ランドクルーザープラドは維持できないと諦める前に!実際の年間維持費を調査

オフロード走行性能がアップし続けているトヨタの人気車ランドクルーザープラド。日本だけでなく世界中の過酷な環境でもその人気は衰えていません。安定した走りに信頼を置くユーザーは多いものの、維持していけないと諦めてしまう人もいます。ランドクルーザープラドの実際の年間維持費を調査してみましょう。

ランドクルーザープラドの特徴

トヨタのランドクルーザープラドは美しいインテリアと安定したオフロード走行性能が特徴的です。ボディカラーはブラックやホワイトの基本色からパールやクリスタルなどの多彩なバリエーションが展開されています。車体の大きさや見た目の印象から燃費が悪そうとイメージされがちですが実際には環境への配慮もされている快適な車です。

ランドクルーザープラドの基本スペック

  • 新車価格:353.8~536.3万円
  • サイズ:全長4825㎜×全幅1885㎜×全高1850㎜
  • エンジン:4WD
  • エンジン排気量:2693/2754㏄
  • 燃費:9.00~11.80㎞/L

ランドクルーザープラドの年間維持費はどのくらい?

ランドクルーザープラドはトヨタのSUV車の中でも特に人気のあるものです。しかし、維持費が高く所有者は限られてしまうというイメージがついている車でもあります。憧れのランドクルーザープラドを維持していくためには一体どれほどの費用がかかるのでしょうか。税金や保険料など様々な年間維持費を算出しながら解説いたします。

税金

維持費のうち最も重要度の高いものが税金です。自動車税と自動車重量税が必要になります。ランドクルーザープラドにはどれほどの税金が必要なのでしょうか。大きさや重量、年式などによって変化するランドクルーザープラドの税金を詳しくご紹介します。

自動車税

ランドクルーザープラドは排気量が2000㏄以上であるため自動車税は51,000円です。ただし、クリーンディーゼル社の場合はエコカー減税対象となるため38,000円が減税となり、実際の納付額は13,000円となります。

重量税

ランドクルーザープラドの総重量は2.0トンを超えています。そのため3年自家用自動車重量税は49,200円です。ただし、最初の車検を過ぎると2年ごとに支払う税金となり、18年を超えるとランドクルーザープラドの自動車重量税は50,400円となります。

保険

税金の次に基本となる車の維持費の種類は保険料です。車にかける保険には義務付けられている強制加入の自賠責保険と、どのような契約内容にするかを自由に決められる任意保険の2つがあります。それぞれの保険料はどれほど年間にかかるのでしょうか。若い人と40代以上の人が車を維持するのでは保険料がどのように変化するのでしょうか。詳しい例とともにランドクルーザープラドの保険料をご紹介します。

自賠責保険

強制加入が求められている車の保険は自賠責保険です。車に乗る限り事故を100パーセント避けることはできません。万が一事故によって人命を奪ってしまった場合や、何かしらの損害を被らせた場合に損害賠償を払うことができるように自賠責保険があります。

自賠責保険は4種類の車種系統と保険契約期間によって決められています。ランドクルーザープラドの自賠責保険は次の通りです。

契約期間 12カ月 13カ月 24カ月 25カ月 36カ月 37カ月
契約金額 16,350円 17,310円 27,840円 28,780円 39,120円 40,040円

任意保険

自賠責保険の他に任意保険というものがあります。これは保険料に応じて契約内容が変わるものですので、自賠責保険と合わせて必要に応じた保険を契約できます。

任意保険の場合は、車種だけでなく乗る人の状況や車の走行距離、免許の状態などにより値段が変動します。

では、まず料金の決め手の1つとなるランドクルーザープラドの形式別料率クラスを表でご紹介しましょう。

対人賠償責任保険 対物賠償責任保険 搭乗者傷害保険 車両保険
GDJ150W 4 6 4 5
GDJ151W 5 5 4 6
GRJ120W 5 6 4 4
GRJ121W 4 5 4 3
GRJ150W 3 4 4 4
GRJ151W 7 5 4 4

ここでご紹介したランドクルーザープラドの料率クラスは保険始期が2019年1月1日から2019年12月31日のものに限られています。その後の料率クラスは一年ごとに見直されますので、その都度調査する必要があるでしょう。

では、価格.comサイトで公開されている様々なケースの任意保険額をご紹介していきます。価格.comの簡易アンケートによると、ランドクルーザープラドの任意保険料最安額は14,970円、最高額は95,000円となっています。では、見積もり事例による保険料を簡単に表でご紹介しましょう。

車両保険クラス 年間走行距離 免許 等級 運転者年齢 保険料
一般 3000㎞ ゴールド 13 37 47,630円
なし 16000㎞ ゴールド 20 53 36,000円
一般 10000㎞ ゴールド 20 60 59,040円
一般 6000㎞ ゴールド 20 60 51,000円
一般 10000㎞ ブルー 13 39 65,000円

その他費用

ここまでで必ず払わなければならない税金や保険料の算出方法と実際の年間維持費についてご紹介いたしました。しかし、車を維持するためにはガソリンが必要ですし、定期的なメンテナンスや車検が必要です。それらの維持費はどれくらいかかるのでしょうか。あらゆるケースを参考に、ランドクルーザープラドのその他費用を算出していきましょう。

ガソリン代

ランドクルーザープラドの年間ガソリン代を計算するためには、まず実燃費を調べる必要があります。ランドクルーザープラドの実燃費は約9.6㎞/Lとなっていますので、この数字を元に年間のガソリン代を算出しましょう。例えば、1年間で10,000㎞走行するとします。

ランドクルーザープラドが10,000㎞走行するためには約1041.6Lのガソリンが必要です。では、年間にかかるランドクルーザープラドのガソリン代は一体いくらになるのでしょうか。現在のガソリン代全国平均はレギュラーが144.2円で、ハイオクは155.0円です。

≪レギュラーの場合≫
約1041.6L×144.2円=150,198円
≪ハイオクの場合≫
約1041.6L×155.0円=161,448円

地域やその時のガソリン代の移り変わりによってかなり金額は変動すると思われますが。現在のガソリン代をもとにすると、ランドクルーザープラドの年間ガソリン代は約16万円と割り出すことができます。

駐車場代

人によっては車の維持費に駐車場代も含まれます。月極駐車場を利用することを考えて年間どれくらいの維持費が必要になるのか、計算してみましょう。

約8000円×12カ月=約96000円(更新料が必要なところもあります。)

更新料を抜きにして計算しても、1年間でランドクルーザープラドの駐車場代は約100,000円もかかるということがわかります。

車検代

ランドクルーザープラドを維持していくためには、新車購入時から3年後に、その後は2年ごとに車検を受けることが義務付けられています。車検費用には法定費用と呼ばれる絶対に変わらない自動車重量税と自賠責保険料、印紙代も含められています。

ランドクルーザープラドの車検代は次のようになります。

自動車重量税 ¥41,000-
自賠責保険料 ¥27,840-
印紙代 ¥ 1,200-
車検整備費用 ¥20,000-
車検代行料 ¥ 8,000-
消費税 ¥ 2,240-
車検費用合計 ¥100,280-

2回目の車検からは2年ごとに行われるため、1年当たり車検費用の2分の1を貯金しておくことをおすすめします。ランドクルーザープラドの車検代は最低でも約100,000円はかかります。さらに部品を交換したり修理が必要になるかもしれませんので、+50,000円を年間維持費に含めておくと良いでしょう。

ランドクルーザープラドの購入時にかかる費用は?

ランドクルーザープラドを毎年維持していくためにかかる費用をご紹介しました。では、購入時には車体代だけでいいのでしょうか。そうではありません。新しい車を登録したり、税金を払ったり、保険に入ったりなどの費用がかかります。ランドクルーザープラドを購入する際の必要になる費用を計算していきましょう。

車体価格

ランドクルーザープラドの新車車体価格は353~536万円です。中古車で購入するのであれば現在39~638万円で購入できます。

オプション

オプションを追加購入するときの参考として、人気のオプション・アクセサリーの費用をご紹介します。

サイドモール 43,200円
リヤバンパーステップガード 12,960円
ウッド調ステアリング 34,560円
シフトノブ 8,640円
電子インナーミラー 59,400円
NEO G-Child baby 41,040円

自動車重量税

新車を購入する際にも自動車重量税を支払う必要があります。その後は2年ごとの車検毎に必要な維持費となります。新車購入時には3年後の車検までの重量税が必要になるため、1年間分の重量税×3年分の費用を払わなければなりません。

3年分のランドクルーザープラドの自動車重量税は49,200円です。

自動車取得税

新しく自動車を購入する際には自動車取得税という税金も必要です。自動車取得税はグレードによって違うため表にしてご紹介します。ランドクルーザープラドはエコカー減税対象車となっているため、免税・20%減税のケースもあります。

グレード 自動車取得税
2.8L  TX 5人乗り 103,800円
2.8L TX 8人乗り 107,600円
2.8L TX Lパッケージ 116,600円
2.8L TZ-G 134,000円

自賠責保険

新車登録時には自賠責保険に必ず加入していなければなりません。3年後の車検まで自賠責保険の期間が切れないように37カ月の自賠責保険が勧められています。ですから購入時の自賠責保険は40,040円です。

リサイクル料金

ランドクルーザープラドのリサイクル料金は次の通りです。

  • 2009年発売:14,010~16,870円
  • 2002年発売:11,350~11,950円
  • 1996年発売:11,020~11,320
  • 1985年発売:9,130円

ディーラー代行手数料

購入時にすべてをディーラーに任せるとなると以下のような代行手数料が必要になります。

  • 納車費用
  • 検査登録代行費用
  • 車庫証明代行費用
  • 下取り車手続き代行費用
  • 下取り査定量

これら全てをディーラーに任せるなら、代行手数料だけでも50,000円近く必要になることを覚えておきましょう。できることは自分で行った方が購入時の費用を抑えることができます。

壊れやすいところや注意するべき点

ランドクルーザープラドの注意するべき点はセルモーターです。ランドクルーザー系の車種でよく修理が必要になる部分といわれています。モーター自体が壊れるわけではなくリダクション構造が壊れてしまいセルモーターのアッセンブリ―を交換しなければなりません。

新品のアッセンブリ―を用いるとなると100,000円近い修理費用が必要となります。最近ではりダクト品を用いた修理も行われていますので、こだわりがなければ20,000~50,000円で修理も可能です。

まとめ

ランドクルーザープラドはランドクルーザー系の車の中でも少しコンパクトなものなので、男女問わず愛されている人気車です。駐車場に困ることもあまりないでしょう。しかし、思ったより燃費が悪く維持費がかかるというネガティブなイメージが強いため手を出しにくく感じている人も少なくありません。

今回ご紹介した通り、しっかり算出していけば1年間で必要になる維持費や購入時にかかる費用を知ることができます。では、維持費を頭において貯金を行いながら快適なランドクルーザープラドでドライブを楽しみましょう。