【車検を通らない原因9つ】すぐできる事前準備と困った時の解決法

ビッドちゃん
「車が車検に通らなかったらどうしよう」という不安をお持ちのあなた。日常の足として使用している愛車が、もし公道を走行できなくなったら大変です。

今回の記事では「良くある車検に通らない理由」とその対処法をくわしく紹介します。

メーカー・車種別、ボディタイプ別の売却のコツ、エリア別の業者情報、
知っておくと得する売却のコツなどの記事をまとめています。

車買取・査定のお役立ち情報

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車検を通らない理由


車が車検に通らない理由は、部品の老朽化と改造が原因になっているケースがほとんどです。

部品が老朽化しているケース

車を購入してから時間が経ち走行距離が伸びてくると、どうしても部品が消耗してきてしまうものです。車両の各所を良く確認せずにそのままの状態で車検に出すと、不合格になってしまう事があります。

タイヤの溝

タイヤには雨の日で水が張った路面でも安全に走行できるように接地面に溝がついていて、深さは新品で平均8mmです。走行距離が伸びてくるとタイヤがすり減って、溝が浅くなってきてしまいます。

この溝が浅くなり過ぎると、濡れた路面を走行した時に滑ってしまうので非常に危険。ですからタイヤの溝の深さを確認するために<スリップサイン>というものが設けられているのです。

<スリップサイン>とは接地面の溝の中の少し高くなっている部分(1.6mmほど)の事で、一つのタイヤにつき6ヵ所ありこれが一つでも出ていると車検に通らなくなってしまいます。タイヤは左右ですり減り方が違う場合があるので、事前に良く確認するようにしましょう。

ランプ類の不点灯

<テールランプ><ブレーキランプ><ウインカー>などのランプ類も一つでも不点灯のものがあると車検に通りません。注意が必要なのはLEDを使用したテールランプで、一つでも球切れを起こしているとアウトです。

フォグランプは搭載していない車両もあるので、フォグランプがなくても車検には通ります。しかし、フォグランプが装備してあって不点灯の状態になっている場合はそのままでは車検に通りません。点灯するように修理するか、取り外してしまえばOKです。

ヘッドライトの光量

車検時にはヘッドライトの光量をチェックします。古い車両になるとヘッドライトのカバーが曇っていたり黄色く変色してしまっていて、光量不足になり車検に通らないケースがあります。

純正品のバルブを外して社外品に交換している場合にも、リフレクターとの相性が悪く十分な光量が出ていない時がありますので注意が必要です。

オイル漏れ

車検では車からオイルが漏れていないか厳しくチェックされます。駐車場から車を出した後にオイルが漏れた後が残っていたりする場合、車検に通らない可能性が高いと考えてください。

車にはブレーキやパワーステアリング・エンジンなど、オイルが重要な役割を果たしている部分が多くあります。そこからオイルが漏れている状態は、正常に作動しなくなっている危険性があるという事。ですから、オイル漏れは見逃される事なく検査不合格になってしまいます。

ホーンの不作動

ホーン(警音器)もきちんと動作しないと車検に通りません。純正のホーンを社外品に交換している場合、「音の大きさ、音色が一定」したものでないといけません。

音の切り替えスイッチを装備していたり、音色や音量が変化するようなホーンでは検査不合格となってしまいます。

車を改造しているケース

車を改造したり社外品のカスタムパーツを取り付けている場合には、車検に通らないケースも出てきます。

最低地上高が低い

車体の一番低い部分を<最低地上高>と言いますが、これが9cm以上になっていない場合は車検に通りません。サスペンションなどを改造して車高が下がっている車両は気をつけましょう。

最低地上高を測る時にはエアロパーツは車体と見なされません。エアロパーツは地上から5cm以上の高さになっていればOKです。マフラーは車体と一体とみなされ9cm以上の高さが必要で、計測で良く引っかかる部品ですから社外品のマフラーを取り付けている車両は注意してください。

ウインドウの透過率が低い

ウインドウにフィルムなどを貼って中を見えにくくしている車両がありますが、<フロントガラス><運転席のサイドガラス><助手席のサイドガラス>では70%以上の可視光透過率がないと車検に通りません。

ガラスにフィルムなどを何も付けていない状態では透過率は「70~80%」程度となっていますので、濃い色付きのフィルムでなくとも何かのフィルムを貼ると、透過率70%未満になってしまう事がありますので気を付けましょう。

<リアガラス>と<後席サイドガラス>には透過率の制限はありません。

マフラーの排気音が大きい

車検時にはマフラーから50cm離れた45度の角度に測定器を置いて、<近接廃棄騒音>を測定します。ギアをニュートラルにしてエンジンの最高回転数の75%で出た音量が「96db以下」になっていれば合格です。

大きな音がする社外品マフラーを取り付けていたりすると、この数値を超えてしまい車検に通らない事があります。

突起などがあるボディ

バンパーやリヤスポイラーなどのボディに関してはサイズなどの具体的な基準はありませんが、「常識的な範囲内」のデザインでないと車検には通りません。

大きすぎる突起などがボディにあると車検に通らないと考えてください。

再度車検を受ける場合


車検に出した車が不合格となり、もう一度車検を受ける時の対処法を紹介します。

ディーラーや業者へ依頼したケース

ディーラーや業者で車検を行う時には、車検に通らない原因である部品を交換する事を勧めてきます。車検を通すためには、提案された内容を承諾するしかありません。

自分でユーザー車検をするケース

車検場で自分が立ち会っていますので、修理・交換しなくてはならない部分は分かっています。再度車検場を訪れる事になりますので、再チャレンジしても車が車検切れにならないように日程は余裕を持って組んでおきましょう。

当日の再車検にかかる費用

車検は1回申請すると、申請当日中ならば3回まで検査する事が可能です。3回検査しても合格できない場合は、もう一度手数料を支払う必要があります。

地域によっては1日の検査回数に制限がある所もありますので、事前に確認しておくと良いでしょう。

翌日以降の再車検にかかる費用

検査申請をした翌日以降の再検査では<限定自動車検査証>を使用して、不合格の原因部分のみの再検査をするだけでOKです(申請日から15日以内)。<限定自動車検査証>を使っての再検査では検査手数料も少し安くなります。

しかし申請日から15日を過ぎると、また最初から申請・検査のやり直しです。

車検で事前に準備しておくこと


車検を通す前に予め準備をしておくと、余計な手間が減るでしょう。

予備検査をする

ビッドちゃん
ディーラーや民間工場で行う車検では、車検本番の前に<予備検査>を受ける事ができます。これは事前に車が車検に通るかどうかを確認し、もし交換が必要な部品などがあれば前もって修理を行ったり見積もりを教えてくれたりするものです。

予備検査で問題なければ、まずそのまま本番の車検も通ります。年式の古い、走行距離の多い車などは予備検査を受けたほうがスムーズに車検を通せるでしょう。

各部品をチェックする

すでに述べたように、車が車検に通らない原因は部品の老朽化である事が多いです。タイヤやランプなど劣化しやすい定番の部品がありますので、そこを良く確認しておくようにしましょう。

予備車検場を利用する

ユーザー車検を行う場合は、実際に車検に通るかどうか心配になりますよね。そんな時には運輸支局や自動車検査登録事務所のそばにある<予備車検場>を利用すると良いでしょう。

予備車検場では有料で車検に通るかどうかのチェックを行ってもらえます。ホイールアライメントなどの一般ユーザーでは調整しにくい部分だけを依頼するという使い方も便利です。

車検で必要になる書類をそろえる

車検を受けるには、車だけではなく必要書類がそろっていなければなりません。

車検証(自動車検査証)

車を走行させる時には<車検証>の携行義務があり、車検時にも必要です。もし紛失してしまっている場合は、運輸支局か自動車検査登録事務所で再交付が可能ですから、すぐに手続きをしましょう。

自賠責保険証明書

公道を走行するすべての車両は<自動車損害賠償責任保険>に加入していなければなりません。車を車検に通すためには<自賠責保険証明書>が必要です。

もし<自賠責保険証明書>が見当たらない場合は、自賠責保険に加入した保険会社で再発行してもらえます。

自動車納税証明書

<自動車納税証明書>は自動車税を納めた時に発行されます。本来は車検時に必要な書類ですが、現在では「継続審査」「自動車税を滞納していない」「納付から4週間以上経っている」の場合は必要ない地域が多くなっています。(軽自動車では必要)

自動車納税証明書を紛失して再交付が必要な時は、「自動車税管理事務所」や「各都道府県の税事務所」で行う事が可能です。

もし車検に通らなかったらどうなる?


ビッドちゃん
車検に通っていない車は公道を走行できません。車検切れの車を公道で走らせてしまった場合は、厳しい罰則が科せられます。
  • 「車検切れ車両」で公道を走行した場合の罰則
  • 「減点6点、免許停止30日、6ヵ月以下の懲役か罰金30万円以下」

車検が切れている車では、自賠責保険も切れているケースが多いです。自賠責保険に未加入で公道を走った場合にも、厳しい罰則があります。

  • 「自賠責保険が切れている車両」で公道を走行した場合の罰則
  • 「減点6点、1年以下の懲役か50万円以下の罰金」

上記のように非常に重い罰則が定められていますので、ほんの少しの距離であっても車検に切れた車では絶対に公道を走らないようにしてください。

車検に通らない車を売る手段


車検に通らない車は、いっそのこと売却してしまうのも一つの手です。

車検に通らない車は売れるのか

車検に通らない理由は「部品の老朽化」と「改造部品」によるものがありますが、どちらの場合でも車を売却する事は可能です。

車検直前に車を売却しても、車検直前だからといって査定額が大幅に下がる事はありません。車検を通ったばかりの車は多少のプラス査定にはなりますが、上げ幅は小さいです。ですから「車検前の車の売却」も選択肢の一つに入れておきまましょう。

改造車の場合は改造部品を純正品に付け替えてノーマル仕様に戻したほうが高く売れますが、自分で付け替えできなくて費用がかかってしまう時はそのまま売却したほうが結果的には得になるケースが多いです。

車検に通らない車を売る方法

車検に通らない車を売る3つの方法を紹介します。

ディーラーで売る

ディーラーでも車検に通らない車を買取してくれます。しかし、ディーラーの買取は相場より大幅に安い額を提示されるケースがほとんどで、金額的には損をしてしまう場合が多いのが実状です。

ただ、馴染みの営業マンがいたりするとスムーズに取引を行えるので、気苦労があまりないのが長所と言えるでしょう。

買取専門店で売る

買取専門店では基本的にどんな車でも買取に応じてくれます。もちろん、車検に通らない車でもOK。

車の買取専門店は業者にもよりますが、やり方によっては交渉で査定額を上げる事が可能です。しかし、業者も商売ですので価格交渉をせずに業者の言い値で売却すると、かなり安い売却金額になってしまう場合もあるので注意してください。

ビッドちゃん

買取一括査定サービスを使う

「とにかく高く車を売りたい」という人は、Webサイトなどで展開している<買取一括査定>のサービスを利用するのが最適でしょう。業界事情に疎い一般ユーザーには車の買取相場を知る事が難しく、それが車の買取での価格交渉を困難にしているのです。

買取一括査定サービスでは、まず電話番号や住所、車の年式や状態などの基本的な情報を入力します。すると、サービスに登録されている買取業者に情報が通知され、各業者から個別に査定のアポ取りの連絡が入ります。本来なら各業者に個別にしなくてはならない連絡が一度で済み、短時間で複数の査定予約をする事ができるのです。

複数の業者に車を査定してもらえば業者同士が競り合って査定額が上昇して行きますので、特別な交渉術など駆使しなくとも高く車を売れる可能性が高まります。ただ、押しの強い業者がいる場合もありますので、断るときは毅然とした対応をするようにしてください。

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まとめ


今回は「車検に通らない理由とその対処法」についてお伝えしました。

記事中で紹介したように、車検に通らない理由は部品の老朽化が原因である事が多いです。ですから車が古くなってくるほど、車検を通すために部品交換や修理をしなければならなくなる可能性が高くなります。

これが車検の回数を重ねるごとに車検費用が高くなる理由です。車も5年落ち、7年落ちになってくると「車検に高いお金を費やすよりも、買い替えたほうが得」という考えもあります。

車の状態によっては最初から車検を通す事に固執せずに、様々な選択肢を検討してみても良いでしょう。

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