【スズキの軽自動車Kei】10年落でも驚きの高額査定になる?

スズキの軽自動車Keiは生産終了からしばらく経ちますが、 現在の買取価格はどれくらいするのでしょうか。2009年に販売停止となったKeiはすべての車両が10年落ちとなりますので、実際の買取査定での走行距離数や年式による相場感が気になるところです。今回は買取相場の最新情報と、査定でプラスになりやすいグレード・オプション品をご紹介します。

Keiの特徴


Keiは1998年から2009年までの期間に販売されていた、スズキのクロスオーバー軽自動車です。1998年当時、ワゴンRなどの車高を高くする事で室内空間を広く取った軽トールワゴンが人気のボディタイプとして市場に台頭して来ていました。

一方、スズキには本格的な悪路走行性能を持つオフロード軽4WD車として、ジムニーが存在します。この個性の強い2つの車種の中間を埋めるモデルの必要性を感じていました。そこで、最低地上高を185mmと長めに取り悪路走破性を持たせ、車高をセダン並みの1,550mm付近に抑えた軽クロスオーバーSUVとしてKeiが開発されたのです。

あの名車スイフトも初代はKeiの車体をベースとして開発されています。Keiは2009年に惜しまれつつも生産を終えましたが、その後もユーザーからは軽クロスオーバー車を望む声が強く、2014年からは後継車種として<ハスラー>が発売される事になりました。

Keiのボディサイズ

一般的な機械式駐車場に収まるように、車高を1,550mm以下に設定してあります。

全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,545~1,550mm

Keiのボディデザイン

軽セダン風の外観ですが最低地上高が高めなため、アクティブな印象を感じます。現在では人気のボディタイプである軽トールワゴンも、1990年代ではその背高な箱型エクステリアに抵抗を感じるユーザーもいました。ある意味オーソドックスな外観であるKeiが、その受け皿として存在していたのです。

Keiの内装

スピードメーターとタコメーターを並列で配置した運転席は、現在の感覚からするとかなり男性的な印象を受けます。シートなどのインテイリアもあまり飾り気のない実用性重視のデザインです。

Keiの燃費

ここではKeiの「2008年7月(平成20年7月)発売モデル」の燃費をお伝えします。

・水冷直列3気筒DOHC12バルブエンジン FF 5MT 22.5km/L
・水冷直列3気筒DOHC12バルブエンジン FF 4AT 19.8km/L
・水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボエンジン FF 5MT 19.6km/L
・水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボエンジン FF 4AT 18.2km/L
・水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボエンジン 4WD 5MT 19.6km/L
・水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボエンジン 4WD 4AT 16.6km/L

Keiの最新買取相場


・2009年式(平成21年)<Kei グレード A>4AT FF シルバー
走行距離 3.6万km 新車販売価格 86.1万円 参考買取価格 18.2万円 残価率 21%

KeiのベースグレードであるA。もちろん10年落ちモデルになりますが、走行距離が少なく内外装の状態も良い車両で、高い買取査定額が出ました。

・2008年式(平成20年)<Kei グレード Bターボ>5MT 4WD ブラック
走行距離 6.4万km 新車販売価格 109万円 参考買取価格 24万円 残価率 22%

BターボはKeiのターボエンジン付きグレードです。この車両は走行距離が5万kmを超えているために、買取額はあまり伸びませんでした。ボディがブラックなのはプラス要素です。

・2009年式(平成21年)<Kei ワークス>5MT 4WD ブラック
走行距離 6.7万km 新車販売価格 140.9万円 参考買取価格 67.5万円 残価率 47%

KeiワークスはKeiの走行性能と内外装を向上させたスポーティグレード。ワークスの名は、スズキユーザーには特別なもので、Kei ワークスは現在でも中古車市場での指名買いが多い人気グレードです。この車両はブラックのボディカラー、5MT・4WDと好条件が揃い、高額査定が出ました。

Keiの人気グレードと残価率

グレード<A>

価格の一番安いKeiのベーシックグレード。残価率は標準的です。

グレード<Bターボ>

ターボエンジンを搭載した上級グレード。Aには無い4WD設定も有り、ホイールも14インチにサイズアップ。パワフルな走行性を持つKeiの売れ筋グレードです。ターボエンジンは64psの高出力で、Aとは別格の加速性能を有します。Bターボは中古車としても人気があり、<Keiの中では残価率が高くなるグレードです。

Keiワークス

Keiワークスは外観と走行性能を大幅にブラッシュアップしたスポーティグレード。2000年にアルトワークスが販売停止になりしばらく経つと、ユーザーからワークスの名を冠したモデルの復活を望む声が上がりました。

その要望に応えるべく、それまでにあったKeiのスポーティモデルKeiスポーツの後を受ける形で、2002年にKei ワークスが発売されました。Kei ワークスでは車体を150mmローダウンし、ホイールは特別仕様の15インチアルミを装着。大型スポイラーを始めとするエアロパーツを身にまとったエクステリアはスペシャル感満載です。

エンジンはするどい加速の水冷直列3気筒DOHC12バルブICターボを搭載。4輪ともにディスクブレーキを採用、ダンパーとスプリングも専用に設定されており、ワークスの名に恥じない走行性能を持っています。運転席の本革巻ステアリングホイールに、シルバーのスピード・タコメーターはスポーティな雰囲気を盛り上げてくれます。

中古車市場での人気は高くリセールの望めるグレードです。

Keiをより高額に買い取ってもらうポイント

Keiの人気のカラー

パールホワイト

Keiの中古車を求める人は、白をリクエストする人が圧倒的に多いです。買取査定額も上がりやすい色です。

ブルーイッシュブラックパール3

黒は人気のあるカラーで、買取業者も黒ボディの車両は確保したがるものです。査定でもプラスポイントになります。

アズールグレーパールメタリック

かなり濃いめのグレー。どの世代からも人気のあるカラーで、ボディにも良く似合います。

Keiの人気のオプション

フロントアンダースポイラー

装着するとスポーティな雰囲気が増し、フロントフェイスがぐっと引き締まります。買取査定でもプラスポイントです。

リヤコンビネーションランプガーニッシュ

リヤランプにクロームメッキのガーニッシュを取り付けます。リヤスタイルをゴージャスに変化させます。

フォグランプセット

フォグランプは使用する機会はそんなに多くありませんが、装備するとフロントマスクがワンランク上の雰囲気になります。買取査定時にはオプション品である事をアピールしましょう。

ストリートマフラー

リヤビューをスポーティにし、低音域を強調するステンレス製マフラーです。高額なオプションですので査定でもプラスポイントを期待できます。

ローダウンスプリングセット

このスプリングを装備する事により見栄えの良いローダウンフォルムに変化し、車体が低重心化するのでコーナーリングも安定します。このオプションをきちんと把握していない査定士もいますので、粘り強く交渉してみてください。

Keiは15年落ちの場合値段はつくか?


Keiは現在すべての車両が10年落ちとなっています。先ほどはある程度条件の良い車両の買取事例をお伝えしましたが、では15年落ちより古い車両の買取価格がどれくらいなのでしょうか。実際の買取例を見てみましょう。

・2004年式(平成16年)<Kei ワークス>5MT 4WD ブラック
走行距離 15.2万km 新車販売価格 140.5万円 参考買取価格 14.2万円 残価率 10%

<Kei ワークス>は新車販売価格も高く非常に人気のあるグレードですので、現在でもよほどの事がない限りゼロ査定にはなりません。他のグレードでは1998~2004年に生産された車両はさすがに厳しくなってきています。<ワークス>ではないグレードでは、2004年以前の年式になるとノンターボでもターボ付きグレードでも査定額に差はありません。

2004年以前の15年落ちの車両は現実的な買取金額としては、10万円は厳しいでしょう。ですがゼロ査定が出る事は珍しいので、あきらめずに査定に出してみてください。

まとめ


今回はKeiの買取査定の相場についてお伝えしました。販売停止から長い年月が過ぎましたが、車両の状態によってはまだまだ十分な金額での売却可能です。特に趣味性の高いKei ワークスは、驚きの高額査定が出る事も。

販売停止から10年が過ぎたKeiは、15年落ち以上になり買取で価格が付く限界が近づいている車両も多いです。車の買取査定では業者により査定基準が違いますので少しでも高く売却するためには、できるだけ複数の業者に査定してもらうようにしてください。