軽商用車は買取額が高い?スズキエブリイの高額売却の実例を掲載!

スズキ<エブリイ>は、スズキ一社の枠を超え「日本を代表する商用ワゴン」と言っても過言ではないベストセラー軽商用車です。現在、<エブリイ>を買取に出すとどれくらいの価格になるのでしょうか。

今回の記事では<エブリイ>の買取査定相場の最新情報と、高く売れやすいグレード・ボディカラーをご紹介ます。

エブリイの特徴


スズキ<エブリイ>は同社の軽ワンボックスカー<キャリイバン>の上級グレードが独立して生まれた車種です。<エブリイ>は1982年の販売開始以来、5回のフルモデルチェンジを繰り返し、初代から数えると現行モデルが6代目となる長い歴史を持っています。

<エブリイ>はエンジンをフロントシートの下に配置する<キャブオーバー>を採用する事により、軽ワゴンの中でもトップクラスの広大な室内空間を確保。特に荷室の広さは運送業を始めとする各業界から高い評価を得ています。

1985年に販売開始された<2代目エブリイ>からは、ターボエンジン付きグレードがラインナップされ、商用車でありながら低速域からの力強い加速性能を手に入れました。

現在では、日産<NV100クリッパー>、マツダ<スクラム>、三菱<ミニキャブバン>の各車に、<エブリイ>がOEMのベース車として供給されています。<エブリイ>は自動車業界、ビジネスの現場の双方から高い実力を認められている軽商用ワゴンなのです。

高い燃費性能と走行性能を誇る<5AGS>

<5速オートギヤシフト(5AGS)>は、「マニュアル車のパワフルな走破性」と、「オートマ車の快適な運転性・燃費効率」の両方の特徴を備えるトランスミッションです。

<ドライブモード>ではオートマ車のようにシフトチェンジなしの走行ができ、<マニュアルモード>では、状況に応じたシフトを自分で設定する事ができます。

2WDと4WDの切り替え可能な<ドライブセレクト4×4>

グレード<JOINターボ>を除く4WD車では、運転席のスイッチで2WDと4WDの切り替えが行えます。通常の走行では2WDを使用、路面状況の悪い道路では4WD走行にと状況によっての選択が可能です。

スズキセーフティサポート

<エブリイ>はスズキの最新予防安全技術<スズキセーフティサポート>を標準装備しています。

主な機能としては、低速走行時に前方の車両と衝突しそうになると、レーザーレーダーが感知して自動でブレーキをかける<衝突被害軽減ブレーキ>。

誤ってアクセルを踏み込んでしまったとしても、前方に障害物があると車両の加速を自動で制限してくれる<誤発進抑制機能>などがあります。業務中の「うっかり事故」の可能性を大幅に減らしてくれる頼りになる機能です。

エブリイのボディサイズ

一般的な軽トールワゴンのボディサイズです。標準ルーフ車とハイルーフ車の設定があります。

全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,800~1,895mm
車両重量 880~950kg

エブリイのボディデザイン

<エブリイ>のエクステイリアは、今風な軽トールワゴンのテイストを持ちながら、非常にオーソドックスなデザインになっています。商用車としてどのような業種でも安心して使用可能な外観です。

エブリイの内装

インテイリアは実用的でシンプルな作りですが、各所に収納スペースを数多く設置してあり、ビジネスでの利用に配慮した設計になっています。

荷室は荷室高1,240mm、荷室長1,910mm、荷室幅1,385mmの、軽商用ワゴンNo.1レベルの積載容量を誇ります。これは畳9枚、みかん箱(310×380×280mm)69個を収納可能なスペースで、<エブリイ>の抜群の積載性能は運送・配送業界に大変重宝されています。

エブリイの燃費

オートマ車よりマニュアル車のほうが燃費効率が高くなっています。<5AGS>も燃費効率が上々で、マニュアル車に抵抗のある方に好評です。

  • 水冷4サイクル直列3気筒エンジン 2WD 5MT18.4~19km/L
  • 水冷4サイクル直列3気筒エンジン 2WD 5AGS 19.4~20.2km/L
  • 水冷4サイクル直列3気筒エンジン 2WD 4AT 17km/L
  • 水冷4サイクル直列3気筒エンジン 4WD 5MT17.4km/L
  • 水冷4サイクル直列3気筒エンジン 4WD 5AGS 19km/L
  • 水冷4サイクル直列3気筒エンジン 4WD 4AT 16.6km/L
  • 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボエンジン 4WD AT 15.4km/L
  • 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボエンジン 4WD 5MT 18.8km/L
  • 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボエンジン 2WD 4AT 16.2km/L
  • 水冷4サイクル直列3気筒インタークーラーターボエンジン 2WD 5MT 19.6km/L

エブリイの最新買取相場

  • 2017年(平成29年)<エブリイ PA ハイルーフ>4WD 5AT 白
    走行距離 2.6万km 新車販売価格 122.5万円 参考買取価格 66万円 残価率 53%

<エブリイ>のベースグレードの<PA>。レーダーブレーキサポート装着車でしたので、買取価格が少し高めになりました。

  • 2015年(平成27年)<エブリイ PC ハイルーフ>2WD 5AT 黒
    走行距離 5.1万km 新車販売価格 131.5万円 参考買取価格 52.4円 残価率 39%

売れ筋グレードの<PC>ですが、このケースでは買取価格はあまり高くなりませんでした。ボディカラーが白ならもう少し上乗せ出来たでしょう。

  • 2016年(平成28年)<エブリイ JOINターボ ハイルーフ>2WD 4AT シルバー
    走行距離 5.3万km 新車販売価格 134万円 参考買取価格 69.7万円 残価率 52%

中古車市場で人気の高いターボ付きグレードの<JOINターボ>。商用車としては比較的状態の良い車両で、高額査定が出ました。<エブリイ>はどのグレードでもハイルーフ車のほうが査定額が高くなります。

エブリイの人気グレードと残価率

グレード<GA><PA>

装備を簡略化し、車体価格を低く抑えたベースグレード。<GA>が標準ルーフで<PA>がハイルーフ仕様になっています。積載容量が売りの車種のため、ハイルーフ車のほうがリセールバリューは高めです。

グレード<PC>

<GA><PA>の各機能を強化した、<エブリイ>の売れ筋グレードです。大きい変化はフロントシートのパワーウインドー化と、キーを差し込まなくてもエンジンをスタートできる<電波式キーレスエントリー>が採用された事。この2つだけも商用車としての利便性が大幅にアップしています。

<PC>は商用車としては十分な機能を有していて人気が高く、残価率の高いグレードです。

グレード<JOIN>

<PC>の内外装をさらにブラッシュアップしたのがグレード<JOIN>。内装では<PC>には無い、<フロントセンターアームレスト><リヤセンターアームレスト><分割可倒式リヤシート><フルフラットシート><リヤシートヘッドレスト>を標準装備。室内の居住性を飛躍的に向上させています。

エクステリアではサイドミラーがボディカラーと同色になる<カラードドアミラー>を採用。ホイールには<フルホイールキャップ>が取り付けられ、ほぼ乗用車と変わりない雰囲気の外観になっています。中古車市場でも需要が高く、車両の状態が良ければ高いリセールが望めるでしょう。

グレード<JOINターボ>

<JOIN>にターボ付きエンジンを搭載したグレード。商用車でも力強い走りのターボ車を好む人は多く、かなり高い残価率になるケースが多いです。

エブリイをより高額に買い取ってもらうポイント

エブリイの人気のカラー

スペリアホワイト

商用車では白系は鉄板とも言ってよい人気色。商用車としては白のボディカラーはロゴを入れたりステッカーを貼ったりしやすい利点があります。買取査定でも一番高くなりやすいボディカラーです。

シルキーシルバーメタリック

白の次に人気なのがシルバー。やはり商用車は無難な色が好まれます。

ブルーイッシュブラックパール3

業務用車両でも、プライベート兼用にするユーザーもいます。そんなユーザーに人気なのがブラックです。買取査定でも少しプラス要因になります。

エブリイの人気のオプション

マルチルーフバー

室内ルーフ部にバーを配置し、荷物の収納を可能にするオプション。別オプションの<ルーフパッキングネット>を同時に取り付けると、さらに効率的に室内空間を活用できる便利アイテムです。

防水シートカバー

商用車は悪天候などの過酷な条件での使用も想定されます。そんな時に重宝するのが防水加工されたシートカバー。シートが濡れる事を気にせずに業務を遂行できます。査定時には防水である事をアピールしてください。

ルーフキャリア

軽商用車は積載量ぎりぎりでの使用も多く、ルーフ上のスペースが活用できるキャリアは大変人気のあるオプションです。査定額アップが期待できるでしょう。

エブリイは10年落ちの場合値段はつくか?


軽商用車は、幅広いユーザー層が様々な用途に使う車両を探していますので、自走可能な状態であれば基本的にゼロ査定になる事はありません。

  • 2009年(平成21年)<エブリイ JOIN>ハイルーフ 3AT シルバー
    走行距離 9.2万km 新車販売価格 111.3万円 参考買取価格 27.4円 残価率 24%

この車両は10年落ちですが、業務用車両としては状態が良かったため、十分な買取査定額になりました。<エブリイ>は傷だらけの外観や過走行車であったとしてもあきらめずに査定に出しましょう。

まとめ


今回は<エブリイ>の買取査定の相場についてお伝えしました。軽商用ワゴンはその性質上、中古車市場に程度の良い車両が出回る事が少ないので、よほど悪い状態でない限り高いリセールバリューが期待できます。

商用車は乗用車と違い、「実用的な道具」として見られる傾向が強いので、多少の傷であればさほど大きなマイナスポイントにはなりません。<エブリイ>をお持ちで売却を検討されている方は、査定額だけでも確認してみてはいかがでしょうか。