クライスラー デイトナの買取額アップのコツ!【アメ車ファン注目】

ハリウッド映画にも登場し、アメ車ファンやマニアックな輸入車が好きな人に高く評価されているクラシックカーのクライスラーデイトナ。そんなデイトナを売却する際、どうすれば買取額がアップするのか気になる人も多いでしょう。

購入後のメンテナンスや、売却の方法、走行距離などの違いでデイトナの買取額は大きく変わるのです。そこで、クライスラーデイトナの買取について説明します。

メーカー・車種別、ボディタイプ別の売却のコツ、エリア別の業者情報、
知っておくと得する売却のコツなどの記事をまとめています。

車買取・査定のお役立ち情報

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1984年に登場したクライスラーデイトナの特徴

日本では、1989年モデルが正規輸入され、クライスラー デイトナの名前で販売されました。

デイトナは、1984年に登場。名前の由来は、デイトナ500マイルレースに出場するための特別な車として、1969年に登場したダッジ チャージャー デイトナです。

クライスラー デイトナの当時のライバル車は、シボレー カマロとポンティアック ファイアーバード、マツダRX-7、ダットサン280Zとトヨタ スープラでした。

デイトナはFFのスタイリッシュなクーペ

デイトナの特徴は、前エンジン前輪駆動のFFレイアウトとなる、Gプラットフォームを採用していること。

基本的なシャシーコンポーネンツは、1982年に登場した第二世代のダッジ チャージャーと共通ですが、ボディスタイリングは、全く新しいデザインとなっています。

デイトナは、当時大流行したブリスターフェンダーが美しいスタイリッシュな車で、チャージャーに比べてすっきりした雰囲気が印象的です。

ボディサイズは、全長4,555mm・全幅1,760mm・全高1,275mm。現在のトヨタ86よりも全長がかなり長く、車高は低く、車幅は少し狭いです(トヨタ86のボディサイズ:4,240mm・1,775mm・1,320mm)。

初期型のヘッドライトは、角目四灯の固定式で、1987年のマイナーチェンジでリトラクタブルヘッドライトへと変更
さらに1992年には、三菱エクリプスと同じ、異形二灯の固定式ヘッドライトに変わっています。

デイトナには多くのエンジンバリエーションがある

エンジンは、クライスラー製の2,200cc直列4気筒で、99psの自然吸気と142psのターボがラインナップ。

1985年に、146psの2,500ccターボエンジンを搭載した上級モデル、「デイトナ ターボZ」が登場します。1987年には、シェルビーコブラで有名な、今は亡きキャロル シェルビーがチューニングした特別なモデル。174psの2,200ccターボを搭載した、「シェルビー Z」が追加されます。

デイトナの最強モデルは ロータス製ターボのIROC R/T

1992年にデイトナは、IROC(アイロック:インターナショナル レース オブ チャンピオンズ)により、シボレー カマロの後継モデルとして、出場車両に指名。

その記念モデルとなる、IROC R/T(アイロック アールティー:R/Tは、ロード&トラックの意味)を発売します。IROC R/Tのエンジンは、F1の名門ロータスがチューンした、クライスラー製の2,200ccターボ224psです。

デイトナは1993年に生産を終了しています。

デイトナは ハリウッド映画にも登場した人気モデル

米国でも若者を中心に人気が高かったデイトナは、ハリウッドの大ヒット映画にも登場。

映画「トランザム7000」のバート レイノルズや、ジャッキー チェンが出演した「キャノンボール2」(1984年)では、フランク シナトラが乗る愛車として、デイトナ ターボZが登場します。
チャーリー シーン主演の映画「処刑ライダー」(1986年)でも、真っ赤なターボZが、ストリートを、ハイスピードで駆け抜けるシーンを観ることができます。

デイトナの相場は一定しない?

デイトナの中古車相場は、車のグレードや車両の状態によって大きく異なります。

日本に正規輸入されていたクライスラー デイトナは、現在では、市場に一台も中古車が流通していません。デイトナの中古車が販売されているのは、本国アメリカのみですが、現地でも極めて流通量が少なくなっています。

販売されているモデルの多くは、当時人気が高かった初期型のデイトナ ターボZです。
価格は、もっとも安い車が1,000ドル、最高値は4,800ドルの値がつけられ、すべて個人のオーナーが出品しているもの。

年式は1984年~86年で、クールな固定式ヘッドライトの初期型モデルが、日本円で約11万3,000円~54万円と言う破格で購入できます。

デイトナは、タマ数の多い初期モデルは価値が低く、安く買えるのが魅力です。

価格が高いのは デイトナのスペシャルモデル

デイトナの中古車で価格が高いのは、シェルビーやIROCといったスペシャルなモデルです。

現在、もっとも高値がついている車は、中古車販売店で売られる1987年式のシェルビーZ。
マイナーチェンジ後の、リトラクタブルヘッドランプのモデルで、価格は1万3,995ドル(約157万7,257円)。

ボディーカラーはホワイトで、インテリアはタン色の本革製。エアバッグは装着されていませんが、走行距離は71,264マイル(約11万4,700km)と、30年以上前の車としては少ない方です。
写真で見る限りでは、内外装ともに美しく、エンジンルームもきれいに洗浄されています。

次に値段が高いのは、1992年式のIROC R/Tです。これは、固定式ヘッドランプの後期型で、ボディーカラーはホワイト。
価格は、1万3,000ドル(約146万5,284円)です。

デイトナは 好きな人にこそ価値がわかるクラシックカー

クライスラー デイトナは、標準モデルとスペシャルモデルとでは、中古車相場に大きな差があります

デイトナは、一部のクラックカーファンには人気の高いマニアックな車で、一般の人が好んで購入する車ではありません。スペシャルなモデルの価格が高騰している理由は、通常の車とは異なり、デイトナファンの思い入れによって価値が左右されるからです。

デイトナのようなクラシックカーでは、熱心なファンにとって、希少性の高いスペシャルモデルにこそ所有する価値があり、タマ数の多い標準モデルは見向きもされません。

ファンによって、その見方が極端に違うことから、中古車相場が揺れ動きやすくなっています。

デイトナの新車価格と平均相場

日本に正規輸入されていたクライスラー デイトナは、ESターボという、本国ではターボZに相当する1グレードのみです。

デイトナESターボの、当時の新車価格は326万円でした。デイトナESターボは、最高出力150psを発生する2.5Lターボエンジンと3速ATの車ですが、日本での中古車買い取り相場は不明です。

デイトナの標準モデルは すべて個人売買での出品

米国でも、希少価値がないデイトナの標準モデルは、年式が古いこともあり、自動車販売店の買取では値段がつきません。デイトナの標準モデルで、現在売りに出されているのは、すべてが個人のオーナーがネットに出品している車です。

デイトナの1984年~86年までの初期モデルは、現在4台出品され、価格は1,000ドル~4,800ドル。平均すると2,775ドル(約31万2,923円)です。

他には、1989年~91年までの中期モデルが5台出品され、価格は2,650ドル~6,000ドル。平均価格は、4,325ドル(約48万7,709円)とやや高くなっています。

高値で買い取りが期待できるのは 程度良好なスペシャルモデル

デイトナで、中古車の高値買取が期待できるのは、希少性のあるスペシャルなモデルで、しかも程度が良好な車です。

スペシャルモデルの中でも、比較的数が流通しているのが、1989年式のシェルビーZで、個人売買では4台出品されています。価格は、4,500ドルから5,500ドル。平均すると4,831ドル(約54万5,014円)です。

個人売買では安いデイトナ シェルビーZですが、自動車販売店では、1987年式モデルが1万3,995ドル(約157万7,257円)もの価格で販売されています。とはいえ、買取の相場は、個人売買の価格よりも安いと考えられます。

希少なデイトナIROC R/Tは さらに高値がつく

もっとも希少なスペシャルモデルのIROC R/Tの、後期型1992年モデルが、現在、個人売買で1万3,000ドル(約146万5,284円)で売られています。

デイトナIROC R/Tは、非常に希少性が高いため、店頭で販売された場合は、さらに高い値段がつくのは確実でしょう。

デイトナの買取額をアップさせるポイント

クライスラー デイトナを手に入れたら、人気のあるクラシックカーのため、売るときには、できるだけ高い値段で買取りしてほしい。そのように考えるのは、当然のことでしょう。

デイトナの買取り額をアップさせるポイントは、まず、希少性の高いスペシャルモデルを手に入れることです。
当然、年式が新しく程度の良い車が、より高く売れるでしょう。

そして、個人売買を上手く利用して、できるだけ安く手に入れることです。購入した金額が安ければ、買取時のリセールバリューが大きくなります。

エアバッグ付きのモデル

デイトナの1987年以降に販売されたモデルには、ステアリングにSRSエアバッグが搭載された車が存在します。

このエアバッグは、当時オプションで装備されていたもので、デイトナ全体では装着されたモデルが少なく、安全性の面でも買取値が上がる可能性はあります。

デイトナの内装には本革製と布製があり、米国の個人売買サイトで購入する場合は、エアバッグだけでなく、こうした細かい装備の違いも価格交渉に利用しましょう。海外のサイトで、程度の良い車をより安く購入するには、それなりの英語力が必要になります。

もし、英語力に自信がないなら、車の個人輸入を代行してくれる業者もあるので、一度相談してみることをおすすめします。

デイトナ中期型の格納式前照灯付きモデル

クライスラー デイトナの、1987年から91年まで販売されていたモデルは、格納式前照灯(リトラクタブルヘッドライト)が装備されています。

ヘッドライトが飛び出すと、カエルにそっくりで個性的な顔つきが特徴のこのモデルは、同時期に発売されていた、三菱スタリオンにも似たスタイリングで人気です。

デイトナの格納式前照灯付きモデルは、米国の個人売買ではかなり安く売られているため、高値で買取してもらうには、ねらい目の車と言えるでしょう。

デイトナの買取額を上げるには 待つことも重要

クライスラー デイトナを始め、クライスラー製のスポーツカーは「MOPER(モゥパァー)」と呼ばれ、米国ではもちろん、日本のクラシックカーファンにも高い人気があります。

現在人気があるのは、6,000ccや7,000cc以上という巨大なV型8気筒エンジンを搭載した、1960年代から70年代のマッスルカーです。

デイトナの価格は 大きく上がる可能性も

俳優の中尾 明慶さんの愛車としても有名なMOPERは、ミントコンディション(新車同様)の車なら、数千万円という価格で取引される、ゴージャスなクラシックカー。

クライスラー デイトナには、残念ながら、今はまだ、それほどの価値はありません。しかし、もう少し時間がたてば、大きく価値が上がる可能性は十分にあります。

高い買取額を期待するなら、デイトナを手に入れて大切に所有し、価値が上がるまで待つことも重要です。

デイトナへのメンテナンスの必要性

クライスラー デイトナは、FFレイアウトを採用する、ハッチバックの2ドアスポーティークーペです。FF方式のため室内は広く、さすがに後部座席は狭いですが、その分、実用性の高い荷室スペースを備えています。

デイトナは、普段の足や、週末のドライブにも使える楽しい車です。しかし、今では30年以上も前に生産されたクラシックカーのため、日ごろから、こまめなメンテナンスが重要となります。

デイトナはタイミングベルトに注意

オイル交換やブレーキパッドといった消耗品はもちろんですが、60,000マイルごとの交換が必要なタイミングベルトは、走行中に切れると致命的なトラブルになるため、注意が必要です。

クライスラー デイトナを所有してきちんと維持し、カーライフを楽しむには、交換時期が来る前に、タイミングベルトなどの重要部品を入手しておきます。

デイトナの部品は 米国で買える

デイトナは、当時正規ディーラーだった西武自動車も今はなく、現在のクライスラージャパンに問い合わせても、部品は手に入らないでしょう。

クライスラー デイトナの部品は、自動車趣味先進国のアメリカで買うことができます。自分でメンテナンスができる人は、インターネットで購入することが可能です。

自分で整備ができない人は、デイトナを購入する前に、メンテナンスを依頼できる、米国車専門の整備工場を見つけておきましょう。

デイトナを売却するにはどこに頼むか

愛車のデイトナを売却する際は、どの業者に頼むのが最適でしょうか?

デイトナを始め、外国車の買取は、国産車を扱う大手買取業者などでは、査定をしてもらえません。必ず、外車専門の買取業者で査定をしてもらい、正確な見積もりを取ってもらいましょう。

国内には、外車を専門に買取をする業者や、デイトナのような米国車を、主に取り扱う業者が多くあります。

アメリカから中古車を直輸入している、輸入代行業者もあるため、有利な査定をしてくれる業者を探してみましょう。

まとめ

クライスラー デイトナについて、車の特徴や中古車相場、当時の新車販売価格や、買取額アップのポイントなどを解説しました。

デイトナは、1980年代から90年代にかけて販売された、実用性の高いスポーツクーペです。
クラシックカーとして、ファンには非常に人気が高く、米国の中古車販売店では、高い値段で売られています。

デイトナは、ファンによる見方で、中古車相場が大きく揺れ動きます。購入するには、希少性の高いスペシャルモデルで、程度の良い車を手に入れることです。

憧れのクライスラー デイトナを所有して、ステキなカーライフを満喫しましょう。

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