車の税金はいつ払う?自動車税や重量税などの税金について徹底解説

「自動車の税金はいつ払えばいいの?」
「そもそも車の税ってどれくらいあるの?」

という方も多いと思います。そこでこの記事では、そんな車の税金についてのお悩みを徹底解説していきます。具体的には、「車にかかる税金について」「それぞれの税金の支払い時期や注意点など」の順番に解説していきます。5分くらいで読めますし、車の税金についてもわかるようになるので、ぜひご一読ください。

車にかかる税金


車の税金と聞くと、「自動車税のことでしょ?」と思う方が大半でしょう。しかし車にかかる税金には、少なくとも4つの税金があります。加えて軽自動車と普通車でも税金が少し違うのです。そこでまず車にかかる税金には、どのようなものがあるのかを詳しくご紹介していきます。

普通車の税金

普通車の税金は、次の4つを収めなければなりません。

  • 自動車税
  • 自動車取得税
  • 自動車重量税
  • 消費税

【自動車税】は、4月1日現在に車を所有していることで発生する税金で、毎年納めなければなりません。

また【自動車取得税】は、車を取得した時にかかる税金です。具体的には、新車や中古車で購入した時や友人などから車をもらい名義変更した時にかかります。

最後に【自動車重量税】は、車検のたびに支払う税金で、税額は車の重量によって決まります。自動車重量税は車検の度に支払うのですが、課税は年単位です。新車で購入した場合の最初の車検は3年後になるので、最初の車検では重量税を3年分払う必要があります。

軽自動車の税金

軽自動車の場合は、次の4つの税金を収める必要があります。

  • 軽自動車税
  • 自動車取得税
  • 自動車重量税
  • 消費税

自動車取取得税や重量税は普通車と同じですが、自動車税が異なります。自動車税と軽自動車税はどちらも地方税なのですが、「普通車は都道府県税」「軽自動車は区市町村税」となり、収めるところが違うのです。なぜこのことについて述べたかというと、納税通知書を紛失したときなどの対応が変わってくるからです。このことに関しては、下記で詳しくご説明しています。

自動車税・軽自動車税はいつ払う?


先に結論から言うと、自動車税・軽自動車税の支払いは5月になります。自動車税の納税通知書も5月の上旬に届きます。なので、納税通知書が届いたらすぐに収めてしまいましょう。

先程もご紹介したように、この税金は4月1日に車を所有している方が課税対象です。そのため、5月に税金を収めることになっています。では納付期限や注意点はあるのでしょうか。それらについて更に詳しくご紹介していきます。

納付期限

自動車税・軽自動車税の納付期限は5月31日です。31日が休日であれば、次の平日まで支払い期限が延長されます。ちなみに青森県と秋田県は、納付期限が6月末です。自動車税は都道府県の税金になるので、対応が他の都道府県と若干違う場合もあるので引っ越しの際などは注意しましょう。もちろん税額は同じです。

注意点

まず自動車税の納税通知書は、車検証の住所に発送されます。そのため引っ越しなどで住所が変わった時に、車検証の住所を変更していない場合は、納税通知書が届きません。また車をオークションなどで購入し、車検証が前の所有者のままの場合も当然届きません。

納税通知書が届かなくても、自動車税は収める必要があります。つまり知らず知らずのうちに税金が未納になってしまうことがあるのです。自動車税の未納があると

  • 車検が受けられない
  • 延滞金が発生する
  • 財産の差し押さえになることがある

ということにもなりかねませんので、注意が必要です。

そのため車を持っているにもかかわらず、5月上旬に納税通知書が届かなかった場合は、適切に対処しましょう。具体的には次のような手順になります。

納税通知書が届かなかった場合の対処法

車検証の住所変更を行なっていない場合は、前の住所の都道府県の自動車税事務所に電話し、新しい住所を伝えると共に、納税通知書を送ってもらいましょう。軽自動車の場合は、区市区町村税になるので市町村の税務署に電話をすることになります。車検証が手元にあるとスムーズに手続きすることが可能です。

加えて後日、車検証の住所変更も行う必要があります。車検証の住所変更は、管轄の陸運局に行く必要があります。お金を払えば、ディーラーなどで変わりに手続きしてもらうことも可能です。軽自動車の場合は、最寄りの軽自動車検査協会になります。

オークションなどで購入し、車検証の所有者と住所が前オーナーの場合は、そちらに納税通知書が届いています。この場合はトラブルになる可能性が高いので特に注意が必要です。4月1日に車を所有しているのがあなたなら、税金はあなたが払わなければなりません。そのため前の所有者に電話し、納税通知書を送ってもらいましょう。

自動車税が増税されるタイミング

新車登録から13年以上経ったときに自動車税は増税されます。軽自動車では、20%の増税、普通車では15%の増税になります。具体的にいうと、軽自動車の場合は、10,800円が12,900円になります。普通車は排気量で税金が決まるので、排気量が1,000cc以上で1,500cc未満の車の場合は、34,500円が40,000円になってしまいます。加えて重量税も新車登録から13年を超えると増税されるので、注意が必要です。

自動車取得税はいつ払う?

支払うタイミング

自動車取得税は、その名の通り車を取得した時にかかる税金です。車を新車や中古で購入したときや、誰かから車を譲ってもらったときに収めなければなりません。ちなみに50万円以下の車であれば、自動車取得税を収める必要がありません。

正確な支払いのタイミングは、自動車の新規登録や移転登録などのタイミングと同時に行われます。最寄りの陸運局で登録の手続きを行う際に、同じ敷地内にある自動車税事務所(軽自動車は全国軽自動車協会)に申告を行い、税金を納めます。

車の購入であれば基本的にはディーラーが行う手続きになるため、自動車取得税は車の購入費の中に含まれています。個人で車の売買や譲渡を行う場合は、ご自身でこの手続を行わなければなりません。

注意点

自動車取得税で注意しなければならないことは、自動車取得税の納税額の計算が難しいということです。実は自動車取得税は、車を買った金額で決まるわけではないのです。では何によって決まるのか。

それは、その車にどれだけの金銭的価値があるのか、によって決まります。つまり安く高級車を手に入れたとしても、自動車取得税が安いとは限りません。

また消費税が10%に増税されるタイミングで、自動車取得税が廃止されるということです。そのかわりに環境性能割という制度が新たに導入されます。この環境性能割とは、車の燃費性能によって税率が変わるという仕組みです。税率についてはまだ決まっていないので、この記事では記載いたしません。

しかし燃費が良い車(ハイブリット車や電気自動車)でなければ、自動車取得税よりも税金の負担が増えるのは確かです。特に軽自動車の場合は、増税になることのほうが多いでしょう。

自動車重量税はいつ払う?

支払うタイミング

自動車重量税の支払うタイミングは、車検ごとになります。これは車の重量によって税金が変わります。軽自動車の税金は一律、年3,300円です。車重が0.5トンごとに年間4,100円の税金が発生します。

例えば、1,170kgのフィットだとすると、
4,100円×3=12,300円
このようになり、年間12,300円の税金がかかります。

車検の度になるので、

  • 新車購入後初めての車検は、新車登録から3年後になるので3年分の36,900円
  • それ以降は2年毎の車検になるので、2年分の24,600円

を車検の度に納める必要があります。

注意点

自動車重量税は、税金が高くなるタイミングが存在します。それは新車登録から、13年経ったときと18年経ったときです。

13年落ちの車の重量税は、軽自動車で年4,100円、普通車で0.5トンごとに年5,700年。18年落ちの車の場合は、軽自動車で年4,400円、普通車で0.5トンごとに年6,300円の重量税が課税されます。

そのため仮に先程のフィットが14年落ちの場合は、5,700円×3=17,100円となり、年間で17,100円の税金がかかることになります。

消費税はいつ支払う?

支払うタイミング

消費税を支払うタイミングは、自動車取得税と同じで車を取得した時になります。また、車の整備にも消費税はかかります。その場合は通常の買い物と同じように、車の整備の度に消費税がかかります。

注意点

消費税は車を購入した時や車検の時にディーラーに諸費用とともに請求されるので「気が付いたら払い忘れていた」ということは起こりづらいでしょう。

ただ1点気を付けるとしたら、2019年の10月に消費税が8%から10%になると言われています。
300万円の車を購入した場合、単純な車体費用だけでも消費税8%であれば24,000円、消費税10%であれば30,000円と、6,000円の税差が発生します。高額な買い物である車は、たとえ2%の増税でもそれなりの金額の差が生まれることでしょう。

まとめ

いかがだったでしょうか?以上が車の税金についてと納税のタイミングについてでした。税金については分かりづらい・ややこしい箇所も多いので、最後にポイントをまとめておきます。

  • 自動車税・軽自動車は4月1日に車の所有者が5月末までに払う(毎年)
  • 自動車取得税は自動車を取得したタイミングで払う
  • 自動車重量税は毎年課税されるが、支払いのタイミングは車検ごと
  • 消費税は、自動車取得税と同じタイミング

税金の払い忘れは、延滞金や財産の差し押さえなどが起きてしまいます。また、一度に支払う金額も多額になることがあるので、計画的にお金を貯めておく必要があります。請求されるタイミングを待つだけの受け身の姿勢ではなく、しっかり「いつどんな費用が発生するか」は頭に入れておくのがおすすめです。