トヨタ ・ヴィッツ!気になる税金・維持費、購入時費用を徹底解説

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扱いやすいと人気のトヨタコンパクトカー<ヴィッツ>。視界が広く小回りが利くヴィッツは運転しやすく、老若男女に愛される車です。
そんなトヨタヴィッツを維持していくためには、どれほどの費用が必要なのでしょうか。ヴィッツの維持費や購入時に必要な費用をご紹介しましょう。

ヴィッツの特徴

ヴィッツは1999年に初代が発売された車で、20年近く愛され続けています。ボディサイズがコンパクトであり、小回りが利く実用的なヴィッツは初心者にとっても運転しやすい車であるといえるでしょう。

ヴィッツの主な魅力は次の3点です。

  • 1,000〜1,500ccの十分な動力性能と高水準な低燃費性能
  • 最小半径4.5m以下で駐車も楽々なコンパクトカー
  • 緊急自動ブレーキシステムを装備し安全面に配慮

ヴィッツにはガソリンモデルとハイブリッドモデルの両方が展開されています。障害物を自動的に検知し安全に配慮した注意喚起を行ってくれる車です。またトヨタのセーフティ性能が搭載された安全面にこだわりの見られる車ともいえるでしょう。

ヴィッツの基本スペック

  • 新車価格:118.5~231.8万円
  • サイズ:全長3.89m~3.98m×全幅1.7m×全高1.48m~1.53m
  • エンジン駆動方式:FF
  • エンジン排気量:996/1329/1496㏄
  • 燃費:17.2~34.4㎞/L

ヴィッツにかかる維持費は年間どのくらい?

ヴィッツを所有している人は年間どのくらいの維持費が必要となるのでしょうか。税金や保険などの基本的な費用を含めたものをご紹介します。

税金

車を所有する人が必ず支払わなければならないもの。それは税金です。ヴィッツを維持するための年間維持費に含めなければならない税金はどのくらいなのでしょうか。

自動車税

自動車税は毎年4月1日時点で車を所有している人に自動的にかかる税金です。購入時期を考慮することで自動車税はかなり節約できると考えられます。自動車税はエンジン排気量に応じて決まります。

ヴィッツのエンジン排気量はグレードによって異なりますので、自動車税は2種類に分かれます。

  • 1000㏄以下:29,500円
  • 1000㏄超~1500㏄以下:34,500円

ヴィッツのハイブリッドモデルの自動車税はエコカー減税対象となるため9,000円です。つまり実際に支払うべき税金が75%カットされるということになります。

重量税

重量税は車体重量に応じて決まります。自動車を所有する新規登録時や車検毎に必要となる税金です。ヴィッツの車体重量は910~1,110kgとなっています。そのため、ヴィッツの重量税はこのように定められています。(1t以下/1t超)

≪エコカー減税対象外≫

新車登録後~13年 13年経過 18年経過 エコカー
1年自家用 8,200/12,300円 11,400/17,100円 12,600/18,900円 5,000/7,500円
2年自家用 16,400/24,600円 22,900/34,200円 25,200/37,800円 10,000/15,000円
3年自家用(新車新規登録時) 24,600/36,900円 15,000/22,500円

≪エコカー減税対象車≫

免税 50%減税 75%減税
1年自家用 0円 2,500/3,700円
2年自家用 0円 5,000/7,500円
3年自家用 0円 7,500/11,200円 3,700/5,600円

保険

車を運転するのであれば事故を100%避けることはできません。万が一の場合、損害賠償できるように保険には必ず加入しなければなりません。

自賠責保険

自賠責保険は、正式名称<自動車損害賠償責任保険>といいます。強制加入と呼ばれるもので、車を所有しているすべての人が加入しなければなりません。自賠責保険で補償されるものは人間のみです。

自賠責保険は4種類の車種系統と保険契約期間によって決められています。ヴィッツの車種系統は普通乗用車ですので自賠責保険料は次のようになります。

契約期間 12カ月 13カ月 24カ月 25カ月 36カ月 37カ月
契約金額 15,520円 16,380円 25,830円 26,680円 35,950円 36,780円

自賠責保険の継続加入の際は1カ月余分に支払わなければならないため、13カ月・25カ月・37カ月の契約期間が存在しています。

任意保険

緊急時に対処してくれる任意保険は強制ではありませんが、ほとんどの人は加入しています。自賠責保険は人間のみに保証されていますが、任意保険では建物、車、交通機関などの保証も可能です。

形式別料率クラスによって任意保険の料金は異なります。形式別料率クラスとは車の形式ごとの事故実績にもとづいて4つの項目で9段階評価されているものです。これまで保険金支払いが必要となる事故の回数が少ないほど評価は小さくなり、料率クラスの数字が小さいほど保険料が安くなりますので、ヴィッツ購入時の参考にできます。また、セルフで保険料を計算する際に役立つの料率クラスを表で簡単にご紹介しましょう。

対人賠償責任保険 対物賠償責任保険 搭乗者傷害保険 車両保険
KSP90
NCP10
NCP13
NCP15
SCP95
SCP90

この表で示されている料率クラスは、保険始期が2019年1月1日から2019年12月31日のものに限定されます。

価格.comのサイト情報には様々な年代、年式、グレードによる任意保険の見積もり情報が掲載されています。その情報によると426件の見積もりをもとに、ヴィッツの任意保険料最安額は12,000円、最高額は110,000円となっています。

では、ヴィッツの保険料見積もりを様々な年齢、グレード、走行距離から簡単に表でご紹介しましょう。

車両保険クラス 年間走行距離 免許 等級 運転者年齢 保険料
一般 6,000㎞ ゴールド 13 34 48,000円
一般 3,000㎞ ゴールド 20 21 45,000円
一般 4,000㎞ ゴールド 18 37 46,280円
なし 3,000㎞ ゴールド 20 35 33,370円
なし 12,000㎞ ゴールド 18 36 31,000円

その他費用

保険や税金は車を所有する人に法律で求められている維持費です。しかし、車を維持するためにはほかにも必要なものがたくさんあります。

ガソリン代

まず、車を運転するために絶対に必要なものであるガソリン代です。車本体があってもガソリンがなければ動きません。<ヴィッツハイブリッドNHP130>の実燃費は24.6㎞/Lです。つまり、もし1年間に10,000㎞走行するとしたら406Lのガソリンが必要です。

では、1年間でどれほどの費用がかかるのでしょうか。現在、全国平均のレギュラー価格は144.8円、ハイオク価格は155.5円です。(2019年5月現在)

≪レギュラーの場合≫
約406L×144.8円=58,788.8円(約60,000円)
≪ハイオクの場合≫
約406L×155.5.円=63,133円(約64,000円)

ヴィッツは年間で約60,000~65,000円のガソリン代が必要です。

駐車場代

駐車場を必要とする方は、年間維持費の中に駐車場代も含めましょう。月極駐車場は全国平均で月8,000円が必要です。そのため、年間で必要な駐車場代は次のようになります。
約8,000円×12カ月=約96,000円(更新料が必要なところもあります。)

車検代

安全に車を維持し、車の存在が公害とならないように、国の公的機関である運輸支局で車検が義務付けられています。もし車検を受けなければ公道を走ることは法律違反となってしまいます。

車検代にはどこで車検を行っても変わらない法定費用がありますが、その他の車検代行費用や基本費用は業者によって異なります。ここではヴィッツの車検時に必要な最低費用を表で簡単にご紹介します。

自動車重量税 16,400円~
自賠責保険料 25,830円~
印紙代 1,200円~
車検整備費用 10,800円~
車検代行料 9,720円~
消費税 1,640円~
車検費用合計 65,590円~

車検は新車購入時から3年後、そのあとは2年ごとに必要となります。そのため、表で算出した車検費用合計は3年に一度または2年に一度必要なものです。ですから、年間維持費には65,590円の3分の1(約21,800円)または2分の1(33,000円)を計算すると良いでしょう。

ヴィッツ購入時にかかる費用は?

ヴィッツを新車購入するときにはどのような費用がかかるのでしょうか。

車体価格

ヴィッツの車体価格はグレードによって次のように異なります。

  • ハイブリッドU:2,076,840円
  • U(スポーティパッケージ):1,787,400円
  • ハイブリッドF:1,819,800円
  • F/F“Mパッケージ”:1,181,520円
  • ハイブリッドJewela:1,973,160円
  • ハイブリッドGRスポーツ:2,318,760円

オプション

トヨタならではのアクセサリをが展開されているので、ヴィッツのオプションとして購入することができます。次のような便利でおしゃれなオプションが展開されていますので参考になさってください。

サイドマッドガード 28,080円
カラードアンテナ 14,580円
フロアマット 22,680円
ドレスアップパネル 21,600円
アスフェリカルミラー 9,504円
オートアラームセット 48,600円

自動車重量税

ヴィッツを新車購入するときに必要な自動車重量税は3年自家用プランとなりますので、次の通り費用がかかります。

  • 1t超1.5t以下:36,900円
  • 1t以下:24,600円
  • エコカー:15,000~22,500円

エコカー減税対象車の場合はこのようになります。

  • 免税:0円
  • 50%減税:7,500/11,200円
  • 75%減税:3,700/5,600円

自動車取得税

自動車購入時には自動車取得税を支払わなければなりません。ヴィッツの自動車取得税はグレード別に設定されています。トヨタ公式サイトで発表されている情報を表の形式でわかりやすくご紹介します。

グレード 自動車取得税 エコカー減税+グリーン特化例
ハイブリッドF 45,400円 非課税
ハイブリッドJewela 49,300円 非課税
ハイブリッドU 51,900円 非課税
ハイブリッドUスポーティパッケージ 55,600円 非課税
ハイブリッドFセーフティエディション 47,500円 非課税

自賠責保険

車を所有している人すべてに強制加入が求められている自賠責保険は、購入時にも支払わなければなりません。3年後の車検まで自賠責保険の期間が続くように37カ月の自賠責保険に加入します。その際のヴィッツの自賠責保険は36,780円です。

リサイクル料金

トヨタ公式サイトによるとヴィッツには次のようにリサイクル料金が決められています。

  • 2010年発売形式:8,870~10,890円
  • 2005年発売形式:10,260~10,860円

ディーラー代行手数料

新車を購入する際の見積もりや、購入後にかかった費用を見て不思議に思ってしまう各種手数料。それがディーラーが代行する手数料です。本当は自分でできた必要のない費用を取られてしまう可能性がありますので、購入前にディーラー代行について知っておきましょう。

ディーラー代行手数料には次のようなものがあります。

  • 納車費用:10,000円~
  • 検査登録代行費用:15,000円~
  • 車庫証明代行費用:5,000円~
  • 下取り車手続き代行費用:5,000円~
  • 下取り査定量:0円~

このように、ディーラー代行をフルに利用すると35,000円以上の費用がプラスで必要になります。しかし、自力でできるものはすべて行うようにすれば30,000円以上削減できます。

壊れやすいところや注意するべき点

ヴィッツでありがちな修理ポイントはCVT本体の故障です。次のような症状が出てくるとCVT本体を交換する修理が必要になります。

  • アクセルを踏み込んでも加速してくれない
  • 車体がとても重く感じる
  • シフトアップしてくれず青信号になったときに発進できない

CVT本体の交換にかかる修理費用は30万円~です。些細な部品のみを取り換える修理ではなく、本体全てを交換しなければなりません。本体代だけで30万円、さらに工賃がかかるので約40万円は見積もっておいたほうが良いでしょう。

まとめ

ヴィッツの年間維持費や購入時の費用についてご紹介してきました。ヴィッツはガソリン車とハイブリッド車があり、ハイブリッド車は減税エコカーとなっているため維持費をかなり抑えられます。購入前に維持費について知っておけば賢くグレードを選び、オプションの購入もできるでしょう。

車検や保険、税金など必ず必要な維持費ですので、自分に維持できるだけの力があるかをまずは考えてから購入するようにしましょう。

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