ポルシェを代表するSUVカイエン!買取相場や人気カラーを大公開

カイエンは、ポルシェの高級クロスオーバーSUV。ポルシェが満を持して発売した待望のSUVということもあり、非常に高い人気を誇っています。
芸能人にも愛好者は多く、国内外に多くのカイエンファンがいます。もちろん、中古車需要も根強い人気があり、買取価格も安定しています。

今回は、ポルシェ・カイエンの買取相場や、高額買取が期待できる人気カラーなど、カイエンの買取事情について徹底的に調査しました。

ポルシェが誇る高級クロスオーバーSUV

ポルシェといえば911に代表されるスポーツカーの印象が強いメーカーですが、カイエンはポルシェ初の高級クロスオーバーSUVです。最初のモデルは2002年に生産され、それ以来現在に至るまで、ポルシェを代表するモデルのひとつとして高い支持を集めています。

カイエンの原型となったのはV8エンジン搭載の928というモデルで、初代カイエンは995モデルとして2006年まで生産されていました。
その後、マイナーチェンジやGTSグレードの追加などを経て、2010年に958モデルにフルモデルチェンジしています。

現行モデルは2014年にマイナーチェンジしたモデルで、燃費と馬力が向上しています。

現行のカイエンにはカイエン、カイエンS、カイエンターボの3つのグレードがありますが、車幅1,983 mm、全長4,918 mmのサイズは共通しています。

全てのモデルにアクティブ4WDシステムを搭載。素材や部品など細部に至るまでリニューアルしたことで、旧モデルより大幅な軽量化に成功しました。

また、アイドリングストップやエネルギー回生システムといった機能は燃費向上や環境性能の改善に一役買っており、環境に優しいエコな一面もあります。

カイエンにはディーゼルモデルとハイブリッドモデルが存在しますが、日本ではディーゼルエンジンがあまり一般的でないこともあり、国内にはほとんど流通していません。しかし、ポルシェの本国であるドイツでは、ディーゼルエンジンモデルがカイエンのシェアの大半を占めています。

名前の由来

カイエンという名前は、赤唐辛子の一種であるカイエンペッパーから由来しています。そのため、カイエンのモデルカラーは唐辛子のように鮮やかなレッドです。唐辛子のように刺激的な走りをイメージし、痛快、冒険心、生きる喜びなどという意味も含まれているそうです。

ポルシェの冒険心をそのまま形にしたようなカイエンは、まさに乗る人の心を刺激して、ワクワクさせてくれる車と言えるでしょう。

カイエンの中古車相場の動向


カイエンは2002年に発売されたモデルから、マイナーチェンジを経て3つのモデルが存在します。価格.comのカイエンの中古車情報によると、最新の相場例は以下のようになっています。

  • 2017年式(平成29年)
    カイエン GTS 2017年モデル
    走行距離 5.3万km 新車販売価格 1424万円 中古車価格 1198万円 残価率約84%

年式やグレード、車両の状態によって買取価格は異なりますが、やはり最新モデルの中古車相場は非常に高いです。3年落ち程度ではリセールバリューもほとんど落ちていません。

  • 2017年式(平成29年)
    カイエン S 2002年モデル
    走行距離 5.5万km 新車販売価格 1030万円 中古車価格 148万円 残価率約14%

2002年モデルとなると、グレードに関わらずかなりのお値打ち価格もありますが、やはり年式の古さがネックとなります。そこで中古車市場で狙い目なのは、2010年前後のモデルです。

  • 2010年式(平成22年)
    カイエン S 2010年モデル
    走行距離 5.5万km 新車販売価格 1030万円 中古車価格 448万円 残価率約43%

ポルシェは街乗りで日常的に乗り回すより、ドライブやサーキット走行など、走りを楽しむユーザーが多いという特徴があります。そのため、年式に対して走行距離が少なく、状態の良い中古車が出回りやすいのです。

一般的な大衆車の場合は5年落ち、10年落ちとなるとかなり残価率が下がり、状態や走行距離によっては買取価格が付かないものもあります。しかし、ポルシェの場合は、そこまで値段が下がることは滅多にありません。中古車としてのリセールバリューで考えるなら、ポルシェは非常に優秀な車が揃っています。

特にカイエンはポルシェの中でも特に人気のモデルなので、今後も中古車相場は安定しているでしょう。

人気グレードはカイエンS


現行のカイエンはベースグレードのカイエン、上位グレードのカイエンS、最上位グレードのカイエンターボの3つのグレードが存在します。

全て右ハンドル仕様ですが、カイエンターボのみ特別限定の左ハンドルモデルが存在しました。

最もグレードの低いカイエンでも新車価格は約970万円、最上位グレードのカイエンターボは約1,800万円します。ポルシェの中でも、カイエンは比較的高価格帯に位置するモデルです。

過去のモデルには、カイエンGTSやE-ハイブリッドなどのモデルも存在し、どちらも新車価格が1,000万円~1,500万円を超えるモデルでありながら、高い人気を誇りました。

手の届きやすさという点ではベースグレードのカイエンが最も安いですが、カイエンとカイエンSの新車価格の差は約300万円程度です。

性能と価格差を考えると、カイエンSが最もバランスの取れたグレードと考えるユーザーも多く、中古車市場ではカイエンSの需要が高い傾向です。

ポルシェの購入を検討する方の中には、新車のカイエンより中古車でカイエンSを買った方が得と考える人も多く、状態の良いカイエンSの中古車は非常に人気があります。

高額買取のポイント


ベーシックなカイエンでもリセールバリューは非常に高いですが、より高価買取を狙うなら、人気のカラーやオプションをおさえておくことが大切です。カイエンをはじめ、ポルシェを求める層は車へのこだわりが強いため、色やオプションも重要な判断材料となるからです。

人気カラー

現行のカイエンにはベーシックカラー2色のほか、オプションで選択できるメタリックカラー7色とスペシャルカラー1色があります。

ベーシックカラーにはブラックとホワイトがありますが、メタリックカラーの中から選べるキャララホワイトメタリックとジェットブラックメタリックの人気が最も高いです。欧米で人気のブルー系やグレー系の人気は日本ではそれほどでもなく、やはりメタリックな白と黒の人気が圧倒的です。

また、スペシャルカラーとしてパラジウムメタリックが用意されていますが、スペシャルカラーのオプションは約43万円となかなかのお値段です。

メタリックカラーのオプションは約19万円と、スペシャルカラーよりは控えめです。中古車買取の際には、やはり人気色の方が買取価格が高くなります。

自分の好きなカラーを選ぶのが一番ですが、やはり買取時のリセールバリューの事を考えると、メタリックカラーの白か黒を選ぶのが無難でしょう。

人気のオプション

カイエンだけでなく、ポルシェのベース装備はシンプルです。オプションでカスタムするのが前提となっているため、オプションの有無はそのまま買取価格に直結します。

やはりポルシェだけあってオプションの価格もそれなりなのですが、オプションを付けてこそポルシェの醍醐味という方も多いです。

カイエンの人気オプションは、車の用途によって大きく2つに分けられます。

街乗りなどが多く、乗り心地やインテリアを重視するためのオプションと、スポーツ走行など走りを重視するためのオプションです。

デザイン重視のオプション

ポルシェのカイエンらしいデザインをさらに引き立てたいという方に人気なのが、インテリアやエクステリアのオプションです。

ナチュラルレザーインテリアは安いものでも約85万円と、それだけで国産の中古車が変えてしまいそうな値段ですが、人気は非常に高いです。

また、スポーツデザインパッケージやLEDヘッドライトなど、エクステリアのオプションは外観に大きく影響するので、デザインにこだわりの強い方にとっては必須ともいえます。

走行重視のオプション

カイエンの持つ力強い走りを堪能したいという方には、走行性能をより強化するオプションが人気です。

パワーステアリングプラス(PASM)ポルシェ・ダイナミックシャシー・コントロール(PDCC)などがそれにあたります。

ただし、街乗りでは必要ない性能のものも多く、自分が普段どんなシーンでカイエンに乗るかを考えてオプションを選ぶといいでしょう。

オプションと値段のバランスが大切

カイエンは標準装備がシンプルということもあり、単純に値段の安さだけでは比較できません。

一般的な車は年式が新しい方が性能もよく、装備も充実しているイメージがあります。
カイエンの場合も、確かに新しいモデルの性能は向上していますが、装備の充実度はオプションに左右される面が大きいです。たとえば、オプションなしで年式の新しいモデルと、オプションが豊富な高年式のモデルがあった場合、後者の方がお得なことが多いです。

カイエンのオプションは非常に高額で、新車購入時にオプションだけで国産車の新車が買えるという話もよく聞こえてきます。特にポルシェは後付けできないオプションも多いので、それだけオプションの存在は貴重です。

10年落ちでも値段は付くのか?


価格.comで10年落ち前後の中古車を調べてみると、残価率は20%から40%程度のものが多く、10年落ちではまだまだ十分に高価買取が期待できます。

  • 2009年式(平成21年)
    カイエン ターボS
    走行距離 6.1万km 新車販売価格 1750万円 中古車価格 400万円 残価率約23%
  • 2008年式(平成20年)
    カイエン GTS
    走行距離 5.3万km 新車販売価格 1078万円 中古車価格 395万円 残価率約37%

走行距離も少ないものが多く、オプションやカラー、状態によっては残価率50%を超えることもあり得るでしょう。

もともと新車価格が高いということもあり、カイエンは値崩れしにくい車種です。

年式の古さはあまり気にせず、良い状態の車を維持しているどうかが高価買取のポイントとなります。

カイエンの初代モデルは2002年に生産されました。初代モデルは既に15年以上経過していることになりますが、100万円代で中古車市場に流通していることが多いです。

ポルシェというブランド力や車の完成度、世界的にファンが多い車という事もあり、カイエンは特別な車と言えるでしょう。

まとめ

カイエンはポルシェの中でも人気の高いクロスオーバーSUVというもことあり、中古車需要も非常に安定しています。初代モデルから15年以上が経過しているにもかかわらず、そのリセールバリューの高さはさすがポルシェと言えるでしょう。

新車でグレードの低いカイエンを買うより、中古の上位グレードを買う方がお得という場合も多く、状態の見極めが肝心です。また、ボディカラーやオプションの有無によってもかなり値段が変わるため、注意が必要です。