マツダの人気車種【CX-5】!購入した後の維持費について詳しく解説

クロスオーバーSUVをメジャーにしたマツダの人気車種「CX-5」。今までのマツダ車とは違い、とてもスタイリッシュになりクリーンディーゼルエンジンとの組み合わせで、人気はライバルのSUVよりも一歩リードしている感じです。特にクリーンディーゼル車はエコカー減税により多くの優遇があったり、使用燃料が軽油なのでランニングコストの「維持費」も安く上がることが人気の理由となっています。

そこで今回は、マツダCX-5を購入した後の維持費はどれくらいかかるのかを調べてみました。

マツダ・CX-5の特徴

マツダ・CX-5は、ミドルサイズのクロスオーバーSUV車でこの市場には数多くのライバルが存在しています。国内ならばトヨタ・ハリアー、日産・エクストレイル、スバル・フォレスターなどで、最近では輸入車でもこのカテゴリーの車種は増えてきています。

マツダ・CX-5がミドルサイズのクロスオーバーSUV市場を大きくしたといっても過言ではないと思います。その理由は普段の街中でのマツダ・CX-5の遭遇率から実感できることでしょう。またマツダ・CX-5ほどではないですが、ライバルのミドルサイズのクロスオーバーSUV車も多く見受けられます。

マツダ・CX-5がここまで人気なった理由は何なのでしょうか?

クリーンディーゼルエンジン

最近のマツダ車に採用されている「クリーンディーゼルエンジン」は、マツダ・CX-5にも当然のごとく採用されています。マツダCX-5のクリーンディーゼルエンジン「SKYACTIV-D 2.2」は、下記に示した多くのテクノロジーが搭載されています。

  • 急速多段燃焼
  • 可変ジオメトリーターボチャージャー
  • 冷却水制御バルブ
  • DE精密過給制御
  • ナチュラル・サウンド・スムーザー
  • ナチュラル・サウンド・周波数コントロール

ひとつひとつの詳しい解説は割愛しますが、これらのマツダ最新テクノロジーが搭載されたSKYACTIV-D 2.2は、パワフルで高燃費、そしてディーゼルエンジンの泣き所だった「騒音」もかなり抑えられています。

豊富なラインナップ

マツダ・CX-5には、クリーンディーゼルエンジン搭載車で4グレード、ガソリンエンジン搭載車で7グレードもあります。またクリーンディーゼル搭載車は全グレードに2WD/4WD、6EC-AT/6MTの設定があります。グリーンディーゼル搭載車ならあらゆるパターンの車種が選択できるところも人気の理由だと思われます。

マツダ・CX-5のかかる維持費は年間どのくらい?

自動車を維持するためには税金や保険、ガソリン代に駐車場代などさまざまな維持費というものがかかります。マツダ・CX-5の場合、1年間にかかる維持費を調べたところ、約350,000円以上が必要だとわかりました。その内訳をご紹介します。

税金

自動車には「自動車税」と「自動車重量税」という税金がかかってきます。それぞれの税金がかかるタイミングと税額を紹介します。

自動車税

自動車税とは、毎年4月1日現在の自動車の所有者に対してかかる税金のことです。自動車税の税額は排気量や年式、エコカー減税の有無によって決まってきます。クリーンディーゼル車(XDグレード)はグリーン化特例により新規登録翌年度の自動車税のみ概ね75%の減税が受けられます。マツダCX-5のグレードごとの1年間の税額は以下になります。

  • XD:45,000円(新規登録翌年度のみ11,500円)
  • XD PROACTIVE:45,000円(新規登録翌年度のみ11,500円)
  • XD L Package:45,000円(新規登録翌年度のみ11,500円)
  • XD Exclusive Mode:45,000円(新規登録翌年度のみ11,500円)
  • 20S:39,500円
  • 20S PROACTIVE:39,500円
  • 25S:45,000円
  • 25S PROACTIVE:45,000円
  • 25S L Package:45,000円
  • 25T L Package:45,000円
  • 25T Exclusive Mode:45,000円

自動車重量税

自動車重量税とは、新車購入時および車検実施時に必要となり自動車の重量と新規登録から13年および18年超過しているかどうかで税額が決まる税金です。マツダ・CX-5の車両重量は1,510~1,700kgなので自動車重量税の区分は2,000㎏以下になります。エコカー減税により新車購入時のみクリーンディーゼル車(XDグレード)は全額免税、ガソリンエンジン車は25%減税されます。自動車重量税は毎年の税金ではないため1年あたりの税額を算出すると以下になります。

クリーンディーゼルエンジン
  • 新車購入時から3年間:0円
  • 新車購入時から4年目以降:20,000円÷2年=10,000円
ガソリンエンジン
  • 新車購入時から3年間:24,600円÷3年=8,200円
  • 新車購入時から4年目以降:32,800円÷2年=16,400円
  • 新車購入時から13年目以降:45,600円÷2年=22,800円
  • 新車購入時から18年目以降:50,400円÷2年=25,200円

保険

自動車を運行する場合、必ず加入しなければいけない「自賠責保険」と自賠責保険だけでは補償しきれないためにさらに加入する「任意保険」があります。現在では自賠責保険だけは万が一の時に十分な補償ができなため任意保険にも加入するのが一般的です。

自賠責保険

自賠責保険は新車購入時および車検切れの中古車購入時、車検時かその前に加入する自動車保険です。自賠責保険は次の車検が来るまでの期間をカバーするような期間設定で作られていますので、新車購入時には3年(36か月や37か月)で、中古車購入の場合は2年(24か月や25か月)で加入となります。これを1年間に計算しなおすと以下の保険料になります。

  • 25,830円÷2年=12,915円

任意保険

任意保険は加入しなくても新車および中古車の購入は可能で車検も受けることができます。しかし、万が一のことを考えると加入すべき保険と思われます。任意保険はその車を運転する人の年齢や過去に保険を適用した回数(事故回数とは異なる)、また保険会社や補償内容で保険料が変動します。

任意保険に加入する場合の補償条件で一番重要視されるのは、対人保険と対物保険です。どちらも無制限の保険にかけておくことが一番安心です。下記は、グレードがXD PROACTIVEである状況に基づいて1年間の保険料を算出したものです。

・保険対象者年齢:26歳以上
・等級:10等級
・免許の種類:ゴールド
・年間走行距離:5,000㎞
・運転者:本人限定
・対人賠償:無制限
・対物賠償:無制限
・車両保険:あり

  • 保険料:約100,700円

その他費用

自動車を走らせるためには燃料となるガソリンが必要になります。また自宅に駐車場がなければ、駐車場を借りる必要があります。それぞれ1年間にかかる費用をおおよそで算出してみました。

ガソリン代

年間走行距離を5,000㎞、軽油を124円/L、レギュラーガソリンの価格を143円/Lとした場合、エンジン別の1年間のガソリン代は以下になります。

クリーンディーゼル車
  • 5000km×124円/L÷(16.8~19.4)km/L=36,905~31,959円
ガソリンエンジン車
  • 5000km×143円/L÷(12.2~14.6)km/L=58,606~48,973円

駐車場代

自宅に駐車場がない場合、自宅近くに駐車場を借りる必要があります。駐車場代は地域や状況により違いがあります。1か月の駐車場代で一番高い東京都が31,077円、一番安い長野県が4,144円、全国平均が8,288円となっています。全国平均の駐車場代をもとに1年間の駐車場代を算出すると以下になります。

  • 8,288円×12か月=99,456円

車検代

自動車の車検は新車購入時のみ3年後、以降は2年毎に受ける必要があります。マツダ・CX-5の場合で継続車検をディーラーで受けて、交換部品がなかった場合の最低限の車検内訳と費用は以下になります。

・検査手数料:1,200円
・自賠責保険:25,830円
・自動車重量税:20,000円~32,800円
・点検費用:30,000円前後
・代行手数料:10,800円前後
・合計金額:87,830円~100,630円

  • 1年あたりの費用:(87,830円~100,630円)÷2年=43,915円~50,315円

消耗品

自動車には、消耗品がいくつも使われていて寿命はさまざまです。年間走行距離が5000㎞、ディーラー対応の場合で1年間にかかる消耗品の費用は以下になります。

エンジンオイル交換

エンジンオイルは1年間もしくは15,000㎞(ターボエンジンは10,000km)走行で交換になります。

  • 約5,000円÷1年=約5,000円
ブレーキオイル交換

ブレーキオイルは車検ごとに交換することが基本になります。

  • 約5,000円÷2年=約2,500円
タイヤ交換

タイヤはスリップサインが出た時か3年経過したものは交換と考えます。

  • 約60,000円÷3年=約20,000円
ワイパーブレード交換

ワイパーブレードは車検ごとに交換することが基本になります。

  • 約2,000円÷2年=約1,000円
ブレーキパッド交換

ブレーキパッドはだいたい30,000㎞走行で交換となります。

  • 約40,000円÷6年=約6,700円

マツダ・CX-5の購入時にかかる費用は?

車体価格

  • XD:2,883,600円~3,110,400円
  • XD PROACTIVE:3,115,800円~3,342,600円
  • XD L Package:3,331,800円~3,558,600円
  • XD Exclusive Mode:3,655,800円~3,882,600円
  • 20S:2,570,400円
  • 20S PROACTIVE:2,802,600円
  • 25S:2,797,200円
  • 25S PROACTIVE:3,029,400円
  • 25S L Package:3,018,600円~3,245,400円
  • 25T L Package:3,326,400円~3,553,200円
  • 25T Exclusive Mode:3,650,400円~3,877,200円

※メーカー希望小売価格、税込価格

オプション

マツダ・CX-5には、エアロパーツやアルミペダルなどのドレスアップパーツから、パーキングセンサーやパークアラームなどの安心快適パーツ、カーナビやオーディオなど幅広くラインナップされています。オプションパーツの価格は一万円以内から十万円以上までありますので、予算に合わせてチョイスするとよいでしょう。

自動車重量税

マツダ・CX-5の自動車重量税は、クリーンディーゼル車とガソリンエンジン車で違ってきます。クリーンディーゼル車はエコカー減税により新車購入時の自動車重量税が免除となります。その後はエコカーの本則税率に従います。ガソリンエンジン車はエコカー減税により25%減税となります。その後は通常の税率に戻ります。

クリーンディーゼルエンジン

  • 新車購入時:0円
  • 次回の車検以降:20,000円

ガソリンエンジン

  • 新車購入時:24,600円
  • 次回の車検以降:32,800円
  • 新規登録から13年目以降:45,600円
  • 新規登録から18年目以降:50,400円

自動車取得税

マツダ・CX-5の自動車取得税は、クリーンディーゼル車ならエコカー減税により新車購入時のみ全額免税されます。ガソリンエンジン車ならエコカー減税により20%減税されます。自動車取得税は本体価格やオプション代金の合計で計算されますので、支払金額が大きいほどメリットが出ます。

クリーンディーゼル車

全グレードで免除となり0円。

ガソリンエンジン車

全グレードで20%減税。しかし、グレードにより自動車取得税額が違いますので注意が必要です。

自賠責保険

自賠責保険とは強制保険とも呼ばれ、自動車を購入し運行するために必ず加入しなければいけない保険です。また次回の車検までの期間をカバーできるだけの期間を一括で支払ってかけなければいけません。新車で購入する場合は3年間分(36か月)の35,950円となります。

リサイクル料金

リサイクル料金とは、自動車を解体したあとに出たゴミをリサイクルもしくは廃棄するために必要な料金です。新車購入時に支払います。マツダ・CX-5の新車購入時のリサイクル料金は12,210円になります。

ディーラー代行手数料

マツダ・CX-5を新車で購入する場合のディーラー代行手数料は、登録諸費用として税込69,100円(マツダサイトより参考価格)となっています。

マツダ・CX-5の壊れやすいところや注意するべき点

エアコンコンプレッサー

エアコンコンプレッサーは経年劣化により故障するケースが多いのですが、エアコンを多用する場合は早い段階で故障するケースがあるようです。予兆としては、エンジンの回転数が安定しない症状が報告されています。この段階での不具合原因はISCバルブの汚れによるもので、清掃すれば故障を回避できる可能性が上がります。ちなみにISCバルブの清掃費用は10,000円前後になります。

万が一、故障してしまった場合は修理はほとんどできず、丸ごと交換になってしまいます。その場合の費用は100,000円ほどと費用が10倍以上にもなってしまいますので注意しましょう。

エンジン

マツダ・CX-5のエンジンにおいて、急に停止するという報告があります。症状はいきなり停止するのではなく突然エンジン回転数が上がらず減速してエンストするというものです。主な原因は、吸気系が何らかのトラブルを起こしています。対処法としては、吸気系の部品交換やクリーニング、制御プログラムの修復となります。

BSMシステム

マツダの安全運転支援技術の一つ、ブラインドスポットモニタリング(BSM)システムにおいて、不具合が出る場合があると報告が上がっています。BMSは、ドアミラー外から接近する車の検知をおこなうシステムで、車線変更や幅寄せなどの時に他車や歩行者などとの接触を回避でき事故防止に役立つものです。

BSMが故障した場合の症状は、警告灯が点灯するのですぐに気づくことができます。BSMが故障しても走行には支障はありませんが、安全運転する上では早く修理することが必要です。原因はセンサー異常がほとんどなので、センサー交換だけで直せます。

まとめ

マツダ・CX-5の維持費や購入時に必要な金額、注意点についてお伝えしました。車の購入を検討するときには、本体価格だけでなく維持費がどれだけかかるのかも検討する必要があります。維持費が捻出できなければ購入してもすぐに車を手放すことになります。

マツダ・CX-5の購入をお考えの方は、この記事の維持費なども参考にして検討してみてください。