世界中で愛されるボルボXC40!1年間に必要な維持費を調べてみました

XC40は、ボルボカーズとして初めて欧州カーオブザイヤー2018を受賞するなど、数々の賞を受賞しているコンパクトSUVです。

ボルボカーズが開発した新世代プラットフォーム・CMAを、1番最初に採用したのもXC40です。納車待ちが出るほど人気を集めているXC40ですが、輸入車としても気になる維持費について今回は紹介します。

XC40の特徴

日本国内でXC60に続き、輸入車では史上初となる2年連続の日本カーオブザイヤーを受賞するなど、エクステリア・インテリアなどXC40の新デザインが高く評価されています。主な受賞実績は、【2年連続日本カー・オブ・ザ・イヤー】【欧州カー・オブ・ザ・イヤー】【グッドデザイン賞】などがあります。

また、道路上で最も安全な車に与えられる【ユーロNCAPテスト】において、最高評価の5つ星も獲得しています。XC4は、Drive-E 2,000cc 水冷直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジンを搭載している【T4シリーズ】と、ハイパー 2,000cc 水冷直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジンを搭載している【T5シリーズ】の大きく分けて2タイプがあります。

XC40に用意されているエンジンスペックを紹介します。

●Drive-E 2,000cc 水冷直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン

  • グレード :T4 全タイプ
  • 最高出力 :190ps
  • 最大トルク:30.6kgm

●ハイパー 2,000cc 水冷直列4気筒DOHC16V直噴ガソリンターボエンジン

  • グレード :T5 全タイプ
  • 最高出力 :252ps
  • 最大トルク:35.7kgm

ボルボ公式:https://www.volvocars.com/jp/cars/new-models/xc40/lineup

XC40でかかる維持費は年間どのくらい?

XC40の維持費として、年間どれくらいの費用が掛かるのかを調べてみましたので紹介します。

税金

XC40を維持していく上で、1年間に課税される税金について紹介します。

自動車税

自動車税は都道府県税で、4月1日の時点で自動車検査証の所有に課せられる税金のことを言います。自動車税は、所有している自動車の排気量に応じて税額が決まりますが、環境負荷の小さい電気自動車などにはエコカー減税と呼ばれている自動車税が軽減される軽課措置が適用されます。

逆に、新車登録から13年以上経過するような環境負荷の大きな自動車には、自動車税額の負担を重くする措置が取られています。自動車税を完納していなければ車検を受けることができないため、未納の場合は納税証明書の交付申請を受けてから、車検を受けることになります。

XC40に用意されているエンジンは、全タイプ総排気量・2,000ccなので、自動車税額は【¥39,500-】です。

重量税

自動車重量税は、自動車を購入した時や車検を受ける時に課せられる税金ですが、自動車税のように自宅などに納付書などが送られてこないため、馴染が薄い税金かもしれません。軽自動車は車両重量に関係なく税額が定額ですが、自家用乗用車は車両重量が0.5tごとに税額が変わるので、車両重量が軽ければ自動車重量税も安くなります。

自家用乗用車の場合、新規登録の車検有効期間が3年で、その後は2年ごとに車検を受けるため、車検有効期間の年数に合わせて自動車重量税を支払うことになります。

新車購入から13年以上経過した自動車や、18年以上経過した自動車には、自動車重量税が上がる仕組みになっていますが、環境に配慮したエコカーには減税・免税の優遇措置が適用されます。XC40は、全タイプ車両重量・1.5t超~2t以下で、エコカー減税・本則適用車になるため自動車重量税は【¥20,000-/2年】になります。

XC40の1年間分の自動車重量税は、【¥20,000-÷2年=¥10,000-/年】となります。

保険

自動車に関する保険は、大きく分けて【自賠責保険】と【任意保険】の2種類があります。自賠責保険と任意保険について説明していきます。

自賠責保険

自賠責保険は、自動車損害賠償保障法に基づく制度で、被害者救済を目的として1955年に施行された保険です。自賠責保険は被害者救済を目的とした最低限の補償しかなく、公道を走行する自動車は必ず自賠責保険に加入することが法律で義務付けられています。自賠責保険の保険料は、損害保険料算出機構が定めているため、どの保険会社で加入しても保険料は同じです。

自賠責保険は、人的被害に対してのみ適用されますが最低限の補償しかなく、物損事故や加害者側に人的被害が生じても一切補償を受けることができません。

自賠責保険は、車検有効期間に合わせて加入するので、継続車検を受ける場合は24ヶ月または25ヵ月の期間で加入することになります。次の車検満了日まで自賠責保険も加入しておく必要があるのですが、車検満了日と自賠責保険の満了日が異なるため、自賠責保険が切れないように少し長めの期間で加入しておく必要があります。

新車の場合は、新規登録がズレる可能性もあるので、契約時に1ヶ月余裕を持って24ヶ月ではなく、25ヶ月で加入することが殆どです。自賠責保険は、加入した後でも付帯しておかなければ罰せられますから、自賠責保険証明書を自動車検査証と一緒に保管・携帯して下さい。XC40の車検時に加入する自賠責保険は、25ヶ月で【¥26,680-】になります。

1年間分に換算しますと、【¥26,680-÷2年=¥13,340-/年】です。

任意保険

任意保険は、自賠責保険では補償しきれない部分を補う保険ですが、強制ではなく任意に加入することができます。任意とは言っても、事故を起こした場合に双方の自動車の修理代や、ガードレールや電柱などの公共物を破損させてしまった場合には自賠責保険では補償されませんから、任意保険に加入して補償を受けなければ莫大な補償が降りかかってきます。

任意保険は、自動車を所有している人の約85%が加入していますし、万が一死亡事故でも起こしたらと考えると、任意保険に加入していなければ安心して車を運転することができません。

自賠責保険と違って任意保険は、各保険会社のサービス内容によって保険料が異なります。自分に必要な補償内容を吟味して、万が一事故を起こした場合でも被害者にしっかりとした補償ができるように任意保険へ加入しておく責任があります。

XC40は、年齢・老若男女問わず幅広い人から高い支持を受けているコンパクトSUVなので、一般的な任意保険の料金を1例として紹介します。

●XC40 T4の料率クラス:対人・4/対物・4/搭乗者・4/車両・7

  • 年齢     :26歳以上
  • 等級     :12等級
  • 年間走行距離 :16,000km
  • 免許の種類  :ブルー
  • 運転者限定  :本人限定
  • 運転者年齢制限:26歳以上
  • 対人賠償   :無制限
  • 対物賠償   :無制限
  • 年間の保険料(車両保険無し):¥ 53,600-
  • 年間の保険料(車両保険有り):¥163,400-

その他費用

XC40を維持するために税金や保険以外で掛かる費用で、最も大きなウェイトを占めるのは、ガソリン代と駐車場代です。故障や事故などで大きな出費に見舞われることもありますが、ガソリン代と駐車場代は維持費の中でも大きなウェイトを占めています。税金や保険以外で必要となる費用を紹介していきます。

ガソリン代

XC40に使用されるガソリンは、【無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)】で、ハイオクガソリンの全国平均価格は【¥161.2/L】です。一般的に1年間に走る距離は、10,000kmと言われていますので、1年間に必要なガソリン代を求める計算式は、【1年間の走行距離÷カタログ燃費数値×燃料価格】となります。

●T4/T4 Momentum(カタログ燃費数値・13.6km/L)

10,000km÷13.6km/L×¥161.2-=¥118,529-

●T4 AWD Momentum/T4 AWD R-Design/T4 AWD Inscription(カタログ燃費数値・13.2km/L)

10,000km÷13.2km/L×¥161.2-=¥122,121-

●T5 AWD R-Design/T5 AWD Inscription(カタログ燃費数値・12.4km/L)

10,000km÷12.4km/L×¥161.2-=¥130,000-

ガソリン価格情報NAVI:https://oil-stat.com/high.html

XC40は、全タイプにロックアップ機能が付いた電子制御式8速ATを採用することで、走行性能を損ねることなく低燃費を実現しています。

エンジンオイル交換費用

XC40に良く使用されるエンジンオイルの種類は5W30または5W40で、価格は¥3,000-/L前後が相場です。オイルの量は【約5.5L】で、エンジンオイル交換工賃は、工場や店舗によって全く異なりますが¥3,000-前後が相場になっています。

エンジンオイルの交換時期は、激しい運転をしない限りは1年または10,000kmで構いませんが、油温の上がる夏場や遠距離走行したときなどは、早めに交換するようにして下さい。XC40のエンジンオイル交換の料金は、【(5.5L×¥3,000-)+¥3,000-=¥19,500-(消費税別)】です。

XC40の1年間に必要なエンジンオイル交換費用は、【¥19,500-(消費税別)】となります。

駐車場代

XC40はボルボのSUVの中で最もコンパクトなサイズですが、全幅が1,875mmもあるので狭い日本の駐車場では停めることができない所もあります。日本の立体駐車場のサイズは、全長5,000mm×全幅1,850mm~1,900mm×高さ1,550mm~1,600mmが最も一般的で、SUVや大型の車は駐車できないことがあります。

XC40のサイズは、全長4,425mm×全幅1,875mm×全高1,660mmなので、立体駐車場には駐車できない所が多いので注意が必要です。XC40のようにユーザー層が幅広いコンパクトSUVは、豪雪地域でも多く販売されているので、東北地域の月極駐車場代を1例として紹介します。

●東北地域の月極駐車場平均月額

  • 宮城県の月極駐車場・平均賃料:¥20,845-(¥250,140-/年)
  • 青森県の月極駐車場・平均賃料:¥ 4,652-(¥ 55,824-/年)
  • 秋田県の月極駐車場・平均賃料:¥ 5,422-(¥ 65,064-/年)

宮城県は、東北最大の都市・仙台市の地価が高いため、東北地方の中では最も駐車場代が高くなっています。青森県や秋田県など、その他の東北地域の駐車場代は、それほど大きな差はありません。

車検代

XC40を購入すると、初年度登録から10年が経過するまでは、2年に1度の間隔で必ず車検を受けることになります。今回は大きな修理もなく車検に合格したことを想定した金額で車検整備費用を算出していますが、車検時には必ず消耗品の交換があるのでXC40の場合は、¥200,000ほどは交換部品用に準備しておくようにして下さい。

  • 自動車重量税:¥20,000-/24ヶ月
  • 自賠責保険料:¥26,680-/25ヶ月
  • 印紙代   :¥ 1,200-
  • 車検整備費用:¥30,000-
  • 車検代行料 :¥10,000-
  • 消費税   :¥ 3,200-
  • 車検費用合計:¥91,080-

車検は2年に1度なので、1年間の維持費として計算を行うと、【¥91,080-÷2年=¥45,540-/年】となります。

年間の維持費合計

  • 自動車税   :¥ 39,500-/年
  • ガソリン代  :¥118,529-/年~¥130,000-/年
  • オイル交換代 :¥ 19,500-/年
  • 車検費用   :¥ 43,940-/年
  • 年間維持費合計:¥221,469-/年~¥232,940-/年

※上記費用に消費税は含まれておりません。

この年間維持費合計には、加入条件によって大きく金額が異なる任意保険料と、お住いの地域によって大きく価格が異なる駐車場代は含まれていません。

XC40の購入時にかかる費用は?

XC40には、【T4シリーズ】と【T5シリーズ】の2タイプ7グレードが用意されています。XC40を新車で購入するときの費用を調べてみましたので紹介していきます。

車体価格

  • T4         :¥3,601,852-
  • T4 Momentum   :¥4,157,407-
  • T4 AWD Momentum :¥4,342,593-
  • T4 AWD R-Design  :¥4,620,370-
  • T4 AWD Inscription   :¥4,712,963-
  • T5 AWD R-Design    :¥5,083,333-
  • T5 AWD Inscription   :¥5,175,926-

※上記の価格に、消費税は含まれておりません。

オプション装備

XC40に用意されているオプション装備を一部、紹介します。

  • パノラマ・ガラス・サンルーフ      :¥190,741-
  • ダークティンテッド・ガラス       :¥ 46,296-
  • 助手席8ウェイパワーシート        :¥ 46,296-
  • プレミアムサウンド・オーディオシステム :¥ 92,593-
  • ホワイトカラールーフ&19inアルミホイール:¥166,667-

※上記の価格に、消費税は含まれておりません。

自動車重量税

XC40を新車で購入した場合は、最初の車検有効期間が3年なので、3年分の自動車重量税を新車契約時に支払うことになります。XC40の新車購入時に課せられる3年分の自動車重量税額は、全タイプ車両重量・1,610kg~1,690kgで、エコカー減税・本則適用車になるので【¥30,000-/3年】になります。

自動車取得税

自動車取得税は、新車を購入した時や譲り受けた場合など、自動車を取得した時に課せられる税金です。XC40のような自家用自動車の場合、車両本体価格の約90%が取得価額で、原則として取得価額の3%が自動車取得税の税額になります。自動車取得税は車両本体とは別に、エアコンやカーナビなど取り外すことが難しいパーツにも税金が課せられます。

新車購入時にオプションパーツを購入するのではなく、納車後にカーナビなどを購入することで自動車取得税を節税することができます。自動車重量税と同じで、環境を配慮した自動車にはエコカー減税が適用されますので、減税・免税を受けることができます。XC40の自動車取得税は、以下のようになりますが、今回はオプションは無しと言う条件で算出しますので、参考にして下さい。

  • T4         :(¥3,601,852-×0.9)×0.03=¥ 97,250-
  • T4 Momentum   :(¥4,157,407-×0.9)×0.03=¥112,250-
  • T4 AWD Momentum :(¥4,342,593-×0.9)×0.03=¥117,250-
  • T4 AWD R-Design :(¥4,620,370-×0.9)×0.03=¥124,750-
  • T4 AWD Inscription  :(¥4,712,963-×0.9)×0.03=¥127,250-
  • T5 AWD R-Design :(¥5,083,333-×0.9)×0.03=¥137,250-
  • T5 AWD Inscription  :(¥5,175,926-×0.9)×0.03=¥139,750-

自賠責保険

XC40を新車で購入するときの自賠責保険は、新規登録の車検有効期間は3年なので、自賠責保険は36ヶ月~37ヵ月で加入することになります。維持費のところでも説明しましたが、車検の有効期間と自賠責保険の有効期間には満了日の時間にズレがあります。

自賠責保険に加入していないと公道を走行することもできませんし、車検を受けることもできません。万が一に備えて、自賠責保険の加入はギリギリの36ヶ月ではなく、1ヶ月余裕を持って37ヶ月で加入するのが一般的になっています。

XC40を新車で購入する場合の自賠責保険料は、37ヶ月分で【¥36,780-】となります。

リサイクル料金

XC40を新車で購入する時に、解体するときの処理料金としてリサイクル料金を預託金として支払うことが義務付けられています。リサイクル料金の預託を行った証明として、リサイクル券が発行されるので自動車検査証と一緒に大切に保管して下さい。

  • T4/T4 Momentum                      :¥20,000-
  • T4 AWD Momentum/T4 AWD R-Design/T4 AWD Inscription:¥20,340-
  • T5 AWD R-Design/T5 AWD Inscription               :¥20,440-

登録に必要な諸経費

XC40を新車で購入した場合、車庫証明や名義変更の手続きを管轄の警察署や陸運局で行わなければいけません。XC40の登録に必要な諸経費の内容と費用を紹介します。

  • 検査登録手続代行費用:¥35,000-
  • 車庫証明費用    :¥ 2,600-
  • 車庫証明手続代行費用:¥25,000-
  • 納車費用                      :¥35,000-
  • ナンバープレート代 :¥ 1,500-
  • 諸経費合計     :¥99,100-

※手続き代行費用、車庫証明費用、ナンバープレート代などは、店舗や地域によって金額は異なります。

XC40の壊れやすいところや注意するべき点

XC40の故障についての報告は、他の輸入車でも良くある電気系のトラブルが多いように感じます。レギュレターの故障により、窓が急に落ちたり、上げ下げができなくなったりします。

レギュレターの不具合は、ドアの開け閉めによる衝撃や、経年劣化によって起こる故障ですが、レギュレターを交換することで改善することができます。修理代は国産車よりも部品代が高いこともあって、¥50,000-~¥100,000-ほど掛かる見込みです。

まとめ

XC40の維持費について紹介してきましたが、世界中で人気の高いコンパクトSUVで、日本でも納車待ちが出るほど人気の車種です。

コンパクトカーにしては年間の維持費も決して安くないXC40ですが、新車3年保証しかなかったボルボが2019年から5年保証が始まっていいます。ディーラー保証に頼るのも良いのですが、保証外の故障も起こる可能性はあります。万が一のためにも、消耗品交換や修理代として¥200,000-ほどは蓄えておくようにして下さい。