【2019年最新版】プレミアムSUVの先駆車・ハリアーの買取相場情報!

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ハリアーは、まだSUVと言うジャンルが馴染の薄かった1997年にトヨタ高級クロスオーバーSUVとして発売されました。ハリアーが発売された後に、各自動車メーカーがこぞって高級クロスオーバーSUVと言う新ジャンルに参入してきました。

高級クロスオーバーSUVの地位を確立したハリアーの、最新買取相場情報を紹介していきます。

ハリアーの特徴

現在販売されているハリアーは3代目で、基本コンポーネントは4代目RAV4と共用していますが、これまでの海外中心の販売戦略から日本国内に市場ターゲットを戻して、完全にレクサスRとは切り離した形をとっています。また、2代目ではハリアーとハリアーハイブリッドを分けていましたが、現在販売している3代目からハリアーとして統合して販売を行っています。

ハリアーは1997年に国内での販売を開始して以来、SUVとしてはそれまで無かった高級志向の強いSUVとして爆発的な人気を誇っていました。まさに大人のSUVとして新たなジャンルを確立させ、メルセデスベンツ・MクラスやBMW・X5など、大手海外自動車メーカーがこぞってプレミアムSUVへ参入するほど大きな影響を与えました。

ハリアーの唯一の欠点でもあった燃費問題も、ハイブリッドモデルが追加されたことで、走行性能・低燃費の両立をはかることができて改善されました。

また、安全性能でも前方の障害物に衝突する可能性が高いと判断した際には、ミリ波が自動で障害物を感知して警告音+ブレーキ制御が働くシステム「プリクラッシュセーフティーシステム」や、センターラインを感知して蛇行運転を修正するステアリング制御システム「レーンディパーチャーアラート」なども搭載されています。

ハリアーのサイズや搭載されているエンジンのスペックなどを紹介します。

サイズスペック

  • 全長     :4,725mm
  • 全幅     :1,835mm
  • 全高     :1,690mm
  • ホイールベース:2,660mm
  • 室内長さ   :1,965mm
  • 室内幅    :1,480mm
  • 室内高さ   :1,220mm
  • 車両重量   :1,580kg~1,810kg

ハリアーは室内の長さも2,000mm近くもあり、全幅も1,800mmを超える大きさなので、車内空間はかなり広く感じますし、天井までのスペースも確保されているので大人が4人乗車してもゆったりと座ることができます。SUVの特徴とも言えるラゲッジルームも、後部シートを立てた状態でゴルフバックを4個積み込めるほどの広さがあります。

車両重量に大きな差があるのは、【2WDと4WD】【エンジンの種類】によって重量が違うためです。座席が高く視認性は良いのですが、ボディ形状が流線形で死角も多く全幅も1,835mmあるため、狭い道路では扱いづらく車幅感覚を把握するまでは運転しにくいかもしれません。ハリアークラスになると立体駐車場へ駐車することができない場合があります。

日本の機械式立体駐車場のサイズは、統一された基準が設けられていないため、駐車する前には確認する必要がなります。

新しい機械式立体駐車場だと高さ制限も2,000mm~2,100mmあるためハリアーでも駐車することができますが、古いタイプの機械式立体駐車場だと1,550mm~1,600mmほどなのでハリアーを駐車することができません。他に全幅や重量制限も機械式立体駐車場の種類によって違うため、駐車する前には駐車することが可能か事前に調べる必要があります。

エンジンスペック・燃費

ハリアーのエンジンは、「2,000ccノンターボガソリンエンジン」「2,000ccターボエンジン」「2,500ccハイブリッドエンジン」の3種類が用意されています。ハリアーに搭載されている各エンジンについて紹介します。

●2,000cc直列4気筒DOHCエンジン

  • グレード     :ノンターボエンジン全タイプ
  • 最高出力     :151ps
  • 最大トルク    :19.7kgm
  • 変速機      :Super CVT
  • 駆動方式     :2WD/4WD
  • 燃費       :14.8km/L~16.0km/L(JC08モード)

●2,000cc直列4気筒DOHC直噴インタークーラーターボエンジン

  • グレード     :ターボエンジン全タイプ
  • 最高出力     :231ps
  • 最大トルク    :35.7kgm
  • 変速機      :6AT
  • 駆動方式     :2WD/4WD
  • 燃費       :12.8km/L~13.0km/L(JC08モード)

●2,500cc直列4気筒DOHCエンジン+電気モーター

  • グレード      :ハイブリッド全タイプ
  • 最高出力      :152ps
  • 最大トルク     :21.0kgm
  • Fモーター最高出力 :143ps
  • Fモーター最大トルク:27.5kgm
  • Rモーター最高出力 :68ps
  • Rモーター最大トルク:14.2kgm
  • 変速機       :CVT
  • 駆動方式      :E-Four(4WD)
  • 燃費        :21.4km/L(JC08モード)

2,000cc直列4気筒DOHCエンジンは、燃費こそ16.0km/Lで悪くないのですが、最高出力が151psしかなくハリアーの2,000kg前後ある重たいボディには少しパワー不足を感じます。街乗りではそれほど不満を感じることはありませんが、上り坂や高速道路の追い越しなどでは力不足を感じます。

パワー不足を補うためにミッションと同じように、素早いシフトチェンジが可能な7速スポーツシーケンシャルシフトマチックが採用されています。

2,000cc直列4気筒DOHC直噴インタークーラーターボエンジンは、マイナーチェンジ時に追加された最新ダウンサイジングターボエンジンで、レクサスやクラウンにも採用されています。最高出力・231psと最大トルク・35.7kgmを発揮するため、ハリアーの2,000kg前後ある重たいボディでもセダン並みのスポーツ走行を楽しむことができます。

ハイブリッドエンジンは、全グレードにE-Four(4WD)が採用され、フロントとリアの2つの電気モーターによって全ての領域でストレスなく加速することが可能です。

ハイブリッドモデルは低燃費の燃費・21.4km/Lと高い静粛性に加えて、シーケンシャルシフトマチックも採用されていますので、マニュアル車と変わらぬスポーツ走行を満喫することができます。

グレードとボディカラー

●ハリアーのグレード

  • ELEGANCE(2WD/4WD)      :スマートキー/LEDヘッドライト・ハロゲンハイビーム/ファブリック・合皮コンビシート/17inアルミ/トヨタセーフティセンスP
  • PREMIUM(2WD/4WD)      :ELEGANCE(2WD/4WD)の装備に加えて、LEDヘッドライト・LEDハイビーム/LEDデイライト/LEDシーケンシャルターンランプ/本革ステアリング/パワーバックドア
  • PROGRESS(2WD/4WD)      :PREMIUM(2WD/4WD)の装備に加えて、T-Connectナビ/カメラ付サイドミラー/JBLプレミアムサウンドシステム/インテリジェントクリアランスソナー/18inアルミ
  • ELEGANCE(ターボ車・2WD/4WD) :LEDヘッドライト・LEDハイビーム/LEDデイライト/LEDシーケンシャルターンランプ/本革ステアリング/ウルトラスエード・合皮コンビシート/18inアルミ
  • PREMIUM(ターボ車・2WD/4WD) :ELEGANCE(ターボ車・2WD/4WD)の装備に加えて、パワーバックドア
  • PROGRESS(ターボ車・2WD/4WD) :PREMIUM(ターボ車・2WD/4WD)の装備に加えて、T-Connectナビ/カメラ付サイドミラー/JBLプレミアムサウンドシステム
  • ELEGANCE(ハイブリッド車・4WD):PTCヒーター以外は、ELEGANCE(2WD/4WD)と同じ装備
  • PREMIUM(ハイブリッド車・4WD) :PTCヒーター以外は、PREMIUM(2WD/4WD)と同じ装備
  • PROGRESS(ハイブリッド車・4WD):PTCヒーター以外は、PROGRESS(2WD/4WD)と同じ装備

※各エンジンの種類のPREMIUM/PROGRESSにMetal and Leather Packageの特別仕様車が設定されています。
※ELEGANCE(ガソリン車)/ELEGANCE(ターボ車)には、GR SPORTの設定があります。

●ハリアーの人気グレード

  • ELEGANCE(2WD)
  • PREMIUM(2WD)
  • PREMIUM(ハイブリッド車・4WD)

ハリアーのグレードは、【ノンターボ車】【ターボ車】【ハイブリッド車】の3タイプのエンジンで、それぞれに【ELEGANCE】【PREMIUM】【PROGRESS】のグレードが設定されていいます。

ハリアーで1番売れている人気のグレードは、ノンターボ車のベースグレード・ELEGANCE(2WD)で、ハリアー全タイプの中では下位グレードにあたりますが、ガソリン車では1番燃費が良く、車両価格も1番安いため、コストパフォーマンスに優れているのが人気の理由です。

2番目に人気があるグレードは、ノンターボ車の中間グレード・PREMIUM(2WD)で、ELEGANCEをベースに装備を更に充実させた中間グレードで、トヨタセーフティセンスPはもちろんですがシーケンシャルターンランプが標準装備されています。

また、PREMIUMの特別仕様車として、プレミアムナッパ本革シートやブラックとシルバーを基調としたインテリアを装備しているMetal and Leather Packageも用意されています。

3番目に人気のあるグレードは、ハイブリッド車のPREMIUM(ハイブリッド車・4WD)で、基本的な装備はノンターボやターボ車のPREMIUM(2WD/4WD)と装備は同じですが、寒冷地仕様のPTCヒーターがハイブリッド車の各グレードには標準装備されています。

いずれも上位はノンターボ車が占めていますが、ELEGANCE(ターボ車・2WD/4WD)だと同じELEGANCEでも装備が上級グレード並みのため、走行性能や充実した装備を求めるユーザーにはオススメです。

●ハリアーのボディカラー

  • ホワイトパールクリスタルシャイン
  • シルバーメタリック
  • ブラック
  • スパークリングブラックパールクリスタルシャイン
  • ダークレッドマイカメタリック
  • ダークブルーマイカメタリック

●ハリアーの人気ボディカラー

  • ブラック
  • ホワイトパールクリスタルシャイン
  • スパークリングブラックパールクリスタルシャイン

ハリアーのボディカラーの種類はあまり多くはありませんが、全部で6色が用意されています。

普段着はもちろんですが、ハリアーはフォーマルの場にも乗っていけるクロスオーバーSUVとして開発されているため、ボディカラーは比較的暗めなカラーが多く用意されています。ハリアーで人気のあるボディカラーは、上位3カラーとも定番のブラック系とホワイト系です。

特に人気が高いボディカラーは、ブラックパールではなくソリッドのブラックになっています。ソリッドのブラックは傷が付きやすく手入れも大変ですが、洗車をした後などでは1番格好良くなるボディカラーでもあります。

2番目に人気のあるボディカラーは、有料カラーのホワイトパールクリスタルシャインで、一般的な車でも不動の人気No.1の大人気カラーです。

ホワイトパールクリスタルシャインは、スノーパールや普通のホワイトパールと違って、クリームホワイト系のホワイトパールです。ホワイト系は、水垢が付きやすいボディカラーですが、小傷が目立ちにくいのと洗車がしやすいことが特徴です。

3番目に人気のあるボディカラーは、パールが混ざったブラックのスパークリングブラックパールクリスタルシャインです。

まさに高級車の定番カラーでもあるブラックパールは、ソリッドブラックと比べて光沢感があり、昼間に見るとパープルがかった輝きを放ちます。1位のソリッドブラックと比べて若干、手入れはしやすいかもしれませんが、ブラック系なので一般的なボディカラーと比べて手入れは簡単ではありません。

ハリアーで人気の上位カラーは、中古車全体でも人気が高いボディカラーなので、ハリアーを売却するときには高価買取の期待が持てる超人気カラーです。

ハリアーの最新中古車相場

 

今年が初めての車検となる平成28年式のハリアー最新中古車相場を人気グレードを中心に調べてみました。尚、平成28年式は約3年前の車のため、1年間の走行距離の目安を10,000kmとして30,000kmまでの車を対象としています。

  • 平成28年 ハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージ        :¥2,776,852-~¥3,379,630-
  • 平成28年 プレミアム スタイルモーヴ 2WD                 :¥2,313,889-~¥2,683,333-
  • 平成28年 ハイブリッド プレミアム                    :¥2,684,259-~¥3,375,000-
  • 平成28年 ハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージ スタイルモーヴ:¥2.833.333-
  • 平成28年 プレミアム アドバンスドパッケージ 4WD            :¥2,591,667-~¥2,962,963-

※上記の価格には消費税は含まれておりません。

ハリアーの最新買取相場

ハリアーは2013年から現在の3代目が販売されています。車検が来る前に売却することが買取としては1番良い方法のため、新車で購入してから初めての車検が来る【3年落ち】2回目の車検が来る【5年落ち】、そして車を売却する最後のラインとされている【10年落ち】のハリアーの最新買取相場を調べてみましたので紹介します。

3年落ち買取相場

●平成28年 ハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージ

  • 型式      :DAA-AVU65W
  • 当時新車価格  :¥4,251,852-
  • 最新買取相場  :¥2,565,000-~¥3,211,000-
  • リセールバリュー:60.3%~75.5%

●平成28年 プレミアム スタイルモーヴ 4WD

  • 型式      :DBA-ZSU65W
  • 当時新車価格  :¥3,176,852-
  • 最新買取相場  :¥2,403,500-~¥2,574,500-
  • リセールバリュー:75.7%~81.0%

●平成28年 ハイブリッド プレミアム

  • 型式      :DAA-AVU65W
  • 当時新車価格  :¥3,733,333-
  • 最新買取相場  :¥2,318,000-~¥2,897,500-
  • リセールバリュー:62.1%~77.6%

●平成28年 ハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージ スタイルモーヴ

  • 型式      :DAA-AVU65W
  • 当時新車価格  :¥4,344,444-
  • 最新買取相場  :¥2,622,000-~¥2,935,500-
  • リセールバリュー:60.4%~67.6%

●平成28年 プレミアム アドバンスドパッケージ 4WD

  • 型式      :DBA-ZSU65W
  • 当時新車価格  :¥3,603,704-
  • 最新買取相場  :¥2,147,000-~¥2,793,000-
  • リセールバリュー:59.6%~77.5%

※上記の価格には消費税は含まれておりません。
※オークション相場情報の価格が、一般的な相場よりも5%ほど高く設定されているため、5%ほど価格を下げて最新買取相場を記載しています。
※車両の状態は、業者オークション査定で標準評価点でもある4点以上を対象にしています。

平成28年式のハリアーの中古車で、最も人気のあるグレードのハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージになると、新車から3年落ちでも¥3,000,000-を超える中古車もあります。

ただ、リセールバリューが1番高いのは【プレミアム スタイルモーヴ 4WD】で、リセールバリューは80%前後もあります。全体的には、どのグレードでもリセールバリューは60%~70%ほどで安定していますから、新車から3年落ちではどのグレードでも高価買取のチャンスは十分にあります。

5年落ち買取相場

●平成26年 ハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージ

  • 型式      :DAA-AVU65W
  • 当時新車価格  :¥4,257,407-
  • 最新買取相場  :¥1,938,000-~¥2,831,000-
  • リセールバリュー:45.5%~66.5%

●平成26年 ハイブリッド エレガンス 4WD

  • 型式      :DAA-AVU65W
  • 当時新車価格  :¥3,495,370-
  • 最新買取相場  :¥1,710,000-~¥2,574,500-
  • リセールバリュー:48.9%~73.7%

●平成26年 エレガンス 4WD

  • 型式      :DBA-ZSU65W
  • 当時新車価格  :¥2,846,296-
  • 最新買取相場  :¥1,643,500-~¥2,536,500-
  • リセールバリュー:57.7%~89.1%

●平成26年 ハイブリッド プレミアム

  • 型式      :DAA-AVU65W
  • 当時新車価格  :¥3,733,333-
  • 最新買取相場  :¥1,871,500-~¥2,546,000-
  • リセールバリュー:50.1%~68.2%

※上記の価格には消費税は含まれておりません。
※オークション相場情報の価格が、一般的な相場よりも5%ほど高く設定されているため、5%ほど価格を下げて最新買取相場を記載しています。
※車両の状態は、業者オークション査定で標準評価点でもある4点以上を対象にしています。

平成26年式のハリアーの中では、ハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージの買取相場が1番高いのですが、他のグレードと比較してもそれほど大きな開きはありません。

新車の価格を考えると1番高く売却できるハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージでは、リセールバリューがあまり高くないので逆に割高になってしまいます。新車本体価格が安くて、売る時には高く売却することができるのは、【エレガンス 4WD】になります。

10年落ち買取相場

●平成21年 240G Lパッケージ リミテッド 2WD

  • 型式      :CBA-ACU30W
  • 当時新車価格  :¥2,600,000-
  • 最新買取相場  :¥370,500-~¥1,225,500-
  • リセールバリュー:14.3%~47.1%

●平成21年 240G 2WD

  • 型式      :CBA-ACU30W
  • 当時新車価格  :¥2,539,815-
  • 最新買取相場  :¥323,000-~¥712,500-
  • リセールバリュー:12.7%~28.1%

●平成21年 240G プレミアムLパッケージ 2WD

  • 型式      :CBA-ACU30W
  • 当時新車価格  :¥2,860,185-
  • 最新買取相場  :¥494,000-~¥1,178,000-
  • リセールバリュー:17.3%~41.2%

●平成21年 240G Lパッケージ 2WD

  • 型式      :CBA-ACU30W
  • 当時新車価格  :¥2,670,370-
  • 最新買取相場  :¥465,500-~¥1,111,500-
  • リセールバリュー:17.4%~41.6%

※上記の価格には消費税は含まれておりません。
※オークション相場情報の価格が、一般的な相場よりも5%ほど高く設定されているため、5%ほど価格を下げて最新買取相場を記載しています。
※車両の状態は、業者オークション査定で標準評価点でもある4点以上を対象にしています。

新車から10年落ちのハリアーには、まだハイブリッド車が存在しないので、全タイプ・ガソリン車になります。10年も経過した車なので全体的にも買取相場は大きく下がっていますが、車の状態によってはリセールバリューが50%近くある車も存在しています。新車から10年落ちなら支払も終わっているので、240Gのパッケージグレードなら走行距離や車の状態によっては、まだまだ高価買取を狙うことができます。

ハリアーの買取相場の分析

ハリアーは新車から10年以上経過しても、リセールバリュー・50%を狙える人気車種です。一般的な車では新車から10年以上経過すると、買取価格としての価値はほとんど無い状態の車ばかりです。

ハリアーはモデルチェンジが行われても、買取相場は他の車種と比べて緩やかに下がる傾向で、走行距離やグレードまたは車両の状態によってはどの年式でも高価買取ができます。

高年式のハリアーでは新車価格の高い上級グレードの買取価格が1番高く、低年式になればグレードよりも総合的に車の状態が良い物の買取価格が高くなっています。しかし、新車の購入価格が高いハリアーが高く売れるのは当然で、一概に高く売却しても得をしていない可能性もあります。1番良いのは、新車の乗り出し価格が安くて、高く売却することができる車です。

そこで重要になってくるのが【リセールバリュー】で、買取価格と新車購入価格を比較することで、どれだけ得なのかを知ることができます。例えば、3年落ちのハリアーで1番買取価格が高いの、がハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージですが、当時の新車価格が¥4,251,852-で、3年後の買取価格が¥3,211,000-のため、新車価格と売却の差額が【¥1,040,852-】となります。

3年落ちのハリアーで1番リセールバリューが高いグレードは、プレミアム スタイルモーヴ 4WDで、当時の新車価格が¥3,176,852-で、3年後の買取価格が¥2,574,500-なので、新車価格と売却の差額が【¥602,352-】です。この結果を見て分かる通り、ハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージが¥3,211,000-で売れても、¥1,040,852-損をしてしまいます。

それと比べてプレミアム スタイルモーヴ 4WDは、¥2,574,500-でしか売却できなくても、新車の購入価格がハイブリッド プレミアム アドバンスドパッケージよりも安いため、¥602,352-しか損をしていません。このように車の買取価格よりも、リセールバリューの高い車が中古車の買取では重要になります。

リセールバリューをできるだけ高くするには、人気のボディカラーであることが大切で、ハリアーの場合はホワイト系かブラック系のどちらお高価買取が期待できるボディカラーです。

中古車市場でのハリアーは、全体の80%以上がホワイト系かブラック系のボディカラーなので、販売がしやすい人気のボディカラーが買取にとっても重要なことが分かります。ハリアーは状態の良い車の場合は、年式が古くても人気のボディカラーがホワイト系かブラック系であれば、買取査定がゼロが起こりにくい人気車種です。

ハリアーを高く売る方法

ハリアーを高く売る方法や条件として大切なのは、【人気グレード】【人気ボディカラー】【人気オプション品】です。人気のグレードは年代によって異なりますが、どの年代のハリアーでも中間以上のパッケージグレードなら大きく崩れることはありません。

ハイブリッドも人気がありますが、走行距離が延びると大きく買取相場が下がりますし、リセールバリューはガソリン車の方が安定していますので、過走行のハイブリッド車は注意が必要です。

人気のボディカラーは何度も紹介・説明してきましたが、ハリアー全体で80%以上占めているホワイト系かブラック系のボディカラーです。ハリアーで高価買取を狙う場合は年式はあまり関係なく、ホワイト系かブラック系のボディカラーがハリアーを高く売却するには絶対条件となります。

人気のオプション品は、圧倒的に電動サンルーフです。サンルーフが装備されていないハリアーと比べて、サンルーフが付いている車は¥100,000-以上もの差が出ることがあります。

見た目も大切ですが、サンルーフが装備されていることで車内が明るくなりますし、チルトアップすると天候の悪い日でも空気の入れ替えができるなど、サンルーフが付いていると多くの利点があります。

ハリアーのモデルチェンジ情報

ハリアーのフルモデルチェンジは、正確な発売日は未定ですが東京モーターショー2019で発表を行い、2020年4月の発売開始と言われています。

●新型ハリアーの主な変更点

  • 3列シートの採用
  • 第2世代トヨタセーフティセンスの搭載
  • コネクティッドサービスを標準装備
  • 新型プラットフォーム・TNGAの採用
  • トヨタ新開発ダイナミックフォースエンジンの搭載
  • 新ハイブリッドシステム・THS2の採用

ハリアーのライバル車の殆どが3列シートを採用しているため、対抗処置として新型ハリアーにも3列シートが選択できるようになります。トヨタのプレミアムSUVとして大人数が乗車できる3列シートの採用で、ミニバンの購入層を取り込む狙いもあります。現在トヨタの新型車両に搭載されている【第2世代トヨタセーフティセンス】が新型ハリアーにも搭載されます。

第2世代トヨタセーフティセンスは、従来のトヨタセーフティセンスの検知機能が大幅にアップされ、昼夜を問わず歩行者を検知することができるPCS(プリクラッシュセーフティ)、LTA(レーントレーシングアシスト)やRSA(ロードサインアシス)の新機能も搭載される予定です。

コネクティッドサービスは、「ナビゲーションシステムの最新情報の更新」「警告灯などの表示が出た場合の対処法を教えてくれるeケアサービス」「1年中オペレーターサービスを利用できる機能」など、様々なネットワーク通信を受けることができます。

「車体の軽量化」「低重心化、剛性アップ」「高速安定性の向上」「燃費性能の向上」を実現するため、トヨタ新開発プラットフォーム・TNGAが採用されます。新型ハリアーの心臓部のエンジンには、トヨタ新開発・ダイナミックフォースエンジン(2,000cc直列4気筒直噴エンジン)がラインナップに追加される予定です。

従来のエンジンと比べて、燃焼効率が最大40%高く、燃費性能と最大出力が10%~20%向上します。また、極限まで二酸化炭素の排出量を抑えることで、高い環境性能を実現して2020年までには二酸化炭素排出量削減目標をクリアさせる予定です。

現在販売されているハリアーハイブリッドは、4WDの設定しかありませんが、新型ハリアーには2,000ccハイブリッドシステム・THS2が採用される予定で、2WDがラインナップに追加されるかもしれません。

2,000ccハイブリッドシステム・THS2の2WDを採用することで、更に燃費性能をアップすることが可能になります。上記以外でも新開発AWDシステムの搭載など、新型ハリアーにはトヨタの新技術が多数盛り込まれる予定です。

まとめ

ハリアーの最新買取相場情報を紹介してきましたが、ハリアーは国産量産車の中でもトップクラスのリセールバリューと言っても良いほど人気の高い車種です。

さほど神経質にならずに、普通に車買取専門店へ査定依頼を行っても、十分な価格で売却することができますが、ハリアーのような人気車種は、ちょっとしたことで買取価格が数十万円変わることも珍しくありません。

日常的な清掃や点検などを日々行い、車の状態を良くしておくことが大切です。ハリアーは人気車種なので、中古車販売店でも良質な車を常日頃から探しています。

ハリアーで高価買取を狙って行くなら一括査定サイトを利用して、複数の車買取専門店やSUV専門店などで競合させて、満足の行く買取価格まで吊り上げることもできます。一括査定サイトを上手く利用して、高価買取を狙って下さい。

メーカー・車種別、ボディタイプ別の売却のコツ、エリア別の業者情報、
知っておくと得する売却のコツなどの記事をまとめています。

車買取・査定のお役立ち情報

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