迫力あるスタイリングのBMW X5!輸入車なのに買取相場は安定?

BMWが開発するSUV車の品質の高さを印象付けたモデルとも言えるX5は、伝統と革新の技術が融合する車です。日本の市場でも高い人気が伺えますが、買取価格はどのように推移しているのでしょうか。今回は、X5の買取事情をご紹介します。

X5の特徴

X5はBMWブランド初となるSUV車として、2000年にデビューしました。1996年に高級SUV車の開発に定評のある、イギリスのローバーグループを傘下としたことから、X5の開発にもつながったのではないかと見られています。

BMW自身は、スポーツ・アクティビティ・ビークル(SAV)という造語をX5に当てはめ、BMWが発案した、まったく新しいカテゴリーの自動車であるという考えを主張しています。

X5は5シリーズをベースにし、多くのパーツが流用されていますが、SUVらしいスタイリングに加え乗用性の高い車として、唯一無二の走行性能を生み出しています。

米国道路安全保障協会が実施した2006年度調査では、後方からの追突時の安全性が危険という評価でしたが、マイナーチェンジやモデルチェンジを経て、ボディ剛性を高めています。

従来から持つ最上級のドライビングダイナミクスに加え、ボディの安全設計、さらにあらゆる危険を回避する最先端の安全装置を搭載し、ドライバーを未知なる領域へ誘ってくれます。

X5のデザインについて

X5はXシリーズの一員として統一性を持ちながら、力強い存在感と現代的な感覚を両立させたデザインで、個性を主張しています。X5のデザインで特筆すべきポイントは、強靭さと明快さ、そして精緻さを際立たせている点です。

大型のキドニーグリルは、ヘキサゴナル・デザインと一体化された形状が印象的で、鋭い眼光のヘッドライトや迫力を感じさせるエアインテークと合わせて、フロントマスクを際立たせています。

インテリアはラグジュアリーかつ最大限の快適性と、あらゆる危険を見越した最高レベルの安全性を実現しています。さらにコックピットでは、直感的な操作コンセプトによる先進性を体験できます。

ダイナミズムの中にさりげなく散りばめられた繊細さは、オンリーワンの空間を生み出しています。それぞれのパーツが調和したX5の最新モデルでは、フレグランスや照明、ハイグレードなオーディオも環境づくりに一役買い、この上ない優雅な雰囲気を演出します。

X5のボディサイズ

続いては、X5の現行モデルのボディサイズをご紹介します。

  • 全長:4,94m
  • 全幅:2,01m
  • 全高:1,77m

X5のデビュー以降に、X3・X1とそれぞれ異なるサイズ感のSUV車が販売されたことで、より明確な差別化を図るために、型落ちモデルよりサイズアップが行われました。

Xシリーズの中では、X5は最も大きなボディサイズで、室内空間や荷室空間も最大級の広さが確保されています。

X5の燃費性能

2019年のマイナーチェンジで日本の市場に登場したのは、ディーゼルエンジンをベースとしたグレードです。3L直6ターボエンジンは265ps/620Nmという圧倒的なパワーを持っています。

ディーゼルエンジンはガソリン代などコストの安さがメリットですが、走行時の音の大きさや環境性の悪さがデメリットとなっていました。

しかしX5のディーゼルエンジンには、最先端のクリーンディーゼルエンジンが搭載されているので、排出ガスを大幅に低減し環境性を高め、エンジン音も静かです。車内の静粛性にも優れ、快適なドライブを楽しむことができます。

そんなX5のカタログ燃費は14.4km/Lとなっています。以前はガソリン車とディーゼル車でのグレード展開をしていましたが、圧倒的にディーゼル車の人気が高いことを受けて、このようなグレードラインナップとなっています。

しかし、本拠地であるドイツではガソリン車のグレードも発売されていることから、今後日本でのグレード展開がどうなっていくのか、注目されています。

X5の買取相場

続いてはX5の最新買取相場をご紹介します。

  • 2016年式 (平成28年)<X5 xDrive 35d Mスポーツ>ホワイト系
    走行距離 3.0万km 新車販売価格949.0万円 参考買取価格406.6万円 残価率42%

Xシリーズの中では新車価格や平均買取価格が最も高いX5ですが、X1やX3は3年落ちの車でも残価率が30%台に下落することは珍しくありません。こういった特徴を見てもX5のリセールバリューが高いことが伺えます。

  • 2016年式 (平成28年)<X5 xDrive 35i Mスポーツ>ブラック系
    走行距離1.0万km 新車販売価格 927.0万円 参考買取価格384.1万円 残価率41%

ガソリン車はディーゼル車と比較すると残価率が低い傾向にあります。走行距離を見ると極上車に近い状態だと思いますが、ディーゼル車の同グレードと比較すると5%~10%程度は下がるようです。

  • 2014年式 (平成26年)<X5 xDrive 35d xライン> ホワイト系
    走行距離4.0万km 新車販売価格897.0万円 参考買取価格303.6万円 残価率33%

登録から5年が経過すると、中古車のリセールバリューは大きく下がる傾向にあります。輸入車の中ではX5は健闘している方ですが、購入から3年または5年が売り時だと言えるでしょう。

X5の人気グレードと残価率

先述しましたが、X5はガソリン車よりもディーゼル車の人気が高い傾向にあります。そしてディーゼル車の中で、歴代モデルの売れ行きなども考慮すると、基本モデルのxDrive35dやよりスポーティな走りを体感できるxDrive35dMの人気が高く、中古車市場でのニーズも高いことが伺えます。

X5の中古車相場は非常に安定感があります。通常であれば型落ちモデルとなると、相場の下がり幅が大きくなりますが、初代・2代目のX5の相場を見ると、値落ち幅は小さい水準を保っています。

さらに現行モデルX5は、数カ月間ほぼ横這いで推移しています。中古車相場の変動には季節も大きな要素として関わってきますが、X5は人気は一定しているため、相場が横ばいのままという現象が起きているようです。

残価率もXシリーズの中では最も高く、非常に相場も安定しているため、安心感のある車だと言えるでしょう。

X5をより高額に買い取ってもらうポイント

続いて、X5をより高額に買い取ってもらうポイントをご紹介します。

人気のカラー

X5のボディカラーは、下記の7色が設定されています。

  • アルピンホワイトⅢ
  • ブラックⅡ
  • スパークリングブラウン
  • グレイシャーシルバー
  • ミネラルホワイト
  • ブラックサファイア
  • カーボンブラウン

大きく分けるとホワイト系・ブラック系・シルバー系・ブラウン系と、シックな色が揃っているように見えます。Xシリーズ最上級のSUVとしての品格をより際立たせるような、落ち着きのあるカラーバリエーションとなっています。

各色は違った印象を持ち、それぞれの特徴でX5のボディを引き立たせてくれますが、X5の人気色はホワイト系です。アルピンホワイトⅢやミネラルホワイトのボディの場合は、査定額アップも期待できます。

X5はメタリック系のカラーが多いため、経年劣化も少なく美しい発色が見られますが、アルピンホワイトⅢとブラックⅡはソリッド系のカラーとなりますので、手入れが行き届いていないと、劣化する恐れがあります。

BMW独自のコーティングオプションなどもありますので、ボディカラーを長年キレイに保ちたいのであれば、ぜひ導入したいところです。

人気のオプション

X5の査定プラスにつながるオプションですが、セレクトパッケージプランに含められているオプション品がオススメです。

電動パノラマサンルーフ・リヤシートヒーティング・ソフトクローズドア・12V電源などがパッケージングされたオプションですが、機能性も高くニーズが高いオプションです。室内の快適性を高め、プレミアム感のあるオプション品ですので、搭載している場合は動作状況などもしっかりアピールしましょう。

またSUV車本来の機能を高めるアイテムとして、ルーフラックシステムを装着したX5の評価も高いようです。レジャーで使用するアイテムを安全に搭載できるルーフラックシステムは、海や山に出かける際には大活躍してくれます。

純正オプションは、本体とのデザインもマッチしているため、査定時のプラス要素となります。

10年落ちの場合値段はつくか?

X5は新車価格で手の届かないユーザーが、多く中古車の購入を検討しているため一定の需要が見込まれます。下落率も低いため、輸入車の中でのリセールバリューは、高い方に位置していますが、買取業者によっては、走行距離や年式での大まかな相場を参考に査定額を確定してしまう場合があります。

また下取りと買取では、参考にしている車種別の買取相場が異なるため、数十万円違う場合もあります。X5は10年落ちでも買取価格がしっかりつく車ですが、買取業者選びは慎重に行う必要があります。

多くの買取業者にアプローチをするのは時間がかかりますが、車一括査定サイトやインターネットでの情報を活用することにより、大幅に手間を省くことができます。

まとめ

今回は、X5の買取情報をご紹介しました。全ての基本性能が高く、ユーザーの満足度を高めてくれる車と評判のため、買取相場も安定しています。しかし買取業者によって、査定額は大きく異なる車です。損をしないためにも、多くの買取業者へアプローチをしましょう。