故障車や動かない車(不動車)でもその多くが買取してもらえる理由

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故障車や動かない車(不動車)は、再販できなくても、部品や金属部分を買取してもらえることが増えました。下取りで値段がつかなかった車も、車買取業者に依頼すると、価値がつく可能性が高いのです。廃車にする前に車買取を検討してみてください。

目次

故障車や動かない車(不動車)が買取してもらえる理由

今まで故障車や動かない車(不動車)は

1.故障車は安価で買取してもらう
2.故障車や動かない車(不動車)を廃車処分する

の2つの方法しかありませんでした。

しかし、最近では

1.中古車として海外で再販可能なこと
2.部品や鉄に価値があること

から大半の車が高額で買取してもらえるのです。

故障車や動かない車(不動車)は中古車として再販の可能性がある

中古車は、今まで日本国内では不人気で、安価な買取が大半でした。
しかし、最近では海外へで再販できるようになり、その需要が増えました。
日本車は高性能で、修理技術も高いため、海外で人気があるのです。
そのため、故障車や動かない車(不動車)は、その多くが、修理した後、海外に輸出されています。

故障車や動かない車(不動車)でも【部品】【鉄】の価値がある

車には約3万個の部品があると言われています。

故障車や動かない車(不動車)でも、アルミや鉄は、鉄くずとしてスクラップにするなど、車の部品やパーツにも価値があるのです。

鉄はその重さに応じて、買い取ってもらえます。

例えば、車のボディは鉄でできています。
ボディの価格はおよそ2-3万円ほどで買取になります。

それに加え、自動車税の自賠責保険の返金が加算されます。

これらを合わせると、およそ数万円-10万円ほどになるのです。

故障車や動かない車(不動車)を放置しておかない方が良い理由

面倒だからと故障車や動かない車(不動車)を放置していませんか?
そのまま放置しておくと3つのデメリットと危険があります。

駐輪場代が必要

まず始めに故障車や動かない車(不動車)を放置しておくと、駐車場代が必要です。
路上に放置している場合は、不法投棄とみなされ、5年以下の懲役もしくは1000万円以下の罰金となることもあります。

登録が残っていれば車税を支払わなくてはならない

車の登録がまだ残っていれば、自動車税を支払い続けなければなりません。
故障車や動かない車(不動車)の税金を毎年、何万円も払うのはもったいないという他ありません。

車上荒らしに遭いやすい

明らかに長期間放置されている車は車上荒らしの標的になりやすいことが分かっています。
以上のことから、故障車や動かない車(不動車)を放置しておいても、良いことがないため、使わなくなった車は早めに処分しましょう。

故障車や動かない車(不動車)をディーラーで下取りしてもらうのが損な理由

ディーラーだと下取りで0円査定もよくありますが、それは何故なのでしょうか?

ディーラーと車買取業者との違い

まず始めに、ディーラーと車買取業者がありますが、その違いは、一体、何なのでしょうか?

答えは、【メインにしている事業が違う】ことです。

ディーラーは新車販売がメインなため、中古車販売にはそれほど力を入れていません。

例外として、ディーラーでも機種が新しく、走行距離の少ない車は、下取りでも高値がつく場合があります。
しかし、走行距離10万キロを超えていたり、10年以上乗っている車は、中古車としてほとんど価値がつきません。

ディーラーでは部品や金属の販売ルートを持っていない

ディーラーは中古車販売をメインとしていないため、下取りした車の販売経路を持っていません。
そのため、修理を行い、中古車販売することに力をいれていないのです。

このことから、買取業者では部品の有無が買取価格に影響しますが、ディーラーではほとんど影響しないのです。

ディーラーでの下取りは0円査定されることも珍しくない

ディーラーと買取業者ではメインにしている事業が違うため、査定の結果に違いが出て来ます。

そのため、下取りでは0円査定されることも珍しくありません。

下取りは車両値引きと下取り価格で調整しているため、お得に感じることもありますが、比べてみると、20万円以上の差が出ることもあるのです。

故障車や動かない車(不動車)は修理か買取、どちらがお得か

修理か買取で迷ったら、車買取業者で査定してもらうことをおすすめします。

修理の場合、バッテリー、エンジンオイル、ブレーキオイル、冷却水やVベルト交換など、最低で5万円ほど費用がかかります。

また、ガソリンタンクなどを交換する必要がある場合は、これにさらに加算されます。

そこで、【40〜50万円】で収まるか否かで、それ以上だと買取を検討してみると良いでしょう。

事故車でも、数十万円の価値がつく可能性があります。

これ以上の査定価格がつかなければ、修理に出すより買取業者へ売却した方がお得です。

故障車や動かない車(不動車)を廃車によりも買取してもらう方がお得な理由

故障車や動かない車(不動車)廃車手続きにはある程度費用がかかります。

具体的には

1.永久抹消登録費用と
2.廃車専門業者への依頼費用

です。

廃車にするには廃車費用(が必要

まず廃車にするには、陸運局での永久抹消登録に数百円程度が必要です。

また、廃車専門業者に依頼すると、1万〜2万円ほどの費用がかかります。

それに加え、動かない車(不動車)の場合は、レッカーの費用が必要です。

普通車ではおよそ【2万5,000円】ほどかかるのです。

買取だと値段がつく可能性が高い

しかし、車買取業者に依頼すると、処分するはずだった車に価値がつくことがあります。
また、値段がつかなかった場合でも、無料で引き取ってもらえる可能性があるのです。

故障車や動かない車(不動車)は故障の度合いによって車買取業者が異なる

故障車や動かない車(不動車)故障の買取額は故障具合によって変わってきます。

軽い故障で修理費用も安い場合

小額の費用で修理できる場合は、車買取業者に買取ってもらうことがおすすめです。
また、自分で修理した後、車買取業者に査定してもらえば、買取価格の減少を回避しやすくなります。

具体的な事例を挙げてみたいと思います。

バッテリーがあがっている

バッテリーあがりは、買取にそれほど影響はありません。

通常の査定をさせることが多いので、買取業者への依頼がおすすめです。

稀に、バッテリー交換が必要な場合もありますが、現状、動くのであれば問題ありません。

ライトが切れている・タイヤがパンクしている

ライト等が切れていても、球を交換するだけで済むことが多いので、買取にそれほど影響ありません。

タイヤがパンクしている場合も同様です。

こちらも通常の査定をさせることが多いので、買取業者の依頼がおすすめです。

エアコンが故障している・カーナビの故障している


修理費用が安いため、エアコンが故障していても、買取にそれほど影響はありません。

カーナビの故障も同様です。

通常の査定をさせることが多いので、買取業者への依頼がおすすめです。

傷や凹みがあるが修理費用が小額

傷・凹みのある車はある程度の相場があるため、多少減額されます。

しかし、それほど高額にならないため、買取業者への依頼がおすすめです。

車のエンジンが突然掛からなくなった

車のエンジンがかからなくなった場合には、車買取業者ではなく、事故車の買取を専門にしている業者に依頼しましょう。
その方が高額買取をしてくれる可能性が高いのです。

また、修理したら、再び乗れる可能性があるため、迅速に業者に査定してもらうことが重要です。

修理費用が高額(エンジンの故障)や修理不能な場合

故障車や動かない車(不動車)故障の修理に高額な費用が発生する場合や、修理不能な場合は、車買取業者での高額査定が期待できません。

例えば、エンジンの故障で走行が難しい場合などです。

そのため、買取業者ではなく、始めから廃車買取業者へ依頼することがおすすめです。

廃車車買取業者であれば、どんな状態でも買取ってもらえる可能性が高いのです。

また、専門業者であれば、面倒な手続きを代行してくれる場合が多く、積極的に質問にも答えてもらえるでしょう。

事故に遭った

事故に遭った場合は、車買取業者ではなく、事故車の買取を専門にしている業者に依頼しましょう。

適切に処理してもらえます。

どの状況に当てはまるのか不明

車が状況が不明な場合は、買取業者に一度、査定を依頼してみることをおすすめします。
車の状態が悪く、どの買取業者でも高額な価値がつかなかった場合は、廃車買取業者に依頼しましょう。

故障車や動かない車(不動車)を買取してもらう際の疑問

【車検が切れている場合】や【故障車や動かない車(不動車)の【相場】をまとめてみました。

車検が切れている

車検があっても、車検が切れていても、ほとんど買取査定額に影響しません。
そのため、車検の有無は重要ではありません。

故障車や動かない車(不動車)の相場

ネットに載っている車買取の相場は、走行可能な車が対象なため、故障車や動かない車(不動車)の相場を決めることは難しいのです。

しかし、直接買取り業者に車種と大体の損傷状況、写真を送れば、多くの業者が24時間以内に査定額を示してくれます。

そのため、一度、車買取業者や廃車業者に査定してもらうことをおすすめします。

故障車や動かない車(不動車)の高額査定してもらうポイント

故障車や動かない車(不動車)を少しでも高額査定してもらうポイントは、【車体のカラー】や【純正のオプションパーツ】に加え、【綺麗な状態を維持する】ことも重要です。

車体のカラー

定番の白、黒やホワイトパールなどのカラーは、時代の流行に左右されないため、高価格の買取に期待できます。
これは中古自動車査定基準にも、記載されています。
しかし、自身で色を塗り替えるのは、減額される可能性があるため、注意しましょう。

純正のオプションパーツ

タイヤやライト等、メーカーオプションの純正オプションパーツでは、とても人気があるため、高額で買取ってもらえる可能性があります。

車の保管方法に注意する

放置しておかず、綺麗な状態で保管することが重要です。
車体や内部のパーツの腐食や変色を防ぐため、屋根のある場所に置いておくか、、シートを被せておきましょう。

車のボディの保護には、コーティングを施工が効果的です。

故障車や動かない車(不動車)を買取してもらう際の注意点

故障車や動かない車(不動車)を買取してもらう際の3つのポイントをまとめてみました。

傷や凹は隠さない

始めに隠しごとをしてしまうと、「他のことも隠しているのではないか」と疑われる可能性があります。
それを防ぐために、傷や凹がある場合は正直に申告するのが良いでしょう。

査定額の希望は言わない

始めに査定額の希望を言ってしまうと、それに近い査定をされてしまう可能性があります。
そのため、およその見通しが立っていても、黙っている方が良いでしょう。

車買取業者がどこまで対応してくれか確認しておく

故障車や動かない車(不動車)を買取してもらう時は、買取価格も重要ですが、その業者が手続きなど、どこまで対応してくれるかを確認しておくことが必要です。

故障車や動かない車(不動車)を買取してもらうタイミング

故障車や動かない車(不動車)を売却した場合、自動車税の還付があります。
これは買取業者が還付手続き完了した翌月から翌年3月までの月割計算されたお金が戻ってくるというものです。
因みに、軽自動車は税率が低いため、還付はありません。

注意点としては、4月に買取業者へ売却にした場合は、還付がないことです。
代わりに、1ヵ月分の自動車税が請求されます。

また、地方税を支払ってない場合は、還付金からその額が差し引かれます。
自動車税自体が未納な場合は、追徴課税が請求されるため、注意が必要です。

抹消登録や輸出抹消登録の手続きが行われているかを確認する

また、故障車や動かない車(不動車)を廃車にするなら<抹消登録>、輸出するなら<輸出抹消登録>の手続きが行われているかを確認することが重要です。
手続きをせずに放置していると、まだ、車が使われているとみなされ、自動車税がかかり続けるので注意が必要です。
業者に委託した時は、確認を取るようにしましょう。

また、輸出される際には、リサイクル料が返金されます。

故障車や動かない車(不動車)の買取交渉のポイント

実際に故障車や動かない車(不動車)の買取査定してもらう際には、どのような注意点があるのでしょうか?

査定してすぐに契約することはやめておく

車を査定してもらう際、「せっかく来てもらっているのに、悪い」などと1社の査定で決めることはおすすめしません。

「今、売るとお得です」などと言われても、1週間程度では査定額は変わらないため、じっくり検討しましょう。

車車買取業者には3社以上回る

家電量販店でもよくあるように車車買取業者にも競合させると、高額で買取してもられることが多くあります。

買取業者が「今、売るとお得です」などと即決を求められても、1週間程度では査定額は変わりません。

それに、競合があると、10万円単位で価格が変わる場合も多くあるのです。

以上のことから、焦らずに3社を目安に買取査定してもらうことがおすすです。

短時間で結果を得るには一括査定サイトを使う

<一括査定>とは、車の情報を記入すると、近隣の車買取業者を複数社マッチングしてもらえるサービスです。

ほとんどの車買取業者が出張査定しているため、自宅にいながら最も適切な査定を選ぶことができます。

ネット環境さえあれば、無料で大幅に時間を短縮させることができるのです。

また、故障車の車買取業者は、普通車の車買取業者よりも少ないため、提携車買取業者数が多い一括査定を選ぶことが重要です。

まとめ

故障具合によって、車買取額は様々です。
高額査定になるか、自身の車を見直してみましょう。
何より、綺麗な状態を保つことは重要です。
分からない場合は、一度、買取業者に査定を依頼してみると良いでしょう。
また、【一括査定サイト】では、無料かつ短時間で複数の買取業者からの査定が受けられるため、迷っている方にはおすすめです。
分からないことがあれば、直接、質問してみるのも効果的でしょう。