オペルの隠れた人気車<オメガ>を高く売るためのコツ【マニア必見!】

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日本での知名度はそれほど高くないものの、ドイツの一大メーカーとして世界中で人気のオペル。そんなオペルのなかでも隠れた名車として評価されているのがオメガです。

希少価値が高く、買取にもなかなか出回らないことから買取相場が分からないという人も多いでしょう。そこで、オメガの買取について、買取相場や買取のコツを調べてみました。

オメガの特徴

オメガは1986年から2002年まで生産されていたオペルの乗用車です。オペルはドイツの自動車メーカーで、フォルクスワーゲンやBMWなどには知名度が及びませんが、国際的には一定の評価があります。オメガにはセダンとステーションワゴンの2タイプがあり、後輪駆動を採用しているのが特徴です。

オメガはドイツ車らしい安全性や心地よい乗り心地を備えています。しかし、日本ではベンツやBMW、アウディといった他のドイツ車メーカーと競合してしまい、2006年でオペルが日本撤退したのを境に、オメガの姿も日本ではなかなか見られないようになっていきました。オペルが当時残した上位モデルの車という事もあり、今でも一定のマニアックな人気がある車です。

高い安全性を持つオメガ(オペル)

オペルは日本撤退してしまったこともあり、今では知名度が低いメーカーです。しかし、ドイツの車はものづくりの良さで評価が高く、オペルも例外ではありません。

ドイツはアウトバーンと呼ばれる高速道路があり、ドイツ車はアウトバーン走行を基準に作られています。そのため、オメガも安全性が高く、丈夫さが特徴です。

高級感漂うモデル

オメガが1994年に発売された際、当時のフラッグシップモデルとして、最上位クラスの扱いとなっていました。同じドイツ車メーカーと比べると、高級感がありつつ、シンプルな印象が魅力的です。過度なラグジュアリー感はないですが、品の良さを感じられるモデルとなっています。

長距離に最適

ドイツ車らしくアウトバーン基準で作られたオメガは、長距離走行の快適さが抜群です。車体の重量があるにもかかわらず、トルクの利いたエンジンがスムーズな走りをアシストします。

高速道路での走行も快適で、車体のブレが少なく、高い直進安定性で長時間の運転も疲れにくいです。クルーズコントロールも搭載されているので、高速道路の走行時に活躍します。

オメガにはセダンとステーションワゴンの2タイプがありますが、どちらも他のドイツ車に引けを取らない性能を持っています。それにもかかわらず、同じグレードの他のドイツ車メーカーに比べ、値段がリーズナブルという点も魅力でした。

当時の新車価格では、500万円越えのメルセデス・ベンツのEクラスやBMWの5シリーズと比べ、430万円程度のオメガは手頃な価格のステーションワゴンとして評価されました。普段使いの乗用車として最適で、どんなシーンでも心地よい乗り心地が堪能できます。

オメガの買取で必要な基本情報

オメガは市場に流通している台数が少なく、買取に関する情報もあまりありません。オメガの買取の際に必要な基本情報をまとめました。

年式

オメガには、初代モデルのオメガAと、後期モデルのオメガBの2種類があります。オメガAは1987年から1994年まで生産されたモデルで、初年度には欧州カー・オブ・ザ・イヤーに輝いた名車です。

2代目モデルとなるオメガBは1994年から2002年まで生産されたモデルです。ボディの大型化に加え、セダンとステーションワゴンがラインナップされました。初代モデルでは直列6気筒エンジンがV型6気筒エンジンになり、より安定して力強い走りを実現しました。

走行距離

オメガは2002年に生産中止になっているため、現在最も新しいモデルでも10年以上が経過しています。そのため、査定では年式よりも走行距離がチェックされます。一般的には1年間に1万kmが目安ですが、オメガの場合は古い車なので、もう少し厳しめに評価されるでしょう。

グレード

オメガのモデルは前期と後期の2種類です。

初代に当たるオメガAで日本に正規輸入されたモデルはオメガCD、オメガCDキャラバン、オメガ3000、オメガ3000 24V、オメガ ワゴン24Vの全5種類です。

その他に、イルムシャーバージョンやロータス・オメガなどのスペシャルモデルも存在します。

オメガAは東邦モーターズ、いすゞ、ヤナセなど数々のディーラーで取り扱いがあったため、グレードは同じでも仕様が異なる場合があります。初代モデルのオメガCDは、東邦モーターズ、いすゞ、ヤナセでそれぞれエンジンが異なり、ヤナセ仕様のみ直列6気筒SOHCエンジンを採用しています。

2代目のオメガBは、オメガGL、オメガCD、オメガSPORT、オメガMV6の4つのグレードが存在します。このうちオメガCDがスタンダードモデルにあたり、オメガMV6が最上位モデルとして、オペルのフラッグシップモデルとなっていました。

オメガの買取査定額とは

オメガは市場に出回っている台数が少ないので、買取査定額の相場を調べる情報があまりないのが現状です。買取査定額を決める基準についてまとめました。

走行距離や状態などにより異なる

オメガが生産終了したのは2002年なので、中古車市場に出回っているものは新しいものでも20年落ちに近い状態です。そのため、走行距離や状態を非常に細かくチェックされます。

オメガはマイナーな車ですが、それだけにこだわりがある人からの需要は高いです。走行距離が短く、状態の良いオメガなら、年式以上の買取価格が見込める可能性があります。

年式や買取に出す時期により異なる

オメガ自体の絶対数が少なく、1994年から2002年頃の年式の2代目モデルでも市場に出回ることは滅多にありません。

そのため、できれば多くの中古車需要がある時期に買取に出す方が注目されるでしょう。春先になると中古車の購入需要が増加するため、1月から2月頃に買取査定に出すと、高値がつきやすくなります。

オメガを買取に出す方法


オメガを生産していたオペルが日本から撤退し、オメガ自体も生産から20年近い年月が経っています。そのため、オメガを買取に出すには、できるだけオメガの価値を理解してくれる先に売却するのがポイントです。

ディーラー下取り

中古車の処分方法で一般的なのがディーラー下取りです。しかし、オペルは2006年に日本から撤退しているため、正規ディーラーでの下取りは不可能です。

他のメーカーでも下取りしてくれることもありますが、基本的にディーラー下取りは自社以外のメーカーの査定額は非常に低くなります。しかも、オメガは15年落ち以上のモデルになるため、まず下取り価格は付かないでしょう。場合によっては下取り査定の手数料などで損してしまうこともあります。そのため、オメガのディーラー下取りはおすすめできません。

買取業者に出す

買取業者の中には、輸入車専門の買取業者も数多くあります。オメガを買取に出すなら、国産メーカーの一般車を中心に扱う買取業者より、オメガの価値が分かる輸入車専門の業者を狙うのがおすすめです。オメガは滅多に市場に出回らない車なので、マニア向けの需要は十分に存在します。

一括査定

中古車販売業者に査定に出すといっても、オメガのようにマイナーな車になると、オメガの買取を得意としている業者を自力で探すのは難しいです。そこでおすすめなのが、中古車買取の一括査定です。ネットから手軽に申し込めて、一度にさまざまな業者の査定を受けられるので、オメガのような輸入車を得意とする買取業者も簡単に見つかります。

個人売買

最近では、個人売買がネットを通して簡単にできる時代となってきました。そこで、オメガのような輸入車を愛好しているユーザーと直接やりとりして個人売買を行うという方法もあります。

ただし、個人売買は値段交渉なども全て自分でやらなくてはいけない点や、売買トラブルが起こりやすいというリスクも高く、よほど車に詳しくない限りおすすめできません。

最近では、ガリバーなどの中古車販売業者も車の個人売買サービスを運営しています。個人売買を行う場合は、信頼できるサイトを通じて行うのがいいでしょう。

ネットオークション

売るタイミングや運もありますが、オメガの価格が最も高くなる可能性があるのがネットオークションです。ネットオークションなら、欲しいと思ったユーザー同士が競り合って価格を上げてくれるので、自分で値付けをする必要がありません。

オメガはレアな車なので、ネットオークションに出品すれば思った以上の価格が付く可能性もあります。

ただし、オークションという特性上、値段が付かないということも十分考えられます。すぐに手放したいという場合はあまり向いていない方法です。

オメガの最新買取相場

オメガは10年以上も前に生産が終了しているため、買取相場が分かりにくいといえるでしょう。一例を挙げると、次のような買取相場となります。

  • <ワゴンスポーツ>
    年式:2002年(平成14年) 排気量:2600cc
    新車価格:450.0万円 買取相場:5.8万円

オメガの買取価格を上げる方法

中古車市場にほとんど出回っていないということもあり、オメガの買取価格を決めるのは相場ではなく、車自体の価値となります。オメガの買取価格をアップさせる方法をまとめました。

中古車の需要に合わせて売る

一般的に、中古車の買取相場が上がるのは毎年1月から2月といわれています。これは、3月から4月にかけて、新生活や春休みなどで車の購入需要がアップするからです。

そのため、在庫確保のために1月頃から中古車の買取相場も上がり始めます。オメガを高値で売るなら、この時期が狙い目です。

ただし、オメガのようなマイナーな車は国産の人気車とは異なり、この時期が狙い目というのは特にありません。中古車の需要に合わせるなら確かに1月から2月がおすすめですが、探している人は常にオメガが市場に出回るのを待っているので、まずはどの時期でも査定に出してみるのがおすすめです。

メンテナンスを行い整備記録を残す

オメガは最後のモデルが2002年式と、15年落ち以上の車です。そのため、買取査定では車の状態を細かくチェックされます。新車で購入した場合は必ず定期整備記録簿が付いてくるので、定期点検や修理の記録がしっかり残っているかがポイントとなります。

これがないと、事故車かどうか判断できなくなってしまい、査定が大幅に下がる可能性もあります。

ディーラーによる定期整備記録簿の代わりに、民間工場の整備チェックシートのようなものでも構いません。メンテナンスを行った場合は、必ず整備記録を残しておくようにしましょう。

カスタマイズは元に戻す

中古車の査定は純正の状態に近いほど査定額がアップします。もしもオメガのカスタマイズしていたら、査定前に純正の状態に戻しておきましょう。

特にオメガは独特のシンプルさと高級感を兼ね備えた外観が人気の一因だったため、過度なカスタマイズは査定額に大きなマイナスを与えます。

カスタマイズしていた状態から純正の状態に戻せるように、純正パーツを手元に残しておくようにしましょう。純正パーツが残っていれば、車を元の状態に戻していなくても、純正パーツを含んだ値段で査定を見てもらえます。

車内の掃除や洗車を行う

オメガほど古い車になると、日頃の丁寧な手入れが買取価格を上げる大きなポイントになります。ほこりや汚れを放置すると傷や錆の原因になるため、定期的に掃除や洗車を行いましょう。オーナーがしっかりメンテナンスや洗車をして手をかけた車というのは、やはり大事に乗っていたことが伝わります。

複数の業者に査定してもらう

中古車の買取査定は、複数の業者に査定を依頼するのが高額買取の秘訣です。複数の業者を競わせることによって、買取金額が上がるからです。

複数の業者に査定してもらったのが伝われば、業者は自分のところに売ってもらうために買取価格をできるだけ引き上げます。1社だけの査定だと、こうした競争が起こらないため、査定額は控えめになります。

中古車の買取査定をするなら、一括査定サイトを利用するか、複数の業者で査定を受けていることをそれぞれの業者に伝えることがおすすめです。

また、複数の業者に査定を依頼することで、それぞれの業者の競争力が働き、買取価格がアップします。複数業者に査定してもらうのは、中古車の高額買取を狙う基本テクニックです。

まとめ

オメガはマイナーな車ですが、欲しい人にとっては非常に価値のある車です。一括買取査定を利用して輸入車専門の中古車買取業者の査定を受けるなど、オメガの価値が伝わる業者に引き取ってもらえば、古い年式でも十分値段がつくでしょう。

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