中古車を購入する流れ-10Step-を解説!ネットで購入するときの注意点は?

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中古車を購入するときの流れが良く分からず不安…と感じているでしょうか。理想通りの中古車を見つけて、スムーズに購入するまでの流れや必要なものについて解説します。

これから中古車を購入しようと考えておられる方は、ぜひ参考にして中古車購入に関連した悩みを解決してください。

中古車を購入する流れ【10STEP】

車の免許を取ってマイカーの購入を検討している方や車の買い替えを考えておられる方の頭によぎる中古車。中古車を迎えるとき、どのような流れで購入するのでしょうか。

中古車を購入するときの流れを理解しておくと、購入契約の直前になって焦ったり、必要な書類が足りないという状況を避けられます。

では、中古車を購入するときの流れを紹介するので参考になさってください。

①予算を決定

まずは理想的な中古車の予算を考えてください。中古車を購入するために出せるお金は人によって違います。

車両本体だけではなく税金や維持費、駐車場代、修理代などの関連費も予算として計算しておくと良いです。長期間、購入した中古車を維持していくために必要な予算を見積もりましょう。

「カラーが好み」「一目ぼれ」という形で中古車を選ぶのもいいですが、勢いで購入してしまうと金銭的に後々困ってしまいますので注意してください。

②希望車種を決定

予算を決めたら、予算内で購入できる中古車種を決めましょう。メーカーや車のボディタイプ、排気量によって車の特性は大きく異なります。自分の好みや用途に合わせて希望車種を検討しましょう。

たとえば、子どもがいるファミリーなら家族全員で乗れるSUV、長距離ドライブが趣味ならスポーツカーなどと車種を決めることができます。

似たタイプの車を数台気になることもあります。見た目は似ていても実際に車を確認すると違いがはっきりしたり、試乗すると明らかになったりするので店舗での実車確認は欠かせません。

③中古車を取り扱う店・サイトに問い合わせる

予算内で購入できる車種が決まったら、その車を販売している販売店やディーラーに連絡しましょう。実際に予算内で購入できるかどうかを電話やメールで確認することをおすすめします。

店舗に実際に足を運ぶ前にインターネットや電話を通してアポイントを取っておくようにしましょう。いつでも店舗スタッフの手が空いているわけではありませんので、希望している車種をじっくり見れるよう事前に予約しておくことがポイントです。

④店舗に訪問し現車を確認する

予約しておいた日時に、実際に店舗を訪問して現車を確認しましょう。もちろんインターネット上で購入まで進めることもできます。しかし、安心して中古車を購入するには自分の目で車をしっかりチェックするようおすすめします。

また、車についての知識が豊富な店舗スタッフの意見を聞いて、車種の魅力を知ったり注意点に気づかされたりすることもあるのです。

試乗するときのポイント

新車を購入するとき以上に、中古車は前オーナーによって状態が左右されますので慎重に選ばなければなりません。試乗できる場合は、実際の乗り心地を確かめてみましょう。

試乗ポイント
  • エンジン音
  • エンジンをかけた直後に出るマフラーからの煙色
  • 走行中の揺れ・異音
  • シフトレバーの感覚
  • ブレーキを踏んだ時の音
  • ステアリング操作のしやすさ
  • タイヤの滑り

試乗してみると、見ているだけではわからない点に気づけます。一番重要なのは自分の好みや理想的な感覚にマッチングするかどうかです。長時間Dドライブになってもストレスになりにくい車を選びましょう。

⑤見積もりを作成

購入する車を決定したら、見積もりを作成してもらいましょう。車両本体代のほかにも税金や保険、販売店手数料などのオプションがついて実際に払う金額は高くなります。

中古車料金の値下げ交渉をしたいのであればこの段階です。税金は値下げできませんが手数料や本体料金は値下げできる可能性があります。適正価格が提示されているかも重要なポイントです。

正式に購入するという意思をはっきりさせれば、購入意思を感じて値引き額を提示してくれる販売店もあります。総支払額が提示されるタイミングが値引き交渉を始めるのには最適です。

⑥必要書類を用意する

車の見積もりが出て、購入することを決定したらいよいよ書類を集めて手続きを進めていきます。契約に必要な書類は事前に準備しておくと購入までスムーズに進められるのでおすすめです。

中古車購入に必要な書類(普通車)
  • 車庫証明書
  • 実印
  • 印鑑証明書
  • 自動車検査証
  • 自賠責保険証明書
  • (委任状)

普通車と軽自動車では、中古車を購入するときに必要な提出書類の種類が異なるので正しく覚えておきましょう。

中古車購入に必要な書類(軽自動車)
  • 印鑑
  • 住民票
  • 自動車検査証
  • 自賠責保険証明書
  • (委任状)

必要な書類の一部は販売店に代行して用意してもらうことができます。しかし、余分な予算を使いたくないのであれば、すべて自分で用意したほうが節約になります。

⑦契約

必要な書類が揃ったら、いよいよ契約を進められます。車を購入契約日と納車日を決定したら手続きを行います。

中古車を購入する流れの中で最も慎重に行わなければならない段階です。車は決して簡単に購入できる費用ではありません。取引内容・契約内容をきちんと把握できるようにしておきましょう。

違和感を覚えたり、気になることがあるときは納得がいくまで話し合いをしてください。

⑧保険に加入

車を所有しているすべての人は、自賠責保険に加入すること義務付けられてます。しかし、死亡事故などが起きた時には自賠責保険だけではカバーできないことが多く、任意保険の加入も強く勧められています。

すでに任意保険に加入しているのであれば、中古車を購入するときに対象車両を変更するだけで手続きが完了します。新しくマイカーとして中古車を迎え入れるのであれば新規契約しましょう。

車両の入替手続きの際には新しい車の車検証が必要です。保険料が変わる場合は、差額を支払います。保険会社によってはインターネットで手続きを完結できる場合もあるので便利です。

任意保険の入替手続きは納車当日に車両変更できるように設定できます。今まで乗っていた車の保険と新しく購入する中古車の保険を引き継げるので安心です。

⑨購入費用の支払い

車を購入するための費用を支払いましょう。中古車購入費用は現金支払いが一般的な方法です。

クレジットカードを利用したり、ローンを組めたりする販売店もあるので、支払方法については購入する店舗で相談してください。一度に全額支払えない場合には「カーローン」や「オートローン」を利用するという方法もあります。

⑩納車

購入費用を振りこんだら、やっと納車になります。納車されると嬉しくなってすぐにドライブに出かけたくなる気持ちもわかりますが、まずは車の不備がないかをチェックするようおすすめします。

新車よりも中古車は保証期間が短いため、不備がある場合はできるだけ早く報告して対処してもらいましょう。

中古車を購入する場合は、予算の決定から納車後の不備チェックまで気を抜かず慎重に行うことがポイントです。

中古車を賢く購入するためのコツ

中古車を購入するまでの流れは把握できました。では、賢く理想通りの中古車を購入するためのコツはないのでしょうか。

中古車を選ぶときの4つのポイントを簡単にご紹介しましょう。

中古車の価格変動を見る

中古車をお得に賢く購入したいのであれば、中古車市場の価格変動をチェックしましょう。新型が発売されると中古車は価格は上下することが多いため、メーカーの動きに注目しておくことはおすすめです。

マイナーチェンジやフルモデルチェンジなどにより、先代モデルが手放されると中古車市場で同じモデルが増加するので価格が必然的に下がります。

中古車販売店が運営しているサイトで車両を検索することも可能です。現在の在庫や価格を把握して、変動タイミングを見計らって安く購入できるかもしれません。

安くなる時期を狙う

中古車が安くなる時期を狙って購入するという方法もあります。毎年3月と9月の決算期には販売台数を確保したい販売店が多いため、価格が下がる傾向にあります。

またシーズンによって需要が落ちる時期に価格が下がる車種もあるので要チェック。例えば雪道に強い4WDのSUV車は冬季を抜けると価格が下がっていきます。

ディーラーの代車落ちはコスパ優秀

中古車市場で意外な狙い処といえば、ディーラーの代車落ちです。一般的に市場に出ている中古車よりも走行距離が短く、ディーラーによる定期的な整備が行われているので状態が良いというメリットがあります。

通常よりも価格が高くなることは予想できますが、できるだけ状態が良好で安心して乗れる中古車をお探しなのであればオーナーがはっきりしている代車落ちはおすすめです。

未使用車は安心

代車落ちよりもさらに高年式かつ走行距離が少ない中古車をお探しであれば、未使用車がおすすめです。登録はされているもののほぼ新車の状態で購入できます。

公道で使用されたことがなく、販売店による整備が行われているので安心して購入できる中古車です。新車よりは安く、中古車の中では安心感の高い車を選ぶ際の参考にしてください。

ネット経由で中古車を購入する注意点

インターネットでも中古車を検索できるだけでなく、購入・納車までの手続きを行えます。いかし、ネット上で中古車を購入するときにはより慎重にならなければなりません。

実際に店舗を回ったり、試乗するのが面倒または忙しくて時間がないという方は、これから紹介する注意点を考慮しながらネットでの購入も検討すると良いでしょう。

あいまいな回答は要注意

車の状態について納得のいく説明や回答がない業者はおすすめしません。修復歴のある中古車や修理が必要なほど傷の多い車を購入させられてしまう可能性があります。

車の状態を細かく丁寧に説明してくれる中古車販売店を利用しましょう。傷などのネガティブな印象を与える部分も正直に教えてくれるかどうかはポイントです。

レスポンスの早さと内容

メールや電話を使ったやりとりでもレスポンスが早いかどうかをチェックしましょう。よほど時間がかかる場合でも一言いれておくと安心して取引できます。

あいまいな回答だけでなく、数週間待たされるようなレスポンスの遅い販売店と取引するのは不安を駆り立てます。ネット上とはいえ気持ちよくやり取りできるスタッフを見つけられるといいですね。

「保証なし」はNG

安いからと言って飛びついてしまいがちなNG中古車は「保証なし」です。「安く販売しているのだから壊れても補償はしない」というスタイルを取っている販売店もあります。

保証なしの中古車を購入してしまうと、納車後にトラブルが発生しても一切保証してもらえず、修理代などを自己負担しなければならなくなります。

保証なしでしか購入できない中古車・販売店は利用しないようにしましょう。ネット上で中古車を購入するのであれば、保証が手厚い販売店がおすすめです。

中古車購入に関するQ&A

中古車を購入するときは、新車に比べてより慎重になります。今まで取り上げた内容をまとめながら生じやすい質問に簡単にお答えします。

Q1:中古車購入のポイントは?

予算を設定して、自分の求める機能や外観を考慮しながら中古車種を選びましょう。インターネットで条件を絞って検索する方法もあります。購入前に現車確認は必須です。

Q2:ネットで中古車購入するときのポイントは?

実際に車をチェックできないのであれば、動画や写真を使って車の詳細を見ましょう。気になる点は何でも問い合わせて、納得のいく回答が得られるまでやり取りするようおすすめします。

Q3:遠方地域で購入できる?

中古車の価格は地域のニーズによって変動するため、お得に購入するために安い地域を探すことも可能です。ただし、遠方で購入すると自宅までの輸送費がプラスで請求されるので注意しましょう。

まとめ

新車購入と違い中古車は保証期間が短く、車検までの期間が短いといったデメリットがあります。しかし理想的な車を予算内で見つけやすいので多くの人が活用しています。

市場の価格変動を把握して、お得に中古車を購入しましょう。購入・納車までの流れを理解しておくとあらかじめ必要書類を用意しておくこともできるのでスムーズに手続きを進められます。

中古車を購入するときには今まで乗っていた愛車を買取に出して、得たお金を購入費用に充てることもできます。高額買取を実現させて、理想的な中古車と出会えますように。