廃車も高値で買取可能!廃車の買取価格の相場についても解説

車を購入する方の中には事故を起こした車や故障してしまった車を所有しており、買取をあきらめてしまっている人も多いのではないでしょうか?実は、廃車になってしまった車も買取をしてもらう事が可能です。

今回の記事では、廃車になった車の買取方法やポイント、廃車買取業者の紹介、廃車買取の手続き方法について簡単に解説します。

目次

実は廃車は買取をしてもらえる


まず廃車とは事故車や故障した車だけではありません。老朽化や経年による廃車や車の生産が終了して部品がなくなり、修理ができなくなったため廃車にするケースもあります。

ただし、この段階ではまだ廃車ではありません。車の所有者が抹消登録を行う事で廃車になるのです。

廃車になった車は、使い物にならないため買取してもらえないと思う方もいるかもしれませんが、実は買取をしてもらえます。

廃車だから売れないと考えるのはもったいない

ひと昔前は、廃車には値段がつかず0円査定で引き取ってもらうケースが多かったです。現在でもディーラーに廃車の買取を依頼すると手数料などの費用を請求される事が多いです。しかし、近年になり費用なしで廃車手続きをしてくれる業者や、廃車の高価買取をしてくれる買取業者が現れました。

廃車買取業者が増えた事で、廃車にも数万円以上の値段が付く事が珍しくなくなりました。また、廃車買取業者は事故車や故障車・水没車でも買取が可能です。最近日本では大地震や津波などの災害が多いため、むしろ廃車の買取需要はますます増えています。

古い車でも数万円の金額で買い取ってもらえますが、災害が起きると5年以内の車を廃車にする人も多くなります。その場合、事故車や水没車でも買取価格は跳ね上がります。一概には言えませんが、100万円以上の査定がつく事も珍しくありません。

さて、廃車を買取してもらえることはわかりましたが、具体的にどのような車がどのぐらいの金額で売れるのか気になりませんか?実際のところ買取金額は車種や走行距離などの状態により様々です。同じ車種でも年式、走行距離によって違います。買取金額の相場については、比較サイトで平均相場を調べたり、廃車買取業者のサイトで廃車の買取実績を調べる事である程度の価格はわかります。

「車選び.comの廃車選び」などの比較サイト(出典元:https://haisha.kurumaerabi.com/)では、メーカーと車種別で廃車の買取価格を調べる事ができます。ただし、このようなサイトでは、走行距離や登録年で価格を調べることはできますが、事故車や不具合がある車などの状態が悪い車については調べる事ができません。そして、比較サイトでわかる情報はあくまで平均的な相場です。当然車の年式や走行距離、廃車買取業者によって金額に差が出るので、急ぎでなければ納得いく業者に出会うまで粘った方が良いでしょう。

以下の表は車選び.comというサイトに掲載されている廃車の買取金額の平均相場です。

車選び.comの廃車選びに掲載されている一部の車の平均相場(毎週更新)

○車種 買取金額の平均相場
ホンダ・オデッセイ 25000円
レクサス・GS350 169250円
トヨタ・エスティマ 25200円
スズキ・スイフト 31500円
ベンツ・E320 62100円

廃車買取業者の買取実績については、廃車買取業者のサイトにも掲載されています。例えばカーネクストという廃車買取業者では以下のような買取実績があります。

○カーネクストの買取実績の一例

車種 トヨタ・グランビア
年式 平成11年
走行距離 126000km
状態 問題なし
買取金額 125000円

車種 マツダ・MPV
年式 平成14年
走行距離 154000km
状態 エンジン不調
買取金額 30000円

車種 日産・エルグランド
年式 平成15年
走行距離 120000km
状態 エンジン故障
買取金額 10000円

状態が良い車なら10万円以上の高値で買い取ってもらえますが、故障箇所があるとどうしても買取価格は下がります。しかし、ディーラーなどに依頼するよりも時間と手間が掛かりません。
(出典元:カーネクスト
https://cmgroup-ziko.com/scrapped-car/buy/?cnstl=121481&gclid=EAIaIQobChMI5LepzJu63gIVwamWCh0NDwx_EAAYAyAAEgJp9PD_BwE)

また事故車や故障車、水害車でも査定金額が付きます。事故車や故障者、水害車を積極的に買い取っているタウという業者では下記のような買取実績がたくあります。

○タウの買取実績

車種 ミニ
年式 平成21年
状態 ミッション故障
買取金額 280000円

車種 ヴェルファイア
年式 平成25年
状態 水害車(屋根付近まで)
買取金額 140万円

車種 アルファード
年式 平成26年
状態 事故車・エアバッグなし
買取金額 67万円

(出典元:タウhttps://www.tau-reuse.com/)

タウは海外に販路をもっているので、事故車や水害車でも高く買取をしてもらえます。

廃車の買取が可能な理由

廃車を高値で買取してもらえる事を初めて知った人の中には、「どうして価値のない車にこんな値段が付くのか不思議だ」と思われるかもしれません。

もちろん、廃車買取業車も善意だけで買取をしているわけではありません。廃車を買い取るメリットがあります。

車の部品やパーツを販売する事が目的

実は廃車買取業者が廃車を買取るのは、廃車として買い取った車の部品やパーツを販売して利益を得たいからです。廃車は車としての価値はほとんどありませんが、タイヤやホイール、各種パーツなどは使えるものも残っているのです。

したがって、事故車でも、パーツが無傷なことも多いので、買取が可能なのです。もちろん中古品として販売する場合は、洗浄などもされ綺麗な状態で販売するので利益も出やすいビジネスです。

逆にディーラーや中古車販売店のような車を販売する会社ににとっては廃車を買い取るメリットはありません。したがって、手数料などを取らなければ割に合わないのです。

廃車を買取してもらう時のポイント


ここまで廃車でも高値で買取が可能である点について説明してきました。しかし、世の中には多くの廃車買取業者があります。廃車買取り業者によっては、同じ車種でも買取される値段に違いがあります。

例えば、A廃車買取業者に査定を依頼した人は、B廃車買取業者では0円査定だったのに、A廃車買取業者に廃車を持っていたら、2万円の値段がついたという方もいます。

この事からもわかるように、廃車買取をしてもらう際は、複数の買取業者に査定を依頼する事が重要です。

ディーラーよりも廃車買取業者を選んだ方が得

ま廃車の買取を依頼するのはディーラーよりも廃車買取業者を選んだ方が得です。ディーラーや中古車販売業者などで買取を依頼するとむしろ手数料などの費用が掛かる事が多いからです。廃車買取業者にもメリットとデメリットがあります。

廃車買取業者を選ぶメリット

廃車買取業者を選ぶメリットは3つあります。

買取の手数料が掛からない

廃車をディーラーや中古販売に依頼した場合、引き取り手数料、レッカー費用、解体費用、廃車手続き費用が掛かります。これら全てで最低でも5万円以上の費用が掛かってしまいます。

自動車税の還付金が戻ってくる

廃車買取業者に依頼すれば、自動車税の還付金が戻ってくる事が多いです。廃車の買取価格は廃車になった車の金額よりも、自動車税の還付金の方が金額が大きい事もあります。

面倒な廃車手続きを買取業者が無料でやってくれる

例えば自動車税の還付金をもらうためには手続きが必要ですが、これらの手続きも廃車買取業者がやってくれます。通常廃車手続きは普通車の場合陸運局へ届出が必要です。必要書類なども必要で、陸運局が平日しか手続ができないのでサラリーマンの方には難しい手続きです。しかし、廃車買取業者に買取を依頼すればこのような面倒な手続きを無料でやってくれます。

廃車買取業者を選ぶデメリット

廃車買取業者を選ぶデメリットは、悪質な業者もいる事です。例えば、自動車税の還付金がもらえるのに、その事を依頼者に伝えず、安く買取をしようとする業者もいます。買取業者を選ぶときは、買取価格が還付金も含めた価格なのか内訳を聞くようにしましょう。このように廃車買取業者で買取をするメリットはたくさんありますが、デメリットは少ないです。

自分で廃車手続きをするよりも廃車買取業者に依頼すべき

廃車を処分する人の中には、廃車買取業者の事を知らなかったり、廃車買取業者を信用できないから自分で廃車の手続きをする人もいます。しかし、廃車の手続きを自分ですることは以下の3つの理由でおすすめできません。

1.陸運局などは役所なので平日しか開いていない

自営業の方ならともかく、サラリーマンの方が平日に休みをとって手続きをすることは現実的ではありません。また16時までしか受付をしていないので公務員の方でも厳しいですね。

2.必要な書類を揃えなければならない

廃車手続きには少なくとも5つの書類が必要です。全部揃えるのは時間も掛かりますし、役所にも行かなければならないため、平日に仕事がある方は休みをとって行かなければなりません。

3.解体業者を探す必要がある

廃車手続きは解体業者に車をスクラップしてもらわなければなりません。そのため解体業者を自分で探さなければなりません。車が動く場合は、スクラップ業者に持っていきます。動かない車の場合は引き取りにきてもらえますが、料金が掛かることがあります。このように自分で手続きをする方法は、よほど時間にゆとりがある人でないと難しいですし、手続きも面倒なので、廃車買取業者への依頼をおすすめします。

廃車買取してもらえるか、不安な時の対処法

廃車を初めて買取してもらう人は、本当に廃車を高い値段で買取してオラ得るのか不安だと思います。この章では、廃車買取してもらえるか不安な時の対処法について説明します。

1.廃車買取業者が悪質な業者でないか不安

悪質な廃車買取業者に当たらないためには、事前にネットの口コミなどでその買取業者について調べておきましょう。また自分で良い廃車買取業者を見つける自信がない人は廃車買取業者として評判が良く、信頼性のある大手企業に依頼しましょう。

2.一括査定の登録後、営業の電話がしつこい

廃車に限らず、車の買取をする際便利なのが、ネットで一括査定を申し込む事です。しかし、業者の中には、営業の電話やメールなどがしつこい業者もいます。なんども勧誘がしつこい場合は、「必要になったら、こちらから連絡します」と強く言ったり、無視をしましょう。

3.出張見積もりを依頼しただけなのに、引き渡しを強要してくる

出張見積もりを依頼した際、見積もり当日にひきわたしを強要して来る業者もいます。このような場合一人では業者の気迫に押される事が多いです。家族や友人など第3者に立ち会ってもらえば、強要はしてこないでしょう。

4.こちらから質問したことに対してきちんと返答しない

買取依頼をした際に、疑問に思う事があればどんどん質問するべきです。もし、業者が質問に対してきちんと返答しない場合は、その業者に依頼をするのは辞めるべきです。例えば、買取金額の内訳、支払いをいつどのような方法でしてもらえるのか、自動車税の還付についてこちらから質問しなくても、きちんと説明してもらえたかという点の確認は大事です。必要ならメモを取ったり、録音をしておけば万全です。

廃車買取業者の紹介


廃車買取業者はネットで探すと多くの業者があります。それぞれの買取業者によって価格は違ってきます。今回は廃車買取業者でも信頼性の高い廃車買取業者を3つ紹介します。

アップル

アップルは中古車の買取や販売を行なっている会社で、廃車の買取も行なっています。オリコン株式会社が行なっているオリコン顧客満足度ランキングの車買取部門でも堂々の1位を獲得しています。(引用元:オリコン顧客満足度ランキング車買取部門
https://life.oricon.co.jp/rank_carbuyer/)

通常業者が廃車を買取した場合、パーツの再利用や海外に部品を販売する事が多くあります。その際に、複数の業者を介することで、中間マージンが掛かります。しかし、アップルは買い取った廃車をオークションで直接売却しているため、より高値で買い取ってもらえる事が多いのです。

また、全国に多くの店舗があるので、どの地域でも買取を気軽に依頼できます。

ガリバー

ガリバーは、中古車の販売や買取を多く行なっている会社で公式サイトでも中古車の販売台数と買取台数でNo.1と紹介しています。(引用元:株式会社IDOM公式サイトhttps://221616.com/)

車買取業界では唯一東証一部に上場しているため、信頼性の高い企業なので安心できます。

ガリバーではガリバー廃車パックというサービスを提供しており、9800円支払えば、還付金手続きの代行や動かない車の引き取りなども行なっています。またこのサービスでは24時間電話対応もできるので夜遅くまで仕事をされている方には良いサービスです。

DMM AUTO

DMM autoは2018年6月より開始されたDMMの中古車買取サービスですDMM AUTOの一番の売りは、スマートフォンのアプリだけで車の査定から売却まで完結できる点です。

車や必要書類は写真で撮影し、DMM AUTOからの質問に答えるだけなのでとても簡単なサービスです。また24時間365日サービスを提供しているので、廃車買取の業者を探すのが面倒な人や、仕事で忙しくてなかなか休みが取れない人には、オススメのサービスです。ちなみに査定された金額の有効期限は1週間です。その後は3日〜14日以内に引き取り美を設定します。ただし、必要書類は揃えておかなければなりません。

廃車買取業者での手続き方法


ここからは廃車買取業者での実際の手続きの流れや注意点について説明します。特にこの記事を見てくださっている方は初めての方も多いので、この点は気になるかと思います。

廃車手続きに必要な物

まず廃車手続きには事前に必要な書類があります。廃車が普通自動車の場合は以下の書類が必要です。

普通自動車の場合

・自動車検査証(車検証)
・自賠責保険証明書
・リサイクル券
・実印
・印鑑証明書
・ナンバープレート

軽自動車の場合

・自動車検査証(車検証)
・自賠責保険証明書
・リサイクル券
・認印
・ナンバープレート

なお、下記のようなケースでは追加書類が必要です。

1.車検証と印鑑証明書の情報(住所や氏名)が一致しない
住民票(発行から2ヶ月以内)もしくは戸籍の附票

2.結婚して姓が変わったとき
戸籍謄本

3.所有者が亡くなっている
ケースによって戸籍謄本・除籍謄本・遺産分割協議書・印鑑証明書のいずれかが必要。

廃車買取の流れ

次に廃車買取業者に買取を依頼した場合の流れについて簡単に説明します。

1.廃車買取業者に無料査定をしてもらう

車種や年式、車の状態について確認をします。念のため車検証を持っていきましょう

2.成約

成約時に成約の確認書がメールやFAXで送られてきます。買取業者から今後の手続きの流れを説明してくれます。

3.車引き取りの日程を決定

成約と同時に決定します。動かない車や事故車などはレッカー車での引き取りが必要です。なお、引き取り日までは廃車は自由に乗る事が可能です。

4.車を引き取り

買取業者が車のある住所まで廃車を引き取りにきます。本人の立ち会いは不要です。なおこの段階でキャンセルをすると、違約金が取られる事が多いです。

5.廃車手続きの必要書類への記入

事前に必要な書類を準備しておきます。また買取業者での必要書類の記入も行います。

6.廃車手続き完了後、口座に買取料金が振り込まれる

廃車買取をしてもらう時の注意点

廃車買取をしてもらう時には注意点があります。買取をしてもらう廃車が軽自動車か普通自動車によるかの違いです。まず自動車を永久抹消登録(軽自動車の場合は返納届け)した時に戻って来る自動車税など還付金の金額が違います。

<軽自動車>
自賠責保険料の返金
自動車重量税

<普通自動車>
自動車税
自動車重量税
自賠責保険料の返金

このように軽自動車と普通自動車では還付金が違います。さらに前述したように軽自動車と普通自動車では必要な書類が違います。ここまでは買取を依頼した私たちにも直接関わってくる点です。

軽自動車は普通自動車とは廃車の手続き方法が違う

ここから説明する点は、廃車買取業者が代行してくれますが、それぞれ違う点です。実は軽自動車と普通自動車では廃車の手続き方法も違います。普通自動車の場合は陸運局に行き、永久抹消登録申請書、手数料納付書、自動車税・自動車取得税申告書などの書類を提出します。

軽自動車の場合は、軽自動車検査協会に行き解体届出書・軽自動車税申告書を提出する必要があります。

このように軽自動車と普通自動車では、必要書類も提出する役所も違うのです。

廃車にできる車と廃車にできない車の違い

事故車や故障車なども廃車にできるといっても、廃車にできない車もあります。また車の状況によっては買取ができない場合もあります。廃車をするために永久抹消登録が必要です。

しかし、途中で問題が起こり、車の解体が終わっていないと車は廃車にできません。例えば以下のようなケースでは、買取店に依頼をしただけでは車を廃車にできない事があります。

1.手元に車がない

盗難や自然災害などで手元に車がない場合は廃車にできません。前述した水害車は車は水につかりましたが、手元に車があったので廃車として買取が可能でした。

ただし、盗難された場合は盗難届けを出し、災害が原因の場合は罹災証明書を必要書類と一緒に提出することで廃車にする事ができます。

2.車検が切れている

車検が切れている車でも廃車にすることはできます。ただし、車検が切れた車は公道を走れないので、買取業者にレッカーで引き取りにきてもらいます。

3.自動車税の滞納をしている

自動車税の滞納をしている場合も廃車買取は可能です。ただし、納税をする必要がないというわけではありません。買取をしてもらった後に延滞料金を加えた納税通知が来る事もあります。きちんと税金を納めましょう。

また買取前に2年以上滞納している場合は、属託保存されてしまい廃車ができない場合があります。属託保存とは、抵当権を設定されたり、滞納による差し押さえをされる事です。

まとめ


いかがだったでしょうか?廃車をディーラーや中古車販売店に持って行った人は、買取金額がつかず、逆に高額の手数料まで取られる事がわかり残念な気持ちになった方もいます。

しかし、廃車買取業者に依頼すれば、思わぬ値段で廃車を買い取ってもらえる事が多いのです。また事故車や水害車などの車でも買い取ってもらえます。必要書類を揃えれば、残りの手続きは買取業者がやってくれるので、手間も掛かりません。

廃車にしようかどうか迷っている車があればぜひ廃車買取業者に依頼をしましょう。あなたの車も思わぬような高値で買い取ってくれるかもしれませんよ。