7人乗りコンパクトカーはここが便利!おすすめポイントと人気車種3選

ファミリー層に人気の高いコンパクトカーですが、2019年現在のトレンドは7人乗りです。家族全員がゆったり座れて車内の移動もしやすく、荷物もたっぷり載せることができるなど、メリットがたくさんあります。

今回は、7人乗りコンパクトカーの購入を考えている方のために、車の特徴やおすすめの車種をまとめました。

コンパクトカーとは

コンパクトカーとは乗用車の形状の一種で、小型の普通車のことを指します。特に明確な定義があるわけではないため、一般的に市場でコンパクトカーと呼ばれる車の特徴について解説します。

軽と普通車の中間

コンパクトカーは軽自動車ではなく普通車に分類される車ですが、軽自動車に比べて大きく、普通乗用車よりも小さいサイズです。

つまり、軽自動車と普通車の中間に位置する車というのがコンパクトカーの特徴です。

コンパクトカーのボディサイズは全長約4.2m、全幅約1.7m程度です。また、排気量は1,000ccから1,500cc程度のものが基準です。

軽自動車に関しては大きさや排気量、定員などに厳格な基準がありますが、コンパクトカーの場合は大体この規格に収まっているものであれば、コンパクトカーとして分類されます。

5ナンバー規格

コンパクトカーの特徴として一番わかりやすいのは、ナンバーが5ナンバー規格という点です。自動車のナンバープレートの上部に書かれている「品川5○○」や「大阪3○○」などの3桁の数字の最初の数字が「5」であることを「5ナンバー」と言います。5ナンバー規格の条件は以下のようになっています。

  • 全長4.7m以下
  • 全幅1.7m以下
  • 全高2.0m以下
  • 総排気量が2,000cc以下

5ナンバー規格を取得するには、これらすべての条件を満たす必要があり、1つでも基準を超えると3ナンバーの普通乗用車になってしまいます。

すべての5ナンバーがコンパクトカーに当てはまるわけではないですが、見分ける基準としてナンバーをチェックするのはわかりやすい方法です。

2ボックスタイプが多い

コンパクトカーのボディタイプは2ボックスタイプが多く、ハッチバックやトールワゴンなどの車種が人気です。

車種についても明確な基準があるわけではないですが、セダンはコンパクトカーに含まれません。また、ステーションワゴンは小型車には分類できない大きさなので、こちらもコンパクトカーには含まれません。

7人乗りコンパクトカーは小さいがすべて


人気の7人乗りコンパクトカーですが、最大の特徴は7人乗りなのに小さいという点です。車のサイズが小さいことで得られるメリットとデメリットをまとめました。

小さいことのメリット

サイズが小さい車のメリットとして挙げられるのが、維持費と運転のしやすさです。コンパクトカーは、軽自動車の良さを持ちながら、足りない部分をカバーしてくれます。

維持費

コンパクトカーは燃費に優れた車種が多く、車の維持費が安いというメリットがあります。ハイブリッドタイプの車種も人気で、燃費を重視する方には非常におすすめです。

また、車体が軽いため重量税が安いなど、税金が3ナンバーの普通車よりかかりません。

万が一故障した際も、大型車や中型車に比べて部品代が安く、修理代も抑えられるケースが多いため、普通者の中では圧倒的に維持費のコストがかかりません。

運転性

小型車に乗る層は、街乗りがメインという方が多いです。コンパクトカーはその名の通り車体が小さいため、狭い道路でも小回りが利いて運転性は抜群です。

軽自動車に比べると排気量が倍以上あるので、多少の坂道でもパワー不足を感じることはないでしょう。

街乗りをメインとして、休日には高速を使って遠出したいというファミリー層には、小型かつパワーもそれなりにあるコンパクトカーは、ベストな選択肢のひとつと言えます。

小さいことのデメリット

何かとメリットの多い小型車ですが、やはり小型車なりのデメリットというのもあります。小さいことで考えられるデメリットの代表格は、走行性能と安全性です。

走行性能

車の性能は、車体の大きさと排気量で決まります。そのため、軽自動車より優れているコンパクトカーも、3ナンバーの普通車と比較すると、やはり性能の違いを感じてしまいます。

最近ではコンパクトカーも各社走行性能の技術が向上しているため、街乗りレベルではあまり差を感じませんが、高速走行時はやはり物足りなさを感じるかもしれません。

特に高速走行時の加速性や安定性は、3ナンバーの普通車に劣ります。また、車体が小さくボディの剛性が低い分、静音性にも欠けるので、長時間の高速走行はあまり快適ではないでしょう。

メインはあくまで街乗りと考える分にはまったく不便ではありませんが、パワフルな走行性能を期待すると、物足りなさを感じてしまうのがデメリットです。

安全性

自動車の安全性は、車体の重さや大きさが大きく影響します。車体が軽くて小さい軽自動車は安全性が最も低いですが、コンパクトカーは軽自動車より安全性は高いものの、3ナンバーの車に比べると安全性は低いです。

コンパクトカーは小回りの良さと軽量化を実現するため、サイズが小さくボディも薄くなっているので、事故時の対衝撃性は弱いです。

車体の剛性が低いというデメリットをカバーするため、最近のコンパクトカーは高度な安全システムを備えています。自動ブレーキなどの機能を搭載することで、事故を未然に防ごうというのが、コンパクトカーの安全対策の一つです。

おすすめ7人乗りコンパクトカー「シエンタ」


7人乗りコンパクトカーの大人気車種といえば、トヨタのシエンタです。遊び心を感じるデザインで、車の性能だけでなく見た目にもこだわりたいという方におすすめです。

シエンタの特徴は燃費の良さと広い車内スペースです。また、人気の車種という事もあり、リセールバリューも比較的高く、中古車市場でも需要があります。

燃費の良いハイブリットタイプ

シエンタにはガソリンタイプとハイブリッドタイプがありますが、ハイブリッドタイプは発売からわずか1ヶ月で全受注の約半分を占めるまでに成長した人気ぶりです。

現在ではメーカーもシエンタのメインはハイブリッドタイプと位置付けており、今後もさらにモデルチェンジによる改良が期待できるでしょう。

トヨタのハイブリッドカーといえばアクアやヴィッツが有名ですが、シエンタもアクアやヴィッツのハイブリッド技術を採用しています。また、駆動用モーターと発電用モーターが別なので、効率よく運転することができ、燃費性能も抜群です。

小さくても広々

7人乗りコンパクトカーは、3列目のシートが形だけになっていることが多く、あまりスペースを有効に使えないというデメリットがあります。しかし、シエンタはこれまでの常識を覆す広々としたスペースを確保し、3列目のシートもゆったり座ることができます。

シエンタのリセールバリュー

シエンタの2019年現行モデルは2015年7月に発売された2代目です。初代と比べ2代目の人気は圧倒的で、モデルチェンジから3年以上経過した今でも売れ筋コンパクトカーとしての地位を不動のものにしています。

そんなシエンタのリセールバリューは高く、2代目の3年落ちシエンタであれば、ほぼどのグレードであっても残価率は70%を超えます。

7人乗りシエンタの中で最も高いリセールバリューを持つのは1.5Gの4WDで、新車価格約210万円に対し、3年落ちの価格はおよそ170万円と、78%程度の高い残価率を維持しています。

シエンタはハイブリッドよりガソリンの方がリセールバリューが高く、1.5X、1.5G、1.5G クエロの3年落ち残価率がおよそ77%前後なのに対し、1.5 ハイブリッドXは約68%、1.5 ハイブリッドGと1.5 ハイブリッドG クエロも70%前半の残価率です。

4WDモデルと2WDモデルの違いはそれほど大きくないので、リセールバリューを考えてシエンタを選ぶなら、ガソリンモデルの2WDでグレードが高いものを選ぶのがおすすめです。

おすすめ7人乗りコンパクトカー「フリード」


ホンダのフリードは、7人乗りのコンパクトカーでありながら、荷物を置くスペースも十分に余裕があるという点が人気のポイントです。

さらに、3人掛けのシートで中央に座る際もシートベルトが利用できるため安全性が高く、子供を乗せても安心という点も見逃せません。まさに、ファミリー向けにぴったりの車種といえます。

4WD設定付きのハイブリッド

フリードは、4WD設定付きのハイブリッドコンパクトカーです。7人乗りタイプでは業界で初めて4WD設定付きのハイブリッドカーを発売したことで、ライバル車種に大きな差を付けました。

ガソリン車の7人乗り4WDはシエンタにもありますが、ハイブリッド4WDがあるのはフリードの大きなアドバンテージです。

しかも、フリードは2WD車と4WD車の燃費の差が少ないという特徴があります。4WDの持つパワーとハイブリッドの燃費効率の良さを両立することができるので、アウトドアや高速走行、雪道などでの走行もストレスを感じません。

高い安全性

ホンダの車は安全運転支援システムに力を入れており、フリードにもグレードによってHonda SENSINGと呼ばれるシステムが搭載されています。

平成28年度には、自動車アセスメントの予防安全性能評価で、最高ランクの「ASV++」を獲得し、その安全性の高さが保障されています。

コンパクトカーは5ナンバー規格の制限があるため、小型で軽量の車体にする必要があります。フリードは車体の骨格に軽量で強度の高い鋼板を使用し、衝撃を制御するG-CON技術を採用し、コンパクトカーでありながら高い剛性を手に入れました。

その他にも、ホンダ独自のi-SRSエアバッグシステムを全グレードに搭載し、チャイルドシートをしっかり固定するための金具を標準装備するなど、細かい部分まで安全設備を搭載しています。

フリードのリセールバリュー

7人乗りフリードには、ガソリンタイプの1.5G・ホンダセンシングとハイブリッドタイプの1.5 ハイブリッドG・ホンダセンシングがあります。リセールバリューはガソリン車の方が若干高いですが、そこまで大きな違いはありません。

また、ガソリン、ハイブリッド共に4WDと2WDがありますが、4WDの市場流通数が少なく、中古車市場ではハイブリッド4WDの人気が非常に高いです。

今後もハイブリッド4WDの人気は安定して続くことが予想されるため、リセールバリューの高さで考えるなら、ハイブリッド4WDを選ぶのがおすすめです。

おすすめ7人乗りコンパクトカー「キューブ」


日産キューブは、その名の通り角丸なデザインは女性からの支持が高く、豊富なインテリアカラーを選べるなど、個性を活かした自分好みの1台が見つかります。

先代モデルにはキューブキュービックという3列シートの7人乗りモデルがあり、大人気を博しました。2019年現行のキューブは2008年にモデルチェンジした3代目ですが、7人乗りモデルは設定されていません。

2019年フルモデルチェンジの可能性

前回のモデルチェンジから既にかなりの年数が経過しているため、キューブの後継モデルの登場が期待されています。しかし、2012年に最後のマイナーチェンジがあったのを最後に、キューブの新型モデルは登場していません。

そのため長らくフルモデルチェンジが噂されてきましたが、2019年、ついに7人乗り仕様のコンパクトカーとしてモデルチェンジする可能性が高まっています。

トヨタのシエンタとホンダのフリードが7人乗りコンパクトミニバン市場でシェアを争う中、日産のキューブの7人乗りの登場は大いに期待されています。
先代モデルのキューブキュービックの人気からも、新型キューブの7人乗りがリニューアルした場合、間違いなくコンパクトミニバンを牽引する存在となるでしょう。

e-POWERが搭載される?

キューブがモデルチェンジした場合、日産のノートやセレナで使用されているハイブリッドシステムe-POWERが搭載されるでしょう。ガソリンエンジンによって発電し、モーターで駆動するため、100%電気の力だけで充電を気にせず走ることができます。

加速性や静粛性が高いという電気自動車特有のメリットを持ち、燃費も抜群です。シエンタとフリードにはハイブリッドタイプがラインナップされていますが、キューブもe-POWERを搭載することで、ライバル車に負けないパフォーマンスを発揮します。

キューブのリセールバリュー

現行モデルは2008年に登場、最後のマイナーチェンジも2012年とかなり古いため、現行のキューブのリセールバリューはあまり高くありません。

最も残価率の高い15X FOURのグレードでも、3年落ちの残価率は約60%程度です。シエンタやフリードに比べると、現行キューブは物足りなさを感じるでしょう。

しかし、7人乗りの新モデルは人気が出ることが予想されているため、モデルチェンジ後の新型は、ライバル車を超えるリセールバリューが付くことも十分考えられます。

まとめ


7人乗りコンパクトカーは、若者やファミリー層に人気の車種で、今後もシェアが伸びていくことが予想されます。

これまでフリード、シエンタが人気を分け合っていましたが、キューブが市場に参入することで、さらに7人乗りコンパクトカーの人気は過熱するでしょう。

軽自動車と普通自動車の良さを兼ね備え、充実したスペースを持つ7人乗りコンパクトカー市場から、ますます目が離せませんね!