【トヨタ・ヴァンガード】相場価格と人気のグレードを高く売る方法とは?

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国産車の中でも日本でトップクラスのトヨタから生み出されたのがヴァンガードです。ヴァンガードは一般からコアなファンまで高い人気を得ています。中古車売買市場でもその人気は健在で、多くの方がヴァンガードを求めている状態です。そこで、ヴァンガードの買取について、買取の特徴や高額買取の方法をご紹介します。

ヴァンガードの持つ強み


ヴァンガードは、クロスオーバーSUVにおけるグレードの一つで高級感と重厚感を持った車種です。買取価格が安定しやすく、現行モデルも販売が終了した今でも高い相場で売買されているのが特徴です。そして、ヴァンガードの人気はいまだ衰えず、リセールバリューが高いのが強みです。

10年落ちでも比較的高額

リセールバリューは、おおよそ3年後の再販売価格のことで、80%なら現価の80%で3年後売れるという仕組みです。需要が高いほどリセールバリューが高くなります。「Sパッケージ・アルカンターラ リミテッド」のリセールバリューをみると、7年落ちが50%程度、「Sパッケージ」にいたっては10年落ちで30~50%のリセールバリューを維持しています。

車の相場というのは年々落ちるのが普通です。理由としては、新しい車が発売されて古い型の車は人気がなくなってしまいます。人気の低下は中古車市場にも影響していて、人気が落ちた車は相場の値が下がります。しかし、ヴァンガードは多少古くてもいい値が付きます。価格相場は50~200万と幅がありますがリセールバリューが高いので問題ないでしょう。

買い叩きに注意

ヴァンガードを売るときに気をつけたいことがあります。それは、買い叩きに合わないようにすることです。特に買取専門の業者は、国内の中古車売買における相場を元に査定価格を決めています。

しかし、ヴァンガードに限っては国内の流通だけでなく国外での人気も高いため、国内だけの相場基準で安い査定額で足元を見られ交渉されてしまうことが多々あります。特に車の知識に皆無な方やお店側が提示してくる査定額の相場表などが低いことに気づかない方は買い叩かれます。

限界が安く設定されて適正価格がわからなくなっているもの、国外が含まれていないなど車の価値をよく把握していない方は買い叩きに合いやすいです。ヴァンガードを査定に出すときは、国内外の査定基準や価格の相場についても目を向ける必要があるでしょう。

国内だけの買取・販売で回している業者は、ヴァンガードの買取はセオリーとは逆に安くなってしまうことがあります。買取店がどのようなルートで中古車を販売しているのかを調べるか直接聞くかして、海外の人気を踏まえた価格設定をしてくれるお店かを判断しましょう。

ヴァンガードの人気のグレード


ヴァンガードは現在まで人気を保持しているグレードがいくつかあります。人気の高いものは相場にも反映されていて、高い相場価格を維持しています。代表的なものとして240SのAWD、Sパケ、SPなどのグレードがあります。

中でも人気のグレードは「240S Sパッケージ・アルカンターラ リミテッド」、「Gパッケージ」、「Sパッケージ」です。以上の車種・グレードは、国内外からとても人気が高いです。

「240S Sパッケージ・アルカンターラ リミテッド」は4~6年落ちでも相場100万前後の水準を保っているグレードです。加えて、1~2年落ちであれば150万前後まで相場価格が上昇します。「Sパッケージ」では、1年落ちと2年落ちでほとんど相場価格に差がなく、130万前後で安定しています。

このように販売終了から相場価格が大きく下落すると予想されました。それが高い人気と海外での需要などが合わさって、数年落ちした古いグレードでも高い買取価格の水準を保っています。

ヴァンガードを高額に買い取ってもらう方法


実際に、ヴァンガードを売りたいとき、どのような方法があるのでしょうか。注目すべきは2つの方法です。高額に買い取ってもらいたいのであれば、方法として査定サイトと買取店の違いをよく理解しましょう。

査定サイト

まず査定サイトの特徴は、ネット上で車の査定を申し込んだりできる方法です。ポピュラーなものとしては、専用サイトから車種やグレードと個人情報を入力して申し込みを完了させるタイプです。提携している買取店や自社で査定を行い買取の引渡しまでするのが全体の流れです。

査定サイトには、一括査定をすることで複数の提携した買取店から見積もりを受けることができるサイトがあります。買取の流れやシステムは同じですが、複数からの見積もりに対して希望する買取店に直接買い取ってもらえるところが一括買取のポイントです。複数のサイトに入力するのが面倒という方や直接持ち込む前にある程度の価格を知っておきたいという方にはおすすめです。

査定サイトに一度登録すると電話がかかってきたりメールマガジンが届くケースがあります。どのような個人情報を入力するかは、査定の登録時に確認して、情報の入力にためらわれる場合は一旦保留して電話やサイトで確認して申し込みの安全を確かめると良いでしょう。

大手査定サイトではすでに知名度がある分安心ですが、電話番号を入力すると営業電話などがある場合も多いのでその点は注意しましょう。

買取店

買取店は、車を売るための店舗が用意されていて、持ち込むだけで査定を受けられ、買取手続きが可能な会社のことです。買取転移はいくつかタイプがあって、中古車販売を同時に行う会社や買取だけを専門に行う会社、他の自動車パーツなどを扱っている中で買取部門も経営している会社などです。

販売&買取の会社

中古車販売をする買取店は、まず買取をして同じ会社で買取した車を販売します。もし売れなければ、中古車売買の市場に持ち込んで売りさばきます。特別な価格での買取を行う店舗やサービスを重視している店舗、市場相場の価格以下で買取を徹底している店舗などさまざまです。

買取専門の会社

買取だけを専門に行う会社では、車を査定して買取したら国内の中古車市場のオークションに直接持ち込みます。手数料などを除きその差額を利益として活動している業者がほとんどです。

全国的に知名度の高い会社から一定地域だけで活動している中小企業まであり、買取価格の基準は市場相場にしたがって決められるのが特徴です。逆に、どんなに車の状態が良くても市場相場よりも高い価格での買取は望めません。

トータル事業の会社

最後に新車から車のパーツまで扱う総合会社が買取を行ってる場合、新車購入と買取がセットになった下取りの方が需要は高いところが多いです。買取だけ別途行うところもありますが、買取額だけに焦点を絞るなら高額買取は難しいでしょう。

サービスや接客の質などがその分高いので、人気は結構あるのも特徴です。「下手な業者に依頼するくらいなら」とこちらに持ち込む方もいます。新車を選ぶついでに古い車を処分という選択肢を取れる点や手続きの面倒さを回避できるので、買取額にこだわらない人、手間を嫌う人に向いています。

これらの買取会社は、経営する体制がそのまま買取店のあり方や査定額の基準にまで及んでいるので、どこで買取をするかは高額買取の重要なファクターです。「どこで売ってもそう変わらない」と近場のお店で売却している方は改めて買取点を見直してみるのも良いでしょう。

限界の価格が低いところと高いところでは、高いところの方が交渉次第で買取金額も上がります。しかし、買取額が最初から低いところでは、どれだけ頑張って機能が高く良質な車を持ち込んでもあまり期待はできません。

https://anshinkuruma.jp/guide/%E3%83%B4%E3%82%A1%E3%83%B3%E3%82%AC%E3%83%BC%E3%83%89%E3%81%AF%E3%81%A9%E3%81%86%E3%82%84%E3%81%A3%E3%81%A6%E8%B2%B7%E5%8F%96%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B%EF%BC%9F%E7%9B%B8%E5%A0%B4%E4%BE%A1%E6%A0%BC/

ヴァンガードを査定に出す際のポイント


ヴァンガードには、駆動方式として2WDと4WDのどちらかを購入時に選んでいます。そこで、査定に出すときのポイントをしっかりとおさえましょう。まず、駆動式の違いは、そのまま燃費やスペックの違いに直結します。前輪や後輪だけを駆動させるのと4車輪全てを駆動させるのでは、必用な燃料が変わります。

そして、使う場面も4DWの方が限定的で2WDが一般的です。2WDは新車全体の8割もの需要を占めている点を見ればよく分かります。価格相場としては、燃費効率が良いため2DWの方が販売価格は安い傾向にあるといえます。4DWはスペックが高いが燃費は悪いので、寒い地域では利用者が多いです。数量やスペックの分だけ査定額が高くつきます。

以上から、4DWと2DWを比べた場合、4DWの方が査定額は上がる傾向にあります。しかし、市場全体から言えば人気はそれほど高くありません。このような理由も相まって二つの駆動方式で査定額にそれほど大きな差は出ないでしょう。この点を踏まえると、ヴァンガードは車の機能が良好かどうかを基準に査定に出すとよさそうです。

売却に出す前に自分で出来るメンテナンス


ヴァンガードは全体的に数年落ちでも高い買取を実現できる分、走行距離がしっかりと買取額に反映される車種・グレードでもあります。走行距離が多いほど、車は磨耗や損傷が起こり、タイヤは交換を必要とします。そこで、自分でできるメンテナンスについて査定に持ち込む前に改めて確認しておくのが良いでしょう。

タイヤ、ホイールの交換

3~4年ほどでタイヤ本体を交換する目安となります。キズや汚れがひどいものはあらかじめ交換しておくと良いでしょう。月に一度の空気圧調整を事前にメンテナンスとして行っておくのもポイントです。

長い間、タイヤやホイールを交換していないと、車が汚い印象を与えます。見た目綺麗な車にしたいのであれば、ホイールの交換まで行います。それほど気にならないようであれば、ホイールはそのままでタイヤを洗うか交換するだけでも良いでしょう。

ワイパー・ウィンドウォッシャー液

破損したワイパーの新規取替えやウィンドウォッシャー液の補充などを行います。ちょっと欠けている程度のワイパーであれば交換までしなくても大丈夫です。ただし、見た目がちょっと悪いということであれば、交換しておくほうが良いでしょう。

ウィンドウォッシャー液の補充も普段の延長で十分です。ただし、余計な費用をかけたくないということであれば、ワイパーのメンテナンスは特別する必要はありません。

(ルーム)ミラー

ミラーの調子が悪い場合や汚れで見にくい等あれば交換しましょう。ミラー部分以外にも接触部分や付け根のところがスムーズでないという場合にはメンテナンスをするのが基本です。安全を確認する重要なパーツなので、できる限り不具合の無い状態で買取に出します。

エンジンオイル交換

走行距離と半年の期間が立っているかなどを考慮してエンジンオイルを交換します。エンジンオイルは見た目が一番汚く映る部分で、汚れなどと混じって黒くなるのは、買取の外観的に大きなマイナスになります。エンジンオイルの交換を適切に行いメンテナンスをしていることをアピールするためにも交換をしっかりと行っておきたいところです。

エアコンフィルター

フィルターの洗浄や内部の掃除をできる範囲で行います。エアコンフィルターの汚れが目に見えて状態が悪いなら交換しましょう。取り替えたばかりで目立った汚れが無い場合はそのままでも構いません。エアコン内部で循環する部分も洗浄して綺麗にするのが理想です。

洗車・掃除

車は見た目が重要で、査定項目の一つでもあります。汚れていないことでマイナスになるのを防ぎます。大まかな外側もですが、内装や細かい隙間の掃除などもこの際に行いましょう。特に普段は目に付かない隙間やシートの裏などは手入れができていないことが多いです。

掃除のし忘れがないようにチェックシートなどを作って、全ての項目を手順ごとに掃除すると良いです。査定を細かく行うところではちょっとした汚れが悪い印象を与えることもあるので注意しましょう。

上記に加えて、「定期点検整備記録簿」があると、査定のとき有利に働きます。しっかりと点検やメンテナンスが行われた証明になり、これに自主的なメンテナンスで綺麗にしておけば十分価格に反映されます。

まとめ


今回はヴァンガードの買取における強みや高額で買取をしてもらうための方法などについて解説しました。査定に出す際は、ヴァンガードの特徴をしっかり把握して買取につなげましょう。

グレードや駆動方式(機能)などから高く売れるものを持ち込むのがポイントです。相場を確認して、市場の人気次第では数年落ちのものでも高い価格になることがあります。売却の前に改めてメンテナンスをして、買取に挑戦しましょう。

 

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