【高級SUVブランド】ランドローバーの人気車種すべてを大解剖!

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ランドローバーと聞けばイメージするのが4WDやオフロード車、SUVというキーワードではないでしょうか?オフロード車やSUVの購入を考えるときにランドローバーを選択肢の一つにする人も少なくないでしょう。ランドローバーは元々は車の名前でしたが、現在ではブランド名となっており、多数の4WDオフロード車のSUVを手掛けています。

どれも人気車種なので、どれを選べばよいのか悩んでしまう人のために今回はランドローバーの人気車種をご紹介したいと思います。

イギリスの高級SUVブランド「ランドローバー」

ランドローバーの歴史

1948年にローバー・モーター社がオフロード車両として発売した「ランドローバー・シリーズI」がランドローバーの始まりとされています。ランドローバーとは元々はローバー・モーター社が製造した車の名前でした。1978年に親会社がローバー・モーター社を再組織し社名をランドローバーとしました。

その後も親会社を変えながらも存続し続けまし、2000年にはBMWからフォードに売却されジャガーと統合されます。2008年に世界的大不況の影響によりブランドの保有が困難という理由でフォードはランドローバーをジャガーとともにインドのタタモータースに売却しました。

現在、ランドローバーはジャガーと単一の自動車会社組織「ジャガーランドローバー」(JLR)、もしくはジャガーカーズ社(Jaguar Cars Ltd.)として運営しています。そのため、現在のランドローバー車にはジャガーと共通した装備や技術がいくつも見受けられます。

ランドローバーのラインナップは全車4WDオフローダー

ランドローバーの源流は「ランドローバー・シリーズI」という4WDオフロード車であり、その流れを今も受け継いでいます。そのため、ランドローバーが製造・販売している車は全て4WDのオフロード車がラインナップされています。まさに4WD、オフロード車の専門自動車メーカーと言えるでしょう。

ランドローバーの人気車種紹介

現在、新車で販売されているランドローバーの車種は「レンジローバー」と「ディスカバリー」の2つのシリーズに分けることができます。またそれぞれに複数のモデルがありレンジローバーは4つのモデル、ディスカバリーは2つのモデルが存在します。それぞれのモデルの特徴やスペック、本体価格から買取価格の例までご紹介します。

人気車種その1:レンジローバー

特徴

レンジローバーはランドローバーのフラッグシップモデルであり「砂漠のロールスロイス」と表現されるほど高級感あふれるSUVです。本体価格が最低でも1,400万円以上からで最上位モデルになると約3,000万円とランドローバーの中でも破格な値段になっています。

グレードは下から「VOGUE」、「AUTOBIOGRAPHY」、「SVAutobiography」と3タイプ用意されています。レンジローバーには、スタンダードホイールベースとロングホイールベースの2タイプが存在するのも大きな特徴で、ランドローバー車で唯一の特徴になります。

最新装備が満載で高級車そのものでありながら、悪路を走らせれば水深900mmの深さまで走行可能な高性能4WDオフロード車なのです。とにかく一番大きく高級で高性能な4WDオフロードSUVに乗りたいという人にはレンジローバー一択ではないでしょうか。

スペック

ボディサイズ

全長5,005mm(ロングホイールベース:5,205mm)×全幅1,985mm×全高1,865mm

燃費
  • ガソリンエンジン:7.2~8.8km/L
  • ディーゼルエンジン:12.4km/L
パワー
  • ガソリンエンジン:340~565PS
  • ディーゼルエンジン:258PS

本体価格

新車
  • VOGUE:14,660,000円~
  • AUTOBIOGRAPHY:17,570,000円~
  • SVAutobiography DYNAMIC:25,310,000円~
中古車
  • 最高値:24,800,000円(2018年式 SVAutobiography ロングホイールベース リアシートモニター)
  • 最安値:458,000円(2004年式 VOGUE ナビ ETC サンルーフ アルミホイール )

買取価格の例

677.4万円:2017年式 レンジローバー VOGUE、ブラック、走行距離3万km、2019年1月査定

人気車種その2:レンジローバースポーツ

特徴

レンジローバーとして2番目に登場したのが、レンジローバースポーツです。ポルシェ・カイエンの対抗馬として作られた車種とも言われています。名前が示す通りオフロード走行だけでなくオンロードでのスポーツ走行も意識したモデルになっています。

グレードは「SE」、「HSE」、「HSE DYNAMIC」、「AUTOBIOGRAPHY DYNAMIC」、「SVR」の5種類で、エンジンはグレードにより選択は限られますがV6ディーゼルエンジン、V6ガソリンエンジン、V8ガソリンエンジンの3タイプを用意しています。

また「SE」と「SVR」以外には、2L 直列4気筒ターボガソリンエンジン+駆動用モーターの組み合わせたパラレル式ハイブリッドシステムが用意されています。ちなみにPHEVモデルはランドローバーとしては初めてになります。

「史上最速のランドローバー」というキャッチフレーズを付けられた「SVR」には、5.0L V8スーパーチャージドガソリンエンジンを搭載し、最高出力575PS、最大トルク700N・m、0-100km/h加速4.5秒とスーパーカー並みのハイスペックを誇っています。

サスペンションもSVR専用のオートレベライザー付きスポーツサスペンションが標準で装備されています。価格は1,600万円オーバーとレンジローバースポーツの中でもSVRだけは別格と言っても過言ではないでしょう。

オフローダーとしての4WDやSUVとして活用するだけではなく、オンロードやワインディングロードではスポーツ走行も楽しみたいという人には、レンジローバースポーツはおすすめだと思います。

スペック

ボディサイズ

全長4,855mm×全幅1,985mm×全高1,800mm

燃費
  • ガソリンエンジン:7.6~8.4km/L
  • ディーゼルエンジン:12.6km/L
パワー
  • ガソリンエンジン:340~575PS
  • ディーゼルエンジン:258PS

本体価格

新車
  • SE:8,730,000円~
  • HSE:10,230,000円~
  • HSE DYNAMIC:11,110,000円~
  • AUTOBIOGRAPHY ​​DYNAMIC:12,380,000円~
  • SVR:16,810,000円~
中古車
  • 最高値:12,800,000円(2018年式 SVR 後期ナビ パノラマSR OP22AW ACC)
  • 最安値:1,280,000円(2006年式 HSE)

買取価格の例

606.1万円:2016年式 レンジローバースポーツ SVR、ブルー、走行距離4万km、2019年4月査定

人気車種その3:レンジローバーイヴォーク

特徴

レンジローバーの3番目として2012年に発売されたのが、レンジローバーイヴォーグです。全長が4.4m以下とレンジローバーの中では一番短くコンパクトなボディとなっています。

またこのサイズはディスカバリーを含むランドローバー全車の中で一番短い全長になります。全幅は1,900mm、新型の2代目は全幅1,996mmとワイドボディなので見た目の迫力は十分にあります。

イヴォーグはボディバリエーションが豊富で5ドアだけでなくトップ(屋根)がオープンになる3ドアコンバーチブルタイプもラインナップされています。ただ、これは初代のイヴォーグの場合で、2019年6月から日本で発売開始された2代目のイヴォーグは5ドアのみとなります。

しかし、デザインはキープコンセプトでありながら、さらに磨きがかかって美しいプロポーションになっています。

イヴォーグのみ初代と2代目の両方が新車で販売されている珍しいパターンになっています。コンバーチブルのレンジローバーが欲しい人は初代の販売が終了する前に購入しましょう。イヴォーグは、コンパクトボディで本体価格も500万円を切るグレードから選択できるので、レンジローバーの入門車という感じでしょう。

スペック

ボディサイズ
  • NEWイヴォーク:全長4,371mm×全幅1,996mm×全高1,649mm
  • イヴォーク:全長4,355mm×全幅1,900mm×全高1,660mm(コンバーチブルは全長+30mm、全高-10mm)
燃費
  • ガソリンエンジン:10.6km/L
  • ディーゼルエンジン:13.4km/L

※NEWイヴォークは不明

パワー
  • ガソリンエンジン:380~550PS
  • ディーゼルエンジン:180PS

本体価格

新車

NEWタイプ

  • EVOQUE:4,610,000円~
  • EVOQUE S:5,280,000円~
  • EVOQUE SE:6,050,000円~
  • EVOQUE R-DYNAMIC S:6,020,000円~
  • EVOQUE R-DYNAMIC SE:6,790,000円~
  • EVOQUE R-DYNAMIC HSE:7,470,000円~
  • EVOQUE FIRST EDITION:7,990,000円~

初代

  • SE:5,020,000円〜
  • SE PLUS:6,080,000円〜
  • HSE:6,650,000円〜
  • HSE DYNAMIC(コンバーチブル):7,680,000円〜
中古車
  • 最高値:7,100,000円(2019年式 CONVERTIBLE HSE DYNAMIC 240PS)
  • 最安値:2,180,000円(2013年式  ピュア テクノロジーパック純ナビ・地デジ19アルミ)

買取価格の例

265.5万円:2014年式 レンジローバーイヴォーク ダイナミック、白、走行距離4万km、2019年6月査定

ランドローバーの人気車種その4:レンジローバーヴェラール

特徴

レンジローバーとして4番目に登場したのが、レンジローバーヴェラールです。2017年に発売が開始された一番新しいシリーズです。レンジローバーでの位置づけとしてはスポーツとイヴォーグの中間的存在になります。最後発のシリーズだけに最新装備を多数備えています。

排出ガスを削減し燃費を向上させるINGENIUMガソリンエンジンをランドローバーで初めて搭載しました。ディーゼルエンジンやV6スーパーチャージドなど多彩なエンジンをラインナップしています。

ドアノブは従来のようなドアに取り付けたタイプとは違い、ロック解除とともにドアから隆起しロックするとドアに収まるというボディデザインを損なわせない演出や、内装ではジャガーXJでも採用されているロータリー式のATダイヤルセレクターが備を装備しています。グレードは全部で9タイプ、エンジンはディーゼルとガソリンの2タイプ。

フラッグシップのレンジローバーはちょっと大きすぎるし価格面で手が届かないけど、それなりのボディサイズで高級感があり目新しいレンジローバーを手に入れたいと思う人にミドルサイズのヴェラールはおすすめの1台だと思います。

スペック

ボディサイズ

全長4,820mm×全幅1,930mm×全高1,685mm

燃費
  • ガソリンエンジン:10km/L
  • ディーゼルエンジン:14.4km/L
パワー
  • ガソリンエンジン:380~550PS
  • ディーゼルエンジン:180PS

本体価格

新車
  • ヴェラール:7,046,000円~
  • ヴェラール S:8,012,000円~
  • ヴェラール SE:8,592,000円~
  • ヴェラール HSE:9,709,000円~
  • ヴェラール R-DYNAMIC:7,526,000円~
  • ヴェラール R-DYNAMIC S:8,492,000円~
  • ヴェラール R-DYNAMIC SE:9,072,000円~
  • ヴェラール R-DYNAMIC HSE:10,189,000円~
  • レンジローバー ヴェラール SVAutobiography Dynamic エディション:16,066,000円~
中古車
  • 最高値:13,000,000円(2018年式 R-DYNAMIC HSE  3.0L P380 Lummaグリル)
  • 最安値:6,078,000円(2017年式 S ブラックレザー シートヒーターBSM )

買取価格の例

587.1万円:2018年式 レンジローバーヴェラール R-DYNAMIC SE 、パールⅡ、走行距離1万km、2019年3月査定

人気車種その5:ディスカバリー

特徴

ディスカバリーは、レンジローバーの下に位置するランドローバーの中核車となります。1989年にデビューし、4度のフルモデルチェンジを経て2016年に登場した現行型は5代目となります。

ディスカバリーと言えば4代目まで角ばったボディスタイルでそれが特徴的でしたが、5代目はフロントエンドなどはスラントさせて丸みがあるデザインとなりました。しかしボディサイズはスリーサイズすべてがサイズアップしました。

グレードは「HSE」、「HSE LUXURY」、「NEW LANDMARK EDITION」とレンジローバーに比べてシンプルな3タイプになっています。エンジンも全グレード共通のガソリンエンジン1パターン、ディーゼルエンジン1パターンとシンプルな構成なので、購入するときに迷いは少なくなるでしょう。(「NEW LANDMARK EDITION」はディーゼルエンジンのみ)

レンジローバーよりも下位のシリーズとは言え、4WD専門のランドローバー社製オフロード車なので、最大渡河水深はレンジローバーと同じ900mmまで対応可能などオフロード走行では遜色ない高性能ぶりです。レンジローバーよりも低価格で性能的には必要十分なディスカバリーをあえて選択するのも手かもしれません。ディスカバリーはレンジローバーと違い3列シートの7人乗りが選択できるところもおすすめポイントです。

スペック

ボディサイズ

全長4,970mm×全幅2,000mm×全高1,890mm

燃費
  • ガソリンエンジン:8.5km/L
  • ディーゼルエンジン:11.6km/L
パワー
  • ガソリンエンジン:340PS
  • ディーゼルエンジン:258PS

本体価格

新車
  • HSE:8,610,000円~
  • HSE LUXURY:9,840,000円~
  • NEW LANDMARK EDITION:8,670,000円~
中古車
  • 最高値:10,180,000円(2019年式 HSE ラグジュアリー ディーゼル)
  • 最安値:368,000円(1997年式 V8i カウンティ Terrafirmaアブソーバー リフトUP )

買取価格の例

400.5万円:2014年式 ディスカバリー HSE、ホワイト、 走行距離3万km、2019年3月査定

ランドローバーの人気車種その6:ディスカバリースポーツ

特徴

ディスカバリーシリーズのスポーツバージョンという位置づけになるのが、ディスカバリースポーツで2015年に登場しました。グレードは「PURE」、「SE」、「HSE」、「HSE LUXURY」、「LANDMARK EDITION」の5タイプ。ディスカバリースポーツはレンジローバーイヴォークと設計を共有するコンパクトSUVでありながら「PURE」以外のグレードでは3列シート仕様が用意されています。

レンジローバーイヴォーグよりは300mmほど全長が長くなりますが、同価格で7人乗りできる3列シートが選択できるので、多くの人を乗せて走る機会が多いファミリーなどにはおすすめだと思います。

スペック

ボディサイズ

全長4,610mm×全幅1,895mm×全高1,725mm

燃費
  • ガソリンエンジン:10.2km/L
  • ディーゼルエンジン:14.4km/L
パワー
  • ガソリンエンジン:240PS
  • ディーゼルエンジン:180PS

本体価格

新車
  • PURE:4,430,000円~
  • SE:5,130,000円~
  • HSE:6,130,000円~
  • HSE LUXURY:7,330,000円~
  • LANDMARK:5,930,000円~
中古車
  • 最高値:6,880,000円(2018年式 HSE LUXURY 2.0L P240 4WD プレミアムメタリックペイント)
  • 最安値:2,890,000円(2016年式 SE 4WD フルセグナビ キセノン Bカメラ 純正AW)

買取価格の例

610.9万円:2018年式 ディスカバリースポーツ HSEラグジュアリー、ブラック、走行距離2万km、2019年5月査定

まとめ

ランドローバー社が製造・販売する4WDオフロード車の「レンジローバー」シリーズと「ディスカバリー」シリーズをご紹介しました。ランドローバーの車は英国御用達のオフロード車でもあり、まさにオフロード界では一番の高級車と言えるでしょう。4WD、オフロード車に乗るならランドローバーと憧れている人も多いと思います。

この記事で自分にあったランドローバー車を見つけてもらえたらと思います。またホットなニュースとしては2020年に「ランドローバー ディフェンダー」が新型として登場するとの情報が流れています。2020年には選択肢が一つ増えるかも知れませんね。

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