ゲストも喜ぶ広さと高級感のEクラス!購入するときにかかる費用と維持費は?

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Eクラスは価格以上の高級感を感じると、ユーザーからの満足度が高い車です。しかし高級感のある車は、維持費も高額になりがちなイメージがあります。

そこで今回は、Eクラスの維持費について検証します。

Eクラスの特徴

Eクラスは、メルセデス・ベンツを代表するミドルクラスの車です。登場したのは1985年ですが、その源流は1930年代から1950年代にかけて生産されたW136までさかのぼり、直接的な系統はW121となります。

Eクラスの頭文字は、1950年代に現れた最新の燃料噴射技術だった、ドイツ語のEinspritzung(燃料噴射)から来ています。日本でも長年好調な販売台数を維持し、中古車市場においても台数は豊富です。

Eクラスはゲストを迎えても恥ずかしくない高級感を持ち、どんなシーンにおいても使い勝手の良い特徴を持っていることから、乗る人を選びません。そして、サイズ感の割に視認性と車幅感覚が掴みやすく、運転が苦手な方でも安心して操作できる取り回しの良さも兼ね揃えています。

Eクラスは、快適な乗り心地とゆとりのある後部座席が各モデルで伝統として息づき、ドイツではタクシーとしても使用されています。

Eクラスのデザイン

Eクラスのデザインは、エクステリア・インテリア共に、人間の五感に訴えかけるラグジュアリー感があります。メルセデス・ベンツのデザインは、美しくインテリジェントな雰囲気を形にするために、感情と理性、Hot and coolの融合を意味する Sensual Purity(官能的純粋)という基本思想があります。

明確な造形と官能的な流れを基本にしたデザインは、最新のトレンドやテクノロジーも含めてコーディネートされ、エモーショナルな仕上がりとなっています。伸びやかなシルエットが印象的なボディは、スポーティかつグラマラスなデザインで、美しい曲線が描かれています。

そして、シックな雰囲気にまとまっているインテリアは、その高級感だけでなく、洗練された快適な機能をふんだんに感じることができます。Eクラスは、その先進的なデザインで、乗る人全てを今まで体感したことのないような心地よさで包みます。

Eクラスのボディサイズ

Eクラスの現行モデルのボディサイズは下記になります。

  • 全長:4.93m~4.95m
  • 全幅:1.85m
  • 全高:1.46m~1.48m

メルセデス・ベンツの中でミドルクラスの車といえば、AクラスやCクラスなどもありますが、Eクラスはこれらと比較すると最も大きなボディサイズです。Eクラスの現行モデルは、旧型よりホイールベースが延長されているので、そのぶん広々とした後部座席を確保することができています。

またEクラスは荷室スペースが広いのも特徴で、ゴルフバッグなども余裕を持って積むことができる設計です。

Eクラスの走行性能

Eクラスの現行モデルでは、グレードごとに下記のエンジンが選択できます。

  • 1.5ℓ 直列4気筒ターボエンジン(エンジン形式:M264)+BSG+48V電気システム
  • 2.0ℓ 直噴ターボエンジン
  • 2.0ℓ 直噴ターボディーゼルエンジン
  • 3.0ℓ V型6気筒ツインターボBlueDIRECTエンジン
  • 2.0ℓ 直噴ターボエンジン

Eクラスのエンジンには、時代をリードするプレミアムカーとして、最先端の高効率テクノロジーが採用されています。ドライバーの意のままに操れる高い走行性能と環境性能を実現しているので、街中から高速まで、大きな爽快感に包まれながら、ドライブを楽しむことができます。

さらに、究極の軽量・高剛性ボディや、クラストップレベルの空力性能によって、走りに安定感をもたらし、燃費の向上にも繋がっています。

Eクラスにかかる維持費は年間どのくらい?

続いては、Eクラスにかかる維持費についてご紹介します。

税金

Eクラスの所有時に発生する税金は、自動車税と自動車重量税となります。自動車税は毎年4月1日に課税され、自動車重量税は新規登録時・車検時に課税されます。

自動車税

自動車税は、排気量によって税額が決まります。Eクラスの現行モデルでは、1,497~2,996ccとグレードごとに幅広いので、自動車税もグレードごとに違って来ます。

Eクラスの自動車税は、年間34,500円~51,000円で、3.0ℓ V型6気筒ツインターボBlueDIRECTエンジンを搭載した、E450シリーズが最も高い課税額となります。

重量税

自動車重量税は車重によって加算されますが、Eクラスの車重は、1,670kg~2,070kgとなります。Eクラスには、1年あたり16,400円~20,500円の自動車重量税が発生します。

保険

車の所有時には、法律で加入が義務となっている自賠責保険と、一般的な自動車保険と呼ばれる任意保険の保険料をシミュレーションする必要があります。

自賠責保険

自賠責保険は法律で加入が義務つけられている保険で、加入していないと車検を受けることができません。支払うタイミングとしては、毎回の車検時と考えて良いでしょう。

自賠責保険は保険会社との契約が必要ですが、どこで契約しても法定で定められた保険料が基準となります。Eクラスを自家用乗用自動車として使用する場合には、加入月ごとの保険料は下記となります。

  • 12ヶ月:15,520円
  • 13ヶ月:16,380円
  • 24ヶ月:25,830円
  • 25ヶ月:26,680円
  • 36ヶ月:35,950円
  • 37ヶ月:36,780円

任意保険

任期保険は基本的な補償や手続きの方法を定めた普通保険約款と、ロードサービスなどの補償を定めた特約で成り立っています。任意保険は、各保険会社によってサービスも異なり、補償内容の上限もプランによって様々です。

任意保険の保険料は、下記のような要素で算出されます。

  • 車種・型式・用途
  • 登録年月
  • 車の安全性能
  • 運転者の年齢
  • 過去の事故歴
  • 運転者の範囲
  • 付保台数(ノンフリート・フリート)
  • 支払限度額

事故のリスクが少ないドライバーほど保険料は安くなる傾向にありますが、車の安全性なども保険料を決める重要な要素となります。万が一の時に備えて、任意保険は万全にしておきましょう。

その他費用

維持費は大きく金額が決まっている固定費と、使用状況によって異なる流動費に分類できます。ここでは、Eクラスを所有する際に発生すると考えられる、流動費についてご紹介します。

ガソリン代

Eクラスのカタログ燃費はグレードごとに異なります。エンジン性能や車重の違いからこのような差が発生しますが、Eクラスはガソリン車・ディーゼル車があります。

Eクラスのカタログ燃費は、ガソリン車が10.1km/L~15.7km/Lでディーゼル車は21.0km/Lです。

ガソリンの平均価格は、2019年5月現在で、レギュラーが143円・ハイオクが154円・軽油が124円となっていますが、年間10000km走行で仮定すると、ガソリン車では約98,000~152,000円、ディーゼル車で約59,000円がガソリン代の目安です。

ユーザーの使用状況によって実燃費は変わりますが、ディーゼル車の燃費が際立つ結果となりました。

駐車場代

都心などでは、自宅に駐車スペースがないため、近隣で駐車場を契約している方も多いかと思います。駐車場代は地域によって相場が異なりますが、全国47都道府県の平均相場は月額8,288円となっています。

そのため、駐車場代として年間100,000円程度、計算する必要があります。Eクラスは比較的大きめなセダンですので、機械式駐車場を契約する際には、サイズ感の確認をしっかりしておきましょう。

車検代

車検は新車購入の3年後、それ以降は2年に1回受けなければいけません。車検代の内訳として、法定費用・車検基本費用・部品交換費用が挙げられます。

法定費用は、自動車重量税と自賠責保険に、印紙代を加えたもので、Eクラスの印紙代は1,800円となります。

そして車検基本費用は、定期点検料・検査料・代行手数料で構成されます。Eクラスの車検をディーラーで受けた場合は、80,000円程度が平均相場となっています。

さらに、消耗品としてタイヤ・オイル・バッテリー・ブレーキパットなどに、不具合が見つかった場合は、部品代も発生します。

以上を合計して、Eクラスのディーラーでの車検代金は、160,000円程度が相場となるようです。車検はディーラー以外にも、整備工場やガソリンスタンドでも受けることが可能です。安く早く車検を済ませることを特徴としている店舗もありますので、ニーズに合った場所で車検を受けると良いでしょう。

Eクラスの購入時にかかる費用は?

ここでは、Eクラスの購入時にかかる費用についてご紹介します。

車体価格

Eクラスの車体価格は、グレードごとに7,140,000円〜11,640,000円となっています。E200クーペという基本グレードが最も安く、オープン・カブリオレ・コンバーチブルのE450 4マチックカブリオレスポーツが最も高い価格設定となっています。

オプション

オプションは、工場で取り付けられるメーカーオプションと、車両がディーラーに到着した後に取り付けられるディーラーオプションに大きく分類されます。費用はオプション品によっても様々ですが、車体価格の5%~10%程度が平均的な相場となっています。

自動車重量税

Eクラスには、グレードごとに1年あたり16,400円~20,500円の自動車重量税が発生します。

自動車取得税

自動車取得税は、購入時に発生する税金です。Eクラスには取得価格(税抜き車体価格×0.9)の3%が発生しますが、グレードごとの車両価格が最大400万円ほど違うので、税額にも大きく関わって来ます。

自賠責保険

自賠責保険は、陸運局でナンバープレートの交付を受ける際に、加入義務が生じます。Eクラスは37ヶ月契約の場合、36,780円となります。

リサイクル料金

リサイクル料金は所有者が購入時に前払いする必要があります。廃車時の、シュレッダーダスト・エアバック・フロン類などのリサイクルの費用となりますが、廃車にしない場合は返還されます。現行のEクラスではグレードごとに、17,010円~24,750円となっています。

ディーラー代行手数料

購入に関する諸手続きを販売業者に代行してもらう際に発生する費用です。新車購入時は、下記のような手数料が発生します。

  • 納車費用
  • 検査登録代行費用
  • 車庫証明書(印紙代)
  • 下取り車手続き代行費用

自分で手続きを行う場合には発生しませんが、流れを把握していないと煩雑に感じる作業なので、ディーラーに委託しているケースがほとんどです。

壊れやすいところや注意するべき点

最後にEクラスの不具合として、多く報告されている事例をご紹介します。

  • 電動式のコラム調整機能が作動しなくなる(W211前期型)

作動用のシャフトが折れることにより、チルト機能・テレスコピック機能が作動しなくなってしまうという不具合です。修理費用は50,000円以上が目安となります。

  • リヤクランクシールからのオイル漏れ(W212前期型)

リラクランクシールを交換する際には、工程が多いため工賃が高くなりがちです。修理費用は約100,000円発生します。

  • エアコンの不調

エアコンの匂いや異音などの不具合も、Eクラスでは多く報告されています。エアコン関連の部品交換や分解洗浄を行う場合には、状態にもよりますが100,000円ほどの修理費用がかかることも珍しくありません。

まとめ

今回は、Eクラスの維持費についてご紹介しました。Eクラスは型落ちモデルの人気も高いため、中古車での購入を検討している方も多いかと思います。

維持費はある程度計算できる部分もありますが、故障や不具合が起こりやすい箇所も把握することで、対策しやすくなります。ぜひ参考にしてください。