ホンダの高級車5選!価格、燃費、スペックについて徹底解剖

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「ホンダの高級車ってどんなものがあるの?値段や燃費など、そのあたりを詳しく知りたい。」と考えている方へ。そこで今回は、ホンダの高級車をいくつかご紹介します。

日本が誇る自動車メーカー、ホンダ。なかでも特筆している高級車を6つピックアップしました!車種の特徴をはじめ、燃費やスペックについても詳しく解説しているので、ホンダの高級車を買おうと迷っている人、車好きは必見です!

ホンダ車の特徴と性能

まずはホンダ車の特徴と性能について解説していきます。自動車業界でも国内トップ層を走るホンダですが、バイク分野では世界No. 1を誇ります。

ホンダの社風は?

日本の自動車市場を支えているホンダですが、その生い立ちは独特で、創業者の本田宗一郎氏がたった一代で築き上げたメーカーです。本田氏はもともと叩き上げの技術者であったことから、ホンダには「自社の技術」を大切にする社風があります。その社風は歴代の社長にも表れており、創業者の本田氏から現在の8代目に至るまで、すべての社長が元技術者です。

車のラインナップについても、完全に「独自開発」のものとなっています。あらゆる市場が飽和・激化している昨今。世界的に自動車メーカーのグループ化が進んでいますが、ホンダはメーカー同士の提携などはせず、独立メーカーとして市場に残り続けています。

ホンダ車の特徴・性能は?

ホンダの技術を代表する「VTECエンジン」

ホンダが独自開発した、可変バルブタイミングエンジン「VTECエンジン」。

車のエンジンには、一気筒に複数のバルブが付いており、エンジン燃料室に入ってくる空気や出ていく排気をコントロールする、いわゆる「栓」の役割があります。

通常であれば、エンジンが回転するタイミングと、バルブが開閉するタイミングは一定ですが、VTECエンジンの場合は、これらを変化させることが可能です。要するに、低回転から高回転まで多様に対応できる最適なエンジン性能が実現できているわけです。

実際にVTECエンジンが使われているホンダ車に乗ると、スポーツカーだけでなく、コンパクトカーやセダンでも「スポーティーな感覚」を味わうことができます。

ミッドシップ車を生産している

ホンダは、他社にはない技術を持っているメーカーである上に、オリジナリティにあふれる車をラインナップしています。なかでも、ホンダならではの車が「ミッドシップ車」です。

ミッドシップ車とは、車のほぼ中央にエンジンを配置している車のことで、主にスーパーカーやスポーツカー、レーシングカーに使われている形式です。
数ある部品の中でもっとも重量のあるエンジンを中央に配置することで、前後の重量バランスが最適になり、バランスのとれた走行が可能になるわけです。特にコーナリングでの俊敏性は必見。

この性能はレースには欠かせないもので、かの有名な世界レース「F1」をはじめ、ミッドシップは、レースの世界では標準となっているです。

ホンダの高級車①:NSX

1990年に初代モデルが発売され、今では2代目が販売されているホンダ高級車「NSX」。

1990年の初代モデルでは、「イタリアの高級スポーツカー越え」を目指して製品開発がされ、2006年まではフルモデルチェンジをすることなく生産されました。

待ちに待った2代目が発表されたのが2016年。2代目NSXは、ハイブリッドシステムを搭載する「スーパーカー」として注目を集め、現在はアメリカはオハイオ州にある専門工場にて生産されています。

NSXの新車価格

24,200,000円(税込)

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NSXには複数のグレードは存在しません。またこれだけ高額な高級車なために生産台数も限られています。2020年12月現在、NSXのウェブページには「現行モデルの販売は終了いたしました。」と明記されていますが、生産終了したのではなく2020年生産分が全て売り切れたという意味です。2021年になれば受注開始になると思われます。

NSXの燃費性能

WLTCモード:10.6km/L

ホンダ最高峰のスーパーカーとしては、とても優秀な燃費性能を誇ります。これはエンジンだけでなく3基のモーターを搭載したハイブリッドシステムによる低燃費を実現させているからです。燃費を気にすることなく思う存分「走り」が楽しめるのもNSXの魅力です。

NSXのスペック

NSXのボディサイズは全長4,490mm×全幅1,940mm×全高1,215mmで、まさにスーパーカーとしての存在感があります。ホイールベース2,630mmは直進での高い安定性と高次元のコーナリングの両方を実現させています。

NSXは真のスポーツカー、スーパーカーとして2シーター&ミッドシップレイアウトを採用。パワーユニットは、3.5L V型6気筒DOHCツインターボエンジン+3モーターのハイブリッドシステムを搭載。エンジンのみで507PSという高出力を発生します。モーターも合わせると、システム最高出力581PS、システム最大トルク65.9kgf・mを発生させます。

NSXは3つのモーターを前2基、後1基というレイアウトで配置した4WDです。前輪に独立してモーターを配置することで、コーナリング時に回転差を生じさせ、オン・ザ・レール感覚のコーナリングを実現します。NSXはコーナリングも楽しいスーパーカーなのです。

ホンダの高級車②:クラリティFUEL CELL

2016年に、ホンダ初の量産型燃料電池の市販車として発売された「クラリティFUEL CELL」。

1980年代からホンダで研究が始められた燃料電池車両。2016年に満を持して発表された高級車です。文字どおり燃料電池で動く車となっており、1回の水素充填で750kmの航続距離を走ることができます。

また、大手トヨタの燃料電池車「MIRAI」と同様の圧縮水素タンクを採用して、水素ステーションの共通化にも取り組んでいます。またクラリティFUEL CELLは、リース専用車両となります。

クラリティFUEL CELLの新車価格

7,836,400円(税込)

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クラリティFUEL CELLは、他のホンダ高級車と違い燃料電池車のため、新車価格はどうしても高くなります。しかし、環境にやさしい車なのでエコカー減税対象車であり、自動車重量税が100%免税となります。現在はリース専用のため、リース料金で利用することになるのですが、リース料金は取扱販売店へ問い合わせる必要があります。

クラリティFUEL CELLの燃費性能

1充填走行距離:約750km

ガソリンエンジンではないため、表現が唯一特殊になります。この数値は、燃料電池自動車トップクラスです。ちなみに、一回あたりの水素充填は3分程度で完了しますので、ガソリン車と変わらない使い勝手の良さも魅力のひとつです。

クラリティFUEL CELLのスペック

ボディサイズは全長4,915mm×全幅1,875mm×1,480mmとミドルクラスより少し大きめになります。燃料電池スタック、燃料電池昇圧コンバーター、駆動ユニットといった燃料電池パワートレーンのコンパクト化・一体化に成功し、これらはすべてボンネットに収納。

その分、席スペースが広がり5人乗りが可能になった他、複数のゴルフバッグが積めるほどのトランクスペースもあります。加えて、安全運転支援システム「ホンダセンシング」機能も搭載されています。

搭載されるモーターは、最高出力177PS、最大トルク30.6kgf・mを発生。1,890kgあるボディでもモーターならではの鋭い加速とパワフルな走行が味わえます。

ホンダの高級車③:レジェンド

1985年に初代が発売されたホンダ高級車「レジェンド」。

初代モデルでは、ホンダとしては初となる「V型6気筒エンジン」を搭載し、3ナンバー仕様車の用意されたフラグシップカーとして注目されました。その後、2代目~4代目まで連続して続きましたが、2012年に4代目を最後に一旦終了となりました。しかし、3年後の2015年5代目として日本国内で復活し、現在に至っています。

レジェンドは登場当初からホンダの4ドアセダンとして最高級車であり、今現在もその地位に君臨し続けています。

レジェンドの新車価格

7,249,000円(税込)

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レジェンドには複数のグレードがないため、新車価格はワンプライスになります。あとは、どれだけオプションを装備するかで変わってきます。エコカー減税対象車で、重量税が50%減税されるのは嬉しいポイントです。

レジェンドの燃費性能

WLTCモード:12.8km/L

レジェンドの燃費性能表示にはJC08モードで16.4km/Lもありますが、JC08モードよりも実際の走行状態に近い計測を行うWLTCモードの燃費性能をここでは採用します。3.5L V6という大きな排気量エンジンを搭載し、2t近い重量級ボディのレジェンドですが、ハイブリッドシステムを採用しているため、燃費性能はとても良好です。

レジェンドのスペック

ホンダの最高級4ドアセダンだけありボディはとても大きく、そのサイズは全長5,030mm×全幅1,890mm×全高1,480mm。全長5m超えはまさに高級車としての存在感を感じさせます。

パワーユニットは3.5L V型6気筒エンジン+3モーターという組合せのハイブリッドシステムを搭載。エンジンは最大出力314PS、最大トルク37.8kgf・mを発生し、モーターは前48PSの15.1kgf・m、後37PSの7.4kgf・m(後はこれが2基ある)を発生させます。

レジェンドはFFベースですが、後輪にモーターを配置することで駆動方式は4WDとなり、安定した走行を実現しています。後輪の左右それぞれに独立してモーターを配置することで、コーナーリング時に回転差を生じさせ「曲がるセダン」に仕上がっています。レジェンドはスポーツサルーン的な高級4ドアセダンと言えるでしょう。

ホンダの高級車④:アコード

1976年に初代が発売された歴史あるモデル「アコード」。

今では9代目が販売され、初代から一貫して「人と車の調和」をコンセプトに開発・生産されています。その人気は国内だけにとどまらず、海外ユーザーからも根強く愛されており、累計販売台数はなんと1,270万台超え。

誕生から40年たった今、アメリカではこの期間でもっとも売れた車とも言われています。

アコードの新車価格

4,650,000円(税込)

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アコードもグレードはなく新車価格はワンプライスになります。エコカー減税対象車で自動車重量税が100%免税になります。車両重量が1,560kgあるので、エコカー減税されない車と比較すると49,200円もお得になります。

アコードの燃費性能

WLTCモード:22.8km/L

実走行に近い計測のWLTCモードでリッター20㎞以上走るのは、高級セダンとしては十分に満足できる数値でしょう。これはホンダが展開しているハイブリッドシステム「e:HEV」がかなり貢献しています。

アコードのスペック

ボディは全長4,900mm×全幅1,860mm×全高1,450mmと、高級セダンを思わせるサイズ感であり、室内も広く大人5人が十分乗車できる空間を有しています。

パワーユニットは、現在のホンダが展開している2モーター式のハイブリッドシステム「e:HEV」を搭載。主にモーターで走行し、高速巡行時のみエンジンがモーターの駆動をサポートします。これによりガソリン消費を最小限に抑えて、優れた燃費性能を実現しています。

主に走行を担うモーターは最高出力184PS、最大トルク32.1kgf・mを発生し、2.0L 直列4気筒エンジンは最高出力145PS、最大トルク17.8kgf・mを発生させるため、低燃費でありながら必要にして十分なパワーで、ストレスないスムーズな走りが楽しめます。

ホンダの高級車⑤:オデッセイ

続いては、1994年に初代モデル以降、根強い人気を誇る「オデッセイ」。

現在のモデルは2013年に発売されたものです。また、初代が生まれた1994年当時、業績が振るわなかったホンダ。開発コストがかけられないという制約がある中で、中型乗用車である「アコード」のプラットフォームを用いてオデッセイを開発しました。

当時ワンボックスカーでは当たり前だった後席スライドドアを採用できなかった一方で、逆に低ルーフミニバンの先駆けとなり大ヒット。最近の5代目からは、通常のワンボックスカーと同様に、両側スライドドアが採用されています。

オデッセイの新車価格

3,495,000円~4,580,000円(税込)

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オデッセイには4つのグレードが存在します。価格が高い順に「e:HEV ABSOLUTE・EX」、「e:HEV ABSOLUTE」、「ABSOLUTE・EX」「ABSOLUTE」となります。

オデッセイの燃費性能

WLTCモード:11.6~20.2km/L

オデッセイにはガソリンエンジンとハイブリッドという2つのパワーユニットがあります。それぞれの燃費性能ですが、ガソリンエンジンでは11.6~12.8km/L、ハイブリッドでは19.8~20.2km/Lになります。

オデッセイのスペック

オデッセイのボディサイズは全長4,855mm×全幅1,820mm×全高1,695mm(4WDは1,725mm)で、サイズ的にはLサイズワゴンです。そのサイズ感から車高の低いミニバンでも広い室内空間となっています。

乗車定員は7名と8名が選択でき、7名乗車では2列目シートが独立したキャプテンシートが装備され高級感が一層増します。メーカーオプションの本革シートを選択すれば、さらに上質感がアップ。

ガソリンエンジンは2.4L 直列4気筒で最高出力175PS、最大トルク23.0kgf・mを発生。ハイブリッド仕様では、2.0L 直列4気筒エンジンが最高出力145PS、最大トルク17.8kgf・m、モーターが最大出力184PS、最大トルク32.1kgf・mを発生します。

どちらのパワーユニットを選んでも、ミニバンとは思えない加速感とパワフルな走りを実感できることが、オデッセイの魅力でもあります。

ホンダの高級車⑥:エリシオンプレステージ

ホンダが手がける最高級ミニバン「エリシオンプレステージ」。

ホンダが元々生産している、低床のボディが特徴で安定感のある走りが魅力の「エリシオン」の持つ上質なエクステリアを、さらにスポーティーにしたモデルで、2006年のマイナーチェンジのタイミングで販売されたプレミアムミニバンです。

注目すべきは、300馬力(4WDは279馬力)の高出力3.5L V6エンジン。多くのミニバンにありがちな、「初速のモッタリ感」を高出力エンジンがカバーしています。ミニバンとは思えないほどの抜群の走行性能を実感できるはず。

エリシオンプレステージの魅力は?

ミニバンとは思えない走行性能はもちろんのこと、車内インテリアも見逃せません。

なかでも「メーター」に注目です。通常のエリシオンと同様の「自発光メーター」を採用し、高級感あふれる大型のセンターコンソールを配置しています。また、操作パネルも目線よりやや下にあるので、視界範囲の広さも圧倒的。

加えて、車内シートでは、後席2列目まで、ゆったりと肘をかけられる「キャプテンシート」が採用されているので、ロングドライブでも快適な乗り心地です。家族や友人と、旅先のみならず車内でもリッチな旅ができますよ。

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【価格・スペック】
車両価格:3,340,000〜3,592,000円
全長:4,920mm
全幅:1,845mm
全高:1,790mm
ホイールスペース:2,900mm
燃費性能:8,2km/L(JC08モード)

まとめ

ホンダ高級車6選をご紹介しました。いかがでしたか?今や知らぬ人はいないホンダですが、独自のエンジン技術を持っていたり、他社にはないオリジナリティあふれる車種を生産しているメーカーです。なかでも、ホンダの高級車は必見。

抜群の運転性能を魅せるスポーツカーから、高級感あふれる車内が特徴のミニバンまで、幅広い車種がそろいます。もし気になる車種があれば、ぜひ販売店などに足を運んでみてください。きっと理想の車が見つかるはずです。