自賠責保険

自賠責保険への加入は、法律で義務付けられ、ナンバープレートや車検証の公布にも必要な保険です。保険料は、車種や用途によって定められ、どの保険会社で加入しても一律です。

支払い時期は新規購入時と毎回の車検時が原則となりますが、契約期間と保険料は下記になります。

  • 12ヶ月:15,520円
  • 13ヶ月:16,380円
  • 24ヶ月:25,830円
  • 25ヶ月:26,680円
  • 36ヶ月:35,950円
  • 37ヶ月:36,780円

任意保険

任期保険には強制力はありませんが、万が一の事故などを想定すると、外せない保険だと考えて良いでしょう。対人・対物の補償はもちろん、故障時の修理対応や各付帯サービスなど、補償内容や保険料は幅広く設定されています。

そして保険会社によっても、支払う保険料が異なるので、どのように保険料が決まるのか気になる方も多いかと思います。どの保険会社においても、基本的には下記のような要素を審査して、各契約者の保険料を決定します。

  • ドライバーの年齢
  • ドライバーの範囲
  • ドライバーの事故歴
  • 車の登録年月
  • 車種・型式・用途
  • 車の安全性能
  • 付保台数(ノンフリート・フリート)
  • 支払限度額

車の事故補償には多額の費用が発生しますので、必然的に事故のリスクが少ない方や無事故での契約年数が長い方ほど、保険料は安くなっていきます。

その他費用

税金や保険料以外にも、維持費として想定しておかないといけない項目として、下記が挙げられます。

ガソリン代

Eクラスワゴンは、ガソリン車とディーゼル車のグレードに分けられます。

現在のガソリン平均価格は、レギュラー143円・ハイオク154円・軽油が124円となっていますが、ガソリン車はハイオクで、ディーゼル車は軽油が燃料となります。これらの違いやカタログ燃費を踏まえて、年間のガソリン代をシミュレーションします。

Eクラスワゴンは、ガソリン車が8.7km/L~14.7km/Lで、ディーゼル車が16.8km/L~21.0km/Lというカタログ燃費です。年間10,000km走行で計算すると、ガソリン車は約105,000円~約177,000円かかり、ディーゼル車は約59,000円~約74,000円に抑えられます。

もちろん実燃費ではこの数値と異なりますが、ガソリン車とディーゼル車ではガソリン代に差が出ることは変わりません。

駐車場代

Eクラスワゴンを駐車するスペースを新たに契約する場合は、駐車場代も年間の維持費の中で計算が必要です。全国47都道府県の駐車場平均相場は月額8,288円となっていますので、年間100,000円程度の予算を確保する必要があります。

Eクラスワゴンに関して、都市部の狭めに設計された立体駐車場や機械式駐車場では、サイズオーバーの可能性もあります。平均的な規格の駐車場であれば問題ありませんが、契約時にはしっかり駐車場のサイズ規定を確認しておきましょう。

車検代

車検代として、車検基本費用・法定費用・部品交換費用などの内訳があります。

車検基本費用は、整備工場によって費用は若干異なりますが、輸入車は若干高額になる傾向にあります。車検基本費用の中でも、検査料・定期点検料・代行手数料と細分化されますが、ディーラーでEクラスワゴンの車検を受ける場合は、70,000円程度となります。

また、法定費用は、先ほどご紹介した自動車重量税や自賠責保険に加え、印紙代が発生します。印紙代は1,800円です。

そして、部品交換費用によって、車検代が安く済むか高くなってしまうかが決まると言っても過言ではないでしょう。

もし不具合が見つかり、車検に適合する修理が必要な場合は、細かな消耗品であれば安くすみますが、エンジン系統や電気系統の部品交換が必要なら、数10万円かかってしまうケースもあります。平均的なEクラスワゴンの車検代としては160,000円ほどですが、部品交換費用がいくらになるか、車検前に概算見積もりを依頼しておきましょう。

Eクラスワゴン購入時にかかる費用は?

続いて、Eクラスワゴン購入にかかる費用の内訳をご紹介します。

車体価格

Eクラスワゴンの車体価格は、グレードごとに7,530,000円〜11,380,000円となっています。排気量2,996ccのE4504マチックエクスクルーシブが、最も高い価格設定となっています。

オプション

購入時のオプション品は、内容によっても金額が異なりますが、必要な装備や快適性をアップする装備など、選択肢は豊富です。選ぶグレードによっても金額は異なりますが、平均的には車体価格の5~10%程度がオプション代の目安と言われています。

自動車重量税

Eクラスワゴンは、2,000kg未満のグレードが49,200円で、2,000kg以上のグレードには61,500円の自動車重量税が発生します。新車購入時から次回車検の3年後まで有効です。

自動車取得税

自動車取得税は、購入時に発生する税金です。車体価格によって支払額が異なり、取得価格(税抜き車体価格×0.9)の3%という計算に基づいて課税されます。

自賠責保険

陸運局での新規登録時に確認が必要な自賠責保険は、自家用乗用車として使用する際には、37ヶ月契約で36,780円の保険料となります。

リサイクル料金

リサイクル料金は、自動車部品(エアバック・フロン類・シュレッダーダスト)などの廃車時にリサイクルするための費用です。Eクラスワゴンに関しては、21,640円~23,690円とグレードごとにリサイクル料金が異なります。

ディーラー代行手数料

ディーラーに新車購入や下取り車の処分にかかる手続きを委託した際には、代行手数料が発生します。店舗によって若干の違いがありますが、陸運局への提出書類や車庫証明の手続きなどが対象になります。

また、新車をディーラー以外の場所で引き渡す際には、納車費用なども発生します。

壊れやすいところや注意するべき点

基本的なプラットフォームはEクラスと共有しているため、Eクラスに多い下記のような不具合に注意が必要です。

  • エアコンの異音や匂い
  • 電動式コラム調整機能の誤作動(W211前期型)
  • リヤクランクシールのオイル漏れ

これらの不具合が多く報告されていますが、定期的なメンテナンス時には特に注意した項目です。また、Eクラスワゴンはブレーキパッドの減りが早いとも言われています。ブレーキパットが減った状態で走行を続けると、ブレーキディスクへ傷をつけ不具合の要因となってしまいますので、早めの交換を心がけましょう。

まとめ

今回は、Eクラスワゴンの維持費について、ご紹介しました。グレードによって、基本性能や維持費が異なる車種だということがわかりましたが、購入の際にはグレード選びも重要です。

使用環境と照らし合わせた上で、最適なEクラスワゴンを選択しましょう。