車の査定額はどうやって決まるの?査定士による車の見極め方について解説

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車の査定額はどうやって決まるのでしょうか?大切な愛車を手放すなら、少しでも高く買取ってほしいと、ユーザーなら誰でも思うでしょう。車を細かくチェックして、その価値を判断する査定とは、どのような基準で行われるのか、気になるところです。中古車査定士は、一体どこを見ているのか。車を見極める方法について解説します。

車の査定額とは


査定とは、ある物について調査をしたうえで、金額や等級、合否などを決定することです。車を売る場合は、内外装を始め、エンジンなど機関の動作状況を調べて、現在の状態(現状)を把握。そうして見極められた結果に基づき、商品としての価値を示す、価格を導き出します。このように、車を査定することで、査定士によって提示された金額のことを、査定額と呼びます。

その時点での車の価値

査定額とは、ユーザーが売ろうとする車に対して、査定士が現状をしっかりと見極め、その時点での車の価値を示すものとして、はじき出された金額です。ここで注意すべきなのは、査定士によって提示された査定額に、必ずしも、その車本来の価値が反映されるわけではないということ。

その理由の一つは、査定士によって知識や経験などに違いがあり、査定する車の値打ちを、正しく判断できない場合があるためです。さらにもう一つの理由として、査定士は、車の価値を見極めるプロであると同時に、車を買取るプロでもあるからです。買取業者の側からすれば、同じ車なら、できる限り安く買えた方が、その後の利益につながります。

上手に価格交渉をして査定額アップを狙う

そのため、査定士が示した査定額は、本当ならもっと価値があるはずなのに、実際よりも安い価格を提示している可能性が高いです。そこで、ユーザー自身による価格交渉が物を言います。

査定士は、ユーザーの持つ「車を売りたい」気持ちを上手に引き出すよう、あの手この手で迫ってくるでしょう。それならば、ユーザーも、買取業者の「車を買いたい」という気持ちを、上手く引き出すように交渉を有利に進めます。そうすることで、買取業者から、査定額アップを引き出します。

中古自動車査定士とは

ユーザーから車を買取るために、査定を行うスタッフの中には、<中古自動車査定士>という、中古車査定のプロフェッショナルが存在します。中古自動車査定士は、一般財団法人<日本自動車査定協会>によって認定される、いわゆる民間資格で、<小型車査定士>と<大型車査定士>の二種類があります。

小型車査定士は、乗用車・商用車および最大積載量4トン未満の貨物車について、査定を行う資格。大型車査定士は、それ以外の大型貨物車・バスなどを査定する資格です。車買取り専門店などで、普通乗用車や軽自動車の査定を行うのは、小型車査定士です。

この資格を持つ査定士の方が、車の価値をより正しく判断してくれるため、同じ買取業者なら、中古自動車査定士のいる店に依頼するのが望ましいでしょう。

査定額以外の車買取に関する金額


車を買取してもらう際には、査定額以外にも、買取りに関する金額が存在します。買取業者への売却の相談から、最終的な取引成立までスムーズに運ぶよう、車の買取りに登場する、金額について説明します。

見積もり額

ユーザーが売りたい車について、具体的な査定額を出す前の、大まかな数字として示されるのが、見積もり額です。見積もり額は、車の情報や現在の買取相場などを参考に、買取業者からユーザーへと案内される、おおよその買取金額の目安です。見積もり額は、車一括査定サイトで複数の業者に査定の相談をした際に、指定した業者から、ネット上で同時に提示されます。

ユーザーは、この見積もり金額を比較検討し、もっとも高い値段をつけた業者から選んで、出張査定を依頼します。見積金額は、一番高い金額であっても、実際の相場よりも低めに設定されていることが多いです。ユーザーは、必ずその点を考慮して、買取業者との価格交渉に臨みましょう。

買取額

買取業者に車の査定を依頼し、その結果、提示された査定額から、ユーザーが業者と価格交渉を行います。複数の業者からの査定額をネタに競争をさせ、最終的に、ユーザーが納得し、売却を決意するに至った金額が買取額となります。この買取額によって、ようやくユーザーと業者との売買契約が結ばれます。

こうして手続きが完了すると、買取業者は車を手に入れ、ユーザーは買取金を受け取ることができます。

入金額

入金額とは、買取業者から、銀行振り込みによってユーザーへと入金される、車の買取額のことです。車を売った代金は、通常は、後日銀行振り込みにて、入金される仕組みになっています。その理由は、ユーザーから車の買取をする、査定士の安全を守るためです。

買取り代金は銀行振り込みで支払われる

車の買取りは、場合にもよりますが、一台につき数十万~数百万という大きな取引になります。中古車査定士は、出張査定などで、1日に何台もの車を買取ることも多いです。買取額を、その場で現金にて支払うとすれば、常に、一千万円程度のお金を持ち歩かねばなりません。そうなると、防犯上、非常に危険なため、銀行振り込みで支払いをしています。

契約から入金までの期間は、業者にもよりますが、平均で一週間程度。早ければ、2営業日以内に、指定の口座に振り込まれます。

車の査定額の決め方


車の査定額は、車の現状を確認した査定士が、その価値を見極めた結果、導き出された数字です。それでは、買取業者の査定士は、一体どのような基準で査定額を決定するのでしょうか?買取業者と価格交渉を行う時の参考に、車の査定額を左右する、主な評価ポイントと、それぞれの特徴について解説します。

主な評価要因

中古車の査定額を決定する、主な評価要因として、外観・内装・走行距離・年式といった項目があります。外観で気になる、ボディーのキズやへこみですが、軽度のものなら修復も簡単なため、修理せずにそのまま査定をしてもらうのが良いでしょう。

内装では、シートが汚れていたり、破れていたりするとマイナス査定につながります。煙草やペットといった、車内に染み付いたニオイは、大きく評価を下げるため、普段から消臭を心がけるなど注意すべきでしょう。

年式

車の年式は、新車から5年が経過した時点で、評価が下がりはじめ、10年以上経つと価格がつかない場合もあります。とはいえ、年式が古くても、きちんと整備された状態の良い車は、評価されます。中古車査定士は、年式だけでなく、車の状態を総合的に判断して、査定額を提示。年式が古くても、走行距離が少なく、保管状態が良好なら、高い査定額がつくことも。

車は、車検が切れると同時に、買い替えられることが多く、新車から3年・5年・7年といった中古車が多く流通しています。

グレード

車は、グレードによって装備や性能などが異なるため、同じ車種でも、装備の充実した人気のあるグレードは、査定額アップが期待できます。業者との価格競争では、自分の車のグレードや装備を事前に把握しておき、それをネタにして、査定額アップを狙いましょう。

走行距離

車の走行距離は、おおむね年間7,000kmを基準に判断され、5万kmを超えた場合は、評価が下がります。走行距離は、多ければ多いほど車の評価は下がり、年間12,000kmを超える車は<過走行車>とみなし、査定額はかなり安くなります。

査定額に影響する要因

この他に、査定額に影響する要因としては、車検や修復歴の有無があります。車検は、満了日まで1年以上残っている場合は、査定額アップになる可能性があります。修復歴とは事故を起こした車かということですが、前後のバンパーをぶつけて交換したなどでは、修復歴には該当しません。

修復歴に該当するのは、走行に支障をきたすほどのダメージを受けた車で、フロントのラジエータコアサポートやサスペンションクロスメンバーなどを、修理または交換してある場合です。もちろん、修復歴があると査定額はダウンしますが、隠していてもすぐにわかるため、正直に話した方が印象が良くなります。

修復歴があっても、きちんと修理してあれば評価につながりますので、どのような事故だったか、どこをどう修理したのかを伝えると良いでしょう。

ボディーカラー

車のボディーカラーは、査定額に大きな影響を与える要因の一つです。ホワイトやブラックといった定番の色は、いつの時代も圧倒的に人気が高く、査定額はプラスとなります。逆に、赤や黄色など派手な色や、奇抜すぎる色は人気が無く、査定額がダウンとなる可能性があります。

新車では人気のある、グレーやシルバーは、シニア層からは支持されていますが、若い人には地味すぎてケンエンされがちです。そのため、中古車では不人気色となり、査定額アップは期待できません。

装備品や付属品

中古車の査定額は、純正オプションなどの装備品や、アフターマーケット製のパーツといった付属品の有無も、大きな影響を与える要因になります。純正のエアロパーツやバックビューモニターが装備された車は、中古車市場で高い人気があり、査定額がアップします。話題の予防安全装備がついていることも、査定額アップのポイントです。

有名ブランドのアルミホイールや、社外品のナビ・オーディオなども、査定額アップとなる可能性があります。

車の査定前にしておくこと

車をより高く売るためには、査定をしてもらう前に、ボディをていねいに洗車し、内装もしっかりと掃除をしてきれいにしておきましょう。車内に染み付いたニオイは、査定額ダウンになるため、消臭をするなど、特に注意して取り除いておくべきです。

ボディがピカピカに磨き上げられ、車内も美しく掃除された車を見せられた方が、査定士の印象も良く、大切にしてきたというアピールにもなります。

故障個所は必ず修理しておく

日頃から、車のメンテナンスはきちんと行いましょう。買取業者にとって、ユーザーから買った車にトラブルが起きるのは、もっとも避けたいことです。エンジンからの異音やオイル漏れ、マフラーから白煙が出るといった問題点は、必ず発見され、車の評価を大きく下げてしまいます。

故障個所や不具合がある場合は、たとえ費用が掛かっても、査定の前に、きちんと修理しておきましょう。

高く売れる時期を狙う

高価買取を狙うなら、車を売る時期にも注目するべきです。買取業者に査定を依頼するなら、車が高く売れる時期を狙うのがおすすめ。1年のうちで、車を売るのにもっとも有利な時期は、1月~2月の間です。その理由は、多くの人が新生活をスタートさせ、車が売れやすい3月に向けて、1台でも多く在庫を増やしたいためです。

次に、車がモデルチェンジされる時期にも、注意しましょう。フルモデルチェンジされた後では、新車に買い替える人が多く出現し、それによって、旧型モデルが市場にたくさん出回る結果になります。そうなると、中古車市場では旧モデルの人気が下落し、買取相場も大きくダウンしてしまいます。車を売るなら、必ずフルモデルチェンジされるよりも前に、査定を依頼しましょう。

あらかじめ相場を調べておく

車の査定をしてもらう前に、もう一つ重要なことは、ネットなどで、あらかじめ買取相場を調べておくことです。愛車を売るときに、現在の買取相場がわからなければ、業者が出した査定額が、高いのか安いのか判断ができません。そうなると、価格交渉ではもっとも肝心な、ユーザーが売却しても良い金額のラインを、決めることができなくなります。

車を査定に出す前に、おおよその買取相場を始め、可能な限り、多くの情報を仕入れておくことをおすすめします。

車の査定額に関する注意点

車を売るなら、買取業者の査定士から、より高い査定額を引き出したいと考えますが、業者と価格交渉をするにはいくつかの注意点があります。

基本は売ることを前提に依頼

高価買取を狙うなら、複数の買取業者から査定をしてもらい、最終的に、一番高い値段をつけてくれた業者に売却するのがコツです。この場合に大切なことは、必ず売ることを前提として、依頼をしたすべての業者と交渉に臨むこと。

今すぐに売りたいと業者にアピール

買取業者は、車を買うのが仕事のため、査定を依頼されたからには、何とかして手に入いれようとします。そこを上手に利用して、「価格が折り合えば、今すぐにでも売りたい」と、しっかりとアピールしましょう。そうすることで、買取業者も、ユーザーの期待に応えようと、できる限りの努力をしてくれます。

「今すぐ売るつもりはないが、査定額だけは知りたい」と言うこともできますが、それでは業者に対する印象が、まるで違います。車をきちんと業者に売ることが前提でなければ、まともな交渉にはならないことを、ぜひ覚えておきましょう。

査定額には限界がある

いくら車を高く売りたいと言っても、現在の買取相場の目安から、べらぼうに高い値段で売れることは、まずありません。買取業者は、ユーザーから車を買取っても、それを売却して利益が出なければ、意味がありません。そのため、査定額には、必ず限界があることを、知っておきましょう。

ただやみくもに「もっと、もっと高く!」と言ったところで、査定額アップにはなりません。相手の事情をきちんと踏まえたうえで、現実的な価格交渉を行い、ユーザーと買取業者のどちらにも利益があるように、最終的な金額が重要となります。

まとめ


車を高く売りたいなら、業者との価格交渉を、上手に進めることが大切です。そのためには、車を見極める査定士が、どのような基準で査定を行うのか、知っておくと便利です。査定士が、車の価値を決めるポイントをチェックして、現実的な価格交渉により、納得できる買取額を目指しましょう。