軽自動車の本格派SUVパジェロミニ!気になる維持費を徹底解説します

高い本格派SUVとして人気の高いパジェロの技術を凝縮し最大限に活かして作られた「パジェロミニ」。ミニは軽自動車なので本体価格はもちろん維持費もパジェロより安く上がります。

今回は、そんなパジェロミニを所有した場合、年間にかかる維持費はどれくらいなのか?また維持していく上で注意する点などをまとめてみました。

メーカー・車種別、ボディタイプ別の売却のコツ、エリア別の業者情報、
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パジェロミニの特徴

パジェロミニが誕生したのは1994年です。ちょうどこの頃はSUV車がブームで、特に三菱のパジェロが大人気でした。街中で見るSUVのほとんどがパジェロだったと言っても過言ではありませんでした。しかしパジェロは大型で値段も高く誰でも買えるSUV車ではありませんでした。

そこで登場したのがパジェロミニです。パジェロミニは軽自動車として登場し、本体価格が100万円ちょっとからと誰もが手に入れやすい価格帯でした。パジェロミニは軽自動車ながらも本格的な4WDのSUV車だったことからパジェロを何らかの理由であきらめた人がこぞって購入する車となりました。

初代が1994年~1998年、二代目が1998年~2017年と実に20年以上も製造・販売された人気の軽自動車でした。

エンジン

パジェロミニに搭載されるエンジンは、初代・二代目ともにNA(自然吸気)エンジンとターボエンジンの2タイプです。市街地走行がメインの人ならアクセルの応答性が高く扱いやすいNAエンジン、高速走行や上り坂、悪路走行がメインの人ならパワフルなターボエンジンがおすすめでしょう。

それを証明するかのように二代目のマイナーチェンジ以降では、2WDにはNAエンジンのみ、4WDにはターボエンジンのみの設定となっています。

  • NAエンジン

■初代
最大出力:52ps/7,000rpm
最大トルク:6.0kg・m/5,000rpm

■二代目
最大出力:52ps/6,500rpm
最大トルク:6.3kg・m/4,500rpm

※初代に比べて二代目は低回転で同等の最大出力を発揮するとともに最大トルクは少し向上しています。

  • ターボエンジン

■初代
最大出力:64ps/7,000rpm
最大トルク:9.9kg・m/3,000rpm

■二代目
最大出力:64ps/7,000rpm
最大トルク:10.2kg・m/3,000rpm

※最大出力の数値は初代、二代目ともに同等ですが最大トルクは少し向上しています。

エクステリア

パジェロミニの最大の特徴は何といっても車名でも表されている「パジェロの小型版」というところです。それは特にエクステリアで表現されています。見た目は、まんまパジェロです。フロントマスクはもちろん、リアのテールランプの配置やスペアタイヤの位置など細かくパジェロを再現しています。二台を並べるとまるで親子のようです。

駆動方式とトランスミッション

パジェロミニのイメージから駆動方式は4WDのみと思われがちですが、実はFRの2WDもラインナップされています。パジェロミニの性質上、選ばれるのは圧倒的に4WDなのですが、ちょっとした買い物や市街地走行しかしない人であれば2WDの方が燃費がよく維持費の面で有利になります。

トランスミッションはAT(オートマチックトランスミッション)とMT(マニュアルトランスミッション)の2タイプがあります。初代のATは3速で、二代目は4速になります。MTは初代・二代目ともに5速になります。パジェロミニはエンジン・駆動方式・トランスミッションをユーザーの使用状況に合わせてセレクトできるのがうれしいところです。

オフロードを本格的に走行したい人なら、ターボエンジン×4WD×5速MTの組み合わせをセレクトして悪路走行を思いっきり楽しめます。

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パジェロミニでかかる維持費は年間どのくらい?

パジェロミニを維持していくには「維持費」がかかります。具体的には税金や保険、ガソリン代など多岐にわたります。パジェロミニは軽自動車なので普通自動車よりも自動車税や重量税などの税金が安く、エンジンは660ccと小排気量で車体重量が軽量で低燃費なことから維持費も安くあがります。

具体的にパジェロミニを1年間維持するにはどれだけの維持費が必要なのか調査したところおよそ26万円ほどが必要であることがわかりました。その内容と必要な費用をご紹介します。

税金

軽自動車の維持費には「軽自動車税」と「自動車重量税」という税金があります。それぞれの税金を納税するタイミングと税額を紹介します。

軽自動車税

軽自動車税とは、毎年4月1日時点での軽自動車の車検証上の所有者に対してかかる税金です。軽自動車税は、「乗用か貨物用か」、「自家用か営業用か」によって税額が変わります。また、新規車検を平成27年4月1日以前に受けたかどうかでも税額が変わります。パジェロミニは乗用・自家用になりますので軽自動車税額は以下になります。

  • 平成27年3月31日までに最初の新規検査を受けた場合:7,200円(旧税率)
  • 平成27年4月1日以降に最初の新規検査を受けた場合:10,800円(新税率)

重量税

軽自動車の重量税とは、新車購入時および車検実施時にかかる税金です。軽自動車の重量税額は、軽自動車の区分(自家用・営業用)や経過年数で決まります。重量税という名前ですが、軽自動車の場合は車両重量によって税額が変動することはありません。パジェロミニの重量税は2年で6,600円になります。

  • 年間重量税:6,600円÷2年=3,300円

保険

軽自動車の保険には、軽自動車を運行する上で必ず加入しなければいけない「自賠責保険」と自賠責保険で補償しきれない部分をカバーするために加入する「任意保険」があります。自賠責保険だけは、状況によっては十分な補償ができなため任意保険にも加入することを強くおすすめします。

自賠責保険

自賠責保険は、新車購入時および車検切れの中古車購入時に加入する自動車保険です。自賠責保険は次の車検が来るまでの期間をカバーするような期間設定で作られています。パジェロミニはすでに生産終了の車種なので中古車での購入となり2年間(24か月)で25,070円となります。

  • 年間自賠責保険料:25,070円÷2年=12,535円

任意保険

任意保険は「任意」なので加入しなくても車の購入および運行は可能で車検も受けられます。しかし、自賠責保険だけでは補償しきれない重大な事故を起せば取り返しがつきません。十分な補償ができるように任意保険にも必ず加入しましょう。そして、対人保険と対物保険は無制限に設定するようにしましょう。

任意保険は、その車を運転する人の年齢や過去に保険を適用した回数(事故回数とは異なる)、また保険会社や補償内容で保険料が変動します。パジェロミニの任意保険料金の一例をご紹介します。

・車種:パジェロミニ VR
・保険対象者年齢:30歳以上
・等級:20等級
・免許の種類:ゴールド
・年間走行距離:5,000㎞
・運転者:家族限定
・対人賠償:無制限
・対物賠償:無制限
・車両保険:あり

  • 年間任意保険料:約40,600円

その他費用

軽自動車を走らせるためにはガソリンが必要で、自宅に駐車場がなければ駐車場を借りる必要があります。2年ごとに車検も受けなければなりません。これらの1年間にかかる費用をおおよそで算出してみました。

ガソリン代

年間走行距離を5,000㎞、レギュラーガソリンの価格を145円/L(2019年6月の全国平均価格)、燃費を10.9km/L(4AT/4WD/ターボ※e燃費より)とした場合の1年間のガソリン代は以下になります。

  • 年間ガソリン代:5,000km×145円/L÷10.9km/L=66,514円

駐車場代

軽自動車は、車庫証明を取る必要はありませんが駐車場を持たずに所有するわけには行きません。自宅に車庫が無い場合には駐車場を借りる必要があります。駐車場代は、居住している地域によりばらつきがあり1か月の駐車場代相場で1番高いのは東京都の31,077円、1番安いのは長野県の4,144円で、全国平均は8,288円です。全国平均の駐車場代をもとに1年間の駐車場代を算出すると以下になります。

  • 年間駐車場代:8,288円×12か月=99,456円

車検代

パジェロミニは中古車での購入になりますので車検は2年ごとになります。指定工場(民間車検場)に車検を依頼し、交換パーツが無かった場合の一般的な相場をご紹介します。

・車種:パジェロミニ VR
・自賠責保険:25,070円
・重量税:6,600円
・印紙代:1,100円
・点検費用:10,000円
・車検代行料:10,000円
・合計金額:52,770円

  • 年間車検代:52,770円÷2年=約26,385円

消耗品

パジェロミニに使われている消耗品の寿命はさまざまです。1年間の走行距離を5,000㎞として三菱のディーラーに依頼した場合、代表的な消耗品の年間費用は以下になります。

・エンジンオイル:年1回の交換で約5,000円
・ブレーキオイル:車検ごとに交換で約2,500円
・ブレーキパッド:30,000kmごとの交換で約2,700円
・タイヤ:3年ごとの交換で約9,000円
・ワイパーブレード:車検ごとの交換で約750円

  • 年間消耗品費用合計:約19,950円

パジェロミニの購入時にかかる費用は?

車体価格

パジェロミニは2017年3月31日で販売終了の車種のため中古車でのみ購入可能です。パジェロミニの中古車価格相場をご紹介します。

  • 初代(1994年~1998年):20,000円~590,000円
  • 二代目(1998年~2017年):90,000円~1,420,000円

※中古車は、基本的には年式が新しいほど本体価格も高くなりますが、走行距離をはじめボディ・内装のキレイさ、グレードなども本体価格に影響するため場合によっては年式が古くても本体価格が高いことがあります。

オプション

パジェロミニは2017年3月31日で販売終了の車種で中古車での購入となるため、メーカーオプションやディーラーオプションを選んで購入車両に装着して購入することはできませんが、すでにオプションを装着している中古車を見つけて購入すればオプション費用が節約できます。

重量税

パジェロミニの重量税は、車検が残っている中古車なら支払は無く、車検無しの中古車なら6,600円が必要になります。

自動車取得税

自動車取得税とは、本体価格+オプション価格の合計金額をもとに算出される税金です。軽自動車の場合、初年度登録から4年以上経過している中古車もしくは取得価格が50万円以下では無税となります。中古車価格が1,420,000円の2017年式パジェロミニの場合、自動車取得税は以下になります。

1,420,000円×0.464(2年経過)=658,000円(取得価格)
658,000円×2%=13,178円

※パジェロミニの中古車の多くが本体価格100万円以下や初年度登録から4年以上経過しているため、ほとんどのパジェロミニの中古車では自動車取得税はかからないことになります。

自賠責保険

パジェロミニの自賠責保険は、車検切れの中古車購入時なら2年間分(24か月)の25,070円が必要となります。車検が残っている中古車なら自賠責保険料は必要ありません。

リサイクル料金

リサイクル料金は、自動車を解体したあとに出たゴミをリサイクルもしくは廃棄するために必要な料金です。中古車であっても購入時に支払います。パジェロミニのリサイクル料金は7,960円~9,840円になります。

ディーラー代行手数料

パジェロミニを三菱のディーラーで購入する場合の代行手数料は、おおよそ30,000円前後になります。内訳は以下の内容になります。購入した中古車を自分で取りに行けば納車費用はカットすることができます。

  1. 登録費用
  2. 整備費用
  3. リサイクル法関連費用
  4. 納車費用

パジェロミニの壊れやすいところや注意するべき点

ATのトラブル

パジェロミニの初代・二代目ともにAT(オートマチックトランスミッション)のトラブルが発生しています。トラブルの症状は、あるギアで固定されて変速されないというものです。ATのギア固定トラブルはパジェロミニに限らず、どの車種のATでも起こる可能性があり、原因の多くは自動変速を制御している油圧回路で回路内へのゴミや金属粉の詰まりや電子制御のソレノイドバルブが故障するというものです。

修理するには、AT変速用コンピューターの部品交換となります。三菱純正のAT変速用コンピューターは、部品代が約70,000円と非常に高くなります。このトラブルはパジェロミニではかなり有名なため、民間の業者が対策品のコンピューターを販売しており、これを使って修理することで修理費用を安く抑えることも可能です。

しかし純正部品以外を使った場合、三菱のメーカー保証を受けることができなくなります。

場合によっては、三菱純正の部品で修理した方が最終的に安かったとなるかも知れません。もし、ATにこだわらないのであれば、燃費もよくこのトラブルには無縁のMT(マニュアルトランスミッション)のパジェロミニを選択すると良いでしょう。

まとめ

パジェロミニの年間維持費をはじめ、パジェロミニの購入金額の目安、パジェロミニの注意点についてご紹介しました。維持費については、任意保険は年齢や等級などにより変動し自宅に車庫があれば約10万円ほどさらに安くなりますので、車庫がある人なら16万円以下になります。

安い維持費でパジェロに乗りたい人は、パジェロミニがオススメです。

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