コンパクトミニバンの定番!フリードの維持費はどのくらい?

コンパクトミニバンの中でもファミリー層からの支持が高いフリードは、ホンダの人気車種のひとつです。コンパクトなボディサイズとゆとりのあるシートを持つフリードは、様々な場面で活躍します。

フリードを購入する上で気になるのは、やはり維持費や諸費用です。フリードの年間維持費や、購入の際にチェックしておきたいポイントを解説します。

コンパクトなボディとコスパの良さが特徴のフリード

フリードのボディサイズは、全長4.27m~4.29m、全幅1.7m、全高1.71m~1.74mと非常にコンパクトです。3列シートのコンパクトミニバンの中でも、フリードは使い勝手とコスパの良い優秀な車です。

フリードにはガソリン車とハイブリッド車の2種類があり、搭載されているエンジンは1,500ccです。ハイブリッドミニバンとしては珍しく、4WDタイプが設定されているのも特徴です。

コンパクトミニバンのデメリットといえばスペースの狭さですが、フリードはシートをたたんで収納できるため、快適な居住性と積載性を持っています。サイズはコンパクトですが、6人乗りと7人乗りが選択できるフリードは、ファミリー層の車選びの選択肢には非常におすすめです。

フリードの維持費は年間どのくらい?

コンパクトミニバンのフリードは、主にファミリーユースで使われる車です。普段使いで活躍する車となれば、維持費のコストパフォーマンスの良さは大いに気になる点でしょう。車の維持費の内訳は、税金や保険、車検代、ガソリン代など様々です。フリードにかかる年間の維持費を、項目別にまとめてみました。

フリードはどれくらい税金がかかる?

自動車に関する税金にはいくつか種類がありますが、定期的に支払う必要がある税金は自動車税と重量税の2種類です。

自動車税

自動車税の税額は、排気量で決まります。フリードの排気量は1500㏄なので、排気量1000cc超から1500cc以下のランクに該当します。よってフリードの自動車税は、年間3万4500円となります。フリードはエコカー減税対象車ですが、自動車税の減税はありません。

普通自動車の中では比較的低いランクの税額ですが、毎年定期的に支払う金額と考えると、維持費の中では大きな割合を占めるでしょう。

重量税

重量税は、車体の重さで決まり、500kgにつき4,100円の重量税が発生します。ただし、エコカー減税対象車は、重量税が減税されます。

フリードの車体重量は1340〜1360kg程度です。エコカー減税対象のフリードは25%の減税が受けられるため、初年度から3年目までの重量税は5,600円です。
4年目以降は優遇率が変わるので、毎年7,500円の重量税となります。

フリードにかかる自動車保険

自動車保険には、必ず加入しなければならない自賠責保険と、加入が自由の任意保険の2つがあります。任意保険は補償内容などによって金額が大幅に変わるので、自動車の維持費を考える上で特にチェックしておきたいポイントです。

自賠責保険

自賠責保険は、自動車の所有者が必ず加入しなくてはならない保険です。自賠責保険料は毎年支払うのではなく、新車の購入時と車検のタイミングでまとめて支払うようになっています。

フリードの自賠責保険は新車購入時に3年分の39,120円を支払い、それ以降は車検ごとに2年分の27,840円がかかります。1年あたりの自賠責保険料は1年目から3年目までは13,040円で、それ以降は13,920円かかります。

任意保険

ソニー損保のホームページによると、年間走行距離3,000km以下、運転者が30歳20等級のゴールド免許の場合、年間保険料は24,120円です。これは車両保険ありの金額ですが、車両保険をはずすと年間9,010円と大幅に保険料が安くなります。

任意保険は運転者の年齢や補償内容、年間走行距離など細かい条件で変わってきます。自分に合った補償内容を選べる保険会社と契約するのが、任意保険料を抑えるポイントです。

フリードの維持にかかるその他の費用

自動車の年間維持費は、税金や保険だけではありません。ガソリン代や車検代など、フリードの維持にかかる細かいコストについてまとめました。

ガソリン代

日常的にかかる維持費の中で、特に生活に密接にかかわるのがガソリン代です。フリードはミニバンの中では比較的燃費が良いとされており、カタログ燃費は19.0km/l、実燃費は13.3km/l程度です。

2019年5月の全国のレギュラーガソリンの平均価格は145円です。年間1万km走った場合のガソリン代は、以下のように計算します。

走行距離 (1万km) ÷ 実燃費× ガソリン価格(145円/l )=年間のガソリン代。

フリードの実燃費13.3km/lで計算すると、年間のガソリン代は約109,000円です。

駐車場代

フリードはコンパクトなボディサイズなので、立体駐車場などでも問題なく利用できます。駐車場代の全国平均は約8,000円ですが、都市部の駐車場代は高く、東京都心の平均価格は3万円~4万円程度となっています。

月極駐車場を借りる場合のコストは、住んでいる地域によって大きく異なるため、自宅の駐車場を利用できない場合は周辺の駐車場相場を事前に調べておきましょう。

仮に月々の駐車場代が8,000円なら、年間で96,000円の駐車場代がかかります。任意保険料や車検代よりも高くなるので、フリードの維持費を節約するには、駐車場代をいかに抑えるかがカギとなります。

車検代

フリードの車検にかかる費用は、どこで車検を受けるかによって変わります。車検は新車を購入した際は3年後、それ以降は2年ごとに受ける必要があります。

ディーラー車検は安心感がありますが費用は割高です。車検代を抑えるなら、民間業者を利用するのもおすすめです。

車検代はだいたい20,000円から100,000円程度が相場ですが、部品の交換などがあればその分費用がかさみます。そのため、年式が古くなるにつれメンテナンス費用もかさみ、車検にかかる維持費も高くなるのが一般的です。

フリードの購入時にかかる費用は?


フリードを購入する際にかかる費用は、車体価格以外にオプション費用や税金などが必要です。フリードの購入時にかかる費用についてまとめました。

車体価格

フリードの車体価格は新車価格で188万円~315.3万円です。グレードによって異なりますが、6人乗りの1.5 G ホンダセンシング CVTが210万円となっています。また、中古車では2016年モデルのフリードの相場は134~280万円で、新車価格とそれほど差はありません。年式の新しいフリードはまだまだ人気が高く、中古車市場でも高値を維持しています。

オプション

フリードのオプションにはさまざまな種類があります。特に純正ナビは人気のオプションで、最も高性能で画面が大きいプレミアム インターナビ9インチの価格は26,800円(税込)です。

フリードのオプションとして用意されている純正ナビは、画面の大きさや機能によって10万円代からあるので、機能と画面サイズのバランスを考えて選ぶのがお得です。

自動車重量税

フリードはエコカー減税対象車のため、購入時の自動車重量税は25%の減税が受けられます。エコカー減税適用前の自動車税は22,500円ですが、エコカー減税25%のフリードの場合、重量税は16,800円です。

自動車取得税

自動車の購入時にかかる自動車取得税も、重量税と同様エコカー減税が受けられます。基本税額は49,500円ですが、エコカー減税で20%の減税が受けられます。エコカー減税対象のフリードの場合、購入時にかかる自動車取得税は39,600円です。

自賠責保険

フリードの自賠責保険は、新車購入時と中古購入時でそれぞれ必要な支払期間が異なります。一般的に、新車購入時に支払う自賠責保険は37か月分の36,780円です。中古で購入した場合、前の所有者が処分した時から次の車検までにかかる期間の自賠責保険を未経過分として支払います。

リサイクル料金

フリードを購入する際にかかるリサイクル料金は9,930円~11,960円です。リサイクル料金はシュレッダーダスト、エアバッグ類、フロン類をリサイクルするのに必要な費用で、新車や中古車でフリードを購入する際に支払います。

ディーラー代行手数料

代行手数料というのは、車両の購入の際に必要な手続きをディーラーに代行してもらう際に必要な費用です。ディーラー代行手数料は、業者によって異なります。

ディーラーに手続き代行を頼むと、1万円~2万円程度の手数料が発生します。ディーラー手数料を抑えたいなら、多少手間はかかっても手続きを自分でするのがおすすめです。

フリードの壊れやすいところや注意するべき点

フリードを購入したユーザーの口コミを調べると、エンジンの異音やCVTの故障といったケースがよく挙げられています。新型フリードではこういった不具合はまだあまり報告されていませんが、2008年頃の初期型フリードでは、トランスミッションの故障によるエンジンの異音が多く発生するようです。

こうした症状が発生する原因はCVTオイルの経路に空気が混入するせいですが、ディーラーに相談すると無償でCVTの交換をしてくれるケースがほとんどです。中古で初期型フリードを購入する際は、エンジンルームの異音や、CVTが交換対応済かどうかしっかり確認しましょう。

また、シートベルトのバックルに不具合があり、ベルトが外れないというトラブルも多いようです。こちらは数千円で修理が可能ですが、フリードを購入する前には、こうした細かい部分も要チェックです。

まとめ

フリードはエコカー減税も適用でき、年間維持費も比較的かかりにくい車種です。燃費性能も高いため、コスパの良いファミリーカーを探している方にはオススメの1台です。

古い年式のフリードの場合は不具合も報告されているので、余計な修理代がかからないよう、中古での購入の際は念入りに確認しましょう。