【2019年最新版】庶民に愛されるオープンカー!ロードスターの買取相場

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マツダのロードスターは、1989年9月から販売が開始された翌年の1990年末には約90,000台以上の販売台数を記録して、スポーツカーとしては異例の大ヒットとなりました。

気軽に誰でもオープンカーを楽しむことができる雰囲気を作ったのも、ロードスターと言っても過言ではありません。今回はロードスターの最新買取相場情報を紹介します。

ロードスターの特徴

初代ロードスターは、日本で発売される前にアメリカで先行発売されたオープンタイプのライトウェイトスポーツカーです。

バブル期のマツダは、販売店を5種類用意して様々な車種を販売していましたが、ユーノス店の第1弾車種として販売されたのがロードスターでした。マツダの5チャンネル体制は失敗に終わり、数多くの車種が消えて行く中、ロードスターは現在でもマツダの人気車種の1つになっています。

ロードスターの成功によって、各自動車メーカーもオープンタイプのライトウェイトスポーツカーを続々と発売して、1990年代はちょっとしたオープンカーブームが起こっていました。現在販売されているロードスターは、2015年にフルモデルチェンジが行われた4代目で、マツダの新世代車種としては第6弾目になります。

4代目ロードスターの特徴は「強剛性&超軽量ボディ」で、アルミニウム・高張力鋼板・超高張力鋼板の使用比率が71%まで引き上げられ、3代目ロードスターと比べても大幅な軽量化に成功して、1番軽いモデルで1トンを切る990kgの車両重量を実現しています。初代ロードスターの生産が開始されてから累計生産台数・100万台を2016年4月に達成しています。

サイズスペック

・全長     :3,915mm
・全幅     :1,735mm
・全高     :1,235mm
・ホイールベース:2,310mm
・室内長さ   : 940mm
・室内幅    :1,425mm
・室内高さ   :1,505mm
・車両重量   :990kg~1,060kg

ロードスターは非常にコンパクトなサイズスペックですが、最も軽いグレードで車両重量が軽自動車並みの990kgしかありません。ただし、i-ELOOP+i-stop装着車は車両重量が最も重たくなりますが、それでも1,060kgなので非常に軽いボディです。

エンジンスペック・燃費

●SKYACTIV-G 1.5

・エンジン種類   :水冷直列4気筒DOHC16V
・排気量      :1,500cc
・最高出力     :132ps
・最大トルク    :15.5kgm
・変速機      :6速MT/6速AT
・駆動方式     :2WD
・燃費       :16.8km/L~17.4km/L(WLTCモード)

4代目ロードスターのエンジンは、3代目から搭載されているダウンサイジングエンジン「SKYACTIV-G 1.5」の1種類のみです。

スポーツカーで理想的と言われる前後重量配分を50:50で、ダイレクトなステアリング操作で機敏なコーナリング走行が可能になっています。6速ATには、減速エネルギー回生システム「i-ELOOP」とアイドリングストップ機構「i-stop」が標準装備されているため、車両重量が1番重たくなります。

グレードとボディカラー

ロードスターに用意されているグレードとボディカラーについて紹介します。

●ロードスターのグレード

ロードスターのグレードは、大きく分けて「S」「RS」の2種類に分けることができます。「S」は、一般的なグレードで日常使いとしては十分な装備があり、「RS」は過激な走りにも対応できるように様々なパーツが標準装備されています。ロードスターに用意されているグレードは下記のようになっています。

・S (6速MT)            :価格が1番安く、ミッションの設定のみのエントリーモデルです。
・S Special Package (6速MT/6速AT):Sをベースにインテリア&安全装備などを充実させた売れ筋のグレードです。
・S Leather Package (6速MT/6速AT):S Special Packageをベースに、本革シートを装備した上級グレードです。
・RS (6速MT)            :「センターディスプレイ」「RECARO社製シート」「トルセン式LSD」などを装備した最上級スポーツグレード。

●ロードスターの人気グレード

・S Special Package 6速M
・RS 6速MT
・S Special Package 6速AT
・S Leather Package 6速AT

ロードスターは、販売台数の約60%がミッション車で、価格と装備で中間グレードにあたる「S Special Package 6速MT」が1番人気のあるグレードです。2番人気は、豪華装備に加えて走行性能に特化した装備が満載の最上級グレードの「RS 6速MT」となっています。

3番目&4番目に人気のあるグレードは「S Special Package 6速AT」と「S Leather Package 6速AT」で、どちらもオートマティック車です。走りを愉しむユーザーと、お洒落としてオープンカーを満喫するユーザーに分かれます。

●ロードスターのボディカラー

ロードスターに用意されているボディカラーは、全部で7色です。

・スノーフレイクホワイトパールマイカ
・ジェットブラックマイカ
・エターナルブルーマイカ
・マシーングレープレミアムメタリック
・ソウルレッドクリスタルメタリック
・セラミックメタリック
・アークティックホワイト

●ロードスターの人気ボディカラー

・ソウルレッドクリスタルメタリック
・セラミックメタリック
・ジェットブラックマイカ
・クリスタルホワイトパールマイカ

ロードスターのイメージカラーでもあるレッド系の「ソウルレッドクリスタルメタリック」が1番人気のあるボディカラーです。ソウルレッドクリスタルメタリックは、世界No.1の塗装技術と言われている「匠塗 TAKUMINURI」で、濁りのない深みとる艶やかな透明感のあるレッドメタリックカラーカラーです。2番目に人気のあるボディカラーは「セラミックメタリック」で、光の当たり具合によってカラーが変化するメタリックシルバーです。

今までのシルバーと違って極薄シルバーのため、明るい場所ではホワイトに近くなり、暗いところではシルバーに見えるのがセラミックメタリックの特徴です。

3番目と4番目はどちらも定番の人気カラー「ジェットブラックマイカ」「クリスタルホワイトパールマイカ」で、どちらもマイカカラーですが、ラメ粒子が混じっていて角度によっては色々な表情をだすため、飽きのこないボディカラーです。

ロードスターの最新中古車相場

ロードスターを新車で購入してから2019年が初めて継続検査を迎える、2016年式・ロードスターを各グレード別に最新中古車相場を調べてみました。尚、2016年式は新車登録から3年が経過する車のため、1年間で走る走行距離を10,000kmと想定して、30,000kmまでの車を対象に調べています。

・2016年 S MT        :¥1,787,037-~¥1,898,148-
2016年 S Special Package MT:¥1,895,370-~¥2,498,148-
・2016年 S Special Package AT:¥1,731,482-~¥2,220,370-
・2016年 S Leather Package MT:¥2,120,370-~¥2,212,037-
・2016年 S Leather Package AT:¥1,935,185-~¥2,211,111-
2016年 RS MT        :¥2,305,556-~¥2,435,185-

※上記の価格には消費税は含まれておりません。

ロードスターの最新買取相場

現在販売されているロードスターは4代目になりますが、2019年7月にビッグマイナーチェンジが行われたことで、買取相場もモデルやグレードによって多少のバラつきがあります。

新車で購入してから2019年が初めての継続検査になる【3年落ち】、2回目の継続検査を受ける時期の【5年落ち】、新車を購入してから10年が経過する【10年落ち】の、ロードスターの最新買取相場を人気グレードを中心に調べてみましたので紹介します。

3年落ち買取相場

●2016年 S MT

・型式      :DBA-ND5RC
・当時新車価格  :¥2,310,185-
・最新買取相場  :¥1,292,000-~¥1,548,500-
・リセールバリュー:55.9%~67.0%

●2016年 S Special Package MT

・型式      :DBA-ND5RC
・当時新車価格  :¥2,500,000-
・最新買取相場  :¥1,263,500-~¥1,938,000-
・リセールバリュー:50.5%~77.5%

●2016年 S Special Package AT

・型式      :DBA-ND5RC
・当時新車価格  :¥2,600,000-
・最新買取相場  :¥1,301,500-~¥1,909,500-
・リセールバリュー:50.1%~73.4%

●2016年 S Leather Package MT

・型式      :DBA-ND5RC
・当時新車価格  :¥2,810,185-
・最新買取相場  :¥1,586,500-~¥1,947,500-
・リセールバリュー:56.5%~69.3%

●2016年 S Leather Package AT

・型式      :DBA-ND5RC
・当時新車価格  :¥2,910,185-
・最新買取相場  :¥1,501,000-~¥1,862,000-
・リセールバリュー:51.6%~64.0%

●2016年 RS MT

・型式      :DBA-ND5RC
・当時新車価格  :¥2,960,185-
最新買取相場  :¥1,596,000-~¥2,451,000-
リセールバリュー:53.9%~82.8%

※上記の価格には消費税は含まれておりません。
※オークション相場情報の価格が、一般的な相場よりも5%ほど高く設定されているため、5%ほど価格を下げて最新買取相場を記載しています。
※車両の状態は、業者オークション査定で標準評価点でもある4点以上を対象にしています。

5年落ち買取相場

●2014年 2.0 S MT

・型式      :DBA-NCEC
・当時新車価格  :¥2,220,370-
・最新買取相場  :¥931,000-~¥1,301,500-
・リセールバリュー:41.9%~58.6%

●2014年 2.0 S RHT AT

・型式      :DBA-NCEC
・当時新車価格  :¥2,600,000-
・最新買取相場  :¥1,111,500-~¥1,491,500-
・リセールバリュー:42.8%~57.4%

●2014年 2.0 RS MT

・型式      :DBA-NCEC
・当時新車価格  :¥2,500,000-
・最新買取相場  :¥1,434,500-~¥1,767,000-
・リセールバリュー:57.4%~70.1%

●2014年 2.0 RS RHT MT

・型式      :DBA-NCEC
・当時新車価格  :¥2,736,111-
最新買取相場  :¥1,434,500-~¥1,966,500-
リセールバリュー:52.4%~71.9%

●2014年 2.0 VS RHT AT

・型式      :DBA-NCEC
・当時新車価格  :¥2,800,000-
・最新買取相場  :¥1,396,500-~¥1,453,500-
・リセールバリュー:49.9%~51.9%

※上記の価格には消費税は含まれておりません。
※オークション相場情報の価格が、一般的な相場よりも5%ほど高く設定されているため、5%ほど価格を下げて最新買取相場を記載しています。
※車両の状態は、業者オークション査定で標準評価点でもある4点以上を対象にしています。

10年落ち買取相場

●2009年 2.0 S MT

・型式      :DBA-NCEC
・当時新車価格  :¥2,219,444-
・最新買取相場  :¥541,500-~¥1,244,500-
リセールバリュー:24.4%~56.1%

●2009年 2.0 RS MT

・型式      :DBA-NCEC
・当時新車価格  :¥2,475,926-
・最新買取相場  :¥560,500-~¥1,187,500-
・リセールバリュー:22.6%~48.0%

●2009年 2.0 S RHT AT

・型式      :DBA-NCEC
・当時新車価格  :¥2,552,778-
・最新買取相場  :¥608,000-~¥1,149,500-
・リセールバリュー:23.8%~45.0%

●2009年 2.0 RS RHT MT

・型式      :DBA-NCEC
・当時新車価格  :¥2,724,074-
・最新買取相場  :¥655,500-~¥1,406,000-
・リセールバリュー:24.1%~51.6%

●2009年 2.0 VS RHT AT

・型式      :DBA-NCEC
・当時新車価格  :¥2,809,259-
最新買取相場  :¥532,000-~¥1,434,500-
・リセールバリュー:18.9%~51.1%

※上記の価格には消費税は含まれておりません。
※オークション相場情報の価格が、一般的な相場よりも5%ほど高く設定されているため、5%ほど価格を下げて最新買取相場を記載しています。
※車両の状態は、業者オークション査定で標準評価点でもある4点以上を対象にしています。

ロードスターの買取相場の分析

新車で購入してから3年が経過したロードスターは4代目で、2018年7月に「サポカーSワイド」に該当する改良を実施した他は特に大きく変わっていません。装備に乏しい「S」や、流通量の少ない「S Leather Package」以外のミッション車は、買取相場もリセールバリューも70%を超えるほど人気が高く、特に装備が充実している割に価格が手頃な「S Special Package」は流通量も多く、買取相場も安定しています。

また、価格が1番高い最上級グレードの「RS MT」は、全ての装備が充実しているため、買取相場もリセールバリューも群を抜いて高くなっています。

3年落ちは現行型と変わらないこともあって、ミッション車で走行距離が少なければ高価買取も容易に狙うことができます。2014年式は5年落ちで、3代目最終型の旧モデルになるため、買取相場も大きく下がってしまいます。

唯一、買取相場とリセールバリューともに高い数字を出しているのが「2.0 RS MT」「2.0 RS RHT MT」で、どちらもミッション車で装備も充実しているグレードです。

5年落ちのオートマティック車は、グレードに関わらず買取相場が安く、リセールバリューも50%前後しかありません。3代目ロードスターは最終型でも価値が低く、高価買取を期待するなら「2.0 RS以上のグレード」「ミッション車」「走行距離・50,000km以内」「レッドorブラック」「状態の良い車両」が条件になります。

新車で購入してから10年が経過する2009年式のロードスターは、中古車市場でも流通量が少なく、まともな車両が少なくなっています。この辺りの年式になると、グレードや変速機の種類には関係なく、状態の良い車両でもリセールバリューが40%~50%前後しかありません。高価買取を狙う場合は、「低走行距離車」「人気のボディカラー」「状態の良い車両」に加えて、「幌の状態が良い」ことが条件に加わります。

ロードスターを高く売却する方法

ロードスターは、オープンカーとして国内だけではなく世界中でも根強い人気があり、国内でもロードスターに特化した専門店が多数存在します。スポーツカーの中でもオープンカーのロードスターは特殊な車種になるため、ロードスター専門店で売却することが高く売却する方法としては1番最良の方法です。

ロードスターのようなオープンカーは、日差しの強い夏場や寒い冬場よりも、過ごしやすい秋や春に良く売れます。ロードスターが良く売れる時期の前月にあたる「2月~3月」と「9月」が、ロードスターを高く売却する時期としては絶好の狙い目です。ロードスターを専門に取り扱っているロードスター専門店を紹介します。

●ロードスター専門店 I・STYLING

I・STYLINGは、静岡県浜松市でロードスターを専門に取り扱っている中古車販売店です。I・STYLINGは、ユーザーから買い取った良質なロードスターのみを、業者オークションへ出品することなく、自社で直接販売を行います。そのため、買取や在庫を仕入れる経費を抑えることができるので、中間マージンをカットすることで高価買取が行えるような仕組みになっています。

I・STYLINGは、買取査定で来店して頂いた方で、無事に買取契約が完了した場合には、必要な書類は後日郵送で構いませんので、その場で現金にて支払いを行います。また、出張査定の場合にもあらかじめ現金を用意してお伺いするため、買取契約が完了した場合には、必要な書類は後日郵送で構いませんので、車と引き換えを条件にその場で現金にて支払いを行います。

・店舗住所  :静岡県浜松市南区大柳町8-1
・電話    :053-444-4141
・営業時間  :10:00~19:00(日祝・18:00まで)
・定休日   :毎週火曜日
・買取専用電話:0066-9702-0158

●ロードスター専門店 Ken Auto

Ken Autoは、新車・中古車の販売から、一般整備や車検・鈑金塗装・レストア・チューニングなど、ロードスターに関するほぼ全てのことを取り扱っているロードスター専門店です。 Ken Autoは、全国で行われるモータースポーツへ積極的に参戦しているため、車のセッティング技術や正確で安全な作業を、一般のお客様にも惜しみなくフィードバックしています。

ロードスターの細部まで知り尽くしたプロ集団のため、買取査定でも小さなパーツも見逃すことなく買取価格へプラス評価を行い、高価買取を実現します。

・店舗住所  :宮城県仙台市宮城野区福田町南1-10-33
・電話    :022-797-4611
・営業時間  :9:00~19:00
・定休日   :年中無休
・お問い合わせ:http://www.ken-auto.jp/

ロードスターのモデルチェンジ情報

ロードスターは、2015年に3代目から4代目へフルモデルチェンジが行われましたが、次回のフルモデルチェンジは2021年に厳格化されるEUの環境基準をマツダの次世代テクノロジーがクリアするタイミングにあわせて、2022年頃に行うと言われています。5代目新型ロードスターのフルモデルチェンジの主な変更点を紹介します。

・新プラットフォーム「SKYACTIV-VEHICLE ARCHITECTURE」の採用
・次世代ガソリンエンジン「SKYACTIV-X」の採用
・プラグインハイブリッド車のラインナップ追加
・更なる軽量化を図るため、カーボンファイバー素材の利用

新型ロードスターでは、現在よりも更にダウンサイジングする可能性があります。欧州では2021年に厳格な排ガス規制の施行が見込まれる年であるため、それにあわせて新型エンジンやEV車の導入などロードスターにも大きな変革の年になります。

現在マツダは、トヨタと資本提携を結びEVの共同開発を行っているため、2022年のフルモデルチェンジでは環境基準をクリアするため、ロードスターもプラグインハイブリッド車がラインナップされる可能性が高くなっています。

マツダに限らず、世界各国で環境規制がどんどん強まっているため、自動運転やEV化は絶対条件になってきます。ロードスターもスポーツカーですが、EV化は避けられないため、2022年のフルモデルチェンジではプラグインハイブリッド車もラインナップに追加して、厳しい欧州の環境基準をクリアすることを期待しています。

まとめ

日本で唯一のオープンカーと言っても過言ではないほど、オープンカーと言うカテゴリーではロードスターの地位は国内だけではなく、海外でも高い地位を確立しています。オープンカーと言えば、高級スポーツカーのイメージがある中、手軽にオープンカーを楽しむことができるロードスターは現在でも大変人気がある車種の1つです。

スポーツカーの需要がが年々衰退している中、2016年には日本カー・オブ・ザ・イヤーを受賞するなど、ロードスターは現在でも世界中に根強いファンが数多く存在しています。

ロードスターは年式を問わず、幌を含めて車両の状態が良い車は買取相場も安定している人気車種で、特にミッション車であれば高価買取をいつでも狙うことができます。オープンカーは、雨漏りがしないように日頃のメンテナンスが要になるので、売却することを考えて日頃から大切にロードスターを扱うようにして下さい。

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