車を高く売るための重要ポイントを総まとめ!高額査定をGETする裏技

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日本自動車販売協会連合会(自販連)が2019年1月に発表した2018年の中古車販売台数(軽自動車除く)は、前年比0.7%減の383万7482台で3年振りに前年実績を下回ったと報道されましたが、普通乗用車に限って言えば前年比1.7%増となっており、まだまだ中古車市場は衰えてはいない状況です。
皆さんが現在ご自身の愛車を売りたいと考えており、これから動き出そうと考えているようでしたら<車を高く売るためポイントと裏技>をまとめましたので、ぜひ参考にしてください!

車を高く売る方法

一般的な4つの方法

一概に「車を売る」と言っても、その方法は多岐にわたります。ここでは車を売るための代表的な4つの方法についてメリットとデメリットを交えて解説いたします。

ディーラーによる下取り

車を売ることを考えている方の多くが、今乗っている車を売って新しく車を購入することを考えているのではないでしょうか?一つ目に紹介する方法は、車を新たに購入する際にディーラーに下取りをしてもらう方法です。

ディーラーに下取りをお願いするメリットは手間が減ることです。購入と下取りを同じ場所でやってもらえるのですから面倒な書類や手続きも一か所で済み、またわざわざ別の所に査定を依頼する必要もなく便利ですよね。しかもディーラーは車に関するほぼ全部の業務を請け負っているのでその知識は信頼できます。

また新車を購入しようと考えている場合、ディーラー側は予め可能な値引き額というものがある程度決まっていることが多いのですが、決算期などでどうしても車を売りたいと考えている場合、表向きは値引きをしなくても下取り価格を上げることで事実上の値引きとしてくれる場合があります。
買取店では値が付かないような車でも、新車購入の交渉次第では値引きの代わりに本来の価値以上の価格で下取りをしてくれるということもあるのです。

しかしデメリットとしては「査定額が安い」という点です。そもそもディーラーは車を売ることが本業であり下取りは車を購入してもらうためのサービスなので、査定マニュアルに沿った下取り価格が提示され買取店のように他社と価格を競ったりはしません。
また、買取店で行っている便利な<無料出張査定>は基本的に行っておらず、さらに下取りで得た売却代金は次の車の購入代金に充てられるため自由に使えるお金とはならないという点もデメリットと言えるかもしれません。

買取専門店で査定

1990年代ごろから登場した買取専門店への売却は、今や車を売りたいと考えたときに最もメジャーな方法となってきました。買取専門店で車を売却する最大のメリットは「高く売れる」という点です。

買取専門店は買取った車を主に業者専用のオークションで販売しますが、その他にも海外への独自の販売ルートを持っている場合もあり、販路を多く確保していることから「高く売れる車」であればほかの業者に買われる前に多少高い査定額を提示してでも買取りたいとなるのです。

逆にデメリットはディーラーにお願いする場合と異なり、査定を依頼し見積もりを出してもらう手間がかかることです。また買取専門業者は数多くあり、どこに依頼したら良いのかの判断は正直難しいことに加え、買取査定額を提示されたとしても、それが高いのか安いのかを一見で判断することが難しいという点です。

車一括査定サイトを利用

その買取専門店に依頼するデメリットを解消したのが<車一括査定サイト>です。一括査定サイトを使用すれば一度の入力で複数社に同時依頼をすることができ、その差がはっきりと確認できます。また買取業者間での競争が生じ、買取額が上がることも少なくありません。

デメリットをあげるとするならば、一括査定サイトで複数依頼すると当然と言えば当然ですが、依頼した業者から電話がどんどん掛かってきます。業者の立場で考えれば、いち早く顧客とコンタクトを取って他社よりも早く買取をしたいと思うわけですから、この電話は一括サイトを利用する宿命だと思った方が良いですね。

オークションなど個人間売買

最後にオークションやネットなどを利用した個人売買ですが、実はこれが一番高く売れます。なぜかというと自分で希望の価格を設定できるからです。査定マニュアルやニーズ、時期などを気にせずに自分が欲しい金額を設定して売ることができるので当然ですね。更にオークションの場合は入札状況によっては価格が跳ね上がる可能性も秘めているので販売価格だけで考えたら大きなメリットと言えます。

しかしデメリットが大きいのも事実であり、一番は手続きが面倒であることです。ディーラーや買取業者に依頼をした場合は書類関係や手続きに関することはほとんど全てを業者がやってくれて、自分たちでやるべきことはほぼありませんが、個人間売買ではそうはいきません。また車の移送に関する費用も自分で手配をしなければいけません。
売買が終了した後にトラブルが起きた際も全て自分の責任で対処をしなければならないので、この面倒さが大丈夫な方のみ個人間売買を行うことをオススメします。

より車を高く売るためには


車を売却する方法は理解していただけたと思いますが、更により高く買取ってもらうためにはどんなことに気を付けたら良いのでしょうか?特に売る時期が重要になってきますので解説していきます。

車を高く売るには時期が重要

より高い査定額で売却するには時期が重要であり、一般的に車の需要が最も高まるのは春先と言われています。春先に家を借りようと思った時に希望の物件がなかなか見つからなくて苦労した経験はありませんか?この時期は入学・入社や転勤などに伴う引っ越しが多くあり、ライフスタイルが変化する人が多い時期です。

時期によって同じ条件でも価格が違う

この時期は新たな生活のスタートに合わせて車を購入しようという人が多いため、買取業者も多くの在庫を揃えておきたいと考えます。また自動車業界に限らず年度の決算月を3月と9月に設定している会社が多いため、この時期は買取に力を入れる業者が多くなります。

1月~2月がおすすめ

新生活のスタートや決算月などの関係から、3月の直前である1月~2月は普段より高い買取額になる傾向にあります。もし売却を考えているのであれば、1月もしくは2月あたりに査定依頼してみてはいかがでしょか?

車検や自動車税の時期も注意

車を売る際の季節性による違いは分かりましたが、車検や自動車税の前後ではどちらの時期に売却した方が高く売れるのでしょうか?

車検前に売る

もちろん車検前に売るよりも車検直後に売った方が、次にその車に乗る人は当面車検を受けなくていいので査定額は少しは高くなります。しかしだからといって車検に掛かった費用が買取額にそのまま上乗せされるわけではないので、車検に掛かる費用を考慮したうえで一度車検前に査定依頼するのがオススメの方法です。
また<自動車重量税>は車検ごとに発生する税金で、売却時の税金還付は基本的にありません。ですので車検後すぐに売却してしまうと乗用車の場合2年分の重量税を損してしまうことになってしまいます。

自動車税課税前に売る

自動車税は4月1日の時点でその車の所有者に対して課税されるもので、乗用車の税額は排気量によって異なってきます。また、その車ごとに決められた税金を来年の3月分まで前もって支払うということで、自動車税が課せられるので4月よりも前に売却することがオススメです。

年式更新前に売る

車の買取額は車種(グレード)と年式でおおよその基準が決まります。ですので年式というのは買取額に大きな影響を及ぼします。車の年式は車が作られた日や購入した日ではなく車の初年度登録年月のことをいうので、自分の車の年式を知りたい時は、車検証に記載されている初年度登録日を確認すればわかります。

車の買取の際「年式が古くなると買取価格が下がる」とよく言われますが、その通り車の価値は中古車でも新車でも月日が経つごとにどんどん落ちていき、この年式が古くなる日にちは1月1日となっています。

例えば現在平成30年だとして、平成28年式の2年落ちの車は平成31年1月1日になると3年落ちになってしまうのです。もちろん買取価格が高くなる時期がありますが、年式が古くなる前の年内に売却をしてしまうことをオススメいたします。

車を高く売るための高額査定ポイント


実際に車を売る際に査定価格をさらにアップさせるオプションやパーツ、そして普段から気を付けておくべきことがあります。ここで紹介する内容を是非実践していただき、予想を超える高額査定を獲得してください。

査定のプラスになる3つのポイント

車を高く売るための高額査定ポイントは時期だけではなく重要なポイントがいくつかあります。ここでは特に重要なパーツやオプションに関する高額査定ポイントを3つ紹介します。

純正オプション装備やパーツ

まずは何といっても<純正オプション>です。デザインの統一性や他の機能との連動などが査定アップに繋がります。加えて<純正>というワードが車の信頼性となり査定額アップに繋がってきます。

サンルーフがある

サンルーフは一つ上のグレードが味わえるオプションで、顧客の満足度向上に繋がります。もし同じ車でもサンルーフが有る車と無い車が同じ店舗に同価格で並んでいたら、ほとんどの人がサンルーフ有りを選ぶのではないでしょうか?

座席が本革シート

シートは車内で最も大きなパーツなので、素材次第で車のイメージが大きく変わり、これが本革シートでしっかり決まっているとオシャレで高級感が演出できます。
ただ社内のメインパーツであるため、汚れや傷が目に余るレベルになってしまうと査定に逆影響が出てしまうこともありますのでご注意ください。

普段から心がけること

パーツやオプションだけではなく普段車に乗る時から気を付けておきたいポイントをまとめました。これはいざ売却というときはもちろんですが、普段から気持ちよく車に乗るためにもぜひ実践してみてください。

屋根下で保管する

車の保管方法によっても後々大きな差は出てきてしまいます。屋根なしの駐車場で保管している場合、直射日光や雨、風で車の内装も外装もどんどん傷んでしまいます。直射日光ではシートが色褪せてしまったり、車に積もった埃が雨を吸い込んで汚れとしてこびりついてしまったりと、外で保管して良いことはなかなかありません。車を長持ちさせより高い査定額にするためにも屋根下での保管をオススメします。

こまめに洗車しサビを防ぐ

2018年10月ごろに多く発生した台風により、その後各地のガソリンスタンドで行列が相次いで発生したことをご存知でしょうか?

これは台風が運んできた<塩>による塩害が沿岸部だけではなく内陸部でも発生したため、洗車をするための行列だったのです。
塩が車にこびり付くとボディーが傷ついたり、傷からサビが発生してしまいます。これは沿岸部だけの問題ではなく、台風のように内陸部にまで影響を及ぼす場合もあります。

また、雪道に撒かれる融雪剤の塩化カルシウムや凍結防止剤の塩化カルシウムも塩害のもととなります。
塩害に限らず車の傷部分を放置しておくと、空気や水に触れ腐食が起きサビが発生します。これを防ぐためにも洗車を定期的に行い傷のチェックをするとともに、新たな傷を作らないようにコーティングをしておくことをオススメします。

車内でたばこを吸わない

車内でたばこを吸う人は多くいると思いますが、これは言うまでもなく査定に影響が出てきます。たばこは臭いだけではなく車内のいたるところをヤニで黄色く変色させてしまいます。中古車オークションなどを見ても喫煙車よりも禁煙車の方が落札額は高くなっているので、高い買取額を希望するのであれば車内での喫煙は控えた方が良さそうです。

車を高く売るためにしない方がいいこと


ここまでは車を高く売るためにやるべきことや気を付けるべきポイントをまとめましたが、逆にやらない方が良いことはどのようなことでしょうか?ここでは売る直前にやらない方が良いこととやってもあまり意味がないことをまとめました。

売る直前にしない方がいい事

いざ査定に持っていくとなった時に傷や凹みが査定に影響するなら直しておきたいと考える人も多いですね。しかし本当に査定前に傷や凹みを直すことが高額買取に繋がるのでしょうか?

傷・へこみ・塗装を修理

もちろん車の各所にできてしまった傷や凹み、また塗装の剥がれなどは間違いなく査定に影響します。そして傷や凹みなどを業者で直しておいた方が高額な査定や見積もりを期待できる可能性はあります。

しかし、業者に依頼してまで修理を行うと、修理したことによる査定額の上乗せよりも修理代の方が高くなってしまうことが多々あります。
これでは修理代と依頼をする時間が全くの無駄になってしまうので、そのままの状態で査定に出すことをオススメします。

査定価格に影響しないこと

また査定をしてもらうにあたって、やってもやらなくても査定価格そのものに影響しないものもあります。車の査定は一般財団法人日本自動車査定協会(JAAI)が決めたガイダンスに沿ってどの業者も査定業務を行うので、ガイダンスに載っていない項目は査定そのものには関係は無いのです。

ワックスコーティング

ワックスによるボディコーティングもその一つです。査定項目にボディコーティングの有無は記載がなく、コーティングがされていたからと言って査定額が上がることはありません。

タイヤ交換

タイヤに関しても査定基準は「タイヤに溝が残っているかどうか」という点だけなので、溝が残っているようなら新品にわざわざ交換をする必要はありませんし、溝がなかったとしても僅かな減額ですので新品に変える方が余計なコストが掛かってしまいます。

ガソリンを満タンにする

ガソリンを満タンにすることも査定には全く関係がありません。下取りや買取店に出す際にガソリンがカラカラだと相手に失礼な気がしてしまうと考える人もいると思いますが、これもガイダンスには載っておらず査定には全く関係ないので、販売店やディーラーに運べる程度のガソリン給油量で問題ありません。

車を高く売る裏ワザ


ここまで車を高く売るためのポイントと逆にやらない方が良いことややっても意味のないことを解説してきましたが、最後に高く売るためのダメ押しである裏技をご紹介したいと思います。

査定日は雨の日に

裏技として雨の日に査定依頼をするということです。晴れの日に比べて雨の日は査定依頼件数が減少します。
買取業者は車の仕入れノルマがあるので、雨の日に査定依頼に来てくれた貴重なお客様をなんとか仕入れに繋げたいと考え査定が甘くなることがあります。そのため晴れの日に比べて雨の日の方が査定額が高くなる可能性があるのです。

また雨の日は水滴で車の傷や凹みが目立たなくなるという点もあります。大幅な増額を期待することはできませんが、車の状態にあまり自信がないときには雨の日を選べば少しは高い査定額が見込めるかもしれません。

査定士に嘘をつかず好意的な印象を与える

査定にあたって車のマイナスポイントを隠すために嘘をついてしまう人が稀にいますが、これは絶対にやらない方が良いです。査定を行う人は何百、何千と車を見てきたプロですので、嘘などすぐに見抜かれてしまいます。その場で嘘が通ったとしても後で発覚した場合、返金を求められたり状況によっては損害賠償を請求される場合もあります。

逆に嘘をつかず査定士に好意的な印象を与えると、査定士も人間ですので思いもよらない高額査定が出ることもあります。どうせ嘘をついてもばれてしまい良いことは一つもないのですから、マイナスポイントをあえてすべて話して好印象を与えることをオススメします。

古い車・故障が激しい場合は廃車買取を利用

車の査定価格が0円だった場合、がっくりと肩を落として廃車手数料を払うのではなく、廃車買取業者を利用することをオススメします。
ディーラーや車販売店では買取った車を再販することを目的としてますが、廃車買取業者は車の中古部品やパーツを販売することが目的なので、中古車として価値がなくてもタイヤやホイール、バンパー、ガラス、バッテリーなどまだ使える部分はたくさんあるので買取ってもらえるのです。

まとめ


車を高く売る方法や抑えておくべきポイントは多くあり、その知識があるか無いかで査定額は数万円~数十万円も変わってくる可能性があります。少しでも高く売りたいと考えているのであれば、査定に出す業者や依頼する時期、普段から気を付けるべきポイントなどを一つ一つ整理して、安心して査定に臨めるようにしたいですね。