走破性能アウディQシリーズ最強のQ5!購入後の気になる維持費は?

Q5は、アウディQシリーズ最上級モデルQ7よりも、悪路性能では勝っている本格派SUVです。従来よりも全長を45mm長くすることで、室内も広くなり車体の安定感が増した印象。

水平基調にレイアウトされたインパネ周りが、男性の心を掴み、運転する楽しさを湧き立てます。男性からの指示が高いQ5の維持費について紹介していきます。

Q5の特徴

Q5は悪路走破性能で重要となるフロントへの荷重の偏りを、できるだけ抑える設計によって、先代よりも悪路での走破性能を格段に向上させることができました。Q5のサイズは、全長・4,680mm、全幅・1,900mmでミドルクラスSUVとは思えないほどのビッグサイズになっています。

荷室容量は550Lで、リアシートを倒すと最大1,550Lまで拡大することができるので、荷物の種類によってシートアレンジを行うことができます。

Q5にはガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2種類が用意されています。ガソリンエンジンは2,000cc TFSI 直列4気筒DOHCターボエンジンで、最高出力 252ps、最高出力 37.7kgmを発揮します。

また、クリーンディーゼルエンジンの2,000cc TDI 直列4気筒DOHCディーゼルターボエンジンは、最高出力・190ps&最高出力・40.8kgmを発揮し、H32年燃費基準達成車です。

スポーツカー並みのハイパワーTFSIガソリンエンジンと、トルクフルで環境性能や経済的にも優れたクリーンディーゼルTDIエンジンを好みによって選択することができます。

Q5の維持費は年間どのくらい?

Q5は、ガソリンTFSIターボエンジン搭載【45 TFSI quattro】と、クリーンディーゼルTDIターボエンジン搭載【45 TFSI quattro】の2グレードが用意されています。Q5の維持費として、年間どれくらいの費用が掛かるのかを調べてみましたので紹介します。

税金

新車を購入後、Q5を維持していく上で課税される税金について紹介します。

自動車税

自動車税とは、自動車を所有した全ての人に、支払いが義務付けられている税金で、税額は、エンジンの総排気量によって定められています。

自動車税は、車検有効期間の有無に関わらず、ナンバープレートを返納しない限りは、所有者に納税する義務があります。毎年4月1日の時点で、自動車検査証に記載のある所有者宛てに、自動車税納付書が送付されます。

何らかの理由で自動車税を滞納しているQ5は、車検を受けることができないので、車検を受ける時には延滞料を含めた自動車税を全て納付する必要があります。

Q5には、ガソリンの2,000cc TFSIターボエンジンと、クリーンディーゼルの2,000cc TDIターボエンジンの2種類が用意されていますが、どちらも総排気量は2,000ccなので自動車税額は同じです。

Q5の総排気量は、2,000ccなので自動車税額は、【¥39,500-】です。尚、40 TDI quattroは、クリーンディーゼル車なので、新車を購入した翌年の自動車税が1度だけ75%軽減されます。

重量税

自動車重量税は、自動車税と違って車検を受ける時に課せられる税金ですが、車検を受けなければ自動車重量税を納める必要はありません。自動車重量税は、自動車の重量に応じて課せられる税金で、車検の有効期間分を車検を受ける前に納付しなければいけません。

Q5を新車で購入した場合は、初めての継続車検時に車検有効期間である2年間分の自動車重量税を納付してから車検を受けることになります。

Q5の自動車重量税は、45 TFSI quattroが車両重量・1,820kgで、平成27年度 燃費基準+20%達成車なので【¥20,000-/2年】、40 TDI quattroはクリーンディーゼル車なので、新規検査後に受ける最初の継続検査時も自動車重量税が100%免税になります。

1年間に換算すると、45 TFSI quattroが【¥20,000-÷2年=¥10,000-/年】40 TDI quattroが100%免税となります。

保険

自動車に関する保険は、大きく分けて【自賠責保険】と【任意保険】の2種類があります。自動車を購入した全ての人に加入が義務付けられているのが【自賠責保険】で、自賠責保険では賠償しきれないため、任意で加入することができる保険を【任意保険】と言います。自賠責保険と任意保険について説明していきます。

自賠責保険

自賠責保険は、自動車を所有する全ての人へ加入が義務付けられた保険で、自賠責保険に加入しなければ一般道を走行することもできませんし、車検を受けることもできません。自賠責保険は、人に対して適用することができる保険で、車本体や建物などを壊しても補償は一切されません。

自賠責保険は、死亡時でも3,000万円しか補償されないので、補償額は決して満足の行く額ではありません。自賠責保険は、保険料が決められているので、どこの保険会社で加入しても保険料は同じです。車検を受ける時に、車検期間分の自賠責保険料を支払うので、一般的な継続検査の場合は、2年間分(24ヶ月)【¥25,830-】となります。

車検の有効期間と自賠責保険の有効期間は同じ24ヶ月ですが、満了日の時間に違いがあります。車検の有効期間満了日は【深夜24時まで】、自賠責保険の有効期間満了日は【昼の12時まで】で、満了日に12時間のズレが生じています。

自賠責保険に加入していない車は公道を走ることができないので、自賠責保険に加入する場合は24ヶ月ではなく、25ヶ月で加入することが通例とされています。Q5の車検時に加入する自賠責保険は、25ヶ月で【¥26,680-】となります。

1年間分に換算しますと、¥26,680-÷2年=¥13,340-/年です。

任意保険

自賠責保険は、人に対してしか保険が適用されず、補償内容自体も乏しいため、事故を起こした時には自賠責保険だけでは、全てを賠償することは不可能です。

自賠責保険では補償されない【相手や自分の車】【相手や自分の搭乗者】【事故によって破損した物】などを補償するためにも、補償内容が揃っている任意保険に加入しておく必要があります。

任意保険は、サービス内容によって保険料も保険会社によって全く異なります。任意保険に初めて加入した場合は、6等級から始まりますが、無事故で保険を使わなかった場合は、保険契約を更新すると等級が上がって保険料が安くなります。

保険契約更新時に保険会社を変更しても、等級の引継ぎは行えるので補償内容が良く、保険料の安い別の保険会社を探すことで維持費を抑えることができます。

Q5のユーザー層は、車好きの男性が多く、車両価格も高い車種なので、富裕層と呼ばれるユーザーが購入するものとして、任意保険の料金を1例として紹介します。

  • 年齢     :30歳以上
  • 等級     :16等級
  • 年間走行距離 :16,000km
  • 免許の種類  :ブルー
  • 運転者限定  :限定無し
  • 運転者年齢制限:30歳以上
  • 対人賠償   :無制限
  • 対物賠償   :無制限
  • 年間の保険料 :¥29,500-

Q5は、免許取得してから10年以上経過したある程度、車のことを熟知している行動的で活発な成人男性が多いと仮定して、上記のような保険条件で作成しました。趣味やアウトドアでQ5を使用しているので、年間走行距離も一般的と言われる10,000kmよりは多く、誰が運転するか分からないため、運転者限定は制限を設けていません。

年齢や等級がある程度高いことで、保険料としてはそこまで高くありません。車両保険を付けると上記年間保険料の約1.5倍は掛かりますが、Q5は車両価格も高額な車種なので、万が一に備えて車両保険をつけることをオススメします。

その他費用

Q5を維持するために税金や保険以外で掛かる費用で、最も大きなウェイトを占めるのは、ガソリン代と駐車場代です。故障や事故などで大きな出費に見舞われることもありますが、ガソリン代と駐車場代は維持費の中でも大きなウェイトを占めています。税金や保険以外で必要となる費用を紹介していきます。

ガソリン代

45 TFSI quattroに使用されるガソリンは、【無鉛プレミアムガソリン(ハイオク)】で、ハイオクガソリンの全国平均価格は【¥159.2-/L】です。40 TDI quattroはディーゼルエンジンなので使用する燃料は【軽油】で、軽油の全国平均価格は【¥130.7-/L】です。

一般的に1年間に走る距離は、10,000kmと言われていますので、1年間に必要なガソリン代を求める計算式は、【1年間の走行距離÷カタログ燃費数値×燃料価格】となります。

●45 TFSI quattro(カタログ燃費数値・13.9km/L)

10,000km÷13.9km/L×¥159.2-=¥114,532-

ガソリン価格情報NAVI:https://oil-stat.com/high.html

●40 TDI quattro(カタログ燃費数値・15.6km/L)

10,000km÷15.6km/L×¥130.7-=¥83,782-

軽油価格情報NAVI:https://oil-stat.com/light.html

エンジンオイル交換費用

国産車の場合、3,000km~5,000km毎にエンジンオイルを交換するのが一般的ですが、アウディの場合はオイルレベルを確認しながら15,000km又は1年までオイル交換は行わず、定期的にオイルを補充していくスタイルが殆どです。

エンジンオイルは、メーカーや種類によって金額が違いますが、Q5に推奨されている5W-30のオイルだと、¥2,000-/L、作業工賃が¥1,000-ほどで交換することができます。Q5のオイル容量は【4.6L】なので、(4.6L×¥2,000-)+¥1,000-=¥10,200-(消費税別)

Q5の1年間に必要なエンジンオイル交換費用は、【¥10,200-(消費税別)】となります。

駐車場代

お住まいの地域や持ち家あるいは賃貸などによって駐車場代は全く異なるため、ハッキリとした金額を維持費として紹介することができません。全国の月極駐車場相場を参考にして、都市部と地方とでの駐車場代を紹介してみます。

●大阪府と奈良県の駐車場平均月額

  • 大阪府の月極駐車場平均額:¥38,000-(¥456,000-/年)
  • 奈良県の月極駐車場平均額:¥ 8,000-(¥ 96,000-/年)

大阪府は、東京都と並んで全国でも1番駐車場代が高い地域です。西日本最大の都市でもありますし、人口密度も高く地価の高い地区が多く存在していることが理由の1つです。奈良県は、大阪府と隣接しているため、近年では大阪府のベットタウンとして発展しています。

大阪府に隣接している奈良県北部は地価も高くはなってきていますが、奈良県全体では大半が山や森林に囲まれる地域が多く、地価が安いため駐車場代も安くなっています。駐車場代が年間で30万円以上も違うのであれば、奈良県から大阪府へ通勤する方が、維持費としても安く抑えることができます。

車検整備費用

Q5を購入した場合、初年度登録から10年が経過するまでは、2年に1度の間隔で必ず車検を受けることになります。下記の費用は、大きな修理もなく車検に合格したことを想定した金額で算出しています。

しかし、車検時には必ず消耗部品を交換する必要があるので、10万円~20万円ほどは車検費用とは別に準備しておくようにして下さい。

  • 自動車重量税:¥ 0-~¥20,000-
  • 自賠責保険料:¥26,680-
  • 印紙代   :¥ 1,200-
  • 車検整備費用:¥20,000-
  • 車検代行料 :¥ 8,000-
  • 消費税   :¥ 2,240-
  • 車検費用合計:¥58,120-~¥78,120-

車検は2年に1度なので、1年間の維持費として計算を行うと、【¥58,120-÷2年=¥29,060-/年(TDIエンジン車)~¥78,120-÷2年=¥39,060-/年(TFSIエンジン車)】となります。

Q5年間の維持費金額

  • 自動車税   :¥10,000-~¥39,500-
  • 自動車重量税 :¥ 0-~¥10,000-
  • 自賠責保険料 :¥13,340-
  • ガソリン代  :¥83,782-~¥114,532-
  • オイル交換代 :¥10,200-
  • 車検費用   :¥29,060-~39,060-¥
  • その他費用  :¥10,000-
  • 年間維持費合計:¥156,382-~¥236,632-

※クリーンディーゼルの40 TDI quattroは、自動車税が75%軽減措置適用

その他費用として、洗車をするための道具や、ちょっとした消耗部品など日常のメンテンナンスで必要な費用として【¥10,000-/年】を計上しています。この年間維持費合計には、加入条件によって大きく金額が異なる任意保険料と、お住いの地域によって大きく価格が異なる駐車場代は含まれていません。

Q5の1年間維持費について調べてきましたが、免税や燃料代が安いクリーンディーゼルの40 TDI quattroが、維持しやすいグレードです。

Q5の購入時にかかる費用は?

Q5に用意されているグレードは、【45 TFSI quattro】と【40 TDI quattro】の2タイプがあります。Q5を新車で購入するときの費用を調べてみましたので、紹介していきます。

車体価格

  • 45 TFSI quattro:¥6,398,149-(消費税別)
  • 40 TDI quattro :¥5,888,889-(消費税別)

オプション

Q5に用意されているオプション装備を紹介します。

  • ブラックスタイリングパッケージ:¥100,000-
  • LEDヘッドライトパッケージ   :¥270,000-
  • パノラマサンルーフ      :¥230,000-
  • プライバシーガラス      :¥ 80,000-
  • デコラティブパネル      :¥ 50,000-
  • パーシャルレザー       :¥170,000-
  • ラグジュアリーパッケージ   :¥370,000-
  • シートヒーター        :¥60,000-
  • アシスタンスパッケージ    :¥260,000-
  • アダプティブエアサスペンション:¥300,000-
  • Audiバーチャルコックピット  :¥ 80,000-
  • 3Dアドバンストサウンドシステム:¥180,000-

※表示価格には消費税は含まれておりません。

アウディ公式:https://www.audi.co.jp/jp/web/ja/models/q5/q5/equipment.html

自動車重量税

自動車重量税は、新車を購入する時と、継続車検を受けるときに課せられる税金で、車検の有効期間分を先に納付することになります。自動車重量税は、車体の重量によって税額が決められています。Q5の新車を購入する場合は、初回の車検期間が3年なので、3年間分の自動車重量税を納めることになります。

Q5の45 TFSI quattroは、平成27年度燃費基準達成車なので、本則税率が適用されます。また、40 TDI quattroはクリーンディーゼル車でエコカー減税が適用されるため、自動車重量税は100%免税となります。

Q5の新車購入時に課せられる3年分の自動車重量税額は、45 TFSI quattroが車両重量・1,820kgで、平成27年度 燃費基準+20%達成車なので【¥30,000-/3年】40 TDI quattroはクリーンディーゼル車なので、新規検査後に受ける最初の継続検査時も自動車重量税が100%免税になります。

自動車取得税

自動車取得税は、平成26年4月以降に登録・納車の自家用自動車に課せられる税金です。取得価額は車両本体の他にも、簡単には取り外すことのできないエアコンやカーナビなどのパーツについても取得価額として3%が課税されます。

Q5の45 TFSI quattroは、平成27年度燃費基準達成車なので、自動車取得税の特例措置として20%軽減措置が適用されます。また、40 TDI quattroはクリーンディーゼル車でエコカー減税が適用されるため、自動車取得税は100%免税となります。オプションは無しと言う条件で今回は算出します。

  • 45 TFSI quattro:(¥6,398,149-×0.9×3%)×20%=¥34,550-
  • 40 TDI quattro :100%免税

自賠責保険

Q5を新車で購入した場合、最初の車検までの期間が3年なので、自賠責保険も36ヶ月若しくは37ヶ月で加入することになります。

自賠責保険と車検の有効期間満了のズレについては、冒頭の維持費のところで説明したので省かせて頂きます。Q5を新車で購入する場合の自賠責保険料は、37ヶ月分の【¥36,780-】となります。

リサイクル料金

Q5を新車で購入する際、解体するときの処理料金としてリサイクル料金を預託金として支払うことが義務付けられています。リサイクル料金の預託を行った証明として、リサイクル券が発行されるので自動車検査証と一緒に大切に保管して下さい。

  • 45 TFSI quattro:¥16,630-
  • 40 TDI quattro :¥16,630-

アウディリサイクル料金表:https://www.audi.co.jp/dam/nemo/jp/service_accessory/info_top/recycle/newcar_ajhp_my17_170911.pdf

登録に必要な諸経費

Q5を新車で購入した場合、車庫証明や名義変更の手続きを管轄の警察署や陸運局で行いますが、新規登録など自分で行うことができないので、ディーラーへ委託することになります。その場合に、委託料として代行手続き費用が別途必要となるので、Q5の登録に必要な諸経費の内容と費用などを紹介します。

  • 新規検査登録費用    :¥ 3,320-
  • 新規検査登録手続代行費用:¥25,000-(消費税別)
  • 車庫証明費用      :¥ 2,600-
  • 車庫証明手続代行費用  :¥14,000-(消費税別)
  • ナンバープレート    :¥ 1,600-

※手続き代行費用、車庫証明費用、ナンバープレート代などは、店舗や地域によって金額は異なります。

Q5の壊れやすいところや注意するべき点

Q5で壊れやすい箇所は、エアコンの故障です。Q5に限らず輸入車は「エアコンが良く壊れる」と、聞いたことがあるのではないでしょうか?

海外と日本とでは、気候が全く違うため、エアコンの部品の耐久性や作りが違うことも故障の原因と言われています。海外では四季もない国も多く、湿気大国の日本と違ってエアコンを1年中使うことはありませんが、1年中エアコンを使用する日本では、どうしてもエアコンに負担が掛かります。

そのため、エアコンガスを圧縮するコンプレッサーが焼き付いたり、エバポレーターの故障でエアコンガスが冷却されず冷たい風がでなかったりと、エアコンのトラブルは良く起こります。コンプレッサーとエバポレーターを交換する修理は、莫大な修理代が掛かってしまいます。

エアコンの修理は珍しい故障ではないので、高品質なリビルト品も数多く販売されていますから、ディーラーへ修理を依頼する前に輸入車を扱っている修理工場などへ相談して下さい。

輸入車は部品代や作業工賃が高額なため、リビルト品をできる限り利用して、修理代を抑えることが維持費を抑える上で、最も重要なポイントになります。

まとめ

Q5にはガソリンエンジンとディーゼルエンジンの2種類が用意されていますが、維持費の面では断然クリーンディーゼルの40 TDI quattroがお得です。

車両価格が安く、使用する燃料が安い軽油、燃費がガソリンエンジンよりも1.7km/Lも勝っていることなども挙げられますが、何よりも自動車重量税と自動車取得が100%免除と言うのも魅力です。パワフルな走行性能の45 TFSI quattroも魅力的ですが、クリーンディーゼルの40 TDI quattroが維持費の面では圧倒しています。