根強い人気を誇るホンダ・アコード!維持費や節約ポイントを詳しく解説

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アコードは1976年にホンダから発売された歴史ある車です。現在は10代目アコードが発表されており、ミドルセダンのハイブリッドカーの中でも高い人気を得ています。

燃費の良さが特徴のアコードですが、年間の維持費はどれくらいかかるのでしょうか。アコードの維持費や購入の際のポイントについてまとめました。

ハイブリッドカーとして生まれ変わったアコード


初代アコードが1976年に発売されて以来、アコードはホンダを代表する車として長年支持されてきました。その時代の最先端の技術とデザインを取り入れて進化してきたアコードは、現在10代目のモデルが発表されています。

2004年からはハイブリッドモデルも登場し、2007年に一時生産を中止したものの、現在はホンダのミドルセダンの人気車種として存在感を発揮しています。ハイブリッドカーとして生まれ変わったアコードは、過去のモデルと比べて燃費効率が圧倒的に向上しています。

2016年にマイナーチェンジしたモデルではリチウムイオンバッテリーの設計を一新し、従来よりも小型化、高性能化に成功しました。

HYBRID LXの燃費は31.6km/Lで、リニューアルにより過去のモデルより1.6km/Lも燃費効率が向上しています。

ハイブリッドシステムだけでなく、安全運転支援システムのHonda SENSINGを搭載するなど、最新モデルのアコードにはホンダの最先端技術が結集しています。

アコードは年間どのくらいの維持費がかかる?


ホンダの長い歴史の中で大衆車として親しまれたアコードは、ハイブリッドカーとして生まれ変わり、更なる進化を遂げました。

最も大きな変更点は、ハイブリッド化したことで圧倒的に燃費が向上した点です。年間の維持費を考える上で、燃費の良さは重要なポイントになります。気になるアコードのガソリン代の他、税金や保険料など、アコードの年間維持費について調査しました。

アコードにかかる税金は?

自動車を所有する上で避けて通れないのが毎年の税金です。自動車を購入する時に自動車取得税を支払いますが、それとは別に毎年自動車税と重量税を納めなくてはなりません。アコードの自動車税と重量税がどの程度かかるか、実際の金額を計算しました。

アコードの自動車税

自動車税は、毎年4月1日時点の所有者が各都道府県に支払う税金の一種です。金額は排気量ごとのランクで計算されます。
アコードの排気量は2000㏄なので、排気量1500cc超から2000cc以下のランクに該当します。アコードにかかる自動車税の金額は年間3万9500円です。

アコードの重量税

重量税は車体の重量によって決まりますが、アコードの場合、エコカー減税対象なら、購入時の重量税が免税されます。それ以降の重量税も、エコカー減税対象なら毎年1万円となり、重量税はかなり優遇されています。アコードの車体重量は1580〜1600kgなので、エコカー減税対象外のグレードの重量税は16,400円です。
年間の維持費を節約したいなら、エコカー減税対象車のアコードを選ぶのがオススメです。

アコードの自動車保険

自動車保険には自賠責保険と任意保険の2種類がありますが、このうち自賠責保険は必ず加入しなくてはいけない保険です。
そのため、年間の維持費を節約するなら、任意保険の内容を見直すのがベストです。

アコードの自賠責保険

アコードは自家用乗用自動車にあたるため、新車の購入時に3年分の自賠責保険を支払い、4年目以降は車検ごとに2年分の自賠責保険を支払うのが基本です。

3年分の自賠責保険料は35,950円、2年分は25,830円です。1年あたりで計算すると、初年度から3年目までは13,040円、4年目以降は 13,920円となります。

アコードの任意保険

口コミによると、アコードの年間保険料は約5万円程度が平均です。任意保険の保険料は運転者の年齢や属性で変わります。また、補償内容も保険料に大きく影響するため、自分に合った契約内容を選ぶことが肝心です。毎年の維持費が高いと感じている場合、任意保険を見直すと、大幅に維持費を節約できるケースもあります。

任意保険の契約をしばらく見直していないという方は、この部分から維持費の節約に取り組んでみるのがオススメです。

アコードの維持費はその他に何がある?

税金や保険料だけでなく、ガソリン代や車検代も年間の維持費に含まれます。税金などの他に、アコードの維持費がどれくらいかかるか、細かい項目別にまとめました。

アコードのガソリン代

車を運転する上で日常的にかかる維持費といえばガソリン代です。アコードのカタログ燃費は31.6km/lですが、実燃費は22.1km/l程度になります。

2019年5月の全国平均のガソリン価格は約145円です。年間1万kmとして計算した場合、計算式は走行距離 (1万km) ÷ 実燃費× ガソリン価格(145円/l )となり、年間のガソリン代は約65,000円です。

アコードと並んでホンダを代表する車種であるフリードの年間ガソリン代が約11万円なので、アコードの燃費の良さは圧倒的です。月々のガソリン代を抑えて節約したいという方には、アコードの燃費の良さは非常にありがたいポイントとなるでしょう。

アコードの駐車場代

アコードの車両サイズはごく平均的な乗用車のサイズ範囲に収まるので、ほとんどの駐車場に問題なく駐車できます。
しかし、自宅に駐車場がない場合は、月極駐車場を契約しなくてはなりません。全国の月極駐車場の平均は約8,000円なので、年間にすると96,000円になります。
※この金額はあくまで全国平均なので、東京や大阪などの都市部では月額2,3万円以上の駐車場も普通です。

自宅に駐車できるスペースがない場合、月々の駐車場代をどうやって抑えるかが維持費の節約に繋がります。

アコードの車検代

新車を購入してから3年目と、それ以降は2年に1度車検を受ける必要があります。大きな修理や部品の交換がなければ、車検費用は4万円~10万円程度が目安です。

車検にかかる費用は、どこで受けるかによって変わります。ディーラー車検は手厚い補償が人気ですが、その分費用も掛かります。アコードの車検代を抑えるなら、民間整備工場でのユーザー車検もオススメです。

アコードの購入時にかかる費用は?

アコードを実際に購入する際、どのくらいの費用がかかるのでしょうか。車体価格や税金、手数料などについて調べました。

アコードの車体価格

アコードの新車価格は375.4万円~401.1万円です。

アコードハイブリッド2.0 LX AT 375.4万円
アコードハイブリッド2.0 EX AT  401.1万円

価格ドットコムによるとアコードの中古車価格は109~369 万円となっており、中古車相場では比較的高値を維持しています。

アコードのオプション

自動車を購入する上で意外と費用がかかるのがオプションです。欲しいオプションを思うままにつけていると、思った以上に高くなってしまったということはよくあります。

アコードのオプションを選ぶ際には、自分が本当に必要なオプションを見極めてつけるようにしましょう。割高になりますが、後付けで付けられるオプションは後回しにするという方法もあります。

アコードのオプションで人気が高いのは、本革のレザーインテリアです。内装の上質感が高まり、シートの座り心地もアップ。本革という事もありオプション代は約23万円と高価ですが、オススメのオプションのひとつです。

隠れた人気オプションとして需要があるのが、フロントとリアのドアバイザーです。目隠し効果があるだけでなく、直射日光を防いでくれるので、夏場のエアコン効率を高めます。

フロントとリアの左右セットで28,080円となかなかのお値段ですが、付けておくと燃費効率向上に役立ち、車内部品の寿命にも影響します。

アコードの自動車重量税

新型のアコードハイブリッドなら、環境負荷が非常に小さいので大幅なエコカー減税を受けられます。アコードの場合本来重量税が30,000円かかりますが、エコカー減税対象車なら重量税は免税されて0円です。

アコードの自動車取得税

アコードのエコカー減税対象車なら、重量税と同様に自動車取得税も免税されます。本来アコードにかかる自動車取得税は103,500円ですが、エコカー減税対象車の場合0円です。

10万円以上の自動車取得税が免税になるので、アコードのエコカー減税率は非常にお得です。

アコードの自賠責保険

自動車を新車で購入する際は、自賠責保険を37か月分支払うのが一般的です。アコードの自賠責保険37か月分は、36,780円です。

中古でアコードを購入する場合、業者によっても異なりますが、大体車検の残り期間までの自賠責保険を未経過分として支払うのが一般的です。

アコードのリサイクル料金

自動車を購入する際には、新車でも中古車でもリサイクル料金の支払いが必要となります。アコードの場合、リサイクル料金は13,240円です。

リサイクル料金はエアバッグなどの部品をリサイクルするための供託費で、リサイクル料金を納めた証明としてリサイクル券がもらえます。

アコードのディーラー代行手数料

車の購入費用の中でもわかりにくいのがディーラー代行手数料です。内訳は業者によって異なりますが、納車費用や登録代行費用など、車の購入にかかるさまざまな手続きを代行してもらう事で発生する費用です。

1つの手続き自分で代行につき5,000円~20,000円程度の手数料がかかるのが相場ですが、代行手数料を抑えたいなら自分で手続きを行うといいでしょう。

たとえば、車庫証明手続きをディーラーに依頼すると7,500~23,000円程度の代行費用が発生しますが、自分で車庫証明をとれば印紙代の2,500円程度で済みます。

アコードの壊れやすいところや注意するべき点


ハイブリッドカーとして生まれ変わったアコードは、燃費性能が向上するなど機能面は進化しましたが、その分構造が複雑化しています。特にハイブリッドモーターやバッテリーなどの部品は、修理の際に非常に高額になり、数十万の修理費がかかることも。

アコードの部品で注意したいのはエアコンのコンプレッサーです。この部分は通常のエンジン車と異なり、ハイブリッド化されたことで内部にモーターが組み込まれています。そのため、互換製品がなく、故障した場合は純正品との交換が必要です。部品代だけでも20万円以上かかります。

アコードを中古で購入する際は、コンプレッサーやエンジンなど、ハイブリッド関連の部品に不具合がないかよく確認しましょう。

まとめ

アコードは燃費もよく、年間の維持費も比較的かかりにくい優秀な車です。しかし、ハイブリッド化したことで、従来のガソリンエンジンのアコードと比べると修理費用が高額になる可能性が高いです。

アコードの購入を考える際は、年間の維持費と共に、車検の際の修理費用や、長期にわたるメンテナンス費用も考えておくと安心です。