【日産サファリ】より高く買い取ってもらうためのポイントとは?

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現在のSUVの人気には、目を見張るものがあります。

日本のSUVの代表格であるトヨタ・ランドクルーザーの人気はもちろんのこと、2002年にデビューしたポルシェのカイエンに始まり、最近ではランボルギーニやベントレーなどのこれまでSUVには無関係だと思い込んでいた高級外車メーカーも軒並みSUVを販売するようになりました。現在はSUVの全盛期と考えても良いのではないでしょうか。

サファリといえば、1980年に日産が発売したSUVの先駆けとも言える大型SUVです。酷使されることを前提につくられた車であり、タフさは他に追随を許しません。世界ではトヨタのランドクルーザーと人気を二分しました。日本国内では2007年に生産が終了しているものの、海外向けには<PATROL(パトロール)>という名前で現在も生産され、輸出が続いています。

クロカンブームが一段落した後の日本では、サファリファンが自家用車とするほかに消防や警察、高速道路会社やJAF他民間企業ではたらく車として使用され、根強い人気のある車種です。

今回はそんなサファリの特徴と人気のあるタイプ、そして、より高い値段で買取してもらうためにはどうしたら良いかを徹底解説していきたいと思います!

こだわりのサファリオーナーの皆様に、有益な情報を提供していきます。

SUVの先駆け日産サファリの特徴

日本ではもちろんのこと、世界的にもSUVブームが続いていますが、そんななか日産のサファリは日本のSUV市場で先駆けとも言える存在です。

それでは早速、SUVの先駆けである日産サファリの特徴をみていきましょう。

車としての特徴

サファリの特徴は何と言っても本格SUVであるということです。

サファリの発売時は乗用車とプラットフォームを共用するクロスオーバーSUVが台頭していましたが、サファリの場合は生産された車のほとんどが海外に輸出され整備されていない道路の多い地域や国連や軍隊での使用を前提としていたため、頑丈な梯子型フレームと前後リンクリジッドアクスルサスペンション(固定車軸式)を採用しています。

日本国内での乗用車としての使用ではなく、ほぼ海外の悪路向けに生産された車であるからこそ、見た目だけではない本格的なSUVだったのです。

また、弱点としてサファリは燃費が非常に悪く、2007年まで販売されていたY61型の直列6気筒4.8リッターガソリンエンジンを搭載したグレードのカタログ燃費はなんと5.5㎞/Lでした。実燃費は5㎞/Lを下回ります。燃費の良い車が主流になっている時代でこの燃費の悪さは見過ごすことができません。

ですが、国内向けの生産は終了したものの海外向けのパトロールは現在も生産され輸出されています。日本ではそこまで多く売れなかったサファリですが、日産もそこまでサファリを売る気はなく、どちらかというと海外で超本格的にSUV車としての機能を使いこなしてくれるところに需要を求めていました。

特にオフロードとオンロードの双方での乗り心地の快適性は他と比較しても突出していました。

生産終了してもまだまだ現役

これまで述べてきたとおり、サファリは大衆受けを狙った車ではなく、海外の軍隊などでの使用を前提に作られた車です。モデルによっては砂漠を走れるものもあり、また先述の通り軍用としても使われるくらいなので、10年以上前に生産終了されているとはいえまだまだ現役で走ることができます。

軍での使用を前提に作られているということで耐久性があり海外需要が強いためまだまだ値段がつくものが多いです。
実際に、生産終了して10年以上経った車でも、結構高い値段で買い取られていたりします。

サファリの各グレードと現在の相場

それではここで、サファリの各グレードと現在の相場を見ていきましょう。グレードは多く存在しますが、その中でも、程度の良いものの買取価格の一例を紹介していきたいと思います。参考までに、お考えください。

・4.8グランロードリミテッド 4WD 最終モデルウィンチ付(2006年) 走行距離32,000㎞ 232万円
・4.8グランロードリミテッド 4WD(2003年) 走行距離36,000㎞ 230万円
・4.8グランロードリミテッド 4WD 最終 レザー(2004年) 走行距離42,000㎞ 228万円
・4.2グランロード フィールドベース ディーゼルターボ 4WD(2001年) 走行距離48,000㎞ 223万円
・4.2グランロードディーゼルターボ 4WD(2001年) 走行距離57,000㎞ 216万円
・4.2エクストラ標準ルーフDXディーゼル4WD リフトUP(1990年) 走行距離63,000㎞ 213万円

サファリとしては走行距離の短いものばかりですが、それにしても年式の割に買取価格が高いことがわかります。後述しますが、サファリの場合は日本で中古車買い取りをしてそれを海外で売却するので古い車ではありますがかなり高く買い取ってもらえます。

モデルチェンジ以前のタイプも根強い人気

中古車販売市場では、大抵モデルチェンジ後の新しいタイプが好まれる傾向にありますが、サファリの場合はファンの好みにより古いタイプを好む傾向もあります。

特にY61型とY62型の間でその傾向は顕著に表れています。1997年に販売開始となったY61型は、いまだに求める人が少なくないくらいサファリファンの中では確立した人気があります。質実剛健なタフで無骨なフォルムと、オフロードとオンロード双方の走行性の良さは本物にこだわるサファリファンに支持され続けています。

他方、Y62型は2010年からUAEなど中東の富裕層向けに販売されているPATROLであり、Y61型と比較すると洗練されたスタイルとなり、外装、内装ともに高級感が増しています。それと同時に、日産におけるsuvの7フラッグシップモデルという位置づけをされています。

このようにY62型はY61型とは大きく性格を変え、ディーゼルエンジン、キャブシャーシ、ショートボディの設定はなくそれらが必要なマーケットには従来通りY61型を販売するという形をとっています。

通常であれば新しいモデルが発表されれば旧タイプは淘汰されていくのが常ですが、サファリの場合は完全に棲み分けがされており、Y62型が発売された後も並行してY61型は販売され続けています。自動車販売においては非常にレアなケースではないでしょうか。

サファリをより高額で買い取ってもらうには

ここで、愛車サファリを高額で買取してもらうポイントをご紹介します!カラーやモデルなど、どのようなサファリが中古車市場で需要があるのか、検証していきましょう。

特に人気のカラーは白、黒、シルバー

サファリの中古車買取において人気のあるカラーは、他車種と同様白、黒、シルバーの3色です。この3色は大体の車で人気のある色ですから、当然といえば当然ですね。加えてサファリはシルバーのイメージが強いので、人気色となるのは必至です。酷使されるサファリですから、汚れの目立ちにくいシルバーは使い勝手が良いですね。

ですがあなたの愛車のサファリがこの他の色だったとしても悲観することはありません。逆に希少性が買われて高値がついたりもしますので、そこはアピールポイントとして売り込んでも良いでしょう。

特に人気は5代目サファリ

サファリの中でも特に人気のあるのが、5代目サファリ(いわゆるY61型系)です。

1997年に販売開始された5代目はヘビーデューティ色を弱め、フォルムを乗用車寄りにし、インテリアも高級感のあるものを採用したのが特徴で、それまでのいかにも質実剛健といった見た目に乗用車テイストを盛り込み大幅に変更しました。オーストラリアのアウトバックや、中東砂漠の高速ツアラーをターゲットとしたモデルチェンジでした。

日本国内では2007年の時点で販売は終了していますが、海外では次世代のY62型のデビュー後も<PATROL>として販売され続け、Y61型とY62型は決定的な用途の違いがあるとして、ターゲットの棲み分けがされている。

Y61型は【本物】を重要視するサファリファンに非常に人気があり、突出した走破性を持ち合わせています。

先に少し述べましたが、前後コイルリジッドサスペンションの本格オフロード4WDであり、完全なるオフロードでの走破性がありながら、オンロードでの高速安定性も持ち合わせています。本格オフロード4WDでありながらこの両立したサスペンションの秀逸さは他ではみられません。さらに本格4WDであるからこそのタフさで、生産終了から10年以上が建っていてもまだまだ走ることができます。

リリースから16年もの時が経ったY61型ですが、その性能が評価されて今でも国連やJICAなどが新規調達を行っています。この性能の良さは【技術の日産】だからこそなし得たものでしょう。

【本物】を好むサファリファンには今もなおY61型が愛され続けているのです。

サファリのオススメの売却方法

それではここで、サファリの売却はどのようにしたら良いのかをご紹介していきたいと思います。サファリの場合は他の日本車と違った特徴がありますので、売却の仕方にも特徴があります。

サファリの場合は、輸出用として高額買取してくれる業者がありますので、他車種では売却の際重要視される走行距離が多くても、多少の傷があっても問題なく買い取ってくれますよ。

それでは確認していきましょう。

海外のルートをもつ業者へ

これまで述べてきたとおり、サファリは日本国内よりも、どちらかというと海外での方が需要が高い傾向にあります。ということは、国内のみでの流通をおこなっている業者よりも海外ルートをもつ業者の方がサファリの買取を多く行っているということです。サファリの売却を考えるときに海外ルートをもつ業者を候補に挙げるのは自然な流れです。

あなたのサファリを買い取った後、スクラップされずにどこかの国のオフロードの本場で活躍させてくれるなら本格オフロード車であるサファリも本望ですね。

ではその為にはどこで売却すればよいかというと、先に述べた海外へのルートをもつ業者です。当然ながらサファリの知識も豊富ですし、自社で海外へのルートをもっているということで余計な中間コストが省かれ、高く買ってもらうことが可能なのです。

海外ルートをもつサファリ専門の買取業者も存在します。是非、探してみてください。

より手頃に一括査定

そうは言っても使い慣れていない業者やサイトだと不安だという方や、海外ルートをもつ業者がわからない場合は一括査定にかけるのもありです。インターネット上の一括査定サイトを使えば簡単に数十社が見積もりを出してくれるので非常に便利です。ここである程度の相場を把握しておくのも一つの方法です。

実際に売却する際はその中から数社選び出張査定に来てもらうなりして自分に合った業者を選び、査定額を出してもらいます。ですが、やはり先に書いた海外ルートをもつ業者と比較してしまうと査定額の低さは否めないかもしれません。

一括査定にはデメリットとして、ネット上で一括査定を申し込んだ途端、買取業者からの電話が鳴りやまず対応が面倒だという点が挙げられます。このデメリットをクリアできれば、一括査定は非常に便利なものです。あなたの愛車のサファリの相場がどのくらいかを知るのには良いと思います。

まとめ

日産サファリの特徴や買取について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか?

日産サファリは知れば知るほど、乗れば乗るほど魅力が増していく車です。15年以上もの間、大切にサファリに乗り続け、泣く泣く手放すというオーナーも少なくありません。一旦他の車に乗り換えたとしてもサファリの魅力に取りつかれ、サファリに戻ってくる人もいます。

唯一無二の本物のオフロード車は、生産終了から10年以上が経過した現在でもこのように愛され続けています。残念ながら日本では新車販売がされなくなってしまいましたが海外では本場のオフロードでは<PATROL>として新車販売されつづけ、支持を得ています。

大変に価値のある車ですので、思っているより高値で買取してくれる可能性が高いです。サファリを手放す際は、安心して査定に出せそうですね。

 

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