維持費を安く抑えたいなら!電気自動車(EV)の日産・リーフが最高

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日産・リーフは、日産自動車が製造・販売している電気自動車(EV)です。電気自動車が出だしたころは車自体の価格も高く航続距離も短いため人気がイマイチでしたが、現行型の2代目リーフは補助金で安く購入できて航続距離も約400kmと申し分ないスペックになっています。

そろそろ電気自動車に手を出してもいいかな?とお考えの人も少なくないと思います。電気自動車を選ぶ理由に「エコカー減税」や「維持費」の安さがあります。では実際にはどれくらい安くなるのでしょうか。

日産・リーフの特徴

日産・リーフの最も大きな特徴は、動力は100%モーターの電気自動車(EV)であることです。日産・リーフには電気自動車ならではの装備をはじめ先進技術が多数盛り込まれています。

e-Pedal

動力がモーターだからなせる業なのが「e-Pedal」です。ブレーキペダルを使わずアクセルペダルだけでストップ&ゴーを実現させることができます。エンジンでいえば協力なエンジンブレーキがかかるような感じです。減速だけならエンジンでもギアを下げてエンジンブレーキである程度はできますが、停止までは不可能です。しかし、e-Pedalは減速だけでなく停止まで実現させます。

右足を左右に動かすことなくアクセルペダルだけのドライビングによって、一般道はもちろん曲がりくねったワインディングロードではキビキビした走りを体験できるでしょう。

プロパイロット

完全な自動運転ではないですが、高速道路などの長時間クルージング走行や単調な渋滞で威力を発揮してくれるのが「プロパイロット」です。プロパイロットは、ドライバーの負担となるアクセル、ブレーキ、ステアリング操作を車がサポートしてくれる優れものです。プロパイロットがあれば敬遠していた遠出のドライブも楽しい気分で出かけられます。

プロパイロット パーキング

車の運転は好きだけど、駐車させるのは苦手だったり嫌いなドライバーは少なくないはずです。プロパイロット パーキングは苦痛でストレスだった駐車を3ステップの操作だけで駐車完了するまでアシストしてくれる優れものです。道路沿いの縦列駐車も、ショッピングモールの並列駐車も、車庫入れなどさまざまな駐車スペース全てで威力を発揮してくれます。

先進安全技術

  • インテリジェント エマージェンシーブレーキ

走行中などで衝突の可能性が高まるとメーター内のディスプレイで警告表示、ブザーでドライバーに注意を喚起し回避操作を促してくれます。もし、安全に減速できなかったとしてもブレーキによる衝突回避操作をサポートし、衝突時の被害や傷害を軽減してくれます。

  • インテリジェント アラウンドビューモニター

真上から自分の車を見ている状態をディスプレイに映し出すことでドライバーの駐車をスムーズに行えるようにサポートしてくれます。ディスプレイは、トップビュー、サイドビュー、リヤビューの切り替えが可能なので、隅々まで目視で確認できます。さらに移動物検知機能があり車の周りを歩いている人などの移動物を検知し、ディスプレイ表示とブザーでドライバーに知らせてくれます。

日産・リーフでかかる維持費は年間どのくらい?

自動車を維持する場合、税金や保険、ガソリン代に駐車場代などさまざまな維持費がかかってきます。日産・ティアナを愛車にした場合、1年間でどのくらいの維持費がかかるのか調査してみたところ、1年間でおおよそ240,000円以上必要だとわかりました。その内訳をご紹介していきます。

税金

自動車にかかる税金には「自動車税」と「重量税」があります。それぞれの税金がかかるタイミングと金額を紹介します。

自動車税

自動車税とは、毎年4月1日現在の自動車の所有者に対してかかる税金のことです。自動車税の税額は排気量や年式、エコカー減税の有無によって決まってきます。日産・リーフは電気自動車のため排気量は0cc、翌年の自動車税はエコカー減税適用で75%の減税が受けられます。1年間の税額は以下になります。

  • 初年度登録:0円(3月購入)~27,000円(4月購入)
  • 2年目:7,500円
  • 3年目以降:29500円

自動車重量税

自動車重量税とは、新車購入時および車検実施時に必要となり自動車の重量と新規登録から13年および18年超過しているかどうかで税額が決まる税金です。日産・リーフの車両重量は、1,490~1,680kgなので自動車重量税の区分は1,500kg以下もしくは2,000㎏以下になります。

しかし、日産・リーフは電気自動車のためエコカー減税適用により新規登録から2回目の車検(5年目)まで全額免税されます。自動車重量税は毎年の税金ではないため1年あたりの税額を算出すると以下になります。

  • 新規登録~5年目:0円
  • 6年目~:7,500円

保険

自動車を運行する場合、必ず加入しなければいけない「自賠責保険」と自賠責保険だけでは補償しきれないためにさらに加入する「任意保険」があります。現在では自賠責保険だけは万が一の時に十分な補償ができなため任意保険にも加入するのが一般的です。

自賠責保険

自賠責保険は新車購入時および車検切れの中古車購入時、車検時かその前に加入する自動車保険です。自賠責保険は次の車検が来るまでの期間をカバーするような期間設定で作られていますので、新車購入時には3年(37か月)で、中古車購入の場合は2年(25か月)で加入となります。これを1年間に計算しなおすと以下の保険料になります。

  • 新車購入時:36,780円÷3年=12,260円
  • 初回車検以降:26,680円÷2年=13,340円

任意保険

任意保険は加入しなくても新車および中古車の購入は可能で車検も受けることができます。しかし、万が一のことを考えると加入すべき保険と思われます。任意保険はその車を運転する人の年齢や過去に保険を適用した回数(事故回数とは異なる)、また保険会社や補償内容で保険料が変動します。

任意保険に加入する場合の補償条件で一番重要視されるのは、対人保険と対物保険です。どちらも無制限の保険にかけておくことが一番安心です。車両がリーフ e+ Gで、下記の条件で任意保険を見積もってみました。

・保険対象者年齢:30歳以上
・等級:10等級
・免許の種類:ゴールド
・年間走行距離:5,000㎞
・運転者:家族限定
・対人賠償:無制限
・対物賠償:無制限
・車両保険:あり

  • 保険料:約62,600円

その他費用

自動車を走らせるためには燃料となるガソリンが必要になります。また自宅に駐車場がなければ、駐車場を借りる必要があります。それぞれ1年間にかかる費用をおおよそで算出してみました。

電気代

日産・リーフは電気自動車のため、ガソリン代は0円です。代わりに電気代がかかります。電気代は地域などにより違いがありますので、実際に日産・リーフを愛車にしている人の走行距離に対する電気代を調べて年間5,000km走行したときの電気代を算出してみました。

  • 5,000km×1.12円=5,600円

駐車場代

自宅に駐車場がない場合、自宅近くに駐車場を借りる必要があります。駐車場代は地域や状況により違いがあります。1か月の駐車場代で一番高い東京都が31,077円、一番安い長野県が4,144円、全国平均が8,288円となっています。全国平均の駐車場代をもとに1年間の駐車場代を算出すると以下になります。

  • 8,288円×12か月=99,456円

車検代

自動車の車検は新車購入時のみ3年後、以降は2年毎に受ける必要があります。日産・リーフの場合で継続車検をディーラーで受けて、交換部品がなかった場合の最低限の車検内訳と費用は以下になります。

・印紙代:1,100円
・自賠責保険:26,680円
・自動車重量税:0~7,500円
・点検技術料:18,468円
・コンピューター診断:1,620円
・保安確認検査:9,936円
・下回り洗浄:5,940円
・継続検査手数料:11,880円
・合計金額:75,624円~83,124円

  • 1年あたりの費用:(75,624円~83,124円)÷2年=37,812円~41,562円

消耗品

自動車には、消耗品がいくつも使われていて寿命はさまざまです。年間走行距離が5000㎞、ディーラー対応の場合で1年間にかかる消耗品の費用は以下になります。ちなみに日産・リーフは電気自動車のため、エンジン車で必須のエンジンオイル交換費用は0円となります。

  • ブレーキフルード(オイル)交換は、車検ごとに交換することが基本です。技術料2,484円、ブレーキフレード本体1,944円、ブレーキメンテナンスキット3,996円の合計8424円になります。1年間の費用は4,212円となります。
  • ブレーキパッド交換は、だいたい30,000㎞走行で交換となります。フロント約8,000円、リア約8,000円くらいです。合計で約16,000円になります。1年間の費用は約2,700円となります。
  • タイヤ交換は、スリップサインが出た時か3年経過したものは交換するのが基本的です。日産・リーフが装着しているタイヤサイズの平均価格は、1本約13,000円くらいです。4本合計で約52,000円になります。1年間の費用は約17,000円になります。
  • ワイパーブレード交換は、車検ごとに交換することが基本になります。フロント2本、リア1本で約2,000円です。1年間の費用は約1,000円になります。

日産・リーフの購入時にかかる費用は?

車体価格

日産・リーフには40kWhと62kWhの大容量バッテリー「e+」の新車価格(消費税込)をご紹介します。

  • S:3,243,240円
  • X:3,661,200円
  • G:3,999,240円
  • NISMO:4,032,720円
  • e+ X:4,162,320円
  • e+ G:4,729,320円

オプション

日産・リーフには、メーカーオプションやディーラーオプションが多数用意されています。グレードにより標準装備されているものもありますが、標準装備されていないグレードを選んだ場合に、是非装備して欲しい人気オプションをご紹介します。

  • プロパイロット:77,760円(消費税込)対象 : X、e+ X
  • 6kW普通充電器(車載用):108,000円(消費税込)対象 : S、X、G
  • プロパイロット パーキング パッケージ:126,360円(消費税込)対象 : X、e+ X

自動車重量税

日産・リーフの自動車重量税は、グレードにより車両重量が1,500kg以下と2,000kg以下に分かれます。例えばSは22,500円、e+ Xは30,000円になるのですが電気自動車のためエコカー減税が適用されます。そのため新車購入時は全グレードで全額免除の0円となります。

自動車取得税

自動車取得税は、車両価格+オプション価格の合計価格をもとに計算されます。日産・リーフの場合、例えばGでボディーカラーが特別塗装色のブリリアントホワイトパールの場合、合計価格が4,042,440円となり自動車取得税は101,000円になるのですが電気自動車のためエコカー減税が適用されます。そのため新車購入時はどのグレードでオプションをどれだけプラスしても全額免除の0円となります。

自賠責保険

自賠責保険とは強制保険とも呼ばれ、自動車を購入し運行するために必ず加入しなければいけない保険です。また次回の車検までの期間をカバーできるだけの期間を一括で支払ってかけなければいけません。新車で購入する場合は次回の車検が3年後になりますので、一般的には37か月分の36,780円が必要となります。

リサイクル料金

リサイクル料金とは、自動車を解体したあとに出たゴミをリサイクルもしくは廃棄するために必要な料金です。新車購入時に支払います。日産・リーフの新車購入時のリサイクル料金は9,840円になります。

ディーラー代行手数料

日産・リーフを新車で購入する場合のディーラー代行手数料は、登録諸費用として49,299 円(日産サイトより参考価格、消費税込み)となっています。

日産・リーフの壊れやすいところや注意するべき点

バッテリー急速充電

エンジンはガソリンを給油して走ります。給油は満タンでも数分で完了します。日産・リーフは電気自動車なので電気を充電することになるのですが、充電はガソリンを給油するほど早くはできません。一晩乗らないのであれば寝ている間の長い時間を充電に充てることができますが、一回の充電で目的地に到着できない場合は途中で充電しなければなりません。

そこで一晩かけて充電するわけには行きませんので、急速充電を行うのですが季節や時期によっては急速充電がうまくできない場合があります。それは夏場と長距離走行です。バッテリーの温度が上昇しすぎて急速充電にならなくなります。さらに充電が遅いだけでなく、満充電にならない場合もあるので走行距離も短くなってしまいます。

昔と違って最近では大型スーパーの駐車場などにも充電設備があり充電する箇所は増えてきましたが、短時間で充電ができなかったり満充電にできないとなれば不安になってしまいます。またバッテリーには寿命があり、どんどん蓄電できる量が減ってきます。

バッテリー交換となれば50万円前後の大きな出費となりますので、バッテリーには十分気を付けましょう。

まとめ

日産・リーフを新車で購入するにはどれくらい必要なのか、その後の維持費はどれくらいかかるのか、また愛車にする上で注意すべき点は何なのかについてご紹介していきました。

電気自動車は、エンジン車に比べて金銭的なメリットが多数ある上に環境にも優しい車なので近い将来はエンジン車にとって代わる存在だと思います。

まだまだ電気自動車は発展途上の段階ですが、十分実用できる車でもありますので愛車購入の選択肢に入れてみてもよいのではないでしょうか。