【日産セレナ】買取でのコツは?早めの売却で高額査定をゲット

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5ナンバークラスと手軽な大きさで、家族でのお出かけにぴったりのセレナ。かっこいいボディーやカラーも揃えられ、ファミリーカーとして高い人気を誇ります。

満足度の高いセレナですが、買取に出す際には、購入時とは異なる目線に立つことが大切です。今回は、セレナの特徴を紹介しつつ、高く売るポイントを説明します。

使い勝手のいいセレナの特徴

日本で販売されているミニバンは数多くあります。特に、家族向けの人気車種として知られるのが日産のセレナです。ミニバンはどのような特徴があるのでしょうか。セレナは、ミニバンの中でも使い勝手が良いのが特徴として1960年代のチェリーキャブから、古いものでは1990年代のバネットセレナとして登場したモデルです。

2018年には、最新モデルのe-POWERが発売されるなど、2000年代前後からの歴史があり長い間愛されてきた自動車です。2012年には、ミニバン販売台数1位、2016年にはカー・オブ・ザ・イヤーを獲得するなどミニバン販売の最大シェアを獲得しています。

使い勝手の特徴として、2016年には給油キャップが付属しない給油口を採用しています。簡単な給油に加えて、座席の移動ができて2人・3人の組み合わせが自由自在にできる点が評価されています。現行モデルでは、デュアルバックドア機能が付属する点や標識検知、安全のためのアシスト機能などが追加されています。

操作性も高いことで知られ、走行性・安全性・快適性などいずれも人気のモデルです。ブレーキの効きやすさに加えて、エンジンの滑らかな始動や安全装置の付随など人気の部分は数々あります。ハイウェイスターやVセレクションのグレードは特に中古車販売でも人気のため、多くの車両が中古車買取に持ち込まれています。

セレナを早めに売ったほうがいい理由

セレナは2016年にC27の5代目が登場しました。フルモデルチェンジは、2010年以来で4回目です。しかし、新型車の登場は古い型のセレナ車の人気が落ち始めることでもあります。

フルモデルチェンジの影響ですでに買取市場相場にも影響が出ており、販売・買取で値が落ち始めています。できる限り、古い車両をお持ちの方は早めに売って値が下がらないうちに処分してしまうのが良いでしょう。

長期による類型車の販売は、メーカーによってモデルチェンジが起こることは珍しくありません。セレナの場合、他のメーカーがフルモデルチェンジをする中で、マイナーチェンジを繰り返してきました。フルモデルチェンジをきっかけにして、一気に新型車に客層が動いたというのも背景にあります。

市場自体には大きな下落が生じているというわけではありませんが、少しずつ値は上がった後、2018年後半は徐々に下がり始めています。中古車購入から買取へ持って行く場合や所持している4代目以前のセレナ車を買取してもらう際は業者選びに注意が必要でしょう。

今後、買取の方向性は、世代の古い4代目セレナ車という扱いで一部の業者が買取額をワンランク下げてくることが十分に予想されます。実際、モデルが古くなったからといって、価値がなくなるわけではありませんが、業界全体では前のモデルという認識が強まります。

先々の価格変動を予想することも買取業者はしています。いまから買取価格を下げるという方針の業者もあれば、下がるまでは平常の価格で買取するところもあります。

セレナの相場の推移

セレナは市場全体での流通料が多いので、比較的相場が安定しているのが特徴です。一般的に車の買い取り相場は、3~5年以上、年式が落ちると大幅に価格が下がってしまいます。7~8年で買取額がかなり低くなるのも珍しいことではありません。

最新モデルのセレナは価格が安定していて、1年落ちなど、大きな減少も生じていません。一方で、7年落ちや5年落ちなど価格がだんだんと下落しています。それでも数年落ちで他の不人気車種と比べると高い水準にあるのがセレナの中古販売・買取相場の良いところです。

4代目の2010年以降から2016年に発売した旧型モデルは、価格が安定こそしているものの、年単位で見ると少しずつ下降傾向にあります。数年落ちはどれも似た相場価格の平均値ですが、7年以上は少し異なる平均値です。

最新の買取相場を調べてみると次のような結果が出ました。

<セレナ1.2 E-POWER ハイウェイスター>
2018年(平成30年)式 カラー:ゴールド系
走行距離: 2.0万km  新車価格:270.0万円 買取価格:205.2万円 残価率:約76%

<セレナ2.0 ハイウェイスター>
2017年(平成29年)式 カラー:ホワイトパール系
走行距離: 6.0万km  新車価格:267.0万円 買取価格:145.3万円 残価率:約54%

<セレナ2.0 ハイウェイスター Vセレクション+セーフティⅡS-HYBRID>
2016年(平成28年)式 カラー:ブラック系
走行距離: 6.0万km  新車価格:266.0万円 買取価格:188.0万円 残価率:約70%

年式が新しいセレナには非常に高い買取価格がみられます。しかし、10年以上になると買取価格や販売価格の相場平均が一気に下がるでしょう。セレナ車は価格相場として、人気のグレードや機能、カラーなどによって相場の変化に違いがあります。特にカラーとしてホワイト系統が人気です。

グレードも4WD、特別仕様車などが注目を集めているため、買い取り相場が他と比べてわずかに高いことがわかります。価格の決定や相場に含まれる買取額は、必ずしも年数落ちや年式だけで決まったわけではありません。

年数がたつにつれて査定にマイナスとなりうる要素が増えて、走行距離も増加します。一概に年数だけが車の価格を決めるわけではないことを押さえておきましょう。特にセレナは走行距離の相場を確認することが大事なポイントといわれています。

セレナの走行距離別の相場

セレナを買い換えるのであれば、走行距離と相場の関係を確認しましょう。特にセレナは走行距離によって価格が落ちやすいのが特徴です。一定の走行距離を確認したら乗換えを検討するか、買取の相場価格を落としてでも現在のまま乗り続けるかを判断しましょう。

例えば、<セレナ 2.0 ハイウェイスター S-HYBRID>の場合、走行距離1万~2万5千kmで150万ほどが相場ですが、5万kmを超えると130万円台まで買取価格が下がるなど、価格に数十万の開きが生じます。

おおよそ走行距離が5千kmごとに2~3万円ほど下がる計算です。10万キロを超えると110万円台にまで下がるので、高い価値を維持したまま売りたいなら5~7.5万kmが買い替えの一つの目安です。

セレナをより高く売るポイント


ここではセレナを高い買取額で売るためのポイントについて解説します。中古車には高く売るためのポイントが車種やグレードごとに違います。

複数の業者による見積もりをもらう

セレナは新旧あわせて結構な種類のモデルやグレードがあります。買取素人の方では種類や特徴だけでは査定額を正確に見極めることは難しいでしょう。そこで複数の業者に見積もりを依頼することで、安く買い叩こうとする業者に当たらないようにします。できる限りぎりぎりまで相場の額で見積もりを出してくれる業者を選びます。

見積もり方法は、個別に店舗へと持ち込むのも良いですが、ネットの一括査定を使うとセレナの見積もりを簡単に行うことができます。見積もりで数万の違いが出る場合もあります。実際の売却額は業者ごとに数万~十数万円の違いが出ますから見積もりを参考に確かな業者に依頼して高く売りましょう。

セレナの人気のグレード

人気グレードとして、4WD、ライダー、ハイウェイスター、特別仕様車などがあります。特にライダーシリーズは毎年人気が高く、高額な相場を維持しているグレードがいくつもあります。

<ライダーオテック30thアニバサリプロパイロットED>、<ライダーVセレクション ブラックレザー>などは、セレナの中でも高額査定の中古車として260万円以上の相場で取引されています。
また、オプションによって値段が変動するのがセレナ買取の特徴です。セレナのオプションはリセールバリューが高いことで知られています。純正品のドア、モニター、ナビ、ホイール、ルーフなど。追加オプションよりも事前に設置がされている装備オプションに高値が付きます。

セレナの各種グレードには高い機能性を持ったオプション品が追加で付属していることもあって、オプションが付いていない車両はオプションつきの車両と比べて価格が下に付きやすいというのは確かです。

セレナの人気のカラー

セレナには12近いカラーが用意されていて、人気のカラーはほとんどが有料カラーです。セレナは代々、ホワイト系統のカラーが人気です。ブリリアントホワイトパールは中でも一番の人気カラーで、他のカラーを圧倒しています。ダイヤモンドブラックなども人気のカラーはありますが、ホワイトカラーが根強く人気です。

セレナの自己メンテナンスの重要性

セレナを後々高く売りたいと考えているのであれば、今からできるだけ自己メンテナンスをすることが必用です。特に人気車種として市場にたくさんの類似モデルが流入しているので、中古販売としてもたくさんの中古車が扱われています。

そのため、モデルやグレードのみの評価よりも車の質が問われます。メンテナンス面では、エンジンオイルやバッテリー・タイヤホイール交換以外にも掃除や消臭を積極的に行いましょう。

洗車に持っていくだけでなく、普段から外部と内部のどちらも細かく汚れを落としておくことがポイントです。ソファや車内の素材にタバコ臭や食べこぼしの異臭は大きなマイナスになると思って良いです。時間がたつと汚れは固まって落ちにくくなります。

一定期間ごとの掃除も大切ですが、汚したときに素早く汚れを落とせる手段を車内に用意して、掃除を実行することです。車はキレイな状態を維持しておけば自然と汚れが気になり、掃除したくなるものです。

逆に汚い状態を放置すると、多少汚しても何も思わなくなってしまうので、掃除の習慣をつけるのが良いでしょう。車内を購入時の基準で維持しておくことで、自ら掃除を進んで行えるような状況にします。

内装を掃除する際、小型の掃除機があると良いです。セレナの場合、座席シートを移動させられるので、座席間の掃除は比較的簡単です。それでも家庭用の大きな掃除機では置くまで届かないことがあるのでハンディサイズの掃除機があると便利でしょう。

また、車体に傷をつけないように普段から気をつけることも忘れてはなりません。車庫や家周りの遮蔽物で傷がつきやすそうなポイントは、あらかじめキズがつかないように運転することを忘れないようにしましょう。以上の点をよく注意した上で適切なメンテナンスを行いましょう。

セレナを下取りより買取で検討する理由

中古車買取といえば、下取りと買取のどちらが良いか迷ってしまう方がよくいます。下取りと買取の大きな違いは、手数料が多くかかるかどうかです。特に下取りは新車を購入するとき限定で可能なため、必要なくなった車を処分するという方法で下取りすることはできません。

下取りを受けられるのも車の新車販売をするお店かディーラーです。下取りで付いた値は、新車購入費用からそのまま引かれるので、購入と買取がセットになって手数料もそれほどかからないのがセレナを下取りするときの特徴です。

一方で、セレナの買取は、買取のみをすることができて、買取だけなら業者や専門店でどこでも行うことができます。ただし、新車購入と同時というわけには行かないので、次の車が見つかるまで代車の用意や車の引取りを出張で行う店舗などあります。

セレナは人気車種である分、最新型の車両は高い下取りと買取額が付きます。そして、オークションなどで販売する場合を除いて、下取りと買い取りはそこまで大きな価格差はありません。

価格だけ見れば、セレナをオークションで売ればさらに20~30万ほどプラスになることもあり、下取りと買取のどちらにも出さない方も中にはいます。しかし、オークションは取引自体に事故車や支払い受領のトラブルが潜んでいるので、面倒を避けたい方は普通に買取をするのがスタンダードな売り方です。

また、セレナは数年落ちで結構買い値が下がるので、買取額が落ち込んでいるものは下取り価格も安くなる傾向にあります。そして、10年以上の型落ちの場合、下取りに出しても値段が付かず、廃車に至るということも珍しくありません。特に、修復歴があって、走行距離が多い場合は、値がつくはずだったモデルで値がつかないというケースもあります。

少しでもお得にしたいという場合は、セレナを買取に持っていき、値段を付けてもらうのが最良です。後は、最終的にどういった業者に任せるのが良いかを判断すれば下取りと大きな差がつきます。

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まとめ

今回は、セレナがどんなの車で人気グレードやカラー、高く売るための方法をご紹介しました。以上からセレナを売るポイントがいくつかあることが分かります。走行距離やグレード・カラー、オプション、モデルチェンジ前の車種を早々に買取するなどするのが、セレナをできるだけ高く売る上で大切なことです。

また、セレナは2019年8月にマイナーチェンジを行い、フロントフェイスを変更しています。流行のデザインが採用され、かっこよくなったことで、現行モデルの買取価格が下がる可能性もあるでしょう。そのため、早めの売却をおすすめします。

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