運転を楽しむならMT車!SUVでオススメのMT車5選

「MT車が気になるけれど、AT車ばかりであまり見かけない。そもそもMT車は売っているの?もしオススメの車種などがあれば知りたい」あなたへ。今回は、MT車について徹底解説します!

最近あまり見かけなくなったMT車。「もうほとんど存在しないのでは?」と思っている人もいるのではないでしょうか。しかしそんなことはありません!

まだまだ自動車市場にはたくさんのMT車があるのです。そこで、MT車についての基本情報をはじめオススメの車種まで幅広くご紹介します。

MT車とは

「そもそもMT車って?」と思っている人も多いはず。まずはMT車についての基礎知識を解説しましょう。すでにご存知だとは思いますが、「MT車=マニュアル車」。

ざっくりと言うと「クラッチペダルのある車」で、いわゆる「エンジンストップ」が起こることがあります。

AT車との違い

MT車の反対にあたるのは「AT車=オートマチック車」。MT車と異なり、クラッチペダルが存在しません。主にアクセルペダルとブレーキペダルを踏むだけで運転ができます。

またシフトチェンジも、MT車は自分の手で行いますが、AT車は自動。アクセルを離したときに自動的に車がゆるやかに前進する「クリープ」はAT車にしか起こりません。エンジンブレーキの強度もやや異なっており、MT車はエンジンブレーキが強く、AT車はエンジンブレーキが弱いのが特徴です。

MT車のメリットは?

またMT車のメリットには「車両価格が安い」「車が軽い」「故障しにくい」といったものが挙げられます。

新車価格は、一般的にMT車の方が5万円~10万円ほど安くなります。最近ではそこまで大きな価格差はありませんが、ひと昔前は何十万円といった価格差があったのも事実。というのも、AT車には「あらゆる動きを自動化させる手間」がかかっているため車両価格も高くなるのです。AT車には電子制御用の部品なども数多く使われています。

車の重さに関しては、「MT車の方が軽い」です。
なぜなら、MT車はかんたんな歯車を組み合わせて作られた構造になっていますが、AT車は「トルコン」と呼ばれる変速機や機械をスムーズに動かすためのオイル、さらにオイルをコントロールするためのポンプや冷却機構などさまざまな部品などを駆使しなければなりません。そのため重量も重くなってしまうのです。

またMT車には「故障しにくい」という大きなメリットもあります。
先述したように、AT車には、システムを構築するために大量の部品や機械が必要になるため、その数に比例して故障する可能性も高くなってしまうわけです。

加えて、重要部分である「ミッション」が壊れてしまった場合、「ミッションが壊れているのが分かっても、どこが壊れているのか分からない」となる場合が多く、結果的にミッションをまるまる交換しなければならないケースもあります。そのため故障時の修理費用も高くなりやすいのです。

一方でMT車は、シンプルな構造となっており、基本的に「クラッチ」がミッションへの負担を軽減してくれます。もし故障したとしても、クラッチにまつわる部品(クラッチディスクやマスターシリンダー)を交換するだけなので、コストも安く抑えられます。

MT車を楽しむためのポイント

続いてはMT車を楽しむためのポイントをご紹介します!今ではほとんどの人がAT車を利用していますが、一方でMT車ならではの魅力ももちろんあります。

周りから「カッコいい」と思われることがある

日本国内で見るとMT車に乗っている人はかなりの少数派。実際のところ国内で生産されている車の90%以上はオートマチック車という事実もあります。

自動車免許においても60%の人がオートマチック限定免許だと言われています。そんな「オートマチック時代」とも言える昨今でマニュアル車に乗るのは珍しいのです。

そのため「マニュアル車に乗ってる」と言うだけで周りから評価されることが多々あることでしょう。そういった意味で優越感に浸れたり自分の運転に自信がついたりすることもあります。

シフトチェンジを楽しむ

先述したように、MT車にはクラッチがあり、AT車にはクラッチがありません。MT車のクラッチでのシフトチェンジを楽しめるかどうかが「マニュアル車を楽しめるかどうか」のポイントになります。

MT車の場合、車の発進は1速からです。そのあとスピードを上げために2速、3速とギアを入れていきます。シフトレバーを動かして車を進めるため「自分の手で車を動かしている」という感覚を味わうことができるのです。

たとえばアップダウンの激しい峠道や急カーブ、スピードを出す高速道路などシーンによってシフトレバーの操作は異なります。場面に合わせて「自分の手と足で」車を動かすことで楽しみが生まれるのはMT車の醍醐味です。

新車で購入できるSUVのMT車は

赤色 CX-5

続いては新車で購入できるSUVのMT車をご紹介します。実際のところマニュアルモデルを出している車種は少なく、新車となるとさらに車種にも限りがあります。その中でも新車販売されているものをいくつかピックアップしました。

ハスラー

スズキが生産販売を行うSUV【ハスラー】。きっと誰しも一度は耳にしたことがあるはず。ハスラーはSUVと軽トールワゴンを組み合わせた新タイプのクロスオーバーSUVです。その見た目が特徴的で、他メーカーではなかなか見られない独自のサイズ感に惹かれます。

テレビCMでは「遊べる軽」として認知されており、アウトドアでの機能性はもちろん街乗りでも使える一台です。

中でも注目すべきが個性的なデザイン。ホワイトとパッションオレンジを組み合わせたツートンカラーやキャンディピンクを組み合わせたツートンカラーなど、ポップな色合いが魅力です。

そんなポップなエクステリアに伴って車内のカラーもポップ調。シートパイピングやカラーパネルなど特徴的なデザインで統一されています。

車内空間にはさまざまな仕掛けがされており、例えば「収納ボックスのついたアームレスト」「飲み物を2本入れられるリヤドアポケット」「テーブルとして使えるインパネボックス」など多彩。友達同士でアウトドアに出かける時などに大活躍してくれます。ウキウキワクワクしながら旅を楽しめるでしょう。

また「初心者にも安心」なのもハスラーの大きな魅力。駐車時には搭載されているバックモニターで車の後ろを確認することができますし、またBluetoothでハンズフリー通話もできます。

さらに安全装備もバッチリ。「レーダーブレーキサポート」によって車の周りを自動検知し、もし衝突しそうになったときに衝突を回避してくれます。「車デビューする若者向け」な機能が揃っている一台と言えるでしょう。

CX-5

2015年にマツダが販売を始めたクロスオーバーSUV【CX-5】。クリーンディーゼル車を選べるのが特徴のSUVで、パワフルな走行が可能ながらも静粛性に富んだ一台です。

クロスオーバーSUVなので、アウトドアはもちろん街乗りでも大活躍。家族揃ってのお出かけをはじめ、友達同士でのアウトドアまで幅広いシーンで活躍してくれることでしょう。

CX-5は車高が高いのも特徴。ドライバーの視座が高くなるため視認性が良くなり、あらかじめ事故を防ぐことができます。また車高が高いため「見た目のかっこよさ」も倍増。車高のてっぺんから滑らかな傾斜となっているためボディのスポーティさが際立ちます。

ひとたび乗車すればその走行性能と快適性にも驚きます。見た目だけでなく走行性能もスポーツ車並み。力強さがありながらも軽やかな走りを実現してくれます。最初から最後まで居心地の良いドライブを楽しめることでしょう。

車両価格はやや値が張りますが、ガソリン代などを含むトータル維持費で考えると問題ないでしょう。ディーゼル車は軽油を使うため燃費も良く、結果的にガソリンスタンドへ行く回数も減ります。経済的・時間的節約にもなります。

CX-3

同じくマツダが手がけるSUV【CX-3】。CX-5とは異なり「コンパクトSUV」に位置するモデルで、コンパクトカーの中では大きめサイズの3ナンバー車両となっています。ガソリン車とクリーンディーゼル車の2タイプが用意されており、走行性能やデザイン性に優れた一台です。

最大の魅力は何といっても機動性。コンパクトボディなので都市での走行において圧倒的なパフォーマンスを発揮します。最小回転半径は5.3mとなっており、細い曲がり道やUターンにおいてその走行性能を体感することができるでしょう。

またコンパクトながら車高も高めになっています。遠方まで見通すことができるので車両感覚をいちはやく掴むことができ、遠くにいる車両や歩行者も察知することができるため未然の事故防止が可能です。

車高が高いながら全高は1,550mmに抑えられているため立体駐車場でもラクラク停めることができます。

また安全性能にも注目。CX-3では全グレードにマツダの安全装備「i-ACTIVSENSE(アイアクティブセンス)」が標準装備されています。

自動ブレーキやペダル踏み間違い加速抑制装置、先進ライト、車線逸脱警報など多彩な安全装置たちがドライバーの安全を守ります。自動ブレーキにおいては歩行者にも対応しているため安心です。

中古で人気のSUVのMT車は

最後に、中古車で人気のSUV MT車をご紹介します。AT車が主流となっている現代、新車ではMT車に限りがありますが、中古屋市場をリサーチすると「お宝」が眠っていることが多々あります。MT車好きな人はぜひ中古車市場もチェックしてみてください。

ジムニー

スズキが手がける名車【ジムニー】。「ザ・アウトドア」の名にふさわしい一台で、おそらく国内ナンバーワンの走破性を持つ車です。1998年に初登場してから今に至るまで多くのユーザーを熱狂させてきました。

新車でも購入できますが中古車市場でも大いに賑わいを見せています。中には「ジムニー専門」の中古車販売店があるほどで、オリジナルにカスタマイズする人も多くいます。頻繁にアウトドアへ出かける人にはぜひオススメしたい一台。想像のはるか上を行く走破性と機動性に惚れ込んでしまうこと間違いなしです。

一方で舗装された道や高速道路を多く使う場合は、あまりパフォーマンスを発揮できないので注意です。少人数でのキャンプやトレッキングなどでは大活躍してくれること間違いなしです。中古車市場にはたくさんのジムニーがあるのでぜひチェックしてみてください。

エクストレイル 20GT

日産が2008年に発売したSUV【エクストレイル20GT】。世界で最も基準が厳しいといわれる排出ガス規制値を日本で初めてクリアした一台です。

エクストレイル20GTはコモンレール式ディーゼルターボエンジンが採用されており、2.0Lの排出量ながらも15.2km/Lの低燃費となっています。クリーンディーゼル車のため使用燃料は「軽油」ですので、トータル維持費も抑えることができます。

当初発売されたモデルはマニュアル車のみで、当時の新車価格は約300万円。ヨーロッパ風のフロント周りが特徴的で圧倒的な存在感があります。

車内装備の実用性の高さも必見。インパネ周りは「道具感」がありダッシュボード周りにある小物入れやドリンクホルダーなど実用性の高い装備が揃っています。加えて質感もキープされています。

もちろんSUVなのでアウトドアでの使い勝手も◎。積載性にも優れている上にラゲッジルームは防水仕様。キャンプなどで濡れた荷物で安心して積むことができます。

マニュアル走行では若干クセがあるのが特徴です。また、加速性に優れているためギアを入れるタイミングにちょっと気を配る必要があります。

まとめ

MT車について徹底解説しました。いかがでしたか?今やあまり見かけなくなったMT車。「ほとんど存在しないのでは?」と思うこともありますが、そんなことはありません。

新車で売られているMT車もあるので、ぜひディーラーや販売店に足を運んでみてください。
MT車ならではの魅力や楽しみ方もたくさんあるので、ぜひMT車を乗りこなして、素敵なカーライフを送りましょう!